2021年6月9日から配信が始まった、マーベル・シネマティック・ユニバースのオリジナルドラマシリーズ『ロキ』。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で四次元キューブを奪ったロキの物語を描く、タイムトラベルスリラーです。
前回第1話で「TVA」という神聖時間軸を管理する組織に捕らえられてしまったロキは、分析官・メビウスとともに歴史上でTVA兵士・ミニットメンを殺害する「謎の変異体」を追うことになりますが…!?
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ロキ』前回第1話のあらすじと振り返り
2023年から四次元キューブを奪いにやってきたアベンジャーズが作戦に失敗し、キューブを奪って逃走したロキ(トム・ヒドルストン)は、TVA(時間変動機関)という謎の組織に捕らえられてしまいます。
統一された「神聖時間軸」を歪める「変異体」を捕らえて、正しい時間軸を管理するTVAの本拠地にて裁判を受けることになったロキでしたが、有罪判決を受ける直前にメビウス(オーウェン・ウィルソン)と名乗る分析官に助けられます。
メビウスは、歴史のあらゆる地点でTVAの兵士・ミニットメンが謎の変異体によって殺害されている事件を解決するために、ロキの協力を得ようとしていたのです。
また母親・フリッガの死、父・オーディンの死、そして自分の死という未来を目の当たりにしてしまったロキは、メビウスからさらなる事実を知らされることに。
なぜなら、ミニットメンたちを殺害している変異体が「ロキ」だというのです。
そして1858年のオクラホマ州で、再び謎の変異体による殺害事件が起きていました。
果たして、犯人は本当にロキなのでしょうか?
いよいよ物語が動き始めます。
【ネタバレ】海外ドラマ『ロキ』第2話あらすじ・感想
TVA新入社員・ロキ初出動!
1985年、ウィスコンシン州のオシュコシュ。
人々がルネサンスの格好をした仮想パーティーにて変異体を発見したミニットメンたち。
会場内にあるテントに入っていくと、突然大音量でボニー・タイラーの「HERO」が流れ始めます。
すると次の瞬間、暗闇から現れた何者かがミニットメンの司令官のマインドを操り、他の兵士たちに向かって攻撃を始めたのです。
変異体に操られた司令官は圧倒的な強さで部隊を殲滅。
ミニットメンたちから道具を奪った変異体は司令官を人質に取り、タイムドアを起動せて再び別の時代へ消え去ったのです。
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TVAではシャツにネクタイ姿に着替えたロキが、ミス・ミニッツ(声:タラ・ストロング)から研修を受けていました。
ミス・ミニッツ曰く、「分岐イベント(ネクサス・イベント)がレッドゾーンを超えてしまうとリセットできなくなり、自分たちの現実が崩壊する」ということ。
ロキは机にあったメビウスの雑誌を読んでおり、研修はあまり真面目に受けていない様子です。
そこにメビウスが現れ、変異体による襲撃があったことを知らせます。
TVAのジャケットをもらったロキは初出動に心躍らせますが、ジャケットの背中には「変異体」と書かれておりすぐさまご機嫌斜めになってしまいます。
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作戦を仕切るハンター・B15(ウンミ・モサク)は、変異体のロキが複数いるという口ぶりを見せ、メビウスが自分たちが追っているのは「ロキの変異種」だと明かしました。
メビウスはロキの専門家であるロキと共に行動することを宣言、ロキには協力すればタイムキーパーと会える可能性を匂わせます。
再び1985年、事件が起こったテントに入ったロキは「狼の耳あるところに狼の牙近し」というアスガルドの諺を口にし、自分が何かしようとしていることに気づきます。
しかし、これはタイムキーパーに会いたいがためのロキによるハッタリで、ロキの嘘をすぐに見破ったメビウスはミニットメンたちに時間軸をリセットさせ、TVAに戻りました。
ラヴォーナ(ググ・バサ=ロー)の執務室に呼び出されたメビウスは、タイムキーパーたちがこの件を件を注視している事を明らかにします。
変異体は大災害に隠れている…!?
メビウスからの信頼を失いかけたロキですが、最後のチャンスとして書類調査の仕事を与えられます。
ロキはTVA創設やタイムキーパーに関する資料を読もうとしますがどれも極秘扱いで、やはり何か隠されていることは間違いないようです。
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アスガルドで起こった「ラグナロク」に関する資料を見つけたロキは、変異体のエネルギーが非検出だったことに気づきます。
ロキは食事中のメビウスの元へ出向き、ラグナロクのような大災害の前では何をしようと時間軸に影響を与えられないことを説明し(結局その後全てが無くなるため)、そのため自分の変異体が何か大災害が起こる前に現れるのではという仮説を立てました。
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ロキの仮説を証明するために、2人は西暦79年のイタリア・ポンペイへ向かいます。
ベスビオ山が噴火する直前のタイムラインにたどり着いたロキは、その場にいた人たちにラテン語で「あの火山が噴火しお前たちは全員死ぬ!」と宣言し、めちゃくちゃに騒ぎ立てました。
ロキはポンペイで歴史上にない行動を起こしましたが、そこに分岐イベントの発生はありません。
仮説が証明できた2人は、次にロキが隠れる可能性がある突発的な自然災害を探す作業に入ります。
メビウスはロキとの会話の中で、第1話に登場した1549年に出会った子供がその時代には売っていないチューインガムを持っていたことを思い出し、ガムが製造・販売されていた2047年から2051年に起こった災害を調べ始めました。
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そしてロキは2050年、アメリカのアラバマで起こった災害レベル10の巨大ハリケーンを発見。
ラヴォーナは完全武装したミニットメンたちの派遣を許可し、メビウス、ロキを含めた精鋭部隊が変異体捕獲に向かいました。
早くも変異体のロキが正体を表す
巨大ハリケーンが襲う2050年のアラバマ。
ロックスマートという巨大スーパーマーケットは、人々の避難所になっていました。
店内を映す監視カメラを見守る人影が映し出され、その人物はリセットチャージを20分後にセットすると、その場を離れました。
司令官であるB15とチームを組んで行動することになったロキは、植物売り場で不審な男を発見すると直ちに別の自分=変異体であると見抜きます。
次にB15の体を乗っ取り、ロキに語りかける変異体。
ロキと変異体の話術によるマウントの取り合いが始まりますが、変異体は次々と別の人物に乗り移っていきます。
それでもロキは変異体に共にTVAを乗っ取りタイムキーパーを排除することを提案し、変異体に対して自分の右腕にならないかと提案。
しかし、変異体は「興味がない」と言ってロキの提案を断り、すでに集めていた大量のリセットチャージを起動させ始めました。
メビウスと他のミニットメンたちは変異体の人質になっていた司令官を発見しますが、彼女は怯えた様子で「あれは現実、早く帰りたい」とうわごとを繰り返していました。
「うちに帰ろう」と優しく接するメビウスでしたが、司令官は慌てたようにタイムキーパーの居場所を変異体に漏らしてしまったことを伝えます。
売り場では、大柄な男に乗り移った変異体にロキが応戦している間に変異体の本体が装置のセットを完了。
そしてついにその正体を表したのです!
ローブの下から現れたのは、なんと女性の姿をした変異体のロキ(ソフィア・ディ・マルティーノ)でした。
マルコヤマモト
変異体のロキは「あなたなんか眼中にない」と言うと、セットしていた装置が次々と起動。
小さなタイムドアが現れてエネルギー体が次々とどこかへ消えていきます。
TVAの本部では時間軸の分岐が次々と現れ大混乱が起こり、あまりの事態に驚いたラヴォーナまでもが執務室の席を立ち出動する始末に。
ロキの変異体は現れたタイムドアの中に消えていきました。
店内でようやくロキを発見したメビウスは何かを察してロキを止めようとしますが、変異体に誘われるようにロキはタイムドアの中へ飛び込んでいったのです…!
マルコヤマモト
海外ドラマ『ロキ』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
#マーベルスタジオ 最新作
『#ロキ』第2話配信スタート‼️アベンジャーズから逃げ出して、時間の流れを守る組織TVAに囚われた #ロキ💥
そこで、衝撃の事実を知らされた彼が次に取る行動とは❓
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— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) June 16, 2021
マルコヤマモト
まだ第2話までしか配信されていませんが、すごい情報量と熱量でMCUに大きな変革が起こっていることは間違いありません。
これまではインフィニティ・ストーンをめぐった戦いが描かれましたが、『ワンダヴィジョン』にも登場した「ネクサス」という言葉が『ロキ』でも登場したように、フェイズ4では「マルチバース」が鍵になってくるでしょう。
第2話にして姿を現した変異体ロキですが、ドラマ自体が全6話と考えれば良いタイミングなのかもしれません。
彼女の目的が気になるところですが、エンドロールでも役名が「変異体」としか書かれていなかったので、まだ何か別の正体があることも考えられます。
マルコヤマモト
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