『この音とまれ!』第12話あらすじ・ネタバレ感想!邦楽祭にて次々と判明するライバル校の実力

アニメ『この音とまれ!』第12話ネタバレ感想!

出典:『この音とまれ!』公式ページ

いよいよクライマックスが近づいてきました!

最終話を目前にして、なんとも濃い第12話となっています。

第11話で圧倒的な実力を見せつけた桐生桜介率いる明陵高校。

今回は、明陵高校に負けず劣らずのライバルたちが演奏を披露します。

お馴染み姫坂女学院、そして初登場となる永大附属高校!

彼らの個性的でハイレベルな演奏は愛たちの心をまたも奪っていきます。

また、これまで語られなかった顧問の滝浪先生の生い立ちが明かされます!

本話には『この音とまれ!』の魅力と秘密がいっぱい詰まっていました。

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『この音とまれ!』第12話あらすじ

アニメ『この音とまれ!』第12話「ライバル」あらすじ①

アニメ『この音とまれ!』第12話「ライバル」あらすじ②

邦楽祭のトップバッターをつとめた明陵。

桜介の演奏に圧倒される愛たち。

かずさたち姫坂、新たに出会ったライバル校、次々と素晴らしい演奏が続き、緊張をつのらせる妃呂。

一方、哲生と共に会場へ来ていた衣咲の口から、思いがけず滝浪の素性が明らかに…!?

そんなことは露知らず、順番が近付いてきた時瀬高校箏曲部は演奏の準備へと向かう。

ところがそこでアクシデントが――

アニメ『この音とまれ!』第12話「ライバル」あらすじ③出典:『この音とまれ!』公式ページ

【ネタバレ】『この音とまれ!』第12話の感想

圧倒的な明陵高校の演奏を前にして、愕然とする時瀬高校筝曲部。

圧倒的な演奏を見せつけ、愛たちの度肝を抜いた明陵高校。

彼らの演奏が終わると、会場は拍手喝采に包まれました。

そんな明陵高校の演奏を目の当たりにした愛たちは、客席で呆然とするしかありませんでした。

演奏を終えた明陵高校がステージ裏に戻ると、顧問の先生が温かく迎えてくれます。

やっと演奏を終え、安心する中で桐生桜介の様子だけは少々おかしいのでした。

息を切らせながら頭を上下に揺らすその様子を見て朝乃が心配しますが、桜介は普段通りに振舞います。

冗談を言う元気があるのを見て朝乃は怒るのでしたが、顧問に呼ばれて駆け寄る彼女の後ろ姿に、なぜか悲しげな顔を見せる桜介でした。

審査員からも圧倒的な高評価を得た明陵高校でしたが、そんな彼らの演奏のせいで、時瀬高校筝曲部一同はすっかり自信を失っていたのです。

愛は、そんな部員の様子にイラ立ちを見せますが、実康の「俺たちの演奏が彼らを超えることができると思うのか?」という発言に言い返すことができませんでした。

しかし、そんな空気を変えるため、さとわは「落ち込むなんておこがましいくらい。箏始めたばかりの久遠が私の演奏を聴いて落ち込むようなもの。」とみんなに喝を入れます。

その言葉に、一同も妙に納得してしまうのでした。

部長の武蔵は、部室に飾った「目指せ!全国一位!」の目標に辿り着くには、あの明陵高校の演奏を超える必要があり、諦めるか、続けるかの2択を迫ります。

それを聞いた愛は、柱に自分の頭を強く叩きつけると「やる前から止める奴なんてありえない!」と返答したのでした。

その発言に実康たちも目が覚めたようで、自身を殴り喝を入れていくのでした。

そんな様子を見て呆れるさとわでしたが、結果的に彼女の言葉をきっかけにしてみんなが立ち直りました。

愛は気を取り直して、出場校の容姿を見ながら、他の高校に目を向け始めました。

明陵高校と姫坂女学院の2強だと囁かれる中、その時、第三の高校が愛の目に飛び込んできます。

珀音高校。

自分たちの次の番に位置づけされているその高校を見て「そんな名前の高校聞いたことがない」と武蔵が一蹴します。

しかしその頃、公園では1人地面に寝そべっている男子学生がいました。

「風の音を聴いている。」

不思議がって近づいてきた子供にそう伝えた彼は、ただならぬ雰囲気を出しています。

そして彼のかばんには「珀音高校」の文字が!

一体この先、彼らが邦楽祭にどう絡んでくるのでしょうか。

新たなるライバル!たった2人の凸凹コンビ永大附属高校!

休憩を終えた愛は、会場に戻ろうと立ち上がると何かにぶつかりますが、周りを見渡しても誰もいません。

すると、下から声が聞こえてきます。

愛が視線を落とすと、なんとそこには中学生くらいに見える男の子がいました。

愛の「全く見えなかった」発言にひどくご立腹の彼ですが、彼らこそ次に愛たちの存在を脅かす永大附属高校の筝曲部です。

彼らの部員はたったの2人なのですが、実に面白い演奏を邦楽祭で見せつけてくれます!

会場に戻った愛たちがパンフレットを確認すると、次の演奏者はちょうど永大附属高校の筝曲部でした。

曲名は「さらし風手事」、愛たちは聞いたことがありませんでした。

その時なぜか現れた明陵高校の桜介が「さらし風手事」について、「難しい曲」と評すると、愛は彼らのことがかなり気になってしまった様子です。

そして桜介は難しさについて「曲を弾く速さによる」と言い、それを踏まえて聴くことで永大附属高校の凄さがわかるのです。

彼らがステージに現れ演奏を始めると、明陵高校や姫坂女学院とはまた違った凄みを観客に見せつけるのでした。

部員のひとりである千太朗の演奏スピードからくる迫力は、愛たちを圧倒しています。

お婆ちゃんに教えてもらった箏に誇りを持っており、どんどん早くなっていく彼のテンポはお婆ちゃんへの尊敬そのものなのです。

さとわですら「相方が千太朗のレベルに達したら、かなり…」と評したほど。

永大附属高校の気迫に汗ばんでいた愛たちでしたが、次はついに姫坂女学院の出番です。

姫坂女学院の演奏は、もはや言うまでもありません。

ステージ上にその圧倒的な部員が並ぶと、それだけで迫力があります。

そして、いざ演奏を始めると、会場の空気が一気に変わりました。

それを敏感に感じ取った愛たちは、姫坂女学院が前回よりもさらに腕を上げてきていることに気づきます。

「これが全国トップの演奏!関東最強は明陵高校ではない!私たち、姫坂女学院だ!」

そんな気迫が愛たちにも伝わっているのだと思います。

その頃、会場前では先程の珀音高校の怪しい男子生徒が説教を受けているのでした。

しかしその風貌からは、この先愛たちを苦しめるような不気味な雰囲気が伝わってきます。

圧倒的な音楽の才能!顧問・滝浪先生の境遇!

実は会場に来ていた愛の叔母は、何気に聞いた時瀬高校筝曲部の顧問である滝浪の名前が妙に引っかかったみたいです。

叔母が高校生の頃、同級生にいた2つ上の先輩が滝浪という名前だったようです。

しかも、その滝浪という生徒は、両親に世界的指揮者を父に持ち、天才ピアニストを母に持つ超サラブレット!

まさかと思いつつ、哲生にその顧問の下の名を聞くと、なんと高校の時の彼と全く同じだったのでした!

「音楽一家の落ちこぼれ」

「才能を放棄した天才」

叔母は、様々な彼の評判を口にしますが、一体どれが本当なのでしょうか。

それは回想で明らかになります!

小さい頃は全く音楽に興味を示さなかった滝浪先生でしたが、ある日親戚に見せた彼自作の楽譜が滝浪先生の人生を大きく変えていったのです。

その楽譜の出来は、大学生でも簡単に作れないようのもので、それを滝浪先生はわずか7歳で作ってしまったのです。

そこから彼の作曲はプロの演奏に使われるようになり、テレビに雑誌と瞬く間に脚光を浴びるようになっていきました。

しかしそれと同時に、彼はその作曲にがんじがらめになっていったのです。

自由に作曲できなくなった環境に嫌気がさし、滝浪先生は音楽から身を引くことに決めたのでした。

だからこそ滝浪先生は、筝曲部に対して妙に冷めた態度を取っていたのです。

演奏直前!緊張が最高潮の中、予想外のアクシデント

もうすぐ愛たちの演奏の順番が回ってきます。

順番が近づくにつれて、緊張した面持ちになっていく部員一同。

その中でも深厚な表情を見せていたのが妃呂でした。

実は彼女だけは、人前で演奏するのが初めてなのです!

愛は、この日のために、おじいちゃんから受け継いだ箏を会場に搬入していました。

それを見て楽器屋のお婆ちゃんも嬉しそうな表情を見せます。

舞台裏で箏を出し、弦を調整し始める一同でしたが、妃呂の表情は時間が立つにつれて、より深刻になっていきます。

そんな時、悲劇が起こってしまったのでした。

緊張した妃呂は、不注意から箏から手を放してしまったのです!

その箏は倒れ込んでいくのですが、それをかばうためにさとわが身を投げ出し、さらに愛もさとわをかばうために身を投げ出します。

幸い箏もさとわも無事でした!

しかし、かばった愛の手は真っ赤に腫れてしまっていたのです。

いったい彼らの演奏はどうなってしまうのでしょうか。

『この音とまれ!』第12話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

明陵高校の圧倒的な演奏の前に自信を失ってしまいそうになる一同でしたが、そんな暇もなく姫坂女学院の演奏、そして新たなるライバル永大附属高校の演奏が彼らに火をつけていきます!

しかし、演奏目前にまさかの愛が負傷してしまうのでした。

要点まとめ
  • まだ見ぬ未知なる高校 珀音高校の実力は!?
  • 時瀬高校 筝曲部顧問 滝浪先生の過去!
  • 本番直前!まさかの愛が負傷!

最終回に向けて怒涛の展開が続いています!

これから目が離せません!

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