『ルパンの娘2』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!Lの一族vs盗賊団の戦いが決着するも…

『ルパンの娘2』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!Lの一族vs盗賊団の戦いが決着するも…

出典:『ルパンの娘2』公式Twitter

華(深田恭子)は娘の杏(小畑乃々)に自分たちがLの一族だと知られてしまいました。

家族の真実に杏はショックを受けます。

一方、ニセLの一族である盗賊団に刺された和馬(瀬戸康史)は病院に運ばれますが、危篤状態に陥ってしまいます。

世間では、Lの一族は生きているとの噂が飛び交っていました。

尊(渡部篤郎)は逃げることなくこの騒動を終わらせるべく、ある人物の元に協力を求めに行くのでした。

今回が『ルパンの娘2』実質最終回です。

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『ルパンの娘2』前回第7話のあらすじと振り返り

華(深田恭子)と美雲(橋本環奈)が初めて対決し、華は美雲に記憶消失スプレーを吹きかけましたが、美雲はスプレーを防ぎ記憶を維持していました。

そんな時、強盗殺人事件が発生します。

現場にはLの一族のものと見られる犯行声明カードが残されていました。

和馬(瀬戸康史)たちが捜査する中、杏(小畑乃々)は、なんと学芸会で『Lの一族』を演じることになります。

そんな中、北条家の放火事件の鍵を握るニセLの一族が和馬と美雲を襲い、助けに向かおうとする華は、杏にコスチューム姿を見られてしまうのでした。

【ネタバレ】『ルパンの娘2』第8話(最終回)あらすじ・感想


ママの正体

ママへの誕生日プレゼントを渡すために家に戻った杏(小畑乃々)は、Lの一族として、Lの一族を騙っている盗賊団を追うため着替えた華(深田恭子)と鉢合わせしてしまいました。

ママがLの一族だったとショックを受ける杏。

華を迎えに来た悦子(小沢真珠)とマツ(どんぐり)は学芸会の練習のためのコスチュームだとごまかしますが、尊(渡部篤郎)は自分たちがLの一族だと正直に話してしまいました。

事実を受け止められない杏は家を飛び出します。

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しかし華は杏を追うことができませんでした。どちらも可哀想です。

絶体絶命の和馬

その頃、盗賊団の抱える殺し屋ナターシャ(太田莉菜)に刺された和馬(瀬戸康史)は、病院に運ばれ処置を受けますが、かなり危険な状態でした。

しかし、和馬がいるのは警察病院。

華は病院に行くこともできず、三雲家は和馬の無事をただ祈るしかありません。

和馬は心肺停止となり、花がたくさん咲いている白い階段を上ろうとしていました。

そこへ、羽の生えた円城寺(大貫勇輔)が現れます。

『ルパンの娘2』第8話(最終回)

出典:『ルパンの娘2』公式Twitter

「和馬くん、まだここに来たらダメだ」

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なんと、円城寺が天使になって現れました!なんでもアリですね!

円城寺の歌によって自分が死へ向かっていることに気がついた和馬は、慌てて来た道を引き返し、息を吹き返します。

しかし喜んでる場合でもありません。

渉(栗原類)は杏のことが心配です。

渉は何故正体を明かしたのかと尊を責めます。

しかし尊は今の状況の中、誰かから聞かされるくらいなら自分たちで話した方がいいと返しました。

尊は華に逃げずに杏と向き合うことを勧めます。

moyoko

辛くても、バレてしまった以上はお互い向き合わなくてはなりません。

帰って来た巌

美雲(橋本環奈)は、和馬がピンチになってもLの一族が現れなかったことに疑問を感じていました。

「所詮は泥棒。逃げることしかできないのですよ」

と憎まれ口を叩く猿彦(我修院達也)ですが、突然尊が押入れから現れます。

突然現れたLに、美雲は祖父の短剣を持って身構えますが、尊は北条宗真(伊吹吾郎)の死の真相を知る者を連れて来たと言います。

それは、京都に行くと言ってそのまま行方不明だった尊の父、巌(麿赤兒)でした。

巌は全てを語り始めます。

moyoko

やっと巌が戻って来てくれました。北条家の放火事件の真相が明かされます!

宗真の死の真相

当時Lの一族は盗賊団に狙われていました。

Lの一族を殺して彼らが持っているお宝を奪おうとしていたのです。

その時北条宗真がLの居場所を突き止めたという情報が飛び交いました。

巌は真相を掴んだ宗真の調査資料を奪おうとしましたが、その前に盗賊団に盗られてしまっていました。

宗真は盗賊団と鉢合わせしたため、ナターシャに刺され、さら盗賊団は逃げる際に火をつけたのだと思われます。

そして、宗真は悪党に殺されるくらいならと自害したのではないかと巌は推測していました。

調査資料は美雲が耐火金庫に残っているのを確認しています。

ところが、54冊あった資料にはまだ続きがあったのです。

「55巻が存在する。それにはLの秘密が書かれている」

moyoko

なんと、Lの一族には我々がまだ知らない秘密があることがわかりました!

力を貸して欲しい

美雲は巌の話を聞いても、「Lの一族は生きている」と言った祖父が間違えるはずがないと、にわかには信じられませんでした。

「確かに、宗真を死に追いやったのはLの一族だ。だが、俺たちではない」

盗賊団には、彼らを束ねている黒幕が存在すると尊は言います。

Lの一族は調査資料の55巻を奪いたい、美雲は真実を見つけたい。

今、両者の間では利害が一致しています。

「奴らの居場所を突き止めたい。名探偵である君の力を貸してくれないか」

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Lの一族と北条家がタッグを組めば最強になります。美雲は尊の頼みを受けることにしました。

ママを抱きしめてくれないか

数日後、起き上がれるようになった和馬の元に、杏がやってきました。

「パパは知ってたの?ママがLの一族だって。パパも嘘ついてたの?」

和馬は杏に優しく話します。

パパも昔はママを捕まえようとしたことがあるが、捕まえることができなかった。

何故ならママがずっと苦しい思いをしているのを知っていたから。

ママは何度もパパから離れようとしたけれど、何があっても絶対に離さないと決めていると。

「大好きなんだ、ママが。とっても」

どんな時も愛し合うことをやめなかった2人。

そうして生まれてきたのが杏です。

和馬は杏に、杏が生まれた時華がすごく喜んでいたこと、華は今とても心を痛めているであろうことを伝えます。

「お願いだ。またママに会いたくなったら、その時はママをギュッと抱きしめてくれないか」

moyoko

お互いの仕事が何であろうと、家族がどんな人であろうと、愛を超えるものはないということですね。

この騒動を終わらせる!

記憶消失スプレーの効果が切れてきていることで「Lの一族は生きていて強盗殺人を犯した」という噂が世間で騒ぎになってきています。

このままではLの一族は日本で暮らしていけなくなります。

悪評が出回ったことで予定されていた映画の撮影も中止になってしまいました。

悦子は逃げようと言いますが、尊は逃げる気はありません。

「この騒動を終わらせる。とびきりの秘策があるんだ」

そこへ、美雲と猿彦が部屋に入ってきました。

部屋の中は一瞬緊張が走りますが、もちろん尊が呼んだのです。

「これで役者が揃った」

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いよいよLの一族の反撃開始です!

ロマンス劇場へ

美雲は盗賊団に近づき、今夜ロマンス劇場に現れると伝えていました。

ここでは本来映画のオーディションが行われる予定でしたが、撮影が中止となったため誰もいません。

moyoko

この情報は美雲の部屋のうるさいお隣さんカップルから得たものです。彼氏の方は役者を目指しているのです。

盗賊団は特定のアジトを持っていません。

調査資料も持ち歩いていて、それを手掛かりにLの一族を探しています。

ここから先はLの一族の仕事です。

尊は美雲に待っているように言いますが、美雲も一緒に行くと言います。

「いいだろう。ただし、命の保証はない」

「覚悟の上どす」

盗むことで守る!

美雲は病院に寄り和馬に会いに行きます。

そして、これまでずっと復讐に生きていたのに、和馬に会って気持ちが変わったことを告白します。

「私はずっとあなたが好きでした」

美雲は、和馬をずっと疑いながらも彼が悪い人だとはどうしても思えませんでした。

その和馬が愛しているLの一族を一度だけ信じてみることにしたのです。

「今までありがとうございました!」

そして華は和馬や杏がこれ以上傷つかないように、自分も現場に行くことを決めます。

「もう逃げない」

華は以前は盗むことで運命を変え、和馬との生活を手に入れました。

そして今度は盗むことで愛する家族と平穏な生活を守ると誓うのでした。

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2人の女性が和馬のために動き出しました。これでジッとしていられる和馬ではありません。

華の手紙

杏は桜庭家で華から学芸会の衣装と手紙を受け取りました。

華は手紙で、自分が泥棒であることを告白し、普通のママでないことを謝ります。

そして、杏にはこのままの素直で優しい子でいてほしいこと、杏が大好きなことを伝えました。

「生まれてきてくれて、パパとママの子に生まれてくれて本当に感謝しています」

それから顔を見て話をするために、杏の心の準備ができたら会いに行くと約束し手紙は終わりました。

杏はポロポロと涙をこぼし、衣装を抱きしめて自分の家に走っていきました。

一方、和馬も病院を抜け出しロマンス劇場に向かいます。

傷がまだ痛む中、必死で歩く和馬の前に一台のバイクが停まります。

「乗れ」

和馬の祖父、和一(藤岡弘、)でした。

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元祖仮面ライダーの登場です!なかなか登場しないおじいちゃんですが、登場シーンはいつでも存在感抜群です。

Lの一族vs盗賊団

ロマンス劇場に到着したLの一族。

尊は自分たちが盗賊団メンバーの気を引いているうちに華がお宝を取りに行く作戦を立てました。

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人数が多い盗賊団の男たちの気をどうやって引きつけるのでしょうか?

劇場の中でLの一族を探す盗賊団。

そこへステージの幕が開きLの一族が踊りながら現れました。

「俺たちは逃げも隠れもしない」

moyoko

予想もつかなかったトリッキーな方法ですね!

そしててんとう虫5号が飛んできて、無数のてんとう虫を放出します。

てんとう虫が盗賊団を攪乱している間、華はお宝を目指します。

和馬も劇場に到着しました。

「家族を自分の手で守って見せる!」

そのころ、別行動の美雲は男たちに囲まれてしまっていました。

ところがそこに渉がやってきて美雲をかばいます。

「君を迎えに行くまで8年かかった。待たせて悪かった」

しかし、すぐに渉はやられてしまいます。

美雲は、渉の姿を見ても誰だか思い出せませんでした。

moyoko

悲しき渉の運命です…。

Lの呼吸再び

結局人数差には勝てず、Lの一族はナターシャたちに捕らえられてしまいました。

尊は仕方なく自分たちが持っているお宝を渡すことを承諾します。

そのころ、杏は華を探して三雲家に来ていました。

そして、渉の部屋のモニターで華が捕らえられているのを見つけます。

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杏はLのコスチュームも持っています。これはもしかして…?

劇場では和馬の出現と美雲の助けで形勢が逆転していました。

しかし本調子ではない和馬にもピンチが訪れます。

そこに、小さい女の子がバク転で登場します。

「Lの呼吸 の型」

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ついに出ましたLの呼吸!待望の弐の型です!

杏は、バタバタと男たちを倒していきました。

そして華と対峙したナターシャは、隙を見て逃亡します。

美雲は祖父の仇を討とうと、盗賊団のリーダーと向き合いますが、倒されてしまいました。

すると、また渉が現れ、喉につけたてんとう虫を取ります。

「俺はLの一族。もう彼女には指一本触れさせない!」

moyoko

渉が初めて地声を出しました。美雲を必死で守ろうとする渉。弱いけれど、カッコイイですね!

あんたが犯した罪、悔い改めな!

華は、盗賊団のリーダーを追い詰めます。

「愛する家族に手をかけたことを今この場で後悔させてやるよ!」

そして、Lの一族、そして和馬と杏は集結します。

「ここで会ったが運の尽き。あんたが犯した罪、悔い改めな!」

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リーダーを倒した一行は、ステージの上でポーズを取ります。「なんで??」となりますが、これが『ルパンの娘』なのです。

取り戻した家族の絆

尊たちは倒れた男たちに改良した記憶消失スプレーをかけます。

その裏で、美雲は祖父を殺した真犯人にとどめをさそうとしていました。

尊はそれを止め、手に入れた55巻を美雲に見せます。

杏と華はお互いマスクを取り、向かい合いました。

「杏、ごめんね。本当にごめんなさい」

杏は華をギュッと抱きしめます。

「杏もママが大好き」

和馬は2人を包み込むように抱きしめました。

一方尊は美雲に55巻にあるLの秘密、そして黒幕の存在が書かれていると話します。

今も巌がその人物を追っていると。

「世に知られていないもう一人のLの一族だ」

資料にはLの一族の家系図があり、巌とマツの間には尊以外にもう一つ『玲』という名前がありました。

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なんと、尊には兄弟がいました!しかも、盗賊団の黒幕だと言います。ここにきてややこしい話になってきました。

宗真は資料の最後に、美雲に向けたメッセ―ジを残していました。

「敵を恨まず偽りを憎め。北条家を頼んだぞ」

Lの目撃者

Lの一族は調査資料と共に盗賊団が持っていた金塊もいただく予定でしたが、尊はその金塊を置いていくと言います。

そして、家からこれまでに自分達がいただいたお宝の一部を持ってきていました。

尊は、偽物を本物に仕立て上げる秘策を考えていました。

その後、美雲のお隣さんカップルが中止になったはずのオーディションを受けに来ます。

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なんと、そのカップルが塚本高史さんと倉科カナさんです。まさかこんな豪華なお2人が演じていたとは!

カップルは劇場から逃げ出す男の姿と、Lのお宝を見つけ通報し、ワイドショーにも目撃者として出演しました。

目撃者を登場させることで、話にリアリティを持たせるためです。

そのおかげで、盗賊団がLの一族を騙っていたことを世間に印象づけることができました。

物語は続く

再び平穏な日々が訪れた三雲家に、家族全員が集まります。

杏は学芸会を控えて張り切っていました。

悦子は金塊をいただけなかったことを悔しがりますが、尊は家族が平穏に暮らせることが何よりのお宝だと言います。

一方、逃げ出した盗賊団のリーダーですが、ナターシャと合流したものの、ナターシャによって殺されてしまいました。

「お前、もういらない」

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黒幕が明らかになったことと、このシーンで物語はまだ終わらないことを示唆しています。

平穏な生活が戻ったとはいえ、三雲家はまだ泥棒をやめるつもりはありません。

そのことで桜庭家と揉め始めました。

「呼んだかい?華」

そこへ円城寺が現れます。

もちろん華は呼んでいませんが、皆で歌を歌うことで全て丸く収まるのでした。

『ルパンの娘2』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ!

今回は、美雲の祖父・宗真の死の真相や、黒幕の存在が明らかになりました。

話が続くのかと思いきや、次回はSPストーリーで今回が実質の最終回となります。

黒幕は『三雲玲』という尊の兄弟だということで、とても気になりますが、この続きはどうやら2021年に公開されることが発表された映画にて描かれるようです。

映画化するとは驚きですが、ドラマの中での『Lの一族』の映画化はフラグだったのかもしれませんね。

とにもかくにも、家族がバラバラにならずに済んで良かったです。

次回は完全オリジナルストーリーになるということで、どれだけふざけるのか楽しみにしていたいと思います!

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