『麒麟がくる』第24話あらすじ・ネタバレ感想!次期将軍は覚慶か否か。光秀、将軍の器をはかる

『麒麟がくる』第24話

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永禄の変により、足利義輝(向井理)は三好長慶の息子たちによって討死。

京から離れてもらうと言われていたのに命を奪われたことで、光秀(長谷川博己)は激怒。

大和の松永久秀(吉田鋼太郎)の元へと向かうと、光秀は甲賀に逃げ延びた覚慶(滝藤賢一)の元へ行くように言われます。

次期将軍として、松永や三淵(谷原章介)、細川藤孝(眞島秀和)は覚慶を担ぎ上げようとするのですが、三好家は四国にいる足利義栄を将軍にし、政治を自分たちの思うままにしようとたくらみます。

そして朝倉(ユースケ・サンタマリア)は、覚慶が将軍の器にふさわしいなら越前で匿うと進言。

その目利きを光秀にゆだねるのでした。

果たして、覚慶は光秀の目にどう映るのでしょうか。

また、三好に言われ、帝に義栄を推薦するよう脅される近衛前久(本郷奏多)は、姉替わりの伊呂波太夫(尾野真千子)に相談。そこで出した彼女の答えは…。

桶狭間の戦いから4年の月日が経ったある日、細川藤孝が駿河の光秀の元を訪れると、京へ来てくれと言い出します。

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『麒麟がくる』前回第23話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』第23話

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義輝(向井理)の大義名分を取り戻すべく、信長(染谷将太)に上洛を頼もうと尾張を訪ねた光秀(長谷川博己)。

しかし、信長は美濃攻めで忙しいとロクに話を聞きません。

さらに信長の家臣となった木下藤吉郎(佐々木蔵之介)から、義輝を討とうという噂があると聞かされ、光秀は裏で糸を引いているという松永久秀(吉田鋼太郎)の元へ向かいます。

すでに義輝に将軍としての価値はない。

そこに現れた藤孝(眞島秀和)も同じ意見です。

義輝には将軍の座を退いてもらい、その弟である覚慶(滝藤賢一)を将軍に担ぎ上げようと動き出してるが、どうやら覚慶も何者かに命を狙われるように…。

城でひとりぼっちとなってしまった義輝は、自分の元へと戻って来た光秀に対し「もっと早う出会いたかった」と無念の想いを告げ、彼を越前に帰すのでした。

この時の義輝の涙をこらえる表情が、光秀の心に深く刻み込まれるのです。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第24話あらすじ・感想

足利義輝(向井理)永禄の変にて討死。これを聞いた光秀(長谷川博己)は…

永禄8年5月。

三好の軍勢が足利義輝(向井理)がいる二条城へ攻め入り、彼を討ち取りました。

味方はおらず、義輝は1人奮闘するも多勢に無勢。

最後は3方向から障子に挟まれ、その上から槍で貫かれてしまい、享年30歳の生涯を閉じるのでした。

この知らせを聞いた光秀(長谷川博己)。

松永久秀(吉田鋼太郎)からは追放するだけで殺しはしないと言われていたのに話が違うと激高。

「なぜじゃ!」と怒りを露わにし、大和にいる久秀の元へと向かいました。

話が違うと怒る光秀。そして、それは久秀も同じでした。

三好と自分の子らがやったことに腹を立てる久秀。

責任は取らねばなるまいと言い、光秀に火を付いた火縄銃を手渡し、銃口を自身の額に当てます。

憎いなら撃てと言う久秀。

確かに憎いし腹が立つが、光秀にはそれができず、弾は外へと飛んでいきました。

KAMUI

これ以上誰も死んでほしくないんですもん。私怨で殺したくはないですよね。

三好の手によって幽閉されていた覚慶(滝藤賢一)は細川藤孝(眞島秀和)に救われる

義輝を討った三好家は、将軍どころか義輝の母・慶寿院や、末の弟・周暠も殺害。

そして、義輝のもう一人の弟であり、松永、細川藤孝(眞島秀和)、三淵(谷原章介)たちが次に将軍に祀り上げようと考えている覚慶(滝藤賢一)を幽閉。

いとこの足利義栄を将軍にし、政治を自分たちの思うままにしようと考えます。

この状況を打破するべく、松永久秀は一乗院にとらわれている覚慶の元へ行き、将軍になる気はありませぬかと伺います。

跡目争いをしないために6つの時に仏門に入れられた覚慶。

しかし、死ぬのは怖いと告げると、間もなく覚慶は細川藤孝らの手により院を脱出し、彼の身柄を甲賀へと移動させるのでした。

KAMUI

跡目争いをしないために仏門に入っても、周りがこれを許してくれない様子。なんとも辛い立場ですね。

関白・近衛前久(本郷奏多)の命も三好の手の中?

東庵(堺正章)の診療所では、駒(門脇麦)がお茶売りの親子に手伝ってもらいながらせっせと丸薬づくり。

しかも、その量は700袋をとうに超えており、伊呂波太夫(尾野真千子)から追加の注文を頼まれる日々です。

様子を見に伊呂波太夫がやってくると、間もなくして彼女を訪ねて近衛前久(本郷奏多)がやってきます。

太夫に大事な話をしに来た前久は「人払いを」と言うので東庵はムカッ。

太夫は奥の部屋を借り、戸をすべて閉ざすのでした。

KAMUI

駒と前久も面識があるが、家主である東庵が蚊帳の外感…ちょっとかわいそうです。

次期将軍の推薦を帝に申し上げるという立場にある前久も、覚慶を推挙しようとしていたのですが、すでに三好は関白である彼の命も手中に収めている状況。

すでに家も兵に取り囲まれてて逃げ出すことができない状況に追い込まれてしまいます。

姉替わりの太夫は、三好の言う通りに義栄にしてやれとあっさり言うのです。

そうなれば戦になるだろうと前久が返せば「好きにさせればいい」とさらに返す太夫。

関白の前久や芸者の太夫にとって、武家の統領が誰でも構わない。戦になるなら戦って滅んで、戦と共に消えてしまえと言うのでした。

KAMUI

太夫の言い方からすると、武士が起こす争いに巻き込まれるのがもううんざりという雰囲気。これで前久の答えも決まったようです。果たして…。

覚慶(滝藤賢一)は次期将軍にふさわしいか?

大和へ行くにあたり、光秀は朝倉(ユースケ・サンタマリア)からの許可をもらってやってきました。

あっさりと許可をした朝倉。それにはある思惑があったのです。

次期将軍候補である覚慶に将軍としての器があれば、越前で匿っても良いと言います。

そして光秀には、見極めるよう言い渡すのです。

KAMUI

やっぱりこの男抜かりない!食えないヤツですねぇ。

この命を受け入れた光秀は覚慶がいる甲賀を訪れるのですが、なんと覚慶は行方不明。

満淵たちが大慌てで探しましたが、間もなくして覚慶は見つかり、兵に担がれて戻ってきました。

寺に戻ろうとしていた覚慶は、裸足で出ていったことにより足は汚れで傷だらけです。

KAMUI

信長(染谷将太)といい覚慶といい、光秀様は自分が見極めないといけない相手との出会いがいつも衝撃的な気がします。

光秀が兄・義輝に慕われていた男だと聞くと、覚慶は「そうか」と静かに返します。

そして、光秀は覚慶に対し「将軍になる気はあるか」と聞くのです。

三淵や細川は迷いながらも、覚慶には「還俗」という続人に戻ってもらう手はずを進めているところ。

しかし、覚慶の答えはこうでした。

「その大任、私に務まるだろうか…。死にとうない。今の私には到底事足りぬ。」

覚慶が征夷大将軍になるためには朝廷から将軍の任命が必要であることと、武田、上杉、朝倉が上洛して京に行く必要があります。

だからこそ朝倉は光秀に将軍の器があるか見極めさせ、その上で彼を迎えようと考えていました。

しかし、光秀の答えは「見聞きしたかぎり、あのお方はいかがかと存じます」と答えます。

KAMUI

今はそうとしか言えないという光秀様。そこにはなんだか将軍にふさわしくないというよりも、将軍という任につかせるのは可哀想というようなニュアンスを感じました。

『麒麟がくる』第24話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

朝倉としては予定外な答えが返ってきたせいであっけらかんとした感じです。

さらに、太夫の言葉によって近衛前久は帝に義栄を推挙しちゃいました。

これは圧倒的に覚慶サイドが不利!

しかし、当の本人は将軍になりたくなさそうですから、なんだか困った状況に思います。

これからそれぞれがどんな動きをしていくのかがとにかく気になるのですが、特に気になるのは信長です!

次回予告で光秀様に対し、自分の所に来ないかと声をかけているシーンが!

ついに光秀様が織田家臣に!?

そんな瞬間がやってくるのではとドキドキします。

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