マキエに提案されたように、ミナレは番組の企画をリスナーから公募。
ミナレはそれを見ながらコメントをしていくというスタイルでラジオがスタート。
ですが、テーブルの上の物が揺れ始め、間もなくして大型地震が!
道内全域に渡って停電が起きている中、藻岩山ラジオ局は自家発電で続行。
麻藤に言われ、ミナレはマイクの前でしゃべり続けます。
『波よ聞いてくれ』最終話で見せる、ミナレのパーソナリティーぶりは目を見張るものがあります!
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『波よ聞いてくれ』前回第11話のあらすじと振り返り
ラジオドラマの中で埋めたはずの光雄が急に黄泉がえり、ミナレを地中に引きずり込むと、そこには浅間の神の化身と名乗る生物が。
現世での罪を懺悔し、ここで転生をするよう言われるのですが、ミナレは別に自分は悔いていない。
毎日毎分毎秒失敗はするが、自分はいつでも挽回したいと思うと声高らかに宣言。
相変わらず最後はアドリブというとんでもない原稿を渡されたわけですが、これはミナレのアドリブ力を試す原稿。
愛されていると思い始めるミナレですが、麻藤からは「そろそろ企画を考えろ」と言われた上「そもそもラジオというものをまともに聞いたことがあるか?」と痛いところを突かれます。
そこでミナレは、南波と共に「アナグマ禁猟時間」というラジオを聞き、マキエからの案で企画を公募するのも悪くないと思うようになります。
【ネタバレ】『波よ聞いてくれ』第12話(最終回)あらすじ・感想
送られてきた番組企画を見た南波は、久連子との過去を思い出す。
ミナレの番組の企画をSNSや藻岩山ラジオ局のHPで応募してみたところ、数多くの企画が送られてきました。
- 琴欧州取組実況
- カレー大喜利
ミナレのパーソナリティーにちなんだものが数多く届きます。
そんな中、南波の目に留まったものは「将来の夢」というフレーズ。
学生時代、ラジオADになりたいと思っていた南波は、その思いを久連木に相談したことがあったのです。
自分は前に出るタイプではなくサポートタイプ。そんな自分はやっていくことができるだろうかと。
すると久連木はADになりたいと思う奴はラジオ局には入れないと言うのです。
ラジオ局に入りたければ、プロデューサーになって目の前にあるつまんない番組よりもずっと面白いものを作るぞという野心がないとダメだと言われるのです。
KAMUI
やりたいことに一歩近づいたマキエ。そしてまた中原の優しさに触れる
アナグマ禁猟時間では、面白いメールをいつも送ってきてくれる「ジョーカー・スコンスキー」という人が実際にメンバーの所にやってきます。
女子高生が来るかとおもいきや、現れたのはマキエでした。
その日の夜、マキエは中原の家に帰ってきませんでした。
そう言えば帰って来ないなぁと思った中原は、姉に探しに行けと家から叩きだされます。
電話をかけると、どうやらマキエは公園で一人祝杯を…。
KAMUI
中原にはいずれ話すというマキエ。
今の彼女はすごく怖いけど、ドキドキしています。
兄の意見を聞かずに動いたことがなかったマキエとしては初めての経験だったのです。
自分はこれから敵を作ってしまうかもしれない。でも、どんなことがあっても中原には自分の行く先を見ていてほしいと、マキエは言います。
これを聞いた中原は、自分もこの先ボイジャーから独立し、自分の店を持つという夢を語ります。
そして、にっちもさっちもいかなくなったら手伝ってと中原はマキエに言うと彼女の目から涙が…。
いつもいつも優しさだけでそういうことを言うから!とマキエは中原に言います。
KAMUI
3時30分。企画案にコメントをする形でラジオがスタートするが…
「波よ聞いてくれ」の放送がまもなくスタート。
HPで80通、SNSに30通もの企画案が届くと、南波がその中から選出したものを久連木がさらに選出。
これをミナレに渡すと、あとはこれを読んでコメントをしていくようにと言います。
放送作家なんだったら一緒にいてくれないのかとミナレは言いますが、共犯者よりも観覧者になりたいと久連木は返します。
そして、放送ブースをミナレ1人にして放送がスタート。
テンポよく企画を読み上げてコメントをしていくのですが、なにやら机のものがガタガタと揺れ始めます。
ついにはテーブルの上に乗っている水が転がりはじめ、大きく揺れ出すのでした。
KAMUI
震度6。携帯にも地震速報と共に十分警戒するようにと通知がされるも、麻藤はラジオを続行。
災害時に読み上げる原稿マニュアルをミナレに渡し、これを読めと指示します。
「大きな揺れを感じたら注意を」「災害時でも電波は止めないで下さい」とミナレが言う間、南波や久連子は地震の情報収集。
北海道の広範囲で停電が起きていることを知ります。
本物の風の音を収録したいと藻岩山の頂上に登っていった甲本は、その足で洞爺や北見の電波塔のチェックに走ります。
KAMUI
地震に停電。中原やマキエがやれることは…
中原とマキエがまだ公園で語り合っている時に地震が発生。
するとマキエは、ボイジャーに向かおうと言い出します。
停電が起きているということは、この先のライフラインがどうなるかはわからない。
そんな中、自分たちができることは何かを考えた時、炊き出しだと思ったのです。
これに賛同した中原は、車でボイジャーまで食材のチェックをし、出店で出したときのカレーが使えると踏んだふたりは、ちょうどやって来た店長・宝田の承諾を得て、これを炊き出しに遣うことに。
ガスボンベもすでに発見していたマキエ。
食材もダメになる前に炊き出しで使って良いかを店長に聞くと、宝田はあっさりと承諾。
そして、その宝田と一緒にいたマキエの兄は、妹の頼りがいある姿を見て驚くのでした。
KAMUI
3時50分を過ぎてもミナレはラジオを続行。自分がやっても良いのかという不安をかき消した麻藤のメモ
藻岩山ラジオ局は自家発電で動いているため、ラジオの放送は続行。
「波よ聞いてくれ」の番組終了時間が過ぎても、ミナレはマイクの前に座り続けることに。
震源地は胆振南部。
久連木や南波が出してきた情報のカンペを読み上げるミナレ。
しかし、自分がこのまま話し続けていいのだろうかという疑問を抱きます。
そんなミナレの前にやって来た麻藤は、こんなメモをミナレに見せます。
「いつまで素人ズラしてんだお前は」
「借りて来た芸能人ゲストでもねぇ。ウチのパーソナリティだろうが。そこにいて喋れる以上やるんだよ」
「とはいえ未だ素人に毛が生えた位なのも確かだ。この現状の対応を求めるのも酷に思える。普通ならな」
「ただよ お前はそんなタマじゃねぇだろ」
この言葉で吹っ切れたミナレはTwitterから送られてきたメッセージを読み上げます。
Twitterネーム「ゆめにゃん」さんからの「ラジオを聞いていれば一人じゃない。頑張ろう」と送られてきたのを見たミナレはこれに同調し、どんどんメッセージを読み上げ、リスナーを元気づけようとするのです。
KAMUI
「見上げてごらん夜の星を」
間もなくして、茅代まどかがラジオ局に到着。
災害時は何がなくても駆けつけろという麻藤の教えに応えてやってきました。
そして、朝5時の時報でミナレと交代。
ミナレは大変な時にいっぱいのメッセージをありがとうと言って席を立ちます。
「あなたのトーク笑ってしまったわ」といって交代するまどかは、地震の番組「September blue moon」をスタートさせます。
不謹慎ながら星が綺麗だったというまどかは、ここで「見上げてごらん夜の星を」を流します。
沖は消えた恋人との写真を見ながら空を眺め、光雄も家の中から星を見上げるのでした。
KAMUI
ラジオの素晴らしさに気づいたミナレ。これからは私が…
「やっぱりプロは違うねぇ」
まどかの喋る姿を見ながらそう思うミナレ。
停電で店も休みだし、できればもう少しラジオ局にいたいという気持ちになっていました。
しかし、念のためにボイジャーへ向かおうとするミナレ。
ラジオは滅んで行くものだと思っていたが、そうでもないことを知った彼女は、これからは自分が麻藤たちを巻き込んでいってやると心に決めるのでした。
そう決心した矢先、中原とマキエが炊き出しの手伝いをしてもらいたくミナレのお迎えに。
すると、ミナレは「よっしゃ行こう!街の声をいっぱい拾ってラジオのネタにしちゃる!」と言って、放送局を離れるのでした。
KAMUI
『波よ聞いてくれ』第12話(最終回)まとめ
🌊第12話「あなたに届けたい」🌊
HBC(北海道放送)での最終話放送終了!
ご視聴ありがとうございました!
AIR-G'(FM北海道)では6月25日に #波よラジオ の最終回もオンエアされますので是非こちらも聴取ください📻📶#波よ聞いてくれ pic.twitter.com/5SzyDG1bWu
— 『波よ聞いてくれ』TVアニメ公式 (@namiyo_official) June 21, 2020
非常に面白い作品だったように思います。
むしろ1クールで終わることが勿体ないと言っても良いでしょう。
もっとミナレの弾丸トークを聞きたい!
ミナレやマキエの成長が見たい!
沖の恋人は見つかるのか!?
シセル光明とミナレの関係はいかに。
まだまだ回収しきれていないことがたくさんあるように思います。
出来ることなら2期を是非!そう思うばかりです。
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