アニメ『憂国のモリアーティ』第17話あらすじ・ネタバレ感想!スコットランドヤードの闇を暴け!

アニメ『憂国のモリアーティ』第17話あらすじ・ネタバレ感想!スコットランドヤードの闇を暴け!

出典:『憂国のモリアーティ』公式ページ

ウィリアムの計画でジャック・ザ・リッパー事件の犯人は全員死亡しました。

ところが、スコットランドヤードがジャックを逮捕したというニュースが新聞に載ります。

ヤードの面子を保つために、アータートンが行った不当逮捕と見抜くウィリアム。

アータートンの不正を暴くため、ボンドに任務が与えられます。

ヤード内でもアータートンの強引な手法にレストレードが反発。

ホームズの力を借りて、不正の事実を突き止めようとします。

事件後の騒動を描いた第17話のあらすじを見てみましょう。

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アニメ『憂国のモリアーティ』前回第16話のあらすじと振り返り

ウィリアムは事件の真の目的が、自警団とヤードの対立だと見抜きます。

モリアーティ一味は、急いで犯人たちを一網打尽にする計画を進めました。

偽の犠牲者を演出し、自警団とヤードが揃ったところでジャック扮する偽ジャック・ザ・リッパーが登場。

自警団とヤードは協力して偽ジャック・ザ・リッパーを捕まえようと奮闘します。

ジャックは仲間の力を借りて、両者から逃げ続けました。

一方、真犯人たちは予定外の出来事について相談しようとアジトに集まります。

全員集まったところで、ウィリアムとルイスがまとめて粛清しました。

しかし事件はまだ終わりませんでした。

ウィリアムが犯罪卿と気付いたミルバートンの存在、ジャックを逮捕できなかったヤードの次の行動。

事件を収束させるため、ウィリアムは次の策を練ります。

【ネタバレ】アニメ『憂国のモリアーティ』第17話あらすじ・感想

存在しない犯人の逮捕

マイクロフトはアルバートから、ジャック・ザ・リッパー事件の真相を聞いていました。

しかし事件は終わっていないというのが2人の共通の考えです。

存在しないはずのジャック・ザ・リッパーが逮捕されたというニュースが、新聞に大きく載っていました。

ナカジマミドリ

真犯人たちが消えた今、次はヤード内のきな臭い部分に切り込んでいくんですね。

新聞を読んだ他の仲間たちも、ジャック逮捕が証拠捏造による冤罪事件だと見抜きました。

ヤードが面子を保つために冤罪事件を起こすと想定していたウィリアムは、3つの目的を果たそうとします。

無実の人間を解放と、冤罪を仕組んだ犯人を罰すること、そして事件を迷宮入りさせて風化させることです。

スコットランドヤードの疑惑

警察署の前には、ジャックへの怒りを向ける市民たちが集まっていました。

建物内で市民たちの様子を見ていたレストレードに、パターソンが話しかけてきます。

レストレードはパターソンに意見を求めました。

話題は、ノーマークだった町医者をアータートンの指示で調べたら、証拠が出てきたことについてです。

パターソンは、レストレードの質問自体が冤罪を疑っている証拠だと指摘します。

近くでアータートンが市民を追い払うよう命令しているのが聞こえてきました。

ナカジマミドリ

アータートンの描写が、典型的な権威を振りかざす人間ですね。

2人は場所を変えて話を続けました。

冤罪を仕組んだのはアータートンだと推測するレストレードに、パターソンは証拠があるのか聞きます。

追い詰める相手は自分たちの上司だからです。

出世のため、アータートンは強引な捜査手法で成果を上げていました。

しかし目の前でジャック・ザ・リッパーを取り逃がしてしまい、責任を追及されそうになっていたのです。

証拠を捏造する動機が十分あるとパターソンが発言すると、レストレードは怒りをぶちまけます。

ナカジマミドリ

不正を働く人間がトップにいると見せつけられた後、レストレードのようにまっすぐな人を見ると安心します。

しかし、レストレードには不正を立証する方法を思いつけません。

時間が経てば、アータートンの思い描いた通り容疑者が自白するという見込みを聞いて、拳を握るレストレード。

パターソンは、アータートンが持っていると噂される裏帳簿を話題に出します。

裏帳簿と聞き、レストレードは今回の冤罪事件にも相当な裏金が動いていると推測。

冤罪の決定的な証拠だと見当をつけますが、問題はどこに保管されているかです。

パターソンの考えでは、アータートンが管理している5階の機密資料室にある可能性が濃厚でした。

出入りにアータートンの許可が必要な場所に忍び込むのは難しいと言うレストレード。

パターソンは、シャーロックに協力してもらえば良いと提案します。

ナカジマミドリ

スコットランドヤードはシャーロックに頼りすぎじゃないですか?

ボンドの潜入

一方、ボンドはヘルダーの元を訪れていました。

任務に必要な装備を準備していたヘルダーは、どのような武器なのか説明します。

装備の確認を終えると、布がかかったある物がボンドの目に留まりました。

ヘルダーが見せてくれたのは、完成したばかりの特別仕様車です。

ナカジマミドリ

ボンドカーじゃないですか!

夜、アータートンの部屋に部下が報告にやって来ます。

部下に指示を出しながら、部屋を後にするアータートンたち。

一部始終を窺っていたパターソンは、そろそろ約束の時間になることに気付き、待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせのバーで待っていると、時間を過ぎても相手が現れません。

ふと何かが駆動する音が聞こえてきました。

特別仕様の車を乗りこなすボンドです。

ボンドは店に入ると、細かくカクテルを注文します。

パターソンの目立ちすぎだという小言には軽く応じました。

途中で店内にいた酔っ払いで少し途切れたものの、パターソンはヤード内の状況を報告していきます。

厳戒態勢のため、庁舎に入るにはダブルチェックが必要なこと。

そして、容疑者は厳しい取り調べを受けているため、早急に解決しなければいけませんでした。

さらに、裏帳簿がある機密資料室に入室するにはアータートンの許可が必要、かつ警備員が配置されていました。

ボンドは、自分が注文した通りの新しいカクテルを味わいながら、支障は無いと豪語します。

打ち合わせの合間に、カクテルを「パターソン」と名付けるのでした。

ナカジマミドリ

パターソンがヤードの内通者だったんですね!ボンドがカクテルを「パターソン」と名付けたのは親愛の表現に見えます。

裏帳簿を手に入れるため、まずは本庁に入らなければなりません。

レストレードに変装するかと軽口を叩くパターソン。

ボンドは女性に手を上げ始めた酔っ払いに目をつけ、乱闘騒ぎを起こします。

厳戒態勢であることを逆手に、ただの酔っ払いとみなされたボンドは、大した検査をされずに潜入に成功します。

パターソンはボンドの装備を渡しながら、自分がダブルチェックのためにレストレードに呼ばれたと告げました。

知らせを受け、シャーロックがやって来たことを確信するボンド。

いよいよ裏帳簿を手に入れる作戦が始まります。

裏帳簿入手作戦

アータートンは、罪を着せようとしている容疑者に暴行を加え、部下に事情聴取を任せます。

ボンドは陰からアータートンが去っていく様子を窺い、機密資料室へ向かいました。

資料室の入口を警備している警官に見つからないよう銃を構えるボンド。

同時刻、シャーロックとワトソンは庁舎の入口にいました。

レストレードが協力を頼みに行くと、シャーロックは100%冤罪だと断定して手伝いに来たのでした。

レストレードを待つ間、本当に裏帳簿を探すのか確認するワトソン。

シャーロックがジャック・ザ・リッパー事件の真相に触れ、確認したいことがあると聞くと納得するのでした。

ナカジマミドリ

この時点でワトソンも事件の真実を聞かされてたんですね。

一方、シャーロックは自分のせいで犯罪卿の計画が崩れるのではないかなど考え続けていました。

しかし、すぐに犯罪卿が自分の行動を計算した上で計画を立てていると気付き、悩みます。

レストレードに続いて機密資料室へ向かう途中も、頭の中は犯罪卿のことです。

機密資料室に続く廊下に着くと、警備中の2人が頭を振っていました。

すぐにレストレードたちに気付き止めようとしますが、アータートンの許可を得たと嘘をつくレストレード。

怪しむ警官を強引に説き伏せ、シャーロックたちは機密資料室の前に着きました。

部屋の中で裏帳簿を探していたボンドは、シャーロックが来たことに気付きます。

ナカジマミドリ

扉1枚隔てた先にボンドがいるのに、シャーロックは気付いていないいというのはもどかしいですね。

鍵を開けようとするシャーロックたちの前に、アータートンと部下たちが駆けつけました。

詰め寄るアータートンを見て、レストレードは今回の逮捕が冤罪事件だと疑っていると告げます。

機密資料室に冤罪の証拠となる裏帳簿があるのではないかという言葉を聞き、うろたえるアータートン。

シャーロックを押しのけて扉の前に立ちふさがり、入ろうとすれば拘束すると脅してきました。

レストレードは、アータートンの態度で、機密資料室に裏帳簿があると確信。

室内に無理やり押し入り、アータートンの部下たちとの乱闘騒ぎになります。

アータートンが応援を呼ぶ命令を出したのを機に、実は部屋の中にいたボンドは脱出しました。

シャーロックとワトソンは乱闘騒ぎを眺めていましたが、やがて帰ります。

ナカジマミドリ

レストレードみたいな真っ直ぐな正義感を持った人がいるとホッとします。

留置場へ向かうパターソンは、ボンドとすれ違います。

牢の中にはあちこち痛めつけられたレストレードがいました。

パターソンは皮肉を言いながらも、ある冊子を渡します。

レストレードの手に渡ったのは本物のアータートンの裏帳簿でした。

裏帳簿は機密資料室ではなく、アータートンのオフィスにあったと言うパターソンの話を信じるレストレード。

パターソンは、囮にしたようなものなのに気にしないのかと尋ねます。

無実の市民を救う目的は達成したのだから気にするなと返すレストレード。

パターソンに牢屋から出してもらうと、レストレードは裏帳簿を手に行ってしまいます。

見送りながら、パターソンの脳裏にボンドとすれ違った時のことがよぎりました。

すれ違いざま、何食わぬ顔で裏帳簿を渡したボンドの手腕を、パターソンは認めるのでした。

アータートン失脚の後で

後日、新聞にはアータートンの似顔絵入りで冤罪事件の記事が載ります。

アータートンは更迭され、仲間の警官たちも処分を受けていました。

今回の事件と切り裂きジャックの件で、シャーロックの中で「犯罪卿は義賊」という仮説が裏付けられます。

しかし、シャーロックには犯罪卿が無実の市民の解放以外の目的があるような気がするのでした。

ナカジマミドリ

シャーロック視点で見れば肝心な情報が見えないから、「何か引っかかる」程度にしか気付けない状況ですね。

レストレードとパターソンはバーに来ていました。

以前ボンドが注文したカクテルと同じ物を頼むパターソン。

変わった飲み方だと言うレストレードに対し、パターソンは友人の飲み方を試したくなったと回答します。

2人の話題はアータートンの失脚後の自分たちについてです。

不正を暴いたレストレードは現場で捜査することを優先し、昇進を断っていました。

タイミングよく、マスターからカクテルを出されます。

カクテルの名前が「パターソン」と知って驚くレストレード。

レストレードの代わりに主任警部になったのはパターソンです。

2人はグラスを合わせ、パターソンの昇進を祝うのでした。

冤罪事件が明るみに出た後、モリアーティ一味は改めて顔を合わせます。

ウィリアムには市民の救出の他に目的がありました。

それは自分の仲間がヤードの指揮系統を手に入れることでした。

モリアーティプランは着々と進んでいきます。

ナカジマミドリ

義賊らしい行動はここまでで、これからは国民共通の敵になるために暗躍していくんでしょうか?

アニメ『憂国のモリアーティ』第17話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ジャック・ザ・リッパー事件での失態を取り繕うため、アータートンは無実の人間を逮捕します。

アータートンの不正を許せないレストレード。

パターソンの助言から、アータートンの裏帳簿を探します。

一方、ウィリアムたちの仲間だったパターソンも、ボンドと協力して裏帳簿を手に入れようと動きました。

レストレードの活躍とボンドの暗躍によって、裏帳簿の存在が明るみに出ます。

失脚したアータートンに代わり、パターソンが主任警部となりました。

パターソンを通じて、スコットランドヤードの捜査指揮を操れるようになったウィリアムたち。

次回はウィリアムの過去が明かされるようです。

見逃せませんね。

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