1期からずっと円卓会議の中で孤立気味だったアインス。
その彼がついに行動を起こし、アキバに嵐が吹き荒れる!
いやあ面白い!
大手ギルドのマスターとは、「お金以外の何か」で数十人規模の集団をまとめ上げる存在。
優しいだけの存在に見えたアインスも、本気を出せばやはり有能でした。
それでも彼と利害が一致しない人間もいるわけで、とてもワクワクする展開です!
目次
『ログ・ホライズン 円卓崩壊』前回第1話のあらすじと振り返り
MMORPG「エルダー・テイル」によく似た異世界にプレイヤーたちが閉じ込められてから、1年あまりが過ぎ、アキバの街は「円卓会議」を中心に安定してきていました。
それでもこの異世界に馴染めず、無気力に陥る冒険者も多くおり、ギルド「ホネスティ」のマスター・アインスは、彼らの保護を強く訴えていました。
すでに十分に保護していると主張する円卓会議の他のメンバーと意見が折り合わないアインスは円卓会議で孤立していきます。
そこアインスは、アキバと関りの深いコウエン公爵家と仲が悪い、神聖皇国ウェストランデから、アキバ公爵という爵位を授かるという手段に出るのでした。
一方、アキバに連絡役として赴任しているコウエン公爵家の令嬢レイネシアの元に、神聖皇国ウェストランデの斎宮家当主との結婚の話が舞い込みます。
政略結婚ではあるものの、コウエン公爵家と神聖皇国ウェストランデの架け橋となる結婚に、レイネシアは浮かない顔で同意するのでした。
【ネタバレ】『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第2話あらすじ・感想
大地人の冒険者ルディ
アキバに存在する大地人の拠点「同郷会館ホール」でのステージを終えた美鈴は、大地人の少女と同じ卓に着いていました。
少女は大地人の冒険者であるルディが相談役として機能する会館のおかげで、地方出身の大地人は助かっていることを美鈴に伝えます。
そんな同郷会館に集う大地人たちの間では、新たに誕生したアキバの街の公爵アインスの話で持ち切りでした。
美鈴は、公爵について目を輝かせて語る少女をみて、身分社会に住む人間との間隔のずれに驚くのでした。
SU_BU
ヤマトの歴史
シロエとアカツキは、ヤマトの歴史についての説明を受けるため、「ミラルレイクの賢者」リ=ガンの元を訪れました。
600年前に誕生したウェストランデ皇国。
皇国は皇王を中心とした封建社会で、ナインテイル公爵家、フォーランド公爵家、ウーデル公爵家、マイハマ(コウエン)公爵家という公爵四家に支えられて発展していきました。
ところが、370年前に勃発したアルヴ(オークやゴブリンなどのモンスター)との戦争において、ウェストランデ皇王朝は、地方の公爵家を切り捨てて王領の守りを固めたのです。
その後、王朝のあるキョウの都にアルブの呪いによってダンジョンが発生し、王朝は滅びてしまいます。
そこからウーデル公爵と元老院が生き残りを集めて再起を図り、ウーデル公爵の所領の奪還を各地の公爵に命じますが、「皇王の命令ではない」と東の雄であるマイハマ公爵は拒否しました。
その後、元老院は皇王家の分家である斎宮家を招聘し、ウェストランデ皇王朝は神聖皇国ウェストランデとして復活するのです。
SU_BU
歪みの頂点インティクス
「Plant hwyaden」のギルドホール。
「Plant hwyaden」の幹部であるKRは、ギルドの実権を握るインティクスに、アキバとの融和路線で冒険者の支持を集める濡羽と、それに反対する元老院というミナミの街の現状を報告します。
KRは、ギルドマスターである濡羽と敵対してまで、ヤマトの支配を企むインティクスに、その理由を尋ねました。
元々、「放蕩者の茶会」に参加したのもゲーム内で頂点に立って大手ギルドの連中を見下すためだったのです。
インティクスは、ヤマトに来て連中を見下すためのルールに変わっただけ、と悪びれもせずに言い放ちます。
狂人じみたインティクスの主張を聞いたKRは、二つ目の質問を口にします。
「ヤゼルという名前に聞き覚えはないか?」
その名前を聞いた途端、インティクスの目が怪しく輝くのでした。
SU_BU
大地人の価値観
アキバにいる大地人は、貧しい地方の農家から身一つで飛び出した流浪の民――流民。
彼らにとって、アキバが公爵領となり公爵の庇護下に入るのは素直に喜ばしいこと。
ルディは、アキバに住む大地人たちの気持ちをシロエたちに伝えます。
さらに大手生産系ギルド「海洋機構」の人間から、アキバの街の消費と生産の大部分は大地人が占めていることを報告され、シロエたちは、アインスの手にした「アキバ公爵」という地位が、どれほど強い権力を持っているのかを実感するのでした。
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カラシンの悩み
アインスの行動によって、公爵に喧嘩を売った形となってしまった「第8商店街」のギルドマスター・カラシン。
「ふさぎ込んでいる人間には、少しでも頑張って、頑張ったことを褒めてもらえる場所が必要なんです」
カラシンもまた、異世界に馴染めない人間を見捨てていたわけではなく、アインスの元を離れた者を武闘派ギルドである「黒剣騎士団」の訓練に参加させ、自信を付けさせて異世界に馴染ませるという慈善活動を行っていました。
色々と動いていたのに、アインスの行動によって全ての計画が狂ってしまったカラシンは、アイザックに愚痴をこぼしながらヤケ酒を煽るのでした。
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ギルドマスター
円卓会議の場にて、アインスは自分が大地人の頂点である斎宮家によって、アキバ公爵という地位を手にしたことを堂々と報告します。
- アキバの冒険者が貴族の支配下に置かれてしまうのではないか
- 「自由都市同盟イースタル」と「神聖皇国ウェストランデ」の争いに巻き込まれるのではないか
懸念を表明する円卓会議の参加者たち。
- すでにアキバは大地人に生産と消費を頼っているため、その頂点である貴族とは切っても切れない状況にある
- コウエン公爵の孫娘レイネシアと斎宮家当主トウリの結婚によって争いは避けられる
アインスは、円卓会議の懸念を説き伏せます。
そしてさらに、強制力を持った統治機構「アキバ統治府」の設立と他ギルドのそこへの参加、ホネスティの円卓会議離脱を宣言するのでした。
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アインスからの呼び出し
ホネスティの円卓離脱宣言を受けた会議の後、シロエの元に手紙が届きます。
人気のない夜の街にシロエが赴くと、そこにはアインスが待っていました。
そのアインスの後ろに、静かに立っていたのは斎宮家の人間でした。
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『ログ・ホライズン 円卓崩壊』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【水曜夜は「ログ・ホライズン 円卓崩壊」!!】
第2話「アキバ公爵」 Eテレ 20日(水)夜7:25
6年は長いけど、1週間はあっという間ですね😅レイネシアの縁談にアインスの反乱、早くもきな臭くなってきました…。
明日は早くもログホラ名物「ヤバそうに見えてヤバい人たち」が登場です🤢#loghorizon pic.twitter.com/bhvMfqh8SY— アニメ「ログ・ホライズン 円卓崩壊」製作委員会 (@loghorizon_DORT) January 19, 2021
- 大地人の冒険者ルディ
- 歴史ある世界
- インティクス怖い
- ホネスティの円卓離脱
- アキバ統治府の設立
2期までのリ=ガンの声優は、昨年亡くなられた藤原啓治さんでしたね。
声が変わっていたことで思い出しました。
なんだか寂しいですね。
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