アニメ『ましろのおと』第1話あらすじ・ネタバレ感想!津軽弁の青年・澤村雪が東京でじょんがら節をかき鳴らす!

アニメ『ましろのおと』第1話

出典:『ましろのおと』公式ページ

祖父・松吾郎が死んだことで、大好きだった音をもう聞くことができない。

澤村雪は青森を出て、音で溢れている東京へと単身上京。

グラビアアイドルを目指しながらキャバクラで働く女性・ユナに助けられ、彼女の家に住まわせてもらうのですが…。

音を失くし、自分の居場所を見つけられない青年が奏でる全力のじょんがら節は必見!

原作は現在27巻。かつて『赤ちゃんと僕』という名作を生み出した羅川真里茂先生の作品です。

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【ネタバレ】アニメ『ましろのおと』第1話あらすじ・感想


祖父の死により好きな音が消えた。東京へ出た雪は芸能界を目指す女性・ユナに助けられ…

幼い頃、祖父・松吾郎の三味線に夢中になった兄弟は、その音を引き継ごうとして三味線を慣らし続けてきました。

しかし…「じっちゃが死んだ。」

松吾郎が死んだことにより、主人公・澤村雪が好きな三味線の音色が途絶えます。

もうここに松吾郎の津軽三味線の音色が聞けないと分かると、彼は突然「東京」という騒がしいところに行くと言い出します。

兄・澤村若菜に引き止められるも、ここに自分の音がないと言って上京を決意したのです。

東京に辿り着いたものの、六本木の光に酔って倒れると、ゴロツキを下敷きに。

袋叩きに会っているところ、グラビアアイドルを目指す立樹ユナに救われます。

意識がもうろうとする中、雪は松吾郎との過去を思い出します。

KAMUI

彼女の家で目を覚ますのですが、ピンクのハートの部屋着…。なんかスゴイ。

バンドマンの彼氏がいるものの、雪を放っておくことができないユナは、彼をしばらくの間自身の家に泊めておくことを決意。

雪もこれにあやかろうとします。

1週間が経過し、若菜は雪を心配しますが、雪からの手紙でグラビアアイドルと暮らしていると知るのでした。

KAMUI

空っぽの状態で出ていって不安いっぱいだったろうに…ふたを開ければ羨ましいと思う結末(笑)雪を見るによこしまな考えはなさそうなのに…。

ユナの心を動かした三味線の音色は多くの人の心を惹きつける。

自信があったオーディションに落選してしまったユナは、マネージャーからAVならばいけると言われ、心が折れてしまいます。

そんな時に彼女の心の支えになり、慰めてくれたのがユナの彼氏・タケトです。

インディーズバンドのボーカルをしているのですが、ライブハウスの費用などはユナからもらっています。

お金を渡す現場を見てしまった雪は激怒。

するとタケトも機嫌を悪くし、その場の空気は最悪に…。

ユナがタケトの家へ足を運ぶと、そこには見知らぬ女がいたのです。

「その男あげる」と言ってタケトを捨てたユナの心が壊れそうになっていると、どこからともなく三味線の音色が聞こえてきます。

雪がかき鳴らすその三味線の音は、彼女の中に入り込み、心を救うのでした。

数日後、姿を消したユナを探し、タケトは雪を問い詰めますが行方など知りません。

ユナと一緒に夢に向かって頑張って来たんだと豪語するタケトですが、「ならなんでユナ以外の女と寝ていた?タケトは図に乗ってるだけで頑張っていない」と言われると腹を立て、ユナ宛てに「ライブに来ないとセツの腕を折る」と脅迫めいたメールを送ります。

飛んできたユナは、楽器を扱う人間の腕を踏みつけるとはどういうことだと怒り、タケトを蹴り飛ばしてしまいます。

バンドメンバーはもちろん雪も絶句。

これでまた腹を立てたタケトは、ライブに出ないと言い始めるのです。

当然バンドメンバーは困惑。

するとユナは、雪に「もうひとつ巻き込まれて」と言い、彼を前座として舞台に上げてしまうのです。

「主役の登場まで、畑違いの音楽で悪いけんど、じょんがら節やります」

雪はそう言って、ライブハウスの舞台の上で三味線を手にじょんがら節を奏で始めるのでした。

心の中では、うまく弾けるだろうかと松吾郎に問いかける雪。

出だしは血気盛んに、次に落ち着いてくる、だんだん切なくなり衰える、だけど負けずに這い上がって最後に叩きつける!

「じょんがらは自由だ。せば雪、おめぇはこれをどんな音にする?」

亡き祖父の言葉を思い出しながら奏でられたじょんがら節は、そこにいる多くの客を魅了し、動画を通して遠くの人をも魅了。

さらにはタケト達の心に熱いものをこみ上げさせるのでした。

KAMUI

三味線の音色、強弱、静かだったり激しかったりのこの躍動…一回見た後、ヘッドホンをしてもう一回じっくり聞いちゃうくらい素敵です。

ユナは夢を諦め東京を去り、雪の元には梅子なる女性が突撃?

東京に来て4年、芸能界を夢見て頑張って来たユナでしたが、自分には何もないと思った彼女は東京を離れることを決意。

後悔はないと言い、電車に乗り込みます。

雪がそんな彼女を見送るのですが、彼女は自分を解放してくれた雪に口づけをし、電車に乗り込んで行ったのでした。

そして、雪はあと1ヶ月だけ住むことができるユナの家に住むのですが、なぜかタケトが転がり込んでくる日々。

普段は空っぽだけれど、三味線に生かされている雪はいずれ自分の意思とは関係なく音楽の世界に引っ張られるだろうと言われますが、彼は自分が好きで弾く以外に興味はありません。

すると突然、玄関の向こうから女性の声が。

その声を聞いた途端雪は震え上がります。

次の瞬間扉は破壊され、そこには銃を持ったふたりの男と、雪の母・梅子が立っていたのです。

KAMUI

梅子の存在感は異質!素敵です。第1話目にしてとんでもない終わらせ方をしてくれたなと思います。

アニメ『ましろのおと』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ユナも派手めではあったのですが、梅子はもっと存在感が派手!

全体的にちょっと早送りで物語が進んでいったかなぁという気もしますが、やっぱりこの作品は面白いと思えました!

まだ16歳である雪がこれからどう生きていくのか、自分の音を奏でていくのかがとっても楽しみです。

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