『傷物語<Ⅱ熱血篇>』は西尾維新の人気小説「物語」シリーズの原点を描いたアニメーション映画三部作の第二部にあたる作品です。
前作で吸血鬼となった主人公・阿良々木暦が、人間の身体を取り戻すために奮闘します。
立ちはだかる三人の強敵を相手に主人公の阿良々木暦が切った張ったの大立ち回りを見せます。
物語が加速する激動の第二部は見逃せません!
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目次
『傷物語<Ⅱ熱血篇>』作品情報
作品名 | 傷物語<Ⅱ熱血篇> |
公開日 | 2016年8月19日 |
上映時間 | 69分 |
監督 | 新房昭之 尾石達也 |
原作 | 西尾維新 |
出演者(声優) | 神谷浩史 堀江由衣 坂本真綾 江原正士 入野自由 大塚芳忠 櫻井孝宏 |
音楽 | 神前暁 |
▼前作<Ⅰ鉄血篇>の振り返りはこちら▼
【ネタバレ】『傷物語<Ⅱ熱血篇>』あらすじ・感想
吸血鬼となった主人公の強さが半端ない!シリーズファンなら興奮間違いなし
前作で吸血鬼となった主人公・阿良々木暦は、ヴァンパイアハンターの三人から付け狙われることになってしまいます。
そんな彼らを相手に戦いを余儀なくされた暦でしたが、正直まったく相手にならないレベルで圧倒していました。
腕を切断されても即時再生する回復能力や、鉄の球をゴムボールのように投げることが出来る怪力など、チート級の反則能力で敵を倒していく姿が非常に爽快でした。
アニメ版では吸血鬼の力をほとんど失った後の話しか描かれてこなかったので、強敵を難なくなぎ倒していく暦がとても新鮮でしたし、「物語」シリーズファンの一人としても、待ち焦がれていた暦のフルパワーが見られて非常に興奮しました。
一方で暦が強すぎて敵たちがかませ犬のようになってしまった点は少し残念でした(笑)
同じように感じる方もいるでしょうがご安心ください。
『傷物語』完結編の<Ⅲ冷血編>にて、最強の敵と相見えることになります。
今作のバトルに物足りなさを感じた人は、ぜひ完結編の『傷物語<Ⅲ冷血編>』もご覧になってみてください。
戦闘シーンの作画が素晴らしい!ユーモアセンスを感じる戦闘描写もあり
『傷物語<Ⅱ熱血篇>』最大の見どころでもある戦闘シーンですが、やはり映像の方も非常に緻密に作りこまれた素晴らしい出来栄えでした。
本作には流血シーンが非常に多く登場するのですが、その描写が非常に生々しく、それでいてどこか美しさのようなものを感じるような、今までにない新しさを感じました。
ヴァンパイアハンターの三人全員とタイマンで勝負することになるのですが、三戦すべてにおいて高いクオリティーの作画が保たれていた点は称賛に値すると思います。
また、戦闘描写のユーモアにも秀でていて、切断された腕の再生シーンでは普通なら目を覆いたくなるようなシーンなのに笑いが出てしまうような変わった演出で描かれていて、とても印象に残っています。
従来のアニメにはなかった「新しさ」を感じることができる戦闘シーンは必見です。
可愛さは前作以上!?魅力的なヒロインたちのあんな姿やこんな姿まで
前作に引き続き『傷物語<Ⅱ熱血篇>』にも登場する魅力的なダブルヒロイン・吸血鬼のキスショットと、主人公の同級生の羽川翼ですが、可愛さは前作以上にパワーアップしていました。
また、今作では可愛さに加えてエロさも進化していたと断言できます。
可愛くてエロいとか最強だと思います(笑)
羽川さんの下着を拝むことができるシーンも捨てがたいですが、やはり一番印象に残っているサービスシーンはキスショットのヌード姿です。
初めて映画館で観た時には、心のシャッターを押して胸に焼き付けました。
可愛くて魅力的なヒロインたちのあんな姿やこんな姿まで楽しむことができる本作は、紳士淑女の方々にも満足いただけるものに仕上がっていると自信を持ってお伝えすることができます。
『傷物語<Ⅱ熱血篇>』まとめ
以上、ここまで『傷物語<Ⅱ熱血篇>』について紹介させていただきました。
- ハイクオリティの作画と、今までにない「新しさ」を感じることができる戦闘シーン
- アニメ版では見られなかった主人公・阿良々木暦の吸血鬼パワー。
- 前作以上に魅力的なヒロインたちのサービスシーン。
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