ドラマ『君と世界が終わる日に』第9話あらすじ・ネタバレ感想!響と来美は元の関係に戻れるのか?

ドラマ『君と世界が終わる日に』第9話あらすじ・ネタバレ感想!響と来美は元の関係に戻れるのか?

出典:『君と世界が終わる日に』公式Twitter

響(竹内涼真)が矢で射貫いた相手は、なんと来美(中条あやみ)でした。

あまりの衝撃に言葉を失う響。

来美はすぐに駐屯地に運ばれ、手当を受けます。

一方、小屋の前では甲本(マキタスポーツ)と佳奈恵(飯豊まりえ)が、等々力(笠松将)を人質に自衛隊と対峙していました。

その時、佳奈恵が放った一言に隊員の桑田(浅香航大)は疑問を持ち始めます。

駐屯地では、首藤(滝藤賢一)がワクチンが完成したと言って避難者たちに打ち始めていました。

しかし、幽閉されているジアン(玄理)はそのワクチンの正体を怪しみます。

そして、勝利(田中奏生)に撃たれた紹子(安藤玉恵)が敗血症になり、響は自衛隊相手に勝利と引き換えに薬をもらうため交渉します。

交渉の場には、来美もやってきました。

「一緒に帰ろう」と言った響に、来美が出した答えとは!?

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ドラマ『君と世界が終わる日に』前回第8話のあらすじと振り返り

ミンジュン(キム・ジェヒョン)をこんな目に遭わせたやつを絶対に許さない―。

甲本(マキタスポーツ)や佳奈恵(飯豊まりえ)は、来美(中条あやみ)を含めた駐屯地の人間に対し憎しみを募らせていました。

響(竹内涼真)は冷静に装っていましたが、内心首藤への怒りやミンジュンへの後悔で頭がいっぱいです。

一方、安全ではなくなった横須賀駐屯地では、自警団を結成して新たな避難場所を求めている中、等々力(笠松将)が残る地は島しかないと、猿島への調査を志願します。

等々力は響たちに捕らえられてしまいますが、等々力を追って自衛隊員の他に来美も同行していました。

小さな島で再びすれ違う響と来美。

そして、響が誤って来美を射貫いてしまうという最悪の事態を迎えてしまったのでした。

来美の運命やいかに!?

【ネタバレ】ドラマ『君と世界が終わる日に』第9話あらすじ・感想


何故攻撃するのか

響(竹内涼真)が生きていることを知って、瞬間的に振り向いてしまった来美(中条あやみ)は、響が放った矢に胸を射貫かれてしまいます。

自分が射ったのが来美だと知った響は、言葉もなく立ち尽くしてしまいます。

moyoko

まさかこんなことになってしまうとは…。最悪の事態です。

一方、小屋の前では等々力(笠松将)を人質にした甲本(マキタスポーツ)と佳奈恵(飯豊まりえ)が、響の合図を待っていました。

一触即発の緊張の中、自衛隊員の桑田(浅香航大)は、何故響たちが自分たちを攻撃するのかと尋ねます。

「いつだってそっちが先じゃない!私たちは助けてもらおうと思っただけなのに」

佳奈恵がそう叫ぶと、桑田は今まで疑問に思っていた点が繋がったように感じます。

moyoko

桑田はずっと、駐屯地内部で起きていることを疑問に感じていたのです。

その時、響が来美を抱えて山から出てきました。

「俺がやった」

ジアンの疑問

御前崎(宇野祥平)は、島では治療できないと、来美をすぐに駐屯地まで運ばせました。

そして、いまや監視下に置かれているジアン(玄理)が来美を治療します。

来美はすでに、助かるとは思えないほどの出血をしていました。

来美の様子を見に来た首藤に、ジアンは疑問をぶつけます。

来美が助かったらどうするつもりなのか、そして、出来上がったと言って避難民に打っている『ワクチン』とは何なのか。

moyoko

もちろん首藤は答えません。正体不明の『ワクチン』。恐ろしいですね!

桑田も、佳奈恵の一言によって、首藤が実権を握るこの駐屯地は何かがおかしいと気づき始めました。

もう一人の隊員・沢(堀家一希)は、「あとには引けない」と、この状況に置いて絶対にやめた方がいい考え方をしています。

島では、ミンジュン(キム・ジェヒョン)を刺したのが、来美だと佳奈恵から明かされて甲本や結月(横溝菜帆)は困惑していました。

その来美を撃ってしまった響は、自責の念に駆られていました。

勝利のこと

一人でいる響の元に、勝利(田中奏生)がナイフを向けます。

「お前が妹を殺した」

響は勝利に話を聞くこともなく、勝利の前に膝まずき、身を差し出します。

「思いっきり刺していいよ。殺してくれ」

moyoko

死にたくなる気持ちはわかりますが、響も来美もやけっぱちになりすぎです!

勝利が響を刺せずにいると、御前崎がそれを止めました。

勝利は小屋に入れられますが、紹子(安藤玉恵)は勝利に撃たれたことを誰にも話していないようです。

一方、駐屯地では桑田が本郷(大谷亮平)を狙撃した時の報告書を改ざんした隊員を問い詰めていました。

すると、そこに首藤や他の隊員がやってきて、桑田に規律違反があると言って拘束しようとしてきました。

桑田は咄嗟に逃げ出します。

来美目を覚ます

桑田は、島へたどり着き、響たちをテロリストだと決めつけたことを謝ります。

御前崎が来美の容体を尋ね、なんとか無事だと聞いた響は泣き崩れました。

その頃、来美は目を覚ましていました。

moyoko

目を覚ました瞬間、勢いよく起き上がっています。驚異の回復力です。首藤が来美にこだわる理由が、この辺りにあるような気がします。

来美は首藤に響が生きていたことを話すと、首藤はその響に殺されかけたのだと言い、来美にはまだ大事な役目があると言いつけました。

島では、桑田から駐屯地ではワクチンの接種が始まっていると聞いた御前崎が、首藤は『ワクチン』を使って人を操ろうとしているのではないかと推測していました。

moyoko

来美もおかしな実験に協力させられていることから、首藤に操られている可能性があります。

ミンジュンならどう思う?

来美のことが許せない佳奈恵は、響に絶対に来美に会うべきではないと主張しますが、甲本や結月は恋人と敵対してしまったこと響に同情していました。

佳奈恵は、可哀そうなのは死んでしまったミンジュンや、怪我をしている紹子の方だと言い張ります。

「私は彼女が許せません。たとえ間宮さんの彼女だとしても」

「俺は心が狭いから許せないけど、ミンジュンならどうかな」

甲本のその言葉が、佳奈恵の胸に刺さります。

moyoko

ミンジュンは、来美が自分を刺したことを響に言うなと言っていた人です。

響の弱音

響は拘束している等々力に、来美の無事を伝えていました。

「助けに行けよ。心配じゃないのか!」

「心配に決まってんだろ!」

でも、身体が動かないのは、不利な状況だからだけでなく、会って来美の本当の気持ちを聞くのが怖いのでした。

等々力は、自分が来美に響が死んだと言ったことで、来美が自分を見失ったことを告白しました。

普通なら怒ってもいいところを、響は静かに聞いています。

「俺、どうしたらいいのかな…」

等々力は、そういう響の弱い部分を高校時代に見せてくれたら、今の二人の関係はもっと違うものだったんじゃないかと思いました。

響は等々力の縄を解きます。

等々力は、響が来美を助けに行くつもりなら今回だけは手を組むと提案しました。

その時、紹子の容体が悪化したとの知らせが入ります。

先生を見捨てないで

紹子は敗血症を起こしていました。

治療には抗生剤と鎮痛剤が必要です。

それがあるとすれば駐屯地しかありません。

響たちが何か交渉できる材料を探していると、勝利が立ち上がります。

「俺が行きます。俺を人質にして交渉してください」

勝利は紹子を撃ったのは自分だと明かします。

結月はショックを受け、何故撃ったのかと勝利を問い詰めますが、紹子はゴーレムと間違えたのだろうと勝利をかばいます。

moyoko

テロリストに妹を殺されて恨みを募らせていた勝利ですが、接するうちに考えが変わったのです。

勝利は妹がゴーレムになった時に、来美のことを責め立てたことも後悔していました。

「先生を救ってください。先生を見捨てないで!」

後悔しないように

来美への憎悪と、響への気持ちの間に揺れる佳奈恵に、紹子は再び後悔して欲しくないと伝えました。

そして、佳奈恵は響に本当のことを言おうと決めます。

佳奈恵は、昔からどこか冷めていて、人を好きになるという気持ちがわかりませんでした。

しかしこのような世界になって、響と出会い初めて人を好きになるということを知りました。

いつ死んでもおかしくないこのご時世、後悔しないようにずるく生きてもいいと思っていた佳奈恵ですが、来美のことで取り乱す響を見て、本当のことを言わなければ後悔すると思ったのです。

そして、響にミンジュンが自分を刺したのが来美だということを口止めされていたことを明かします。

「私はまだ彼女を許せてない。でも、ミンジュンだったら来美さんと話して欲しいって言うと思います」

moyoko

ミンジュンの優しい気持ちが、皆の心を変えましたね。

駐屯地との交渉

翌日、響は駐屯地との交渉にあたります。

響は勝利と引き換えに、抗生剤と鎮痛剤を要求しました。

自衛隊はテロリストたちを一掃するチャンスだと、要求を飲みます。

響、は間違いが起きないように専門家と話がしたいと申し出ました。

ジアンが身動きできない今、医療の専門家は来美になります。

moyoko

響と来美は離れ離れになって以来、初めて言葉を交わします。

響は明日の正午に横浜マリーナで交渉人一人ずつ、薬を渡したら少年を渡す条件を言い渡し、さらにそこに医師の同行も要求しました。

「行きます。必ず行きます」

響は言葉を続けます。

誤解が重なってここまで来てしまったけれど、許しあうのは難しいかもしれないけれど、『あの夜』に戻るためなら自分はなんだってすると。

「時間はかかるかもしれないけど、諦めたくないよ!」

moyoko

響は「世界一諦めの悪い男」なのです。

保存装置の中のもの

駐屯地では、不穏な空気が流れ始めていました。

ワクチンを接種した避難者が、急に発熱し始めたのです。

首藤はただの副作用だから問題ないと言いますが、来美が診察してみると、患者にはある特徴がみられました。

来美は疑問に感じ、ジアンのいる部屋に向かいました。

ジアンは、今首藤の頭にあるのは冷凍保存装置を破壊した響への復讐心しかないと言います。

来美は、首藤からは保存装置には検体が入っていると聞かされていました。

保存装置には何が入っているのか。

ワクチンは完成したのではないのか?

来美は首藤に問います。

「ワクチンだと言っておけば人々を操れる。それだけだ」

moyoko

ゴーレム=操り人形のことです。首藤のサイコな面がどんどん明るみに出てきます!

首藤は保存装置を開けて見せます。

来美は中を見て言葉を失ってしまいました。

「私の全てだった。間宮響は許さない」

moyoko

やっぱり、保存装置の中には“アレ”が入っているのでしょうか…?

73.4

その頃、御前崎は紹子の元夫が残したメモを検証していました。

そのメモの中で「封鎖区域外に緊急時シェルター」「73.4」という部分に目が留まります。

同じ頃、刀集団が偶然ラジオの73・4周波でメッセージを受け取っていました。

「こちらシェルター希望の家。生存者を探している」

moyoko

このシーンはシーズン2繋がる部分です。他にも生存者がいる模様です!

駐屯地では、ジアンの助手がゴーレムウィルスに感染し、発症していました。

首藤は、壁の向こうでうごめく避難者のゴーレムたちを眺めて、恍惚とした表情を浮かべています。

moyoko

やはり首藤が打っていたのはワクチンではなくゴーレムウィルスでしたね。

横須賀マリーナ

翌日、横須賀マリーナで薬と勝利の交換の時がやってきました。

響と来美が初めて顔を合わせる時です。

自衛隊は先に勝利を引き渡すように言ってきました。

「約束が違う。仲間に気がつかないとでも思っているのか?」

自衛隊は響たちを攻撃するべく、マリーナに潜んでいました。

当然、響も桑田を筆頭に、護衛をつけています。

響は自衛隊に降参させ、薬を受け取りました。

そして、来美に手を差し出します。

「一緒に帰ろう」

来美は、その響の手を取ろうとします。

しかしその瞬間、来美は隊員が地面に置いた銃を取り、響に銃口を向けました。

「さようなら」

マリーナに銃声が響き渡りました。

ドラマ『君と世界が終わる日に』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

最悪に次ぐ最悪の状況が続いています。

事態は混乱を極めています。

あと一回で地上波版は終了しますが、間違いなく事は収まらないでしょう。

そして来美の身体の秘密と、保存装置の中身についても気になります!

響が無線越しに来美に言った『あの夜』とは、高校時代、付き合って初めて手をつないだ夜のことです。

二人はこの時のことを「一生忘れない」と誓い合いました。

二人の間にその夜は戻ってくるのでしょうか?

次回は最終回です。

予告をみる限りではやはり混乱を極めていましたが、少しでも希望が見えることを望みます!

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