『麒麟がくる』第18話あらすじ・ネタバレ感想!美濃から逃げた明智光秀は越前へ

『麒麟がくる』第18話

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道三(本木雅弘)が敗北をし、叔父・光安(西村まさ彦)から明智の旗を託された光秀(長谷川博己)は、家臣たちと共に美濃を脱出。

尾張へ向かおうと考えますが、駆け付けた駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)からの情報で危険だと知ります。

そして、帰蝶(川口春奈)から遣わされた伊呂波太夫(尾野真千子)に誘導され、光秀たちは越前に逃げ延びます。

将軍家とも縁深い朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は、光秀をここに留め置き、金も与えようとしますが…。

光秀たちが美濃から逃げ延びていた頃、またも織田家で内紛が勃発。

弟・信勝(木村了)が自分を殺そうとしていると、信勝の重臣である柴田勝家(安藤政信)から聞かされた信長(染谷将太)はある策に出るのでした。

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『麒麟がくる』前回第17話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』第17話

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長良川で衝突した道三(a href=”https://mirtomo.com/cast/motokimasahiro/”>本木雅弘)と高政(伊藤英明)。

圧倒的な兵力の差と、高政が先陣を切ることで道三軍の士気を下げたことにより、戦況はすぐに高政軍優勢に。

戦での勝機はないと見極めた道三は、単身で高政の元へと乗り込み、一騎打ちをするよう言い渡します。

「父の名を申せ」と言い、高政の心を責めた道三でしたが、結局は高政の家臣に槍で貫かれる形で討たれるのでした。

道三の援軍にやって来た光秀(長谷川博己)でしたが、到着したころにはすでに主君は討ち死に。

しかし、高政は父親殺しの汚名を道三につけられたと怒りを露わにします。

そして、自分の家臣になれと高政は言いますが、誇りのない高政には下りません。

この場は見逃されたものの、次に会ったら首を撥ねると言われた光秀。

そして、明智城が高政軍に攻めこまれると、光安(西村まさ彦)は明智の旗と当主の座を光秀に譲り、美濃から逃げるよう言い渡しました。

光秀はこの言葉に従い、牧(石川さゆり)や煕子(木村文乃)を連れ、泣く泣く美濃を脱出するのでした。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第18話あらすじ・感想

燃える明智城を背に、光秀(長谷川博己)達は越前へと向かう

美濃を離れた光秀(長谷川博己)は、高政(伊藤英明)の軍の手により火をかけられた明智城を背に、尾張へ向かおうとします。

すると、ここで駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)に再会。

2人の話では、尾張へ続く道にはすでに高政が兵を置いているから危険だといわれると、2人に案内されるがままに北へと逃げていきます。

KAMUI

高政からすれば、光秀様が信長(染谷将太)の所に行くのは読めていますよね。

しかし、どこに行っても軍のものらしきものがちらほら。

次に現れた伊呂波太夫(尾野真千子)は、帰蝶(川口春奈)に言われ光秀たちを助けに来たと言い、彼らを越前に案内するのでした。

KAMUI

伊呂波大夫に最初は警戒した光秀様。しかし、駒の知り合いと聞き、信じることができたのでしょう。

駒(門脇麦)、命の恩人の正体を知って涙する

越前に入る前に、光秀たちは小さな小屋に身を隠して一時休息を取ります。

その時、煕子(木村文乃)が怪我をしたことを知ると、駒はこの手当てに当たります。

一方の菊丸は、そろそろ仕事に戻らないといけないということで、駒を置いて離脱。

煕子は、どうして駒がここまで助けてくれるのか疑問に思います。

すると、駒の口からまたも恩人の話が出てきます。

小さい頃に救ってくれた人が、明智の人だった。

麒麟のことを話してくれたと駒が語ると、牧(石川さゆり)は彼女に腕に火傷の跡はないかと聞きます。

牧が言うように、駒の腕には火傷の跡。どうして牧がそのことを知っているのか…。

実は、駒がずっと探していた命の恩人は、光秀の父・明智光綱(尾関伸次)だったのです。

光綱は生前、京で火事に遭い、小さな少女を救い、旅の一座に預けたと聞かされていた牧。

そして、京に行く度その子がどうなったのかをずっと心配していたと聞かされた駒の目には涙が…。

命の恩人はもういない。会いたかったのに…お礼を言いたかったのにと悔やみますが、牧としては光綱が救った少女から麒麟の話を聞けて良かったと思うのです。

KAMUI

やっぱり父だったんですね。何かしら縁がある明智家と駒。光秀様の優しさは父親譲りということですね。

北の京・越前の当主・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は良い人か?

越前に到着した光秀はさっそく当主の朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と対面します。

義景の元には、細川藤孝(眞島秀和)から「よしなに取りはかられたし」という文が届いており、前向きに考えたいと思う様子。

しかし、高政が攻めてこようものなら、この穏やかな暮らしを壊されかねないとも思います。

ここで伊呂波大夫が、光秀に何かあれば織田が動くと言うも、光秀自身は「自分に尾張を動かすほどの力はない」と答えます。

しばし考えた結果、朝倉義景は光秀をかくまうことを決めます。

そして、米代に困るだろうから金をくれてやると言われますが、光秀はこれを断ります。

もらう理由がない、ここでもらえば、藤孝やここに導いてくれた帰蝶からもらうと同じだと光秀は言うのです。

光秀たちがいなくなると、義景は光秀が座っていたところを家臣に丁寧に拭かせます。

「もっとえぐるように拭こう」と言って、拭かせます。

KAMUI

良い人に見える朝倉義景。絶対何かあるでしょ!お金を渡して恩を与えて手駒にしようとしている感が伺えました。

米代にと渡された数珠は父の形見。これをもって煕子(木村文乃)は質屋に行くが…

朝倉義景からの米代を断った光秀。

しかし、お金があるわけではありません。

駒が質屋を見つけたので、質に入れるものがあればお金に変えてくると言うと、光秀は父の形見である数珠を渡します。

煕子は、自分も質屋での交渉の仕方を教えてもらうと言って付いて行くと、数珠は売らず、自身の帯をお金に変えました。

KAMUI

煕子!良き妻!光秀様としては致し方ないと思ったようですが、牧は売りたくなさそうでした。形見は大事にしないといけない。本当にできた人だなぁ!と思えます。

父・光綱(尾関伸次)の教え。馬のように誇り高く

住まいの掃除をしていた光秀は、牧に対して「戦はやはり嫌いだ」と話します。

戦に赴くのは武士の定めと思っていた光秀ですが、敗北して何もかも失ったとき、己の無力さだけが残り、悔やむばかりだと言います。

この光秀の言葉に対して牧は、人には浮き沈みがある、どう生きるか、負けた時にどう耐えるかが大事になる…その時に人の値打が決まると語ります。

そして、光綱が昔、馬は誇り高き生き物だと話してくれたのを思い出す光秀。

自分たちも馬のように誇り高くありたいと語るのでした。

KAMUI

ここにきて光綱様のお顔が!小さい頃の光秀様が可愛らしい。誇り高くありたい。良い言葉ですね。

兄・信長(染谷将太)と弟・信勝(木村了)、決着

光秀たちが越前に逃れた時、尾張ではまた動きがありました。

信長(染谷将太)の弟・信勝(木村了)が謀反を起こしているという話を、彼の家臣である柴田勝家(安藤政信)から聞かされます。

信勝の裏には高政、そしてその背後には今川義雄(片岡愛之助)がいると知ると、煽てられて見失っていると信長は弟に対して思うのです。

一度は許したが、まだ戦に付き合わなくてはいけないのかと思う信長。

すると帰蝶は、「お顔を見てどうするか決めよ」と言います。

KAMUI

もうもはや軍師だよ。帰蝶は軍師ですよ!

信長が病に罹ったというと、信勝は土田御前(檀れい)と共に清須城へと足を運びます。

土田御前は別室に案内されると、信勝だけが信長の元へ。

美濃から病に効くという水を信長に献上する信勝。

しかし、信長の口から病は嘘、お前を討つために呼んだと聞かされ、信勝は生唾を飲みます。

自分は信勝に比べると醜い子だ。信勝は美しくて賢い、ずっと殺してやろうと思っていた、妬ましく思っていたと信長が懐中を語ると、信勝も兄を妬んでいたことを語り出します。

兄上さえいなければ!だから高政と手を結んだかと言われると、またごくり。

そして信長は、持ってきた水をお前が飲めと言います。

信勝は許してほしいと言います。

KAMUI

あ、やっぱり水に毒が入ってるんですね。まぁわかっていたこと。

信長は許すことなく「そうか…飲め。飲むんじゃ。飲め。お前が飲め!」

家臣がすべての戸を閉めたことで退路を失った信勝は、その水を飲み、命を絶つのでした。

横たわる弟を見て、信長は「愚か者」と呟きます。

KAMUI

信勝を殺せば母が悲しむ。しかし、自分で飲んで自害したことになるか…。そう言ってもきっと土田御前は信長を嫌い続けるでしょうに…。

『麒麟がくる』第18話まとめ

光秀様は今が耐え忍ぶ時、そして信長はまた苦しい思いをしているように感じます。

今回の大河ドラマは本当に今までの「織田信長像」と「明智光秀像」をことごとく覆してくれるように感じました。

今は一時落ち着いたように思える光秀様たち。

また信長に何か起きそうな予感ですが、果たしてどうなっていくのでしょうか?

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