『家政夫のミタゾノ』の第6話で美田園薫（松岡昌弘）達がお邪魔するお宅は、ごく一般的な家庭・丸山家です。
丸山家にも秘密がたくさん！そしてそこから起こるとんでもない事件。
それを美田園が家事情報を駆使して解決していきます。
ではさっそく、レビューをどうぞ！
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目次
『家政夫のミタゾノ3』第6話あらすじ
夫は中小企業勤務の会社員、妻は専業主婦、という家から依頼が入る。
「どこからどう見ても普通の家」からの依頼に頼子（余貴美子）らは詐欺を疑うが、思案の末、三田園（松岡昌宏）、光（伊野尾慧）、萌（川栄李奈）の3人を派遣する。
「実は夫がガンで余命わずかなため、家族といる時間を増やしたい」というのが家政婦を雇った理由だと明かす妻の丸山雅子（ふせえり）。
夫の丸山武（小林隆）もそんな家族の意を汲み、三田園たちを雇うことを了承するのだった。
しかしほどなくして武のガンが画像取り違えによる誤診だったことが判明！
残された時間をストレスなく過ごそうと、折り合いの悪かった上司に暴言を吐いて会社を辞めてきてしまった武は、途方に暮れる。
だが武は、たまたま病院に付き添ってくれていた三田園に
「病気になってから家族に優しくされて充実した日々だった。病気じゃなかったことはしばらく家族に黙っていてほしい」
と懇願。三田園は、そんな武の願いを聞き入れる。
そんな中、長い間引きこもりだった武の息子・清（渕野右登）が部屋から出てき、働き始めると宣言！ 金髪ギャルだった娘の紗英（黒崎レイナ）も父親に心配をかけまいと真面目に過ごそうとし始めていた。
自分のために変わろうとしてくれている家族をこれ以上騙すわけにはいかない――本当のことを打ち明けようとした矢先、雅子たちが武に秘密にしていた衝撃の事実が明らかになり…!?
1枚の家族写真とミタゾノ流パンケーキが家族の秘密を暴く!?
出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ
【ネタバレ】『家政夫のミタゾノ3』第6話の感想
父親・丸山武（小林隆）にガンが見つかり家族が変わる
会社でこき使われ、家にいても居場所のない丸山武（小林隆）の趣味は、パンケーキを作ることです。
どう作ってもマズい。
美田園（松岡昌弘）も恩田萌（川栄李奈）も笑えません。
そもそも、中小企業で働く丸山家がどうして家政婦を必要とするのか、まずはそこでした。
結頼子（余貴美子）は詐欺を疑いもしますが、真相は違います。
武は病院でガン宣告を受けて余命わずかになったことで、家族との時間を増やしたくて雇ったとのことでした。
この家には、引きこもりの息子・清（渕野右登）と、その妹・紗英（黒崎レイナ）、そして妻の雅子（ふせえり）の4人が暮らしているのですが、父親がガンで短い命だというのに、あまり悲しそうじゃないんですね。
まずそこにも違和感を覚えます。
そしてなにより、武がガンとは思えないほど元気なんです。
がんもどきで嘘がバレる
胃痛などの症状は確かに武にはあります。
しかし、美田園達がやってきて数日後、病院に改めていくと、それが誤診だということが判明しました。
医者が画像を取り間違えたとか……体調がよくないのはストレスのせいだったのです。
この事実を知っているのは美田園だけ。
しかも、ガン宣告を受けたことで、不仲だった上司に言いたいことを言いまくって辞めた武。
お先真っ暗です。
死なないのであれば良かったではないかと思いますが、今の優しい家庭の中にいることを望んだ武は美田園を口止めしました。
どれだけ今までツライ想いをしてきたのか……見ていてこっちも胃が痛くなります。
その日の晩は赤飯。
しかし、小豆がなかったので、アイスバーを代用して炊いたご飯でした。
美田園の家事力、恐るべしです。
みんなが小豆アイスが赤飯になったことを感心している中、
「バラさなければもっと美味しくいただけたかもしれませんね」
と言って武をじっと見つめる美田園さん。
「ねぇ、旦那様！」
美田園の威圧が怖い！
逃げ出すのも仕方がありません。
そしてこのあと、がんもどきの話を村田光（伊野尾慧）とする美田園。
聞き間違えた武は、美田園が村田にガンの話をしたと勘違いして詰め寄り……ウソがばれました。
武（小林隆）は空気。家族写真にもその姿はない
さて、雅子や紗英が優しくなったり、引きこもりだった清が外へ出て働くと宣言したり、ずいぶん武への待遇は変わりました。
その理由は簡単です。
武には多額の保険金がかけられていました。
時期が来れば大金持ちになれるなら、今くらい好きなことをさせてあげようという丸山家の考えです。
これをヒドイと思った武は反論しますが、家族サービスよりも仕事漬けだった武は、自分はこの家で空気的存在だったことを認識させられ、本当に死のうと考えるようになります。
美田園さん、必殺仕事人スタイルで自殺のお手伝いはしないでください。
しかし、美田園が考えたとあるプランで武の大切さをわかってもらおうと、翌朝から動き出しました。
仕事詰めで忙しく、家族のことを何も見ていない。
おまけに作るパンケーキは緑色でマズいとくれば、娘も息子も、そして妻もげんなりしますよね。
チンピラから家族を守ろう作戦は予想外の方向へ
武が消えても家族はそれぞれ自分のやりたいことを語り合い、とても楽しそうです。
美田園の計画では、丸山家にチンピラ（便利屋で雇った役者）が登場し、みんなが怯えているところを武が助けるというプランでした。
しかし、そこにやってきたのは紗英の彼氏の岸田和也（平埜生成）でした。
実はこの彼、本物のチンピラで闇金からお金を借りていたのです。
恋人の紗英が父親の保険金で代わりに返してあげると、根も葉もないメールが和也に届きお金を取りにやってきたのです。
そんなメールを送った覚えがない紗英。
それを言ったところで、和也は約束が違うと暴れまわります。
ついでに、紗英が金髪のパリピだった時にコンビニのアイスケースに入るというバイトテロをしたときの写真を拡散するとまで言われるのです。
紗英、なにやってるんだよ、とツッコまずにはいられません。
これを屋根裏で見ている武は「役にしてはやりすぎじゃ……」と思うようになってきました。
早々に武を発見してしまった村田も同じ疑問を抱きます。
試しに連絡をしてみると、チンピラ役はまだ家に到着していないという事実が判明します。
ここでようやく和也が本物のチンピラであることに気づくと、武は怖くて一歩踏み出すことができなくなります。
一方のチンピラ役はやっと到着したと思えば今度は警察に連れていかれるという茶番。
武がいないなら、兄の清が何とかするしかありません。
メイドがいれば頑張れるという清が、「彼氏はいるの？」と萌に尋ねます。
気があるんだと思った萌はメイド服に着替えて清を勇気づけようとしましたが、これは誤解でした。
清が好きなメイドは、萌ではなく美田園だったのです。
その美田園が和也の前に立ちふさがると、牛乳を一気飲み。
これになぜか勇気づけられた清が、和也を突き飛ばし事件を無事に解決させてしまったのです。
待って、美田園がどうして牛乳を飲んでいたのかもわかりませんし、清は美田園にそこまで惚れ込む理由も……。
明らかに萌が不機嫌です。
清が雅子と紗英を救った一部始終を見ていた武は、家族が無事だったことに安堵するとともに、本当に自分は空気で居場所なんてなかったんだなと自覚して意気消沈してしまいます。
空気・武（小林隆）の大切さを理解する家族
事態が落ち着いたのち、美田園は丸山家の皆さまにパンケーキを振る舞いました。
その出来ばえは、武が作るものとは大違いです。
どうしてこんなに違うのか隠し味でもあるのかと聞くと、美田園は答えました、
「隠し味は“空気”です」
空気を十分に含ませることで、ふんわりとしたパンケーキを作ることが出来るのです。
空気はないものではなく、吸い込むもの。
だから、そこに必ず存在しています。
そして、武の通帳を見つけた雅子たちは武が月々のお小遣いを使わずに家族のために貯金していたことを知り、やっと武の存在の大切さを気づくことができるようになったのです。
マズいパンケーキには清と紗英のキライな野菜を入れていたなど武が家族のことを心から思っていることを知り、空気といって敬遠したことを反省しました。
そんな雰囲気になったのち、やっと武が降りてきました。
ガンだったこともウソ、死んだこともウソ、すべてがウソだったと自白した武でしたが、家族はそんな彼を温かく受け入れてくれました。
そう、大事な人は失ってからその大切さに気付いても遅いんですよ！
よく覚えておきましょう。
『家政夫のミタゾノ3』第6話まとめ
今夜11：45〜#家政夫のミタゾノ 第6話‼️✨
いつもより30分遅いスタートですがぜひご覧ください😁
そして今夜7時からの#アメトーーク SPに #川栄李奈 さんが出演！！！
こちらもお見逃しなく🍀（一部地域を除く） pic.twitter.com/bFdo01FTPU
— 『家政夫のミタゾノ』ドラマ公式アカウント (@mitazono_desu) 2019年5月24日
ガン宣告を受けて残りの人生を思い切り過ごそうとしたとき、意外と何でもできるものです。
死にたいなんて思う前に、死ぬ気で何かをやってみたらいいんですよ！よく聞く話です。
会社も辞めてしまった武は家族とパンケーキ屋さんを始め、これが今では大盛況だとか。
一見ハッピーエンドですが、今回一番深手を負ったのは萌でした。
清がホレていたのは美田園で自分ではなかったこと、そして女装の美田園に負けたことを一生恨みそうです。
次回は泥沼離婚のお話しです。
美田園が浮気相手になる？
また面白い家庭にお邪魔することになりそうなので、とっても楽しみです。
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