『麒麟がくる』第4話あらすじ・ネタバレ感想!織田の領土・尾張に潜入する明智光秀。その理由とは…

大河ドラマ『麒麟がくる』第4話あらすじ・ネタバレ感想!織田の領土・尾張に潜入する明智光秀。その理由とは…

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帰蝶(川口春奈)の母の病を治した東庵(堺正章)は、報酬をもらって美濃を離れようとしましたが、道三(本木雅弘)から、尾張の織田信秀(高橋克典)に呼ばれていることを気づかれます。

織田家が東庵を呼んだ信秀に何かあったと察した道三。

そこで彼は、東庵に信秀がなぜ医者が必要になったのか、その病状の重さを自分に伝えるように命じます。

首をはねられることを避けるためにも、東庵は尾張へ向かい、信秀の診察を受けることに。

そして明智光秀(長谷川博己)は、東庵から秀信の病状の伝令となるため尾張へと潜入するのでした。

身元がバレればすぐに殺されるであろう危険な任務。果たして光秀は無事美濃へ帰れるのか。

また、織田の領内で謎の少年に出会ったり、1人の僧侶から鉄砲に関する情報を得るのですが、どれもがこの先への伏線と思えないものばかりです。

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『麒麟がくる』前回第3話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』

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織田信秀(高橋克典)率いる織田軍を利用し、斎藤道三(本木雅弘)を討とうとしたことで、美濃の守護土岐頼純(矢野聖人)は道三に毒殺。

すると帰蝶(川口春奈)は心を痛めながらも、今回の父の行いは正しいのかを光秀(長谷川博己)に尋ねます。

そして、頼純亡き今、彼の叔父である頼芸(尾美としのり)に守護になってもらいたいと懇願する道三。

頼芸から、頼純を殺したのはお前だろと追求されると、自分はやっていないとしらばっくれる道三。

そんな男を信用できないと判断した頼芸は、織田に再度美濃を攻めるように通達します。

しかし信秀も、今川義元(片岡愛之助)との戦に身を投じていくのでした。

どうしたら美濃をよくすることができるかと悩む義政(伊藤英明)が悩むと、光秀は「麒麟を呼ぶ」と良い、平和な国を作っていうことを誓うのでした。

前回勃発した織田対今川の影響が、今回かなりある様子。

果たして織田信秀の命は!?

【ネタバレ】『麒麟がくる』第4話あらすじ・感想

役目を終えた東庵(堺正章)は、道三(本木雅弘)ととんでもない交渉に出る

小見の方の治療を終え、京都へと帰ろうとする東庵(堺正章)。もちろん駒(門脇麦)も、博打好きの東庵から目が離せないということで、美濃を離れる準備をします。

しかし、道三(本木雅弘)が東庵が織田信(高橋克典)に10寛もの借金があることを調べ上げたことにより、これは京へまっすぐ帰らず、尾張に立ち寄るのではと察するのでした。

最初こそはとぼける東庵でしたが、現在織田は今川義元(片岡愛之助)との戦で負傷をした信秀から呼ばれていることまで見抜かれ、隠し通すことはできません。

そこで道三は、尾張に行って信秀を診察し、今どんな状態なのかを報告しろというのです。

医者が秘密をばらすわけには行かないと言って東庵は拒否しますが、ここで首を撥ねると言われてしまい、道三の申し出を受けることにするのです。

東庵が尾張へ行って役目を果たすまで、駒は人質として美濃に残ることになるわけですが、この道三の行いに、光秀(長谷川博己)は眉をしかめるばかりでした。

KAMUI

道三も人が悪い。東庵が信秀の元に行って治療をし、その報告をしないというならここで首を撥ねると言い出すのはわかりますが、光秀様に斬れというのですから。人の良い光秀様になんてこと命令するんだこの蝮は!しかし、東庵も、そんなことをさせたくないがために話に乗った感もありました。東庵からしても信頼できる男であり、悲しませたくない男なのかなぁなんて思えました。
しかし、道三の命令を飲む代わりに、織田への借金10貫を上乗せしてくれといってそれを飲ませた東庵も恐ろしい。とんでも要求でみんなを困らせる道三と対等!お見事でございました!程度の気持ちです。

流れ矢を受けた信秀(高橋克典)の体は…

尾張の古渡城へとやって来た東庵は、早速信秀が今川義元との戦で負った肩の矢の跡を診るのですが、信秀の悩みはそれではないというのです。

最近は寝ている間に大量の汗をかき、悪夢を見ることが多々あり、どの医者に見せても意味が分からないと言われる始末。そこで東庵を呼んだということでした。

それはそれはと言いながら、東庵は肩の傷の匂いをかぎながらも、この傷が3ヶ月前からあることと、まだわずかに痛むことを聞かされます。

KAMUI

これは確実に連動しているのでは…・と思えるのですが、肩よりも悪夢を見る方が問題だと考える信秀。大量の汗と悪夢は、きっと体からのSOSなんでしょうね。しかもこのとき、東庵が美濃にいたことをすでに知っている信秀。美濃でなにか言われて来ただろうということも察しがつきます。そして信秀の容態を報告しろって言われたとあっさり喋る東庵。そこ黙ってないんですね!?頭の良い人達だからこそ、頭脳戦など無用なのでしょう。

薬草売りに扮して尾張へ潜入する光秀(長谷川博己)。一度匿った子供はのちのあの人!

東庵からの報告を聞くため、光秀は菊丸(岡村隆史)と共に尾張へと潜入します。

侍の姿で行けばバレてしまうので、自分たちは西三河から来た薬草売りの兄弟だということにしたのですが、どちらが兄だという問答をしながらも、ふたりは古渡城下を目指します。

そして間もなくして、東庵から薬草を城に持ってくるよう言われたといい、光秀達は城内へ。

東庵はすぐにでもふたりの元へと行こうとしますが、何かを察した信秀は、「双六が終わるまで待て」と言ったことで、ふたりは待たされます。

KAMUI

いや、この任務かなりリスキーですよね。バレたらすぐに捕らえられて殺されます。この任務を光秀様にさせたのは、東庵はお前が連れて来たんだから責任をもってやれ。と言われたんだろうなと思うのですが…きついですって!バレたらどうなりますか?と菊丸が聞けば「足は速いか?」と返す光秀様。そう。逃げ切るしか生きる方法がないです。しかも信秀もう察してるし!ヒヤヒヤのミッションですよ!

東庵を待っている間、1人の子供が光秀と菊丸の元へとやってくると、自分を三河の刈谷まで連れて行けと言い出すのです。

どうやらこの子供の父は今川に下り、母はその刈谷にいるそうで。そして自分はこれから熱田へと連れて行かれることが決まり、これから逃れたいというのです。

この時の三河は、尾張の織田と駿河の今川との板挟み状態。

生きるためにはどちらかにつかないわけには行かないという状況だと、菊丸が切なげに話すと、光秀はその子供に干し柿を渡します。

「口に含んでおくと気が晴れるから食べていなさい。月日が経てばいつかは母に会うことができるから、今は我慢する時だ」と光秀に諭され、子供は城内へと戻っていったのでした。

KAMUI

切って貼ったようなワンシーンだったのですが、実はこの出会いはとんでもないものだったとわかります。というのもこの子供の名前は松平竹千代(岩田琉聖)。後の徳川家康なのです!小さいころは捕虜として終わりに住まわされていた竹千代は熱田へ。両親と離れて過ごすツライ日々の最中に光秀様と出会ったというわけなのです!
正直、竹千代とてつもなく可愛かったです!織田家臣から姿を隠すため光秀様が籠から薬草を取り出すと、竹千代を籠の中にひょいと入れられるのですがカワイイ!すっぽり入った!となんかキュンとしてしまいました。その後からの三河の辛い境遇などを訴える竹千代がまた健気でカワイイ!これが後にあの狸になるのか…なんて思いもしましたが、今回の大河ドラマの家康は風間俊介さん!嗚呼、良い成長するんだなぁーと思えました。しかも、この時の家康の心を支えてくれたのが光秀様。竹千代からすれば三河の薬草売りだったのに…これはもうお互いにビックリ。後々このことは語られるのでしょうかね?

報告を受けて美濃へと帰る光秀(長谷川博己)に追手。見知らぬ誰かに助けられ、窮地に一生を得る

やっと出て来た東庵は、光秀達が持ってきた薬草を見ると、その一つ「茜草根」を取り出し、「珍しいがこれは役立たずだ」と言います。

しかし、薬草は全部買おうと言ってお金を渡し、光秀達を帰らせました。

中には「矢」「毒」と書かれた紙が一枚。光秀はここから信秀の容態を察するのでした。

これで無事に美濃まで帰れればいいものの、信秀はすぐに刺客を出し、薬草売りを捕らえろ、怪しければ斬れと命じます。

帰りの道中で刺客に見つかった光秀は、菊丸を逃がして自分は闘うのですが相手は複数。勝てるわけはありません。

しかし、木の裏から多くの石つぶてが刺客たちを強襲したことにより、光秀は一命を取り留めたのでした。

石を投げて助けてくれたのは菊丸かと聞きますが、本人は全く知らない様子。誰に助けられたのかもわからず、光秀は美濃を目指すのでした。

KAMUI

頭の回転の速い人達はやはり恐ろしい。少しの情報だけで理解させられる東庵、それを察する光秀様。そして怪しいから捕まえろと間髪入れずに刺客を出す信秀。戦をするものというのは常にこういうスピードで物事を考えていくんですね。現代人には真似できなさそうです。そしてやはり気になるのは光秀を救った石を投げて来た人達です。木の裏に隠れていたせいでだれも顔は見えず!しかも、村一番の俊足の菊丸は颯爽と逃げたと思ったらきちんと光秀様を手引きします。あれは一体誰?という疑問と共に、菊丸って何者なのだろうという疑問も沸き上がってくるのでした。

道三(本木雅弘)の許しが出て安堵の光秀(長谷川博己)。しかしムッとした駒は…

東庵からの手紙により、信秀は今川からの矢傷はすでに塞がっているものの、中にわずかに毒が回っており、それが次第に体を蝕んでいるということを察した光秀は、それを道三に報告。

すると道三は、10貫も高くない働きだと言って大喜び!これを機に織田に攻め入ってやろうと考えます。

さらには鉄砲を戦で使えるようにしておけと命じる道三。

あれだけ鉄砲に興味がなかったはずなのに、戦に有効だとわかれば手のひら返しです。

そして、東庵が務めを果たしたことで、駒は美濃から解放されることになると、光秀は安堵の表情を見せます。

しかし、駒はこれに怒ります。

それは光秀が、自分を早く京へ返したがっていると感じたからなのです。

光秀としてはそんなことはありませんが、腹を立てた駒はすぐには京へ帰らず東庵が美濃へ戻ってくるまではここにいると言い、奥へと去っていったのでした。

KAMUI

女心わからずの光秀様(笑)確かに駒からすればなんかイラッとする態度でしたね。道三の手のひら返しも呆れますが、光秀様もですよ!しかし、危なく尾張で殺されていた可能性もありますから、ちょっとは許してあげようよという気にも…というか、駒は菊丸となんだか親し気なところも垣間見えるのです。あれは何なんでしょ?出来てるのか…それとも他に何か理由があるのか…まだまだ謎です。

『麒麟がくる』第4話まとめ

信秀が長くないということは、間もなくして織田家も世代交代がやってくる恐れがあるんですね…。ということは、尾張のうつけものが出てくるのも時間の問題。

あぁ、時が動いているということがよくわかります。

そして今回妙に気になったのは菊丸です。

見た目は明らかに百姓なんですが、鉄砲のことは知っていますし、薬草のことは詳しい。足は村一番の速さ!この男、ただの百姓じゃないだろと思えるのです。

三河出身というのもありますし…何か隠されていることがあって、それが光秀様に多大な影響を及ぼすのでは?と感じて仕方がりません。

そして最後にまた驚きのフレーズが!道三が鉄砲の話をある僧侶にしたところ、種子島で作られている鉄砲が「本能寺」に入って来ていると!

足利家がそれを行っているという話で、光秀様は「誰が作っているんだ!?」と食いついたのですが、視聴者が食いついたのはそこではありません。

「本能寺」ですよ。こんな早くこのパワーワードが出てくるとは…。

これも何かあるのでしょうか。ちょっと注目していきたいところです。

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