ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第1話あらすじ・ネタバレ感想!レンタルおやじが様々な「苦」に直面するコメディ

ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『コタキ兄弟と四苦八苦』公式ページ

真面目すぎる兄・古滝一路(古館寛治)の元に、8年ぶりに弟・二路(滝藤賢一)が現れます。

弟の出現を煙たがる兄ですが、弟が起こした事故の被害者を救護することに。

被害者のムラタ(宮藤官九郎)は、レンタルおやじとして自分の代わりに依頼主に会いに行って欲しいと頼まれます。

兄弟で待ち合わせ場所に行ってみると、依頼主のシズコ(市川実日子)は、なんと顔半分が血だらけでした。

シズコには、今日中にどうしてもやり遂げたいことがあったのです。

ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』の見どころ

脚本は『アンナチュラル』や『獣になれない私たち』を手がけた野木亜紀子氏、監督はテレビ東京では御馴染みの山下敦弘氏。

気鋭のクリエイターが初タッグを組み、滝藤賢一さん、古館寛治さんという名バイプレーヤーがW主演を務める愛すべきダメおやじ2人の人間賛歌コメディです。

真面目すぎてうまく生きられない兄(古館寛治)と、正反対にちゃらんぽらんな弟(滝藤賢一)がレンタルおやじを通して様々な『苦』に直面し、それでもどうにか生きていく物語です。

第1話では市川実日子さんをゲストに迎え、兄行きつけの喫茶店の店員さっちゃん(芳根京子)と共に、兄弟がレンタルおやじの道へ引きずり込まれる様子が描かれます。

【ネタバレあり】ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第1話あらすじと感想


8年ぶりの再会

喫茶店『シャバダバ』。1人の中年男性(古館寛治)がコーヒー1杯で長時間粘っています。

彼は、店員の女の子(芳根京子)が他の客の忘れ物であるバールを孫の手のように扱っているところをチラチラと見ています。

男は会計時、バールについて少しだけ女の子と話をしました。

男は帰宅後、日記に「過去最高クラスに会話が弾む」と書き込みます。

その後『現代用語の予備知識』を読み始めます。

ふと押し入れを見ると、少しだけ襖が開いているので閉めますが、おかしな気配に気づいて襖を開けてみると、そこには靴を持ったもじゃもじゃ頭の男(滝藤賢一)が潜んでいました。

男はスッと襖を閉めます。

「驚いた?ただいま!」

「出ていけ!俺はお前を勘当したはずだ」

もじゃもじゃは男の弟でした。

2人は訳あって8年間音信不通でした。

「ごめん…あの時なんで勘当されたんだっけ…?」

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芳根京子さん演じる喫茶店のさっちゃんをチラチラと眺め、それを日記に書く古館寛治さん演じる一路さん。いい感じに気持ちが悪いです。そして趣味が『現代用語の基礎知識』を読むことというのが、なんとも悲哀を感じます。

弟役の滝藤さんもいい感じにちゃらんぽらんで、お二人のキャラクターがとてもマッチしています。

レンタルおやじのムラタ

兄と弟はことごとく会話が合いません。

しかし、兄は弟が腕を怪我していることに気がつきます。

訳を聞いてみると、弟はどうやら事故を起こしてそのまま逃げてきてしまったらしいのです。

慌てて現場に駆けつけると、被害者(宮藤官九郎)はまだそこに横たわっていました。

死んではいないようです。意識もあるようでした。

被害者は動こうと思えば動けたのだが、倒れているのに誰も気がつかないことに孤独を感じて、自分の存在意義について考えていたのだそうです。

ムラタと名乗るその人は、念のために病院に行きたいから、自分の代わりに駅前に行って待ち合わせの人の話を聞いてきて欲しいと頼まれます。

「私、こういうことをやってまして」

ムラタが差し出した名刺には『レンタルおやじ 1時間1,000円』とありました。

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誰も助けに来ないので孤独を噛みしめていたというムラタに、兄が「私がここに来た!」と必死でフォローしますが、その部分に野木亜紀子節を感じました。不思議なレンタルおやじ・ムラタを演じるクドカンさんもいい味が出ています。

顔面血だらけの女性

兄弟は駅前に行って遠目から依頼主の女性・シズコ(市川実日子)を観察します。

兄は事故の責任を取らせるために、まず弟を向かわせました。

しかし、弟は女性の顔を見るなり逃げ出してしまいました。

仕方なく兄が女性の元に行くと、なんとシズコは顔の右側が血だらけで、それをハンカチで押さえています。

それでも彼女は病院に行こうとせず、スタスタと商店街を歩き喫茶店『シャバダバ』に入っていきました。

2人がロイヤルミルクティーとコーヒーを頼んだところで、弟も後から入ってきてレモンスカッシュを注文します。

シズコは離婚届を取り出し、兄にサインをしてくれと言います。

結婚もしたことにないのに、離婚届にサインをするなんてと兄は目を白黒させます。

しかも、これではまるでDV夫に離婚を迫っているかのようです。

しかし、シズコがサインしてほしいのは証人欄だと言います。

moyoko

顔面血だらけの女性が現れ、離婚届にサインしてくれと言う。テレビ東京『ドラマ24』らしいシュールな展開になってきました。

代理の仕事なのにも関わらず、しょっぱなからヘビーな依頼が来てしまいました。兄はどうするのでしょうか?

私文書偽造

しかし、兄はなかなかサインをすることができません。

個人情報のアレコレが気になるからです。

「レンタルおやじの規約はどうなっているんですか?」

シズコは業を煮やして、他のレンタルの人2人はすぐにサインしてくれたと言います。

証人欄は2人分。すでに2人がサインをしてくれたということは、夫の欄もレンタルの人が書いたことになります。

「怖い怖い!私文書偽造に加担するところだった!」

兄はさらに頑なになってしまいました。

シズコはただ今日中に離婚がしたいだけで迷惑はかけないと言いますが、兄は首を縦に振りません。

すると、事情を知らない店員さっちゃんがバールを持って間に入ってきました。

「暴力はいけません!」

DV夫が離婚を迫っていると思ったのです。

moyoko

のっぴきならない事情があるのはシズコの血だらけの顔を見ればわかりますが、なまじ法律を知っているとなかなかサインはできないでしょう。ましてや、兄は学生時代ノートを貸すにも借用書を作成していたほどの堅物なのです。

4時40分

弟がさっちゃんに事情を説明すると、兄に謝りつつもサインくらいしてあげてもいいのでは?と意見します。

「常識的に考えて偽造は無理」

そういう兄に対して、シズコは「常識というけど、平日の昼間にレンタルおやじの代理ができるということは仕事をしていないのでは?」と尋ねます。

兄は、要するに無職でした。

さっちゃんには予備校の講師をしていると説明していましたが、現在は休職中とのことです。

弟はエターナル無職のため、兄弟揃って無職ということになります。

シズコは、常識の範囲ではないからレンタルを頼んだのだと話しますが、兄はまずは弁護士に相談をした方がいいと常識的に返します。

「『死ね』って言葉、誰かにぶつけたことはありますか?」

夫に引きずられて顔をぶつけて血を流したシズコに、夫は天罰だと言いました。

シズコはそれを聞いて自然と『死ね』と口に出たと言います。

moyoko

本気で「死ね」と言う言葉はそうそう出てきません。

シズコの事情を聞かずともサインしてしまえと思いますが、事情を聞けばさらに四の五の言わずにサインをしろ!と思ってしまいます。あと20分で役所は閉まってしまうのに!

怨憎会苦

「殺してしまうよりなんだってマシだと思いませんか?」

「一刻も早く夫と違う苗字になりたい、顔も見たくない二度と会いたくない。だから今日私は離婚届を出す」とシズコは決意を語ると、兄の代わりに弟がサインし、シズコは弟に1,000円を渡し、レスカ代を支払って役所に向かいました。

「誰かが名前を戻してあげなきゃ進めないんだよ」

そう良い話風に語る弟に、兄は一瞬流されそうになりましたが、思い直します。

「俺だってお前にちっとも会いたくなかったし顔だって見たくないんだよ!」

さっちゃんはちょっと冷たいのではないかと兄に言いますが、弟は同じことを妻のユカにも言われたと離婚届を出します。

「他人の離婚届にはサインできるのにさ。ハハハハ!…どうしよう?」

「知らないよ!!」

ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第1話まとめ

怨憎会苦おんぞうえく」とは、恨み憎む相手と会う苦しみのことをいいます。

妻に顔も見たくないと言われて8年ぶりに実家に戻った弟は、同じことを言った女性のためにサインはできましたが、自分の書類にはサインができずにいました。

moyoko

無職でちゃらんぽらんな弟、結婚してたんかーいと思わずツッコんでしまいました。

でも、こういう人ほど女性は放っておけないものですよね。

同じく無職で真面目一徹の兄は、生涯独身を貫いています。

それがなんだか物悲しく良い味を出しています。

ここから2人のレンタルおやじ生活が始まりました。

次回はレンタル親戚おやじとして結婚式に列席することに。そこにはどんな『苦』が待っているのでしょうか?

おやじ2人の掛け合いが楽しみです!

※『コタキ兄弟と四苦八苦』次回第2話も続けて読みたい方はこちら

ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』第2話あらすじ・ネタバレ感想!レンタル依頼は結婚式のサクラ列席?