『ルパンの娘』第9話あらすじ・ネタバレ感想!離れた華と和馬、一年後それぞれ別の婚約者を見つけて…

『ルパンの娘』第9話あらすじ・ネタバレ感想!離れた華と和馬、一年後それぞれ別の婚約者を見つけて…

出典『ルパンの娘』公式ページ

パトカーで連行される華(深田恭子)。

彼女を逮捕したのは、恋人の和馬(瀬戸康史)でした。

運命に引き裂かれた2人は、一年後それぞれ新しいパートナーを見つけていました。

『Lの一族』も再集結し、元通りの生活に戻ったかのように見えましたが、2人はまだお互いのことが忘れられませんでした。

そんな時、警察から逃れるために戸籍を変えたことで、華はある事件に巻き込まれてしまい、華と和馬の運命の歯車は再び動き始めます。

今回のラストは衝撃的です!

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【ネタバレ】『ルパンの娘』第9話あらすじ・感想

僕じゃダメかい?

潜伏先のスナックで、和馬(瀬戸康史)に手錠をかけられた華(深田恭子)は、パトカーで連行されてしまいます。

しかし、パトカーを運転していたのは円城寺(大貫勇輔)でした。

円城寺は和馬に華を守ってあげてほしいと頼まれて協力したとのことです。

和馬は、もう自分は華を幸せにしてあげることはできない、あとは華にしてあげられることはこれしかないと円城寺に華を託しました。

「もう苦しまなくていいんだよ、華も彼もね」

華は円城寺が用意した家に身を寄せます。

悲しそうな顔で婚約指輪を見つめる華を円城寺は抱きしめて言います。

「僕じゃダメかい。僕じゃダメなのかい」

「好きだ。ガキの頃からずっと」

華はいつもの歌いたいだけのやつだろうと考えますが「今日は歌わない。これは、マジのやつだから」と、円城寺はいつものミュージカル調の話し方ではなく、1人の男として華に告白しました。

一方、和馬は予定通り捜査一課に異動することになりました。

和馬はいくらLの一族の三雲華を逮捕したといっても、結局は逃がしてしまったのに希望通りの異動ができるのは少しおかしいと考え、エミリ(岸井ゆきの)に元警視総監の祖父にそれとなく聞いてもらえないかと頼みますが、エミリは祖父とは気軽に話ができないと断られてしまいます。

反対に、エミリは「私のことも見てください」と告白したことへの答えを和馬に求めます。

「僕はもう誰かを好きになることは二度とないと思います。ごめんなさい」

そう言って和馬はそれを断りました。

一年後

メガネをはずして綺麗なワンピースを着たエミリが、桜庭家にやってきました。

「お疲れ様です!橋本警部!」

桜庭父はエミリに敬礼をします。

「できれば、下の名前で呼んでください」

エミリは、和馬との婚約の挨拶をしに桜庭家を訪れたのでした。

一方、三雲家はタワーマンションに再集結していました。

三雲母(小沢真珠)はお宝が欲しくてウズウズしています。

「そろそろLの一族再始動と行くか」

そういう三雲父(渡部篤郎)の言葉に、華は呆れ顔です。

華は円城寺とデートを重ねていました。

円城寺は、華をあるチャペルに連れて行きます。

♪女の子の夢それはバージンロードを歩くことだよね

♪一度でいいから歩いてみたいよ~

華も久しぶりに一緒に歌います。

円城寺は、和馬を想い続ける華ごと受け止めるから、これから行くイスタンブールへ一緒についてきてほしいとプロポーズしました。

「僕が日本を発つ前に返事が欲しい」

すると、別のカップルがチャペルの見学に来ました。

華と円城寺は速やかにその場を去ります。

そのカップルは和馬とエミリでした。

和馬がエミリに婚約指輪をはめてあげると、エミリは感激します。

「生まれて初めてです。こんな幸せな気持ちになれたの」

「満たされる あなたといれば 満腹だ」

エミリは久しぶりに五七五を繰り出しました。

もう二度と人を好きになることはないと言っていた和馬でしたが、エミリはそれでも構わない、華を想い続けるあなたごと受け止めると言ってくれたので、エミリと婚約することとなったのです。

華も和馬も、あの恋を断罪するのではなく、受け止めてくれる人もいるんだと知って許された気がしていました。

「女の幸せは愛されることよ。愛してくれる男と一緒になる方が幸せよ」

三雲母はそう華に伝えます。

ワシにはまだやることがある

華が仕事に行く途中、華は祖父(麿赤兒)と出くわしました。

華は祖父にもう泥棒なんてやめて家に帰ってきてほしいと言いますが、祖父は「ワシにはまだやることがある」と言います。

祖父は「本当に手に入れたいものがあるならその手で盗みとれ。そうすれば運命は変えられる」と言いますが、華には全く理解ができませんでした。

盗むことで何かわかることがあると言われていましたが、わからないどころか好きな人も何もかも失ってしまったのです。

「泥棒は悪じゃ。お天道様の下を歩ける生業ではない。全てを失う覚悟はできている。この命すらもだ」

そう言って祖父は再び姿を消してしまいました。

moyoko

命すらかける…祖父は何か大きな仕事を抱えているようです。

その後、華は円城寺にプロポーズの返事をすることにしました。

今すぐに結婚は考えられないけれど、それでもいいのならイスタンブールに行くと円城寺に伝えると、円城寺は大喜び。

「やった、やったよ!華と一緒に暮らせる」

嬉しそうにはしゃぐ円城寺の姿を見て、思わず笑ってしまう華。

円城寺はその笑顔を久しぶりに見た気がしました。

「必ずその笑顔を守ってみせるよ」

そう言って華を抱きしめます。

よく見ると、華の背中には『てんとう虫3号』がついていました。

華はすぐにでも日本を発つことにしました。

華が幸せになると喜んだ両親と祖母(どんぐり)ですが、突然訪れた別れに寂しそうです。

「じゃあ行ってくる」

「華、幸せになれよ」

こうして華は円城寺の待つ空港へ向かいました。

華、拉致される

華が凄腕の泥棒である円城寺と婚約したことで、これでLの一族は安泰だと喜ぶ三雲家。

しかし、兄の渉(栗原類)は、華が和馬を忘れていないことを知っていました。

「ずっと見守ってきたからわかる。華は和馬が警察官だと知ってもずっと好きだった」

moyoko

ということは、渉は和馬が警察官だと知っていた?

「なんで早く言わなかったんだ!」

三雲父は呆れます。

渉は自分が引きこもりで泥棒の才能がないせいで、華にLの一族を背負わせることになってしまったことに引け目を感じていました。

でも、華はそれについて一度も文句も言ったことがないのです。

「華の優しさに俺ずっと甘えてた」

「俺わかる。華はきっと和馬に会いたがっている」

moyoko

これまでは和馬に嘘をついてきたことに苦しんでいた華ですが、今は自分に嘘をついて苦しんでいます。

両親も、華が苦しんでいることを知らないわけではありません。

だからこそ、円城寺との新しい恋を応援してきたのです。

みんな華には幸せになって欲しいと思っているのです。

「誰のせいでもあらへん。運命に引き裂かれたんや」

三雲家に重い空気が流れたところに、華に付けた『てんとう虫3号』からの映像が届きました。

なんと、華が何者かに拉致されてしまったのです。

渉がすぐに華の様子を把握したことに両親は驚きます。

「だから知った風なことを言っていたのか」

「ちょいちょいしてた。ごめんなさい」

「ただのストーカーじゃない」

その頃、和馬はエミリの家に挨拶をしに行っていました。

和馬はエミリの父から、元警視総監の祖父がエミリと和馬が一緒になることを喜んでいると聞かされます。

moyoko

キャリア志向の強いと言われていたエミリの祖父が、和馬のことを気に入っていたのは意外でした。

その帰り道、和馬にある男がぶつかってきます。

その男は手首に見覚えのあるタトゥーを入れていました。

それは、和馬が今捜査している飲食店従業員の女性の連続拉致事件の容疑者にあるとされるタトゥーでした。

和馬はすぐさま男の後を追います。

華は、警察から逃れるために戸籍を変えていたため、拉致犯にターゲットと間違えられて捕まってしまったのでした。

いくら違うと言っても聞き入れてもらえません。

タトゥー男は、一生自分のものにするために華を標本にすると言って、綺麗な姿で殺すために一酸化炭素ガスを放出します。

「誰か助けて下さい!」

華が助けを呼ぶと、ドアの外に人が現れました。

「大丈夫ですか?警視庁捜査一課の刑事です」

運命の再会

華には、すぐにその声が和馬だとわかりました。

ドアを壊すためのものを探しに行くと言う和馬に対して、話をしていてほしいと頼みます。

「あなたの声を聞いていたくて」

2人はお互いの身の上話をします。

「彼とは結婚されるんですか」

「はい」

和馬も、もうすぐ結婚する予定だが、なかなか実感が湧かないと話します。

続けて、一年前まで交際していた女性がいたが、とても愛していたのに守り続けることができず、自分といると彼女は幸せになれないと気づいたと語る和馬。

「運命を乗り越えることができなかった。一緒に乗り越えようと誓ったのに、僕は離してしまった」

「今でもその人のことを?」

「わかりません。でも、その人以上に誰かを好きになることはないと思っています」

華はその言葉を聞いて涙が止まりませんでした。

そこへ、拉致犯の3人組が戻ってきます。

和馬は素早く3人を確保し、鍵を手に入れて間一髪で華を助けました。

「もう大丈夫だよ、華」

和馬は気を失っている華を抱きしめます。和馬も華に気がついていたのです。

華が目を覚ますと、そこは自宅のソファーでした。

すぐ側では両親と祖母が心配そうに見守っていました。

三雲父は、和馬のことは言わずに自分たちが華を助けたと説明しました。

数日後、江戸川の河川敷に身元不明の焼死体が発見されます。

和馬は、遺留品に引っかかるものがあり、エミリとのデートを取りやめて身元確認を急ぎます。

この事件は、テレビのニュースで報じられます。

そのニュースを見た三雲父が一言。

「死んだ。親父が死んだ」

moyoko

なんと、祖父が殺されてしまったというのです。大変なことになってしまいました。

『ルパンの娘』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

これまでポップなコメディ路線で来ていたこのドラマ。

突然大事件が発生し、シリアスな展開になってきました。

祖父はいったい誰に殺されたのでしょうか?

次回はLの一族と警察の全面対決になります。絶対に見逃せません!

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