『麒麟がくる』第17話あらすじ・ネタバレ感想!道三と高政、長良川で雌雄を決す。

『麒麟がくる』第17話

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ついに激突した高政(伊藤英明)と道三(本木雅弘)。

長良川を挟んで雌雄を決することになったのですが、高政軍12,000、道三軍2,000という圧倒的な差がある中、光秀(長谷川博己)は道三の姿を追います。

信長(染谷将太)も道三の援軍として動き出すも、高政はすでに手を打ち、長良川に到着させません。

軍が壊滅状態だと分かると、道三は馬を引き、高政と一騎打ちをするために飛び出していきます。

「父の名を申せ」と何度も高政に唱える道三。高政は動揺を隠せません。

さぁ、この戦いの決着はいかに?

そして光秀は道三の元に辿り着くことができるのでしょうか?

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『麒麟がくる』前回第16話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』第16話

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一度は息子・高政(伊藤英明)に家督を継がせたものの、他の息子2人を殺されたことにより、道三(本木雅弘)は戦支度を始めます。

家臣たちはどちらに加勢するか選択を迫れる中、光秀(長谷川博己)は尾張の帰蝶(川口春奈)を訪ねます。

すでに帰蝶は高政を兄とは思っておらず、光秀に対しても今までのような信頼を寄せられないと言います。

しかし、軍事力で圧倒的劣性の道三を放って置くことは出来ない帰蝶は、伊呂波太夫(尾野真千子)を呼び寄せます。

美濃に戻ると、光安(西村まさ彦)が高政に取り入ろうとご機嫌伺いをしますが、高政はこれをないがしろにするように領地替えを命じます。これに怒った光安は道三につくことを決意。

こうなったら道三を止めるしかないと思った光秀は、単身で道三の元に行きます。

戦をやめるよう言いますが、道三は止まりません。

「大きな国を作れ」と光秀に言い残し、道三は城を後に…。

そして城に戻ると光安はすでに出陣。

どちらにも加担しないといった光秀ですが、道三を死なせたくない思いから、高政を敵に回すことを決意するのでした。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第17話あらすじ・感想

「長良川の戦い」圧倒的戦力差により高政(伊藤英明)優勢

長良川を挟み、ついに高政(伊藤英明)と道三(本木雅弘)が前面衝突。

尾張では、帰蝶(川口春奈)が静観する中、信長(染谷将太)は道三への借りを返すため出陣。

「みんな愚か者じゃ」と、彼女は嘆きます。

結局、高政軍12,000、道三2,000という圧倒的軍事力の差が生まれた上、自分が先陣を切れば道三軍の士気は落ちるだろうと考えて進軍。

早朝から始まったこの「長良川の戦い」は、高政の優勢は揺るぎないものとなっていきました。

KAMUI

この軍事力の差は絶望的。光秀様(長谷川博己)がムリだとわかって止めたのに…しかし、意地があるか。

信長は邪魔が入り、長良川にはたどり着けず。

そして、遅れてやって来た光秀は道三を追いかけ、川の下流である大良に向かいます。

「父の名を申せ!」道三(本木雅弘)死すとも勝ちを得る

高政軍に押し寄せられ、勝ち目がなくなった道三軍。

すると道三は馬に乗り、川の中を単身で走り、高政の前へとやってきました。

一騎打ちにて決着をつけようと言う道三。

悪あがきかと言いながらも、高政はこれに応じます。

槍を交える高政と道三。戦としては道三の敗北は確か。

負けを認めよと高政は言いますが、「己を偽る者の軍門には下らぬ」と道三は返します。

そして何度も何度も、道三は高政に問います。

「父の名を申せ!」

我が父は土岐頼芸(尾美としのり)だと答えると、「まだ己を飾らんとするか」と返されます。

「その口でみんなを欺き、美濃をかすめ取るか。おぞましき我が子。醜き高政。その他の父は、成り上がり者の道三じゃ」

すると高政は家臣に討つよう命じます。

横から槍で身を貫かれる道三。それでも一歩一歩高政に近づきます。

「我が子、高政、愚か者。勝ったのは…道三じゃ」

兵たちは道三を討ち取ったと声を上げますが、高政は涙がこぼれないよう、空を見上げるのでした。

KAMUI

戦は高政の軍の勝利です。しかし、これで高政には親殺しの汚名がついて回ります。高政個人は、道三に負けたということです。

光安(西村まさ彦)に家督と御旗を託された光秀(長谷川博己)。家臣たちとの別れを惜しみ、美濃を離れる

光秀が道三の元へと到着した時、彼はすでに息絶えていました。

光秀が自分を裏切ったことで高政は怒りますが、自分のもとに下れば不問に処すと言います。

すると光秀は「実の父は?」と、高政の本音を聞かせろと言うのです。

高政は変わらず自分の父は土岐頼芸だと言うと、光秀は彼に屈しないと決めます。

土岐頼芸に会っても、あの人が立派な人だと思ったことのない光秀。

しかし、道三は立派だったと言います。

己への誇りがあった道三と違い、頼芸にも高政にもそれがない、だからだと光秀は言いました。

KAMUI

大っ嫌い!ではあっても、誇りある君主だと認めていたわけですね。

自分の元に下らないと分かると、高政は明智城を攻め落とすと宣言。

次に会ったときは首を撥ねると言い、光秀を逃がしました。

KAMUI

友としての最後の恩情。これ、光秀様が間に合っていたら状況は変わっていたんでしょうかね。

明智城に戻ると、光安(西村まさ彦)が「ちょっとここに座れ」と言い、光秀を上座に座らせます。

すると光安は「今日をもって明智の座を譲る」と言い出したのです。

高政軍は3,000、明智軍は300。

このまま戦えば明智家が途絶えると思った光安は、亡き光秀の父より預かった四半旗を光秀に渡し、一旦城を離れて逃げよ、そしていつか城を持ち明智家を再考してくれと言うのです。

自分は城の最期を見届けるから先に行けと言う光安。

光秀は辛い気持ちを堪え、佐馬助(間宮祥太朗)と共に城を離れるのでした。

煕子(木村文乃)と牧(石川さゆり)も連れて逃げるため、明智家へと戻りますが、牧はここを離れないと言い出します。

ここで死ぬは本望と覚悟を決めますが、母が逃げないならば自分は逃げないと光秀と煕子に言われます。

また、別れを言いに来た伝吾(徳重聡)たちには「この里は、村は何も変わらずここにありますから。今日の所は旅に出てくだいませ」と言い、百姓に戻った彼らは明智家を逃がします。

「みんな、達者でおれよ。また会おうぞ」

光秀は涙をこらえながら、美濃を後にするのでした。

KAMUI

光安にいたっては根性の別れだろうなぁと…だからこそ息子の佐馬助を付けたんですよね。伝吾、また会えるといいんですけど。

『麒麟がくる』第17話まとめ

麒麟を呼ぶどころか、道三が討たれたことで美濃から離れることになった光秀様。

そうか、これで織田の元へ…というわけでもないんですね。

これから美濃がどうなっていくかも気になりますが、光秀様の行き先ですよ。

そして、嘆く帰蝶は次にどうなるのかも気になります。

ちなみに、道三役の本木雅弘さんは「いつか、光秀の夢枕にたつやもしれぬ」と言い残していました。

道三様が再び現れる時が来るのも密かに期待していきたいと思います!

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