『この音とまれ!』第13話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!迎えた邦楽祭の演奏。絆が大きく表現される!

アニメ『この音とまれ!』第13話(最終回)ネタバレ感想!

出典:『この音とまれ!』公式ページ

ついに始まる邦楽祭での愛たちの演奏!

本番直前、緊張した妃呂が手を滑らせ箏を倒してしまい、愛が右手を怪我してしまうハプニングが。

その痛みを我慢しステージの上に立つも、まともに演奏ができずにみんなの足を引っ張ってしまいます。

次第に音がズレていってしまう時瀬高校筝曲部のみんな。

しかしその時、絶対にこのまま終わらせたくないという想いで光太が起死回生の音を奏でます!

みんなで足りないところを補い合う彼ららしい素晴らしい演奏です!

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『この音とまれ!』第13話(最終回)あらすじ

アニメ『この音とまれ!』第13話(最終回)「久遠」あらすじ①

アニメ『この音とまれ!』第13話(最終回)「久遠」あらすじ②

倒れた箏からさとわを庇った愛は、本番を前に手を痛めてしまう。

それに気付いた滝浪は出場禁止を言い渡すが、愛は……。

部員で唯一そのことを知ってしまった武蔵は、どうするべきかと悩む。

愛の悲痛なまでの想い、そして武蔵の出した結論とは。

ライバルや応援してくれる人たち、観客が見守る中、ついに時瀬高校箏曲部の順番がやってくる。

アニメ『この音とまれ!』第13話(最終回)「久遠」あらすじ③出典:『この音とまれ!』公式ページ

【ネタバレ】『この音とまれ!』第13話(最終回)の感想

右手を負傷した愛。滝浪先生の忠告を振り切る!

前回第12話の最後に、緊張した妃呂が箏を倒してしまい、それをかばった愛が右手を負傷してしまいました。

愛は、そのことを誰にも言わずに演奏会に臨もうと心に決めます。

箏を倒したことに責任を感じた妃呂は自分を責めますが、部長の武蔵は自身がかつて先輩から言ってもらったとっておきの言葉「演奏会は頑張った自分へのご褒美」を妃呂に伝えます。

その言葉に妃呂は心を救われ、安心した表情を見せてくれます。

それを聞いた他のメンバーも緊張がほぐれていく中、愛だけは深刻な表情を隠しきれていませんでした。

顧問の滝浪先生は、愛のそのおかしな挙動を見逃しませんでした。

演奏に臨もうとする愛の襟を後ろから掴み、男子トイレに連れていきます。

男子トイレに連れ込まれた理由を把握できていない愛。

すると、滝浪先生は愛の右手をグッとつかみ、怪我した部分をあらわにさせます。

「お前は今日は出場するな。救護所で手当てしてもらってこい!」

滝浪先生の言葉が、冷たくトイレに響いています。

当然その提案を全力で否定する愛。

しかし「無理に出て何かあったら、顧問である俺の責任になる。」そんな自分勝手な先生の言い分が、さらに愛を怒らせました。

邦楽祭は特別重要な大会ではありませんでした。

この大会を出場しようが棄権しようが、彼らの目標である全国大会には影響はないのです。

そして追い打ちをかける様に、滝浪先生から「お前が今日いなくても演奏はできる。」と告げられると、その言葉は愛の心に深く突き刺さります。

そう告げた滝浪先生は、その場を去ろうと歩き出しますが、愛は怪我した右手を壁に打ち付け、滝浪先生を止めます!

滝浪先生に言われた言葉はひどい物でしたが、愛にとってそんなことをはるかに超える意味が、この演奏会には込められていたのです。

「あいつらと演奏するのが楽しい!俺だけ外から見ているなんてできない!」

愛を駆り立てていたのは、純粋にその理由からだったのです。

その時、トイレの外には愛を心配してついてきた武蔵がいたのでした。

愛のそんな純粋な理由を聞き、武蔵は心を打たれます。

その言葉を口にすると、滝浪先生を残し、愛はトイレから飛び出して行きました。

そして滝浪先生がトイレから出てくると、目の前には武蔵が!

滝浪先生の行動や言動について、彼なりの意見を述べる武蔵。

武蔵の言う通り、滝浪先生は逆なでするような言葉で彼らを試しているだけなのか?

本番直前!迷う部長

廊下にうずくまる武蔵は、愛の怪我のことを他のメンバーに伝えるべきかどうか悩みます。

愛も段々と腫れてくる右手を見ながら、会場の外で自身が滝浪先生に言った言葉を悔やみます。

そんな時、なかなか帰ってこない愛を心配した実康から電話がかかってきました。

本番直前で楽器を移動させ、最後の合わせをみんなでしたいとのこと。

しかし、右手の怪我をできるだけ隠したい気持ちから、お腹が痛いと嘘をつき、それを断ります。

一同が愛のお腹の調子を心配する中、事情を全部知っている武蔵は悩んでいました。

愛も今までの仲間との練習、そしてお婆ちゃんから言ってもらえた言葉を思い出し、右手を負傷したことを悔やみます。

「ちゃんとした手で弾きてえ…」

愛の心の底から本音が出た瞬間でした。

そんな愛の後悔とかを裏腹に、本番が刻一刻と迫ってきます。

みんなはついに箏をステージまで運び始めました。

運びながらも、なかなか戻ってこない愛に段々を不安をつのらせていくメンバー。

愛の箏は、文句を言いながらも滝浪先生が代わりに運んでくれています。

武蔵の心の中で葛藤が起こっています。

愛の体のことを考えれば、彼の出場は見送るべきです。

しかし、武蔵の中には、愛が言った「あいつらと弾くのが楽しいんだよ!」この言葉が武蔵の心を強く引っ張っていました。

その言葉が武蔵にとって、とても嬉しかったのです!

「どうしようもないくらい、みんなと出たい」という武蔵の気持ちが、愛を止めるのを拒んでいます。

しかし、愛のことを想い、彼の怪我のことをみんなに伝えようとした時、後ろから愛がやってきたのでした。

右手はポケットに隠し、遅れたことを謝罪すると、みんなが彼が戻ってきたことを喜びます。

「愛がいない演奏なんてありえない。」

その言葉をみんなから聞くと、滝浪先生に言われた「お前がいなくても演奏はできる」はどこかに飛んで行ってしまったようです。

そして、ついに時瀬高校筝曲部の演奏の時間がやってきます!

演奏開始!しかし、みんなの音はバラバラに…

緊張から、ステージ裏で体を震わせる一同。

愛も自身の怪我を気にするも、一度の演奏くらいなら耐えられるはずと自分に言い聞かせます。

汗を流し、緊張した表情を見せる愛を不審に思ったさとわは、愛に声を掛けます。

さとわも少し彼の異常に気づいているようです。

会場では、今まで出てきたライバルたちが、愛たちの演奏を見守っています。

特に明陵高校の桜介は、愛を高く評価している様で、自分の大事なものを堂々と守っている彼がどんな音を奏でるのか興味津々。

そしてステージの上に立つ一同!

そのライトは眩しく、さっきまでいた会場ですが、彼らには全く違って見えています。

さとわも中学生の最後の演奏コンクール以来で、やっと帰ってきたといった面持ち!

一同の演奏が始まります。

演奏を始めると、そよ風のような感覚の音が会場に響き渡ります。

出だしは順調。

愛は自身の右手が最後まで持つことを祈りつつ、音を奏でていきます。

そしてさとわのソロパートに差し掛かると、会場の注目を一気に集めます。

感動する観客、そしてかずさは涙をこぼして、さとわの演奏を聴けることに感動。

その演奏は、ステージ裏で控えている珀音高校すらも聴き入らせるほどでした。

さとわのソロパートが終わり、みんなの音が合流した時、ついに愛の右手が悲鳴を上げてしまいます。

愛が右手の痛みから大きく音を外してしまったのです!

みんなの空気が一瞬で凍り付きます。

必死に元に戻そうと試みるも、焦りからなかなかうまくいきません。

不審に思ったさとわは、愛の方をちらりと見てしまいます。

さとわの目には、愛の腫れあがった右手が飛び込んできました。

その光景にさとわは、そのことに本番まで気づかなかった自分を責め始めます。

そこからは雪崩の様に、みんなの音が次々に崩れ去っていったのでした…。

みんなが自分の失態を心の中で責め続け…すでに演奏はめちゃくちゃになってしまっています。

光太が奏でる起死回生の音

そんな最悪なリズムの中、練習で何度もミスをしていた光太のパートがやってきてしまいます。

みんなの頭に不安がよぎる中、予想を大きく裏切り、光太が起死回生の音を出したのです!

完璧なタイミングで音を出した光太。

その音にみんなの気持ちが1つに戻ります!

合宿で自分を探しに来てくれたみんなが、こんな形で邦楽祭を終えてしまうことが耐えられなかった光太。

その想いが、奇跡を起こしたのです!

そこから調子を取り戻した一同は、次々と音を合わせていきます。

みんながお互いを信じて「足りない音は誰かが埋めてくれる。」そのことを心に置いて演奏はクライマックスを迎えます。

足りない部分をみんなで補い合う、彼ららしい演奏!

愛のソロパート。

愛はもう痛みなど関係ないかの様に、優しい音色を奏でていきます。

その音には会場も思わす聴き入ってしまう程でした。

さとわも本調子を取り戻し、みんなの演奏をグイグイと引っ張ります!

それにつられる様に一同、自分らしい演奏を取り戻し、聴いている人がまるでそよ風に吹かれているかのような演奏を見せ、彼らは演奏を弾き終えたのでした。

『この音とまれ!』第13話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

右手を負傷してしまった愛は、本番直前に不安を覚えるも「一緒に練習してきた仲間に迷惑をかけたくない」、何より「自分があいつらと演奏をしたい!」という気持ちに奮い立たされて邦楽祭に挑むのでした。

序盤、痛みに耐えきれずみんなの演奏を大きく乱してしまったのですが、今までたくさんの困難を乗り越えてきた絆は、そんな愛の気持ちを裏切らずに、みんなの心を一つにしてくれます。

そして最後、最高の演奏を見せてくれた時瀬高校は、今までのどの強豪高校よりも輝いていたように思います!

要点まとめ
  • 愛が右手を負傷、本番で箏を演奏できるのか?
  • 大きくタイミングを逃した時瀬高校。彼らの演奏はバラバラに!
  • 光太が起死回生の音を奏でる!次第にみんなの心が1つに!

第1クールの最終回は時瀬高校メンバーの絆が大きくフォーカスされていました。

2019年10月から第2クールがスタートします。

全校大会へ向けて、より本格的で感動的な演奏が多くなることでしょう。期待したいですね!

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