10代で子役としてデビューして以来、その天才的な演技力と名前負けしないルックスで世界中の映画ファンを魅了してきたレオナルド・ディカプリオ。
『レヴェナント:蘇えりし者』で念願のオスカーを獲得してもなお、その映画に対するストイックな姿勢は変わることはありません。
出演映画はオスカーを狙って絞ってきたこともあり、どれも見ごたえたっぷりのものばかりです。
プライベートでは俳優としての知名度を利用し、積極的に環境問題にも取り組むディカプリオ。
ぼんぬ
それではどうぞ。
目次
レオナルド・ディカプリオ出演おすすめ映画10選!
『ギルバート・グレイプ』
- 人生とは何かを見つめなおせるヒューマンドラマ
- ジョニー・デップとの豪華共演
- オスカーにノミネートされたレオナルド・ディカプリオの完璧な演技
アイオワ州の小さな街。
グレイプ家の次男ギルバートは、肥満で動けない母親と知的障害を持つ弟アーニー、そして2人の妹たちの面倒をみる毎日。
自分のことは二の次で、淡々とした代わり映えのない日々を送っています。
将来に悩みつつ、どうすることもできない現実。
そんな時ベッキーという少女と出会い、ギルバートの心に変化が現れます。
2人を通して人生とは何かを考えさせられるヒューマンドラマです。
ギルバートを演じるジョニー・デップの控えめでありながら、キラリと光る存在感が魅力的な1本です。
ぼんぬ
のちの大スターとなるジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが共演していることでも有名な『ギルバート・グレイプ』。
現在ではほぼ不可能といってもいい共演は、まだ2人が駆け出しの頃の90年代だからこそ実現できたものです。
また、アーニーを演じるレオナルド・ディカプリオは、当時はまだほぼ無名の俳優でした。
撮影開始前には同年代の知的障害者が入所する施設へ行き、彼らから話を聞いたりすることで徹底的に役作りをしています。
ぼんぬ
役者としてのストイックさは、すでにこの頃から発揮されていました。
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『バスケットボール・ダイアリーズ』
- レオナルド・ディカプリオの怪演っぷりが素晴らしい
- 薬物中毒の怖さが痛いほど伝わってくる
ジム・キャロルによる自伝的小説「マンハッタン少年日記」を元に制作されたクライムドラマ『バスケットボール・ダイアリーズ』。
バスケットボールに明け暮れる日々を送る高校生のジムは、親友であるボビーを白血病で亡くしてしまいます。
悲しみを紛らわすため、ヘロインに手を出したことからジムの人生は激変。
薬物中毒に陥った1人の青年が立ち直るまでを描いた実話です。
麻薬依存の怖さをティーンの視線で描いた良作です。依存で苦しむのは本人だけでなく、家族や友達も巻き込んでしまうことを丁寧に描いてあります。
ぼんぬ
クライマックスで母親にお金を無心するシーンでの、狂ったような演技はディカプリオのキャリアでも5本の指に入るくらいの凄さです。
また、『バスケットボールダイアリーズ』の舞台はNYなので、90年代のNYを堪能することもできます。ビルのファッションにも注目したいところです。
『ロミオ&ジュリエット』
- 現代を舞台にした設定が斬新で面白い
- ルックス黄金期のレオ様を堪能できる
- 映画史に残る名シーンの数々
時代を超えて愛され、今までに何度も映画化や舞台化をしてきたウィリアム・シェイクスピアの戯曲を現代風にアレンジした傑作です。
レオナルド・ディカプリオ演じるロミオと、クレア・デインズ演じるジュリエットの恋を描きます。
ぼんぬ
シェイクスピアの戯曲でありながら、ロミオはギャングの一員という設定が大胆で面白いです。
アロハシャツを身にまとい、銃を持つロミオがオリジナリティ溢れています。
ディカプリオのルックス黄金期の作品の中でも、これでもかというくらい輝いているレオ様が堪能できる1作です。
舞踏会でジュリエットと出会うシーンは、衣装も相まってさらに美しいことこのうえありません。
ぼんぬ
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『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』
- スティーヴン・スピルバーグの撮ったコメディ映画
- レオナルド・ディカプリオのカメレオンっぷりが最高
- 共演がトム・ハンクスという豪華なキャスティング
1960年代に、医師やパイロットに扮し小切手詐欺を世界中で起こしていたフランク・アバグネイルの自伝を映画化したクライム系コメディです。
アバグネイル役にレオナルド・ディカプリオが、そしてアバグネイルを追うFBI捜査官役にトム・ハンクスが出演しています。
ぼんぬ
監督は『E.T.』などでお馴染みのハリウッドの巨匠であるスティーヴン・スピルバーグ。
SF系のイメージが強い監督ですが、実はこんなコメディを撮れる監督でもあります。
ぼんぬ
どれほどの傑作なのかはキャスティングからも容易に想像できます。
共演はトム・ハンクスだけでなく、エイミー・アダムスやクリストファー・ウォーケンなど、名だたる名優たちばかりです。
また、ディカプリオのカメレオンっぷりを堪能できるのも『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の最大の魅力の1つです。
ぼんぬ
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『アビエイター』
- レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシがタッグを組んだ第2弾
- ゴールデングローブ賞やオスカーにノミネートされたディカプリオの熱演
実在した実業家で大富豪のハワード・ヒューズの半生を描いてます。
ヒューズという人物を知りたければ、確実に見なくてはならない映画です。
それくらい、ヒューズの実業家としての表の顔と、強迫性神経症に支配される裏の顔が丁寧に描かれています。
当時の伝染病を恐れて「Quarantine(隔離)」が口癖のヒューズ。
手を洗うシーンは、コロナウイルスが欧米でパンデミックを起こし始めた頃にミームとしてネット上で拡散されました。
ぼんぬ
また、製作総指揮として制作にも加わっており、ディカプリオが『アビエイター』に注いだ情熱が見て取れます。
さらに、ヒューズと恋愛関係になるハリウッドの名女優、キャサリン・ヘプバーンをケイト・ブランシェットが演じていることにも注目です。
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『ブラッド・ダイヤモンド』
- 教養として見ておきたい社会派サスペンス
- 密売人役のレオナルド・ディカプリオが新鮮
その名の通り、血塗られたダイアモンドの実態を描いた社会派サスペンスです。
ぼんぬ
映画はその時々の社会問題を見せてくれるものでもあります。
『ブラッドダイヤモンド』は、アフリカ・シエラレオネ内戦を巡る事実を描いてあり、興味深い1作です。
紛争ダイヤモンドに関するサスペンス要素たっぷりの作品なので、ハラハラしながら鑑賞したい時にオススメです。
元軍人で密売人のアーチャーを演じるのがレオナルド・ディカプリオ。
ぼんぬ
また、制作前に監督であるエドワード・ズウィックが入念なリサーチや取材を行っているため、作品にさらにリアルさが増しています。
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『インセプション』
- 1度見ただけでは難解で、何度も見たくなるスルメ映画
- レオナルド・ディカプリオをはじめとした豪華キャスト陣
- 観客にも最初からインセプション(植え付け)を密かにしている傑作
『ダークナイト』でお馴染みのイギリス人映画監督クリストファー・ノーランが20年も構想をかけたSFスリラーです。
ターゲットの夢の中に入り込み、アイデアを盗む企業スパイのドム・コブをレオナルド・ディカプリオが演じます。
ぼんぬ
エンディングは未だにネット上で議論されるほどのインパクトで、スルメ映画で有名なノーラン作品でも『インセプション』はその代表作といえます。
CGではなく、本物にこだわるクリストファー・ノーランが巨大なマシーンを作ってまで作り上げた映像は迫力満載です。
ディカプリオを筆頭に、脇を固めるキャストたちが豪華すぎる『インセプション』。
ノーラン作品常連のトム・ハーディや、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン・レヴィット、コブの妻役にフランス人女優のマリオン・コティヤールや設計師役にエレン・ペイジ、そして日本からは渡辺謙も出演しています。
ぼんぬ
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『華麗なるギャツビー』
- 総制作費105ミリオンドルの豪華なセットやドレスが美しい
- 映像だけでなくサウンドトラックでも魅了してくれる良作
『ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオが再びタッグを組んだ『華麗なるギャツビー』。
大富豪のジェイ・ギャツビーと上流階級の美しい女性であるデイジーの恋を、デイジーの従兄弟であるニックの視点で描くラブロマンスです。
1920年代のNY・ロングアイランドの裕福な人々を描いた作品であるので、衣装やセットがとても豪華で映像だけでも見ごたえがあります。
ニック役にディカプリオと長年の友人であるトビー・マグワイア、そしてヒロインのデイジー役にキャリー・マリガンが配役されています。
特に、可愛さと美しさの両方を兼ね備えているキャリーの配役はデイジーのイメージにぴったりです。
ぼんぬ
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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
- レオナルド・ディカプリオが惚れ込んで原作の権利を獲得した作品
- オスカー5部門にノミネートされるなど当時は話題沸騰となった
- ジョナ・ヒルやマシュー・マコノヒーとの掛け合いがめちゃくちゃ笑える
マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオがまたしてもタッグを組んだコメディ映画です。
1980年代から90年代のウォール街で株式ブローカーとして大金を稼ぎ、悪名を轟かせたジョーダン・ベルフォートの実話を基に描いています。
ぼんぬ
ジョーダンがいかにしてブローカーとして大成功したのかをコメディ要素たっぷりにみせてくれます。
その破天荒っぷりだけでなく、持って生まれた才能としか言いようのない話術もしっかりと描いてあるのも見どころです。
さらに、コメディ映画には欠かせない俳優といえば、ジョナ・ヒル。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でも、ジョーダンに近づく男ドニー役として出演しています。
そのほかにも、マシュー・マコノヒーや、まだ無名だった頃のマーゴット・ロビーなどが揃った豪華キャスト陣にも注目です。
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『レヴェナント:蘇えりし者』
- オスカー受賞にふさわしい体を張ったレオナルド・ディカプリオの演技が素晴らしい
- 自然光だけに頼った撮影手法で臨場感満載
- イニャリトゥ監督のこだわりが詰まった作品
1870年代後半の西部開拓時代に実在した罠猟師のヒュー・グラスの半生を描いた伝記映画です。
クマに襲われ重症を負いながらも生還したヒューをディカプリオが演じ、念願のオスカーを獲得しました。
壮絶なロケを容易に想像できる光景が終始素晴らしいです。
ぼんぬ
ディカプリオが出演している作品で、1、2位を争うくらいの壮絶でものすごい映画です。
それもそのはず、監督は『バードマン』でオスカー受賞歴のあるアレハンドロ・イニャリトゥ、そして撮影はエマニュエル・ルベツキというベストコンビです。
ルベツキにいたっては、2013年の『ゼロ・グラビティ』、2014年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、そして『レヴェナント:蘇えりし者』で3年連続でオスカーを受賞しています。
その2人がタッグを組んだ撮影は、自然光にこだわり冬のカナダと南米の高地で9ヶ月に渡って行われたためあまりにも過酷すぎてスタッフたちが脱落してしまうほどでした。
しかし、その甲斐あって映像はとにかく美しく臨場感に溢れています。
ヒューを演じたディカプリオの演技はオスカーにふさわしく、必死に生きるさまがひしひしと伝わってきて迫力満点です。
ぼんぬ
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レオナルド・ディカプリオ出演おすすめ映画10選・まとめ
レオナルド・ディカプリオが出演している作品が好き❤︎出演している作品、大体面白い気がする!!若い頃〜今まで全部魅力的😊未だ観てない映画がたくさんあるから、観なきゃ🎬#映画好きと繋がりたい #レオ様#レオナルド・ディカプリオ pic.twitter.com/MYifHMDDhl
— EMA (@EMA51719084) April 3, 2020
以上、ここまでレオナルド・ディカプリオのオススメ出演作をまとめてきました!
現在撮影中のスコセッシと再びタッグを組んだ新作『Killers of the Flower Moon(原題)』を筆頭に、来年以降も新作公開が詰まっているディカプリオ。
年齢を重ねて演じる役の幅も増えたレオ様の、これからの活躍も楽しみです。