『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ・ネタバレ感想!ドッペルゲンガー現象?お得意のオカルト回です

ドラマ『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ

女装家政夫・美田園薫(松岡昌弘)が勤め先に隠れた秘密を暴き出し、キレイに掃除をしてしまうドラマ『家政夫のミタゾノ』。

第5話は、ドッペルゲンガーに怯えながらも、真実を暴き出していきます。

不動産屋としてやってきた女・筧真子(安達祐実)は、死んだ梅小路真奈美(安達祐実/二役)と瓜二つ。

死んだ人間が返ってきたと喜ぶ娘たちをよそに、美田園は震えます。

各シーズンに一度はあるオカルト回です。

ではさっそく、レビューをどうぞ!

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『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ

『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ①

『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ②

三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、萌(川栄李奈)が派遣されたのは、かなり年季の入った日本家屋に住む梅小路家。

家主の梅小路悠一(長谷川朝晴)は大学で考古学を教えていることから家の中には不気味な掛け軸や怪しげなお面、彫刻などが多数飾られており、かねてから幽霊の類を苦手とする三田園はそのなんとも言えない雰囲気を嫌がっていた…。

三田園たちの到着後まもなく、梅小路家に不動産屋の槇村(篠田光亮)がやってくる。

しきりにこの家を売って欲しいという槇村に対し、悠一は「なんと言われても、ここは妻の思い出が詰まった家なので」と頑なに拒否。

悠一は妻の真奈美(安達祐実)を交通事故で亡くしており、娘の弥生(根岸姫奈)と葉月(前田織音)をひとりで育てているのだった。

そんな中、真奈美に瓜二つの女性・筧真子(安達祐実・二役)が現れ、「この家を2億円で売ってください」と申し出る。

実は真子は不動産会社の人間だったが、葉月は「ママが帰ってきた」と大喜び!一方で、震えが止まらない三田園!

家の売却についての交渉を進めようとする真子に思わず見惚れてしまう悠一。

さらに葉月はすっかり真子を「ママ」と呼んで懐いてしまい…?

その様子を見た萌は「あの女は、悪質な不動産会社の社員に違いない」と警戒を見せ、姉の弥生は真子に懐く葉月に不快感を顕にする。

そんな一連のやりとりを見ていた三田園はわざと夕食を多めに用意し、真子も一緒に食べていくよう仕向ける!

明らかに何らかの目的をもって梅小路家に近づいてきた真子。

「家を売る気はない」と言いつつも、真子の魅力に惹き込まれていく悠一。

そしてそんな真子に敵対心をむき出しにする娘・弥生――果たして真子の真の狙いは何なのか?

そして呪われた梅小路家に隠された衝撃の秘密を…ミタゾノ流タピオカが暴く!?

『家政夫のミタゾノ3』第5話あらすじ③出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ

【ネタバレ】『家政夫のミタゾノ3』第5話の感想

恩田萌(川栄李奈)はまだ知らなかった。美田園(松岡昌弘)の弱点

むすび家政婦事務所の面々の弱点を調べる恩田萌(川栄李奈)。

式根志摩(しゅはまはるみ)は褒められること、阿部真理亜(平田敦子)は食べ物、所長・結頼子(余貴美子)はお金です。

じゃあ、美田園(松岡昌弘)の弱点は?と、探る萌。

しかし、このドラマのシリーズを知っている人なら重々わかっています。

美田園の弱点はズバリ「お化け」です。

幽霊や心霊現象の類があると、女装家政婦・美田園ではなく、松岡昌弘じゃないかと言いたくなるような男の声で叫びます。

完全挙動不審になり、仕事もままならなくなってしまうこともあります。

そんな美田園が今回やってきた家は、考古学者・梅小路悠一(長谷川朝晴)のお宅。

私物の絵や置物にはビビりますし、家を売ってくれと梅小路家を訪れた筧真子(安達祐実)が遺影の梅小路真奈美(安達祐実/二役)と瓜二つであったことで、怯えまくります。

しかも、泊まりの仕事だと、美田園は怖くて眠れません。

梅小路家のお宝さがし、見つかったのは借金でした

梅小路家とは、室町幕府から続く名門で、芸術家が多く存在していました。

そこに眠る宝は数億円に至ります。

梅小路真奈美と瓜二つの真子は、不動産屋だと偽って梅小路家に潜入したという事実を知ると、真子の狙いはその宝ではないかと推理します。

問題のその宝は、真奈美が子供たちに聞かせていた歌に隠されていたのです。

梅小路弥生(根岸姫奈)と葉月(前田織音)から詩を聞いた萌や美田園、そして梅小路家の親戚・昭恵(野村真美)は、その歌の通りに歩みを進めると、一つの部屋に辿り着きました。

たくさんの美術品が置かれているも、行方不明とされていた時価総額5億円の壺は見つかりません。

その壺の詳細を悠一に聞いたところ、800円で売ったと…考古学者と言えども、日本の美術品には興味がないみたいです。

それはそうと、壺の写真を印刷した紙が問題です。

その紙は美田園が持ってきたものだったのですが、裏は借用書。

悠一は、世界中の備品や石造を手に入れるため、多額の借金をしていました。

その額なんと1億円。

美術品どころではありませんね。

死んだ母と瓜二つ、筧真子(安達祐実)の正体は?

不動産屋と言って家にやってきた筧真子。

死んだ妻・真奈美に瓜二つのため、悠一は惹かれずにはいられませんし、妹の葉月は一緒にいたいと泣いてすがります。

そうして真子は梅小路家を取り込み、家を安く売ったのちに、都市開発のために高く売るのではないか、と萌は考えます。

しかし、真子は不動産屋ではありませんでした。

では彼女は何のために梅小路家へときたのか…。

何か陰謀があるのではと考えてしまうのですが、真子の中にはそんな想いは微塵もありませんでした。

真子は、死んだ真奈美から頼まれていた約束を果たすため、梅小路家にやってきたのです。

ドッペルゲンガーと言えるほどそっくりな真奈美と真子。

真奈美は、自分に何かあった時のために、真子に色々なものを託していたのです。

つまり、財産狙いということは全くなかったのです。

怪しい登場をすればするほど、そんなことはなかったというのがこのドラマの定番ですが、とんでもないそっくりさんが見せた奇跡のお話でした。

そして、梅小路の財産を狙っていたのは、親戚の昭恵の方でしたが、多額の借金があることを知り、すぐに手を引いたのでした。

タピオカの苦い思い出

長女の弥生は、真子を憎み、とにかく家から追い出そうと奮闘していました。

わざとタバスコいっぱいのピザを食べさせたり、真子の動向を監視していたのです。

しかし、真子が真奈美の代わりに葉月の面倒を見たり、金遣いの荒い悠一のために、真奈美が溜めていた10億近い株の存在を知らせました。

そして、真子が梅小路家を去ると、弥生はどうして彼女を追い出したかったのか、その胸の内を話し始めました。

真奈美が死んだのは、弥生がタピオカを買いに行かせたときに、交通事故に遭ったことが原因です。

それ以来、弥生は自分が母を殺したと思い込み、大好きなタピオカからも遠ざかっていたのです。

しかし、真子から元気でいるようにと言われたことで、弥生の中にあった真奈美への罪悪感は消えていきました。

その日は真奈美が亡くなって49日目。

もしかしたら真子も…美田園がまた怯えそうな終幕でした。

『家政夫のミタゾノ3』第5話まとめ

防虫防カビ効果のある新聞紙をタンスに敷き、その中に隠れてバーンと登場したり、ふすまの後ろではたきを持って歩く美田園の影、あなたの存在がよっぽどホラーです。

しかも、今回もすべての真相を最初に掴んだのも美田園です。

昭恵が家の中に隠しカメラを仕込んでいたことや、真子の携帯に真奈美と2人で映る彼女の写真を見つけたり…ハートフルな展開で終わりはしましたが、美田園さんの恐ろしさは変わりません!

オカルト回をもう3回もやったことで、リアクションがなくなったと美田園は言いました。

いや、そんなことないです。

そしてドッペルゲンガーなどいなくても、怖いです。

そんな『家政夫のミタゾノ』ももう折り返し地点です。

この先まだまだ面白い展開が待っていると期待しています。

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