ドラマ『君と世界が終わる日に シーズン2』第6話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!希望の家の危機、そして響たちの向かう先は?

ドラマ『君と世界が終わる日に シーズン2』第6話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!希望の家の危機、そして響たちの向かう先は?

出典:『君と世界が終わる日に』公式ページ

勝利(田中奏生)が殺害されたことで、『希望の家』の住民たちはパニックなります。

しかし、福島まで行った響(竹内涼真)は、シェルターの中にいる方が安全だと皆を説得します。

そんな中来美(中条あやみ)が妊娠していることを知った秋吉(本郷奏多)は、子供の父親かもしれない響に対して嫉妬の炎を燃やしました。

ジアン(玄理)は出産を反対しますが、響だけは祝福してくれたことで、来美は響に心を開いていきます。

一方、等々力(笠松将)と佳奈恵(飯豊まりえ)は、2人で協力し合ってシェルターを目指していました。

そして、響たちはシェルター内に秋吉を脅迫する者たちの協力者がいると考え始めます。

そんな中、最後の交渉に向かった秋吉に思いもよらない危機が迫っていたのです。

最後まで息をつかせず、まさかのラストを迎えるシーズン2最終話です!

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ドラマ『君と世界が終わる日に シーズン2』前回第5話のあらすじと振り返り

命がけの福島への旅から戻った響(竹内涼真)が目にしたのは、秋吉(本郷奏多)と寄り添う来美(中条あやみ)の姿でした。

薬を手に入れられなかった響は、来美が記憶を取り戻す可能性が極めて低いと知り、やりきれない思いでいっぱいになります。

その来美は、医師と共に秋吉と共にシェルターで暮らしていくことを選択。

そんな時来美が妊娠していることが発覚します。

一方、何者かに監禁された等々力(笠松将)と佳奈恵(飯豊まりえ)。

ゴーレムが次々と小屋を取り囲み、絶体絶命の危機を迎えますが、等々力は自ら手首を切り落とし、佳奈恵と共に逃げることを決めました。

【ネタバレ】ドラマ『君と世界が終わる日に シーズン2』第6話(最終回)あらすじ・感想


響のリーダーシップ

勝利(田中奏生)が殺され、甲本(マキタスポーツ)が大けがを負ったことで、シェルター内はパニックになります。

紹子(安藤玉恵)は、秋吉が“黒い奴ら”との交渉を失敗したことを責め立て、「もうこんなところにはいられない」と結月(横溝菜帆)を連れてシェルターを出て行こうとします。

しかし、福島まで行った響(竹内涼真)は、外にはどこもゴーレムだらけで、シェルター内にいるのが一番安全だと皆を説得し、秋吉に相手との取引を継続するように頼みます。

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次々と事を進めて行く響。秋吉は何もフォローできなかったので、悔しそうにしています。

その後、秋吉はジアン(玄理)が来美(中条あやみ)に生まれてくる子供が感染しているかもしれないからと、出産を反対しているところに遭遇します。

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来美に記憶がないため、父親が誰なのかはわかりませんが、響なのは明らかです。秋吉はさらに悔しそうにしています。

秋吉の嫉妬

響は、紹子たちのことが心配なので秋吉にもう少しここにいさせて欲しいと頼むと、秋吉はあからさまに嫌そうな顔をして見せました。

そして、責任者の自分を差し置いて、勝手に仕切られると困ると言い放ちます。

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確かにそうかもしれませんが、いざという時に響の方が頼りになるのも事実です。

「彼女妊娠しているんだ。僕の子供を」

だから来美のことはそっとしておいて欲しいと秋吉は響に伝えます。

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秋吉はすっかり嫉妬心のかたまりになってしまいました。

その後、来美と顔を合わせた時に、響は来美に「おめでとう」と言うと、来美は嬉しそうな顔をしました。

「おめでとうって初めて言われたので」

普通の妊婦ではないだけに、来美は誰からも祝福されていませんでした。

それは、秋吉もまた同じです。

産むかどうか迷っている来美に、響は秋吉とよく話し合うようにと言います。

そして、自分はシェルターの人々の不安が少しでも減るように頑張ると決意を語りました。

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結局、来美が頼ったのは秋吉ではなく響の方ですね。

シェルター内の協力者

秋吉は、野呂(吉沢悠)が“奴ら”との最後の交渉に一緒に行きたいと頼まれます。

「僕だって譲れないものがあるんです」

一方、響は紹子たちに自分がいなかった時の話を聞きます。

響に説明しているうち、紹子は数々の事件が全部“奴ら”の仕業だと思えない部分が見えてきました。

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もしかすると、シェルターの中に協力者がいるのかもしれません。もうあの人しか思い浮かびませんが。

その頃、等々力(笠松将)と佳奈恵(飯豊まりえ)は、監禁場所から逃げ出し、ゴーレムを払いのけながらシェルターに向かっていました。

等々力は、何故自分たちが生かされているのか不思議に思っていました。

佳奈恵は、自分が監禁された時、相手に少しためらっているような気配を感じていました。

もしかすると、何か見られたくないものを見られたことで足止めをしようとしていたのかもしれないと、佳奈恵は考えます。

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この時、シェルターのトンネル付近が写ります。そこには、石を積み上げた場所がありました。

野呂の子

秋吉と野呂が交渉場所へ行くと、相手の姿が見えません。

秋吉が不思議に思っていると、突如野呂が自分には子供がいたという話をし始めました。

野呂の子は、生きるためには医療装置が必要な子でした。

それが理由で、野呂がシェルターの門を叩いた時、秋吉社長(濱田マリ)は終わる命に限りある物資は使えないと、野呂の子を壁の内側に入れることを渋ったのです。

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結局、野呂の子は壁の外で還らぬ人となってしまいました。

響は、最初に秋吉社長がゴーレムに襲われた場所を検証してみることにしました。

辺見(木村了)は、「全ての人を受け入れようとしていた秋吉社長だったが、理想と現実は違った」と説明し、石が積み上げてある場所を指さしました。

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そこに野呂の子が眠っているということでしょう。

野呂の復讐

野呂は、いかに秋吉社長に苦しみを与えるかを考え、あえて従順なフリをしてシェルターに入りました。

そして、“奴ら”が仕掛けたかのようにゴーレムに傷をつけ、トンネルから放ったのです。

「母親のしたことは知っていましたか?」

秋吉は、それが野呂の子供だということを知ってショックを受けていました。

秋吉が事情を知っていることが分かった野呂は、持っていたナイフで秋吉の腹を刺します。

「何が希望の家だ!」

しかし、秋吉は臆することなく響から貰い受けた銃で野呂の額を撃ち抜きました。

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秋吉は違うベクトルで覚醒してしまいましたね。

秋吉と響

その時、響が交渉場所に現れます。

銃を持っている秋吉に対して、響は必死で誰にも言わないと秋吉を落ち着かせようとします。

「頼むから銃を下に置いてくれ」

「嘘をつくな!」

響への嫉妬に燃えた秋吉は、銃を下ろそうとはしませんでした。

秋吉には、響のその悟ったような態度が気に入らず、いつも見下されているように感じていました。

「僕を引きずり降ろそうとしているんだろ!」

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もちろん、それは秋吉の嫉妬心から来る妄想です。

「邪魔なんだよ、間宮!」

秋吉は迷わず響の腹を撃ち、さらに響の首を絞めます。

響は必死に抵抗しながら秋吉に訴えます。

「しっかりしろよ。もうすぐ父親になるんだろ!」

しかし、秋吉は、ゴーレムに感染している他人の子供など愛せないと言い放ちました。

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そこで響は、来美のお腹の中には、自分の子が宿っていると気がつきます。

響と来美の子供

来美には、記憶を失っている中でもよく見る夢がありました。

それは、波打ち際を小さい子と誰かと3人で波打ち際を歩く夢です。

来美には、もしかしたらそれが未来の姿なのではないかと感じていました。

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それは、響と暮らしている時にも見ていた夢でした。

自分と来美の間に子供ができていたことを知った響は、シェルターに戻ろうとします。

すると、秋吉は背後から鉄パイプで響を殴りつけました。

響は秋吉を殴りながら、来美のことは諦めてくれと訴えます。

秋吉は、自分と響とは共存できないと言います。

「行くなら僕を殺してから行けよ」

思わず鉄パイプを手に取る響。

しかし、来美の秋吉への想いを思い出した響は、寸前で思いとどまります。

そして、秋吉を抱えてシェルターに戻ることを決めました。

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当然山ではゴーレムに襲われますが、観ている方としては、ゴーレムより人間の方が何倍も恐ろしい気がします。

父親として

その頃、紹子と結月が見守る中、病床の甲本が目を覚ましました。

勝利の心配をする甲本に、紹子は勝利は元気にしていると嘘をつきます。

「子供は希望だ」と安心した様子の甲本。

「俺、父親になれたかな…」

甲本はそうつぶやくと、また目を閉じ、二度と目を開けませんでした。

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結月は甲本に向かって「お父さん」と呼びかけますが、甲本には聞こえたのかわかりません。

秋吉は、どうして自分を殺さなかったのか響に尋ねます。

「来美が待っているから」

しかし、来美を待っているのは秋吉のことかもしれません。

それでも、響は子供の父親として、胸を張っていたいと思っていました。

シェルター、襲撃される

その頃、ジアンに中絶を強く勧められた来美は、考えた末シェルターを出て行くことを決めます。

そして立ち上がった時、響との思い出が一気に蘇ってきました。

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ここに来て、来美の記憶が戻ったようです。

その時、シェルター内に黒いブーツを履いた3人組が現れました。

避難者たちは慌てて食堂にバリケードを作ります。

紹子は、結月を車いすから下ろし、テーブルの下に隠しました。

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ついに彼らは実力行使に出たのです。

夜になり、なんとかシェルターの門に辿り着いた響と秋吉。

しかし、人気がまるでありません。

食堂に行ってみると、身体に×印がついた遺体が並べてあり、壁にも印がつけられていました。

そして、部屋の奥では、結月が見守るそばで、来美が紹子に心臓マッサージをしている光景が目に入ります。

「こんな世の中で胸を張って父親になろうとしているのか?」

秋吉には、子供たちに未来があるとは思えませんでした。

別の道へ

一方、等々力と佳奈恵はシェルターに戻るのにかなり苦戦していました。

そこで等々力は、シェルターに戻るのをやめ、別の道を行く選択をします。

等々力もまた、自分が生き残ったことが許せないでいた1人でした。

でも、佳奈恵を守り切ることができたら初めて許せるかもしれないと考えたのです。

「だからあんたを守る。行けるところまで」

「カッコつけすぎ。私だって守る」

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2人の道は前途多難です。しかし、等々力は左手を失った割には元気にしています。

秋吉は、希望の家はもうおしまいだと頭を抱えていました。

その時、彼らから無線が入ります。

彼らの要求は、『医師』でした。

未来

響は、1人彼らの元へ向かおうとしていました。

それを察した来美は響を呼び止めます。

「子供を守りたいんだよ。俺はその子の未来を諦められない」

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来美は「いつも無茶ばっかりして…」とつぶやきます。もう、以前の来美に戻っているようです。

「未来。この子の名前」

来美は、どんな世界でも、どんな辛いことがあっても、子供を産むことを決心していました。

「私も、あなたと同じ未来を諦めたくないから」

来美は、響に先に戻るように言いつけ、響の背中が見えなくなるまで見送りました。

そして、地面に何か光るものが落ちていることに気がつきます。

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それは、響が捨てた婚約指輪でした。変なところに捨てると思ったんですよね!

それぞれの決意

結月は、部屋で1人、母と甲本が眠るベッドを見つめていました。

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かつて、勝利も含めて4人で笑っていた場所です。今や独りぼっちになってしまいました。

そして、何かを決意した様子で車いすから立ち上がります。

一方、来美は婚約指輪を左手の薬指にはめ、1人でトンネルを抜けます。

その先には、ミンジュン(キム・ジェヒョン)と同じ顔をした男が待ち構えていました。

翌朝、響が来美の姿を探すと、赤ん坊を抱えた秋吉が、シェルターやお腹の子を守るために条件を飲んだと言いました。

そして、秋吉も響に助けてもらった命でシェルターを守ると決意を語ります。

来美を探すために、響はシェルターを出ることにしました。

その時、結月が響を呼び止めます。

手には、斧を持っています。

「私も連れて行って。覚悟はできてる」

響は、結月に手を差し伸べました。

ドラマ『君と世界が終わる日に シーズン2』第6話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ


シーズン2の最終話が配信されました。

しかし、物語は完結せず、その代わりに「シーズン 製作決定!」という特報が流れました。

というわけで、皆がバラバラになり、どんどん状況が悪くなっていっていて、「一体どうなるの~!」というところでシーズンは終了しました。

黒いミンジュンが何者なのか、シーズン2では全く正体はわかりませんでした。

響は来美を見つけられることができるのか?

来美は無事出産できるのか?

子供たちの未来はどうなるのか?

気になることがいっぱいです。

一番気になるのは、等々力と佳奈恵の行く末です。

どうか、シーズン3で完結しますように!と、願わずにはいられません!

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