『波よ聞いてくれ』第11話あらすじ・ネタバレ感想!地中に引きずり込まれたミナレは懺悔をして来世に…

『波よ聞いてくれ』第11話

出典:『波よ聞いてくれ』公式ページ

ラジオドラマで麻藤と共に光雄を埋めるミナレ。

しかし、麻藤は地中へ引きずり込まれ、光雄が姿を出すとミナレも地中へ。

そこで浅間の大神と呼ばれる不思議な生物に懺悔をし、来世に転生しろと言われます。

麻藤、光雄は懺悔して姿を消し、今度はミナレの番。

果たしてミナレはここで自身を埋葬し、生まれ変わることができるのでしょうか。

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『波よ聞いてくれ』前回第10話のあらすじと振り返り

光雄とのデートから戻って来たミナレは、持たされていたレコーダーを麻藤に返却。

すると麻藤は久連木にシナリオを頼み、音響のプロである「加工豚」と「加工猿」を呼び出し、ボイスレコーダーを参考にラジオドラマ制作を決意。

ここでミナレはラジオDJに生まれ変わるように言います。

ラジオドラマの中で、麻藤と共に光雄を土に埋めるミナレ。

こうして光雄を埋葬してすべてが終わったと思いきや、急に麻藤の姿が消え、地中から「おなかすいたよぉ」と言って光雄が這い出てきたのです!

【ネタバレ】『波よ聞いてくれ』第11話あらすじ・感想

埋葬したはずの光雄が、ミナレを道ずれに浅間の大神の化身の元へ

埋めたはずの光雄が這い上がってくると、彼はミナレを引きずり込み、一緒に地中にいる浅間の大神の化身とかいう神の元へ行こうと言いだします。

穴の中に入っていくと、加工豚、加工猿、そして南波は色々な道具を使い、様々な音を表現。

その様子がとても騒がしく、ミナレは叫びながらも、なんだこの光景はと思います。

そして地中へとやって来たミナレ。

そこで遭遇したのは大きくて白い、顔が二つある謎の存在。

それは目が飛び出た麻藤や、関節がおかしな方向に曲がる光雄の懺悔を聞き、転生をさせていきます。

KAMUI

このラジオドラマの趣旨がかなり謎…。しかし、音響技術でここまでの世界観を作れる加工猿、加工豚さん素晴らしい!

社会不適合者である自分が、裏社会の友人とつながりがあり、孫娘共々ひき殺したことから始まり20年、人を殺し続けたと語る麻藤はスウェーデンの郵便局員夫婦の長男として生まれ変わることを言い渡されると、消えてしまいました。

続いて光雄は、やることなすこと女の子を怒らせること。

殺されちゃってから始めて怒らせたんだと理解。

馬鹿正直になってたらこうなる。しかし、人のためにどれだけ我慢したらいいのかわからないと言います。

すると光雄は、スウェーデンの農家の次男として生まれ変わることを言い渡されて消えました。

KAMUI

謎のスウェーデン縛り…ホント、いつもながら面白いチョイスをする。

ミナレの懺悔は台本にない本音

2人が消え、次はミナレの番がやってきました。

台本には、ここからがアドリブと書かれているだけ。

あとはミナレ自身がすべてを吐き出すようにと言われるのですが…。

「誰がいつ浄化してほしいと言った。たかが50万の金で人を殺した。人を殺して警察に捕まって罰を受け、人に指をさされて生きていくまでが殺人なのに、浄化してほしいと思えるわけがない」

「後悔なんて毎日毎分毎秒している。善悪の分別がつかない男と付き合ったこと。それを知らないナイスミドルに愚痴ったこと。酔っ払って赤の他人の家に侵入したこと。好いてくれている職場の同僚にいらんことを言って傷つけたこと。それをいさめに来た他の同僚をさらに傷つけたこと。私は挽回したい!」

スウェーデンに転生をするように言われますが、ミナレは他の外国はまっぴらだと神の化身に言い返します。

すると、ミナレの父の姿を最後にとある映像が…。

「イギリスはいい。他の外国ももうまっぴらだ」とシセル光明の言葉。そして光明は交通事故に…。

「私は死ぬまで彷徨える日本人、鼓田ミナレだ!」

そう言ってラジオドラマは終了するのでした。

KAMUI

これで無事収録は終了。埋葬されない、それが鼓田ミナレ。

改めて「企画を考えろ」と言われるミナレにマキエがある提案を…

ラジオドラマが終わると、ミナレは改めて適当な台本作りで久連木に嫌われていると思い込みます。

しかしあれは、麻藤がミナレにアドリブ力があろうかどうかを試しただけ。

しかも、浅間の神の化身は、茅代まどかが別室から声を。光雄の声の素材は甲本。

そうしてみんなが自分のラジオ番組のために力を貸してくれたと思うと、ミナレは愛されていると勘違いして感動。

…愛ではありませんと釘を刺されます。

改めて麻藤から企画を考えてこいと言われるミナレ。

「リスナー不在の放送をし続けたわけだが、今まではこれをやっていない。そもそも、ミナレはラジオを自主的に聞いたことがないのでは?」と問うと、「聞いていない」とあっさり返答。

すると麻藤はミナレに「アナグマ禁猟時間」をというラジオを聞くように言うのでした。

そして、ボイジャーに出社。

改めてここで企画を考えないといけないと愚痴をこぼす、生まれ変わった鼓田ネオミナレ。

光雄のことももう振り返らないと中原に宣言するのでした。

KAMUI

おかげで中原はチャンスありと意識をまた…中原くん。絶対泣きを見るぞ!

そんなミナレに対してマキエは、SNSやネットで番組の企画を公募してみたらどうかと提案。

そして、中原やマキエから力になれることがあれば何でもすると言うと、ミナレは1人ではないと感動するのでした。

様子がおかしい南波

久連木がラジオを辞めることで、南波は無理に笑顔を作るようになっていました。

本当は落選をしてほしいと思っているのではと、ミナレは思うのです。

KAMUI

南波は思い詰めると包丁を研ぐ…ミナレの髪がサラァ~とキレた瞬間、恐怖を感じますね。

そしてその夜、ミナレは南波と共に『アナグマ禁猟時間』を視聴。

ラジオの中で番組を募集をしているのですが、麻藤はミナレにもコレを求めているのかと思い始めます。

しかし、南波の見解は違う。

「ごちゃごちゃな刹那主義というか、無政府主義というか、そういうのを求めていると思うんですよ」

KAMUI

とりあえず、ミナレを徹底的に玩具にしようとしていることはわかりましたよ。

『波よ聞いてくれ』第11話まとめ

私は私として生きていくと宣言し、これで光雄のことはすっぱり忘れると決めたミナレ。

そして、ここからだという時にもう次で最終話!?

ちょっと早すぎやしませんか?

しかし、ミナレが何をしでかすのか、しっかり最後まで見届けたく思います!

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