突然ですが皆さんは「Kゾンビ」という言葉を聞いたことがありますか?
実は、韓国エンタメ界ではにわかにゾンビブームが起きているのです!
マルコヤマモト
また、「Kゾンビ」ブームの火付け役になった映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』をはじめ、人気の韓国産ゾンビ作品をご紹介します!
目次
Kゾンビってなに?ブームの背景をカンタンに解説!
マルコヤマモト
Kは韓国(Korea)の頭文字!K-POPのような感じですね!
当初「韓国ではゾンビものは流行らない」と言われていましたが、2016年に公開されたヨン・サンホ監督『新感染 ファイナル・エクスプレス』が異例の大ヒット!
この影響を受けて韓国ではいまゾンビものが大流行しています。
さらに時代劇ドラマ『キングダム』がNetflixで配信されたことにより、Kゾンビブームは世界中に広まったのです!
2019年に公開された『感染家族』では、イ・ミンジェ監督がゾンビ・コメディという新たなジャンルに挑戦し、多くの人々を笑いの渦に巻き込みました。
Kゾンビブームはまだまだ終わる予兆はなく、2020年夏には『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編、ヨン・サンホ監督の『半島』が公開予定など、世界中のゾンビファンも注目しています!
マルコヤマモト
Kゾンビ!今すぐ見れる超おすすめ4作品を紹介!
マルコヤマモト
Kゾンビブームは『新感染 ファイナル・エクスプレス』をきっかけに始まったので、その歴史はまだまだ浅いです。
ブームに乗り遅れないように、今のうちに予習しておきましょう!
『新感染 ファイナル・エクスプレス』
- Kゾンビ入門には絶対見ておきたい1作!
- 狭い列車内で描かれる生き残りをかけた人間模様にハラハラが止まらない
- ラストはまさかの展開に涙!韓国映画らしさも取り入れたゾンビ映画
マルコヤマモト
原題は「釜山行き」で、ソウルから釜山までの高速列車内で起こる密室ゾンビ映画!
Kゾンビは西洋のゾンビとは違い、とにかく感染力が強いことと、動くスピードも速い、より凶暴という特徴があります。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』で、韓国のゾンビのフォーマットができたと言っても過言ではないでしょう。
今までと違うゾンビの描かれ方にドキッとしたゾンビファンも多いのではないでしょうか?
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また『新感染 ファイナル・エクスプレス』は物語も濃厚!
上映時間がほとんどソウル~釜山間の乗車距離と同じくらいになっているのでますますリアルさがましてハラハラが止まりません!
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のコン・ユが主演を務め、『犯罪都市』などのマ・ドンソクが今作をきっかけにメジャーへの階段を駆け上るという奇跡も起こりました。
マルコヤマモト
『キングダム』シーズン1・2(Netflixドラマ)
- 1シーズン6話で見やすい!早いとこ見ておくべし!
- 速くて凶暴なゾンビのフォーマットは健在!さらに夜の間に動くという設定も追加!
- 「ゾンビ×王宮のドロドロ」の意外性!韓流時代劇が好きな人も楽しめる作品
マルコヤマモト
こちらは「Kゾンビ×時代劇」という異色の組み合わせ、しかも主演があのチュ・ジフンときたら見ないという選択肢はありませんでした。
王宮での世継ぎ争いと各地で起こる疫病の関係を世継ぎ候補である世子が暴いていくサスペンス・ミステリーの側面もあるので物語としても十分に楽しめます。
ちなみにKゾンビの中でもグロさでは『キングダム』が1番です。
マルコヤマモト
主演を務めるチュ・ジフンはもちろん、人気女優のペ・ドゥナの時代劇初挑戦や、『エクストリーム・ジョブ』でダメ班長を演じたリュ・スンリョンが一連の黒幕である、恐ろしい高官チョ・ハクジュを演じ、そのギャップが話題になっています。
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『感染家族』
- ゾンビ映画なのに超笑える&ほのぼのできる!グロさもないので初心者におすすめ
- ゾンビが超イケメン!期待の新星チョン・ガラムをチェック!
- タフでポジティブなパク一家からゾンビ時代の生き方を学べる
マルコヤマモト
Kゾンビでも『感染家族』は、ゾンビ・コメディという新たなジャンルを切り開き、成功した作品です。
とにかく最初から最後まで笑えて、他のゾンビ作品への愛がこもったオマージュもたくさん発見できる、観終わった後はなぜかほのぼのしてしまう…ある意味「新感覚」の作品でした。
若返り作用があるウイルスを持つゾンビを見つけたその日暮らしのパク一家が、村の老人たち相手に「ゾンビ若返りビジネス」を展開。
ビジネスは超順調に思えたが、ゾンビのウイルスには副作用があって…!?
マルコヤマモト
さらには末娘とイケメンゾンビの恋愛模様まで描かれるという異色過ぎる展開にもビックリ&爆笑。
ゾンビ映画にしてはグロさもないので、「ゾンビはちょっと怖いけど韓国映画は好きだし、好きな俳優が出ているし観てみたいな…」という方には『感染家族』が、まずおすすめです!
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『王宮の夜鬼』
- ヒョン・ビン×チャン・ドンゴン2大スター共演の豪華Kゾンビ時代劇!
- ゾンビ=夜鬼に立ち向かう有名バイプレイヤーたちにも注目
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今作も「Kゾンビ×時代劇」の内容で描かれ、ゾンビという呼び名がないので劇中では「夜鬼」と呼ばれています。
主演は『コンフィデンシャル/共助』のヒョン・ビンと、韓国俳優の大御所チャン・ドンゴンと豪華!
夜鬼を使って国家転覆を図ろうとする王の側近キム・ジャジュン(チャン・ドンゴン)と、運命を託された王子イ・チョン(ヒョン・ビン)が繰り広げる権力争いも見どころの1つです。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』で超絶自分勝手なバス会社の常務役を務めたあのキム・ウィソンも出演し、狂気に満ちた朝鮮王朝の王を演じます!
マルコヤマモト
今後公開される「Kゾンビ」作品:『半島』(原題)
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2019年に撮影が開始され、引き続きヨン・サンホ監督がメガホンを取り、主人公ジョンソクをカン・ドンウォンが演じます。
そのほか、『半島』は豪華俳優陣がキャスティングされていることも話題になっておりクランクイン時の情報では、
- カン・ドンウォン / 役:ジョンソク(焦土化した韓国に足を踏み入れる主人公)
- イ・ジョンヒョン / 役:ミンジョン(ゾンビとの戦いに生き残った生存者で女戦士)
- イ・レ / 役:ジュニ(ミンジョンとともに危機を乗り越える少女)
- クォン・ヘヒョ / 役::老人キムさん(ミンジョンの仲間で必ず救助が来ると信じて待ち続ける老人)
- キム・ミンジェ / 役: ファン中佐
- ク・キョファン / 役: ソ大尉
さらに『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年後の、荒廃した韓国を描いたビジュアルにも注目が集まっており、ゾンビと生存者のさらに凄惨な闘いが予想されることでしょう。
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Kゾンビまとめ:これからもKゾンビは世界中で愛されること間違いなし!
マルコヤマモト
- Kゾンビは「感染スピードが速い」「動きも速い」「超凶暴」のフォーマット
- Kゾンビ作品の数はまだ少ない!ハマるならいまがおすすめ
- Kゾンビ作品はこれからも伸びしろがあるジャンルなのでゾンビファンも韓国映画ファンも注目すべし
『新感染 ファイナル・エクスプレス』『キングダム』『感染家族』『王宮の夜鬼』はすでに動画配信サービスでも視聴できるので、ぜひご覧くださいね!
さまざまなタイプのゾンビ作品がありますが、Kゾンビは物語もキャストも超優秀なので安心して見れますよ。
マルコヤマモト
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