ドラマ『君と世界が終わる日に』第8話あらすじ・ネタバレ感想!すれ違う響と来美に最大の悲劇が…!

ドラマ『君と世界が終わる日に』第8話あらすじ・ネタバレ感想!すれ違う響と来美に最大の悲劇が…!

出典:『君と世界が終わる日に』公式ページ

ミンジュン(キム・ジェヒョン)をこんな目に遭わせたやつを絶対に許さない。

甲本(マキタスポーツ)や佳奈恵(飯豊まりえ)は来美(中条あやみ)を含めた駐屯地の人間に対し、憎しみを募らせていました。

響(竹内涼真)は冷静に装っていましたが、内心首藤への怒りやミンジュンへの後悔で頭がいっぱいです。

一方、安全ではなくなった横須賀駐屯地では、自警団を結成して新たな避難場所を求めている中、等々力(笠松将)が残る地は島しかないと、猿島への調査を志願します。

等々力は響たちに捕らえられてしまいますが、等々力を追って自衛隊員の他に来美も同行していました。

小さな島で再びすれ違う響と来美。

2人は知らない間に憎み合う敵同士になっていたのです。

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ドラマ『君と世界が終わる日に』前回第7話のあらすじと振り返り

母の変わり果てた姿にショックを受ける響(竹内涼真)ですが、とどめを刺せずに逃げ出します。

そして響を追って引き返してきた佳奈恵(飯豊まりえ)とミンジュン(キム・ジェヒョン)は、来美(中条あやみ)と勝利(田中奏生)と鉢合わせし、2人をテロリストだと思いこんだ来美はミンジュンを刺してしまいました。

足を負傷したミンジュンは、檻から抜け出したゴーレムとなった琴子に噛まれてしまいます。

御前崎(宇野祥平)に助け出され一度島に戻った響ですが、ミンジュンを助けるため、ワクチンを求めて再び横須賀駐屯地へと向かいます。

しかし、駐屯地にワクチンなど存在せず、わずかに希望をかけた未完成の治療薬を投与してみたものの、ミンジュンは回復することなく、響たちに見守られながら息を引き取りました。

そのことで響たちは、首藤や自衛隊をはっきりと敵と認識してしまったのです。

【ネタバレ】ドラマ『君と世界が終わる日に』第8話あらすじ・感想


憎しみの連鎖

ミンジュン(キム・ジェヒョン)がゴーレムに噛まれたのは、駐屯地にいる女が彼を刺したからだと知った響(竹内涼真)は、その女が来美(中条あやみ)だとは知らずに憎しみを募らせていました。

甲本(マキタスポーツ)や佳奈恵(飯豊まりえ)もまた、復讐心に駆られています。

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ミンジュンの死はメンバーに大打撃を与えました。とうとう、本格的に人間同士の争いごとになってきそうです。

一方、横須賀駐屯地ではジアン(玄理)が首藤(滝藤賢一)を裏切ったことで幽閉されていました。

あの時、冷凍保存装置にはワクチンは存在していませんでした。

ジアンはあの中には何が入っているのかと首藤を問い詰めます。

「医学の結晶です」

首藤が答えたのはこの一言だけでした。

moyoko

一体何が入っているのでしょうか?ヤバイものというのだけはなんとなくわかりますが、気になります。

来美の決意

冷凍保存装置を破壊された首藤は、食事も取らず、精神的に不安定になっています。

来美はそんな首藤を励まします。

「私に生きる希望を与えてくれたのはあなたじゃないですか!」

来美は、首藤の研究のためならなんでもするつもりだと、心に決めていました。

moyoko

すがるものがなくなった来美は、一番すがってはいけない場所を居場所に決めてしまいます。

島では、怒りに駆られた甲本が駐屯地に乗り込もうとしていました。

ずっと孤独だった甲本に、家族のように接してくれたミンジュンを殺した自衛隊がどうしても許せないのです。

しかし、響は今じゃないと引き留めます。

「ミンジュンを殺したやつは絶対に許さない」

それには、準備が必要です。

「準備をしましょう。全員で生き抜くための準備を」

響の胸の中

響はまず、刀集団の坪井(小久保寿人)に、島と仲間を守るために手を組もうと提案しました。

そして交代で見回りをし、週に一度食料を調達しに本土へ行き、どんな些細なことでも報告しあうことを決めて行きます。

冷静に準備を進めていく響を見て、甲本は冷たいと言いますが、響は内心母・琴子のことやミンジュンのことで頭がいっぱいでした。

moyoko

むしろ、全く冷静ではありません。表に出ていない分、負の感情が増幅しそうで心配です。

一方、駐屯地ではゴーレムが次々と侵入し被害が続出していました。

桑田(浅香航大)たちは、自警団を結成し、他に安全な場所を求めて調査に向かわせます。

歯向かうと来美の命の保証はないと脅されている等々力(笠松将)は、自警団に協力することになりました。

俺が守る

等々力が来美の様子を見に行くと、来美は1人で臨床試験をしようと、自分の腕に注射器を当てているところでした。

等々力は慌ててそれを止めます。

「こんなことやってなんの意味があるんだよ?」

しかし、来美にとっていまや生きる意味は、研究にしかないのです。

等々力は来美を抱き寄せ、もっと安全な場所を見つけると約束します。

「ずっと好きだった。小笠原のことは俺が守る」

moyoko

普通の告白で安心しましたが、等々力のことはもはやストーカーにしか見えません…。

響は、ミンジュンや母の夢を見るため、眠れぬ夜を過ごしていました。

ミンジュンの墓の前で座っていると、同じく眠るのが怖いという結月(横溝菜帆)がやってきます。

話をする中で、結月は来美のことを今はどう思っているのかと響に尋ねます。

「なんとも思ってないよ。もう忘れることにしたから」

moyoko

その言葉を、佳奈恵が陰で聞いていました。来美もそうですが、そう簡単に忘れられないと思いますが。

佳奈恵のキス

翌日、本土に食料を探しに行った響と佳奈恵ですが、食料はすでに自衛隊に持ち去られた後でした。

その時、響はゴーレムに襲われます。

それを佳奈恵が撃退しました。

すると、佳奈恵がゴーレムに噛まれたのではないかと、響はパニックになります。

そんな響を佳奈恵は心配していました。

同時に、響に来美が駐屯地にいることを言い出せずにいることに。自己嫌悪を感じていました。

佳奈恵が悩んでいることを感じた紹子(安藤玉恵)は、今は明日生きているかわからない世界だから、後悔しないで欲しいと言います。

「明日死んでもいいように」

moyoko

確かに、この世界ではまごまごしている暇はありませんね。

佳奈恵は、外で見張りをしているうちに眠ってしまった響の唇にキスをします。

目覚めた響は黙っていました。

「ごめんなさい。好きです。怒ってますよね?」

響は、ただ「怒ってないよ」と言うだけでした。

moyoko

響も、どう答えたらいいのかわからなかったのかもしれません。

島への調査

自警団は移転先を見つけられないでいました。

どこもゴーレムでいっぱいで、安全な場所はどこにもありません。

等々力は、残るは島しかないと、桑田に島への調査を直訴します。

翌日、刀集団は見回り中に、見慣れぬゴムボートが海岸に置かれているのを発見します。

刀集団に捕らえられた等々力が、首藤の下について調査にやってきたことを知った響は激しく怒りを爆発させました。

首藤は母の仇です。

同級生で親友だった等々力なら、その後の響の生活を良く知っているはずです。

「なんであんなやつの仲間になってんだよ!」

moyoko

母が亡くなって父が失踪した半年間で響と等々力の仲は決裂してしまったようです。何があったのでしょうか?

感情を抑えきれない響は、二度と仲間を殺させたりしないと誓います。

「誰であろうがぶっ殺す!」

moyoko

あまりの剣幕に、甲本たちはドン引きしています。しかし同時に響の胸中を知ったのでした。

勝利の行動

等々力の戻りが遅いことを心配した桑田たちは、猿島に救助に向かいました。

そこに等々力を放っておけないという来美も同行します。

moyoko

大人しく待っていればいいのに…悪い予感しかしません。

桑田は、上陸前に来美に銃を渡し、動くものは全てゴーレムだと思って考えずに撃てと指示します。

桑田たちが船を出た後、隠れていた勝利(田中奏生)が後に続きました。

moyoko

勝利は自警団に入りたかったのですが、断られたためこっそりついてきてしまったのです。

その頃佳奈恵は等々力に来美が駐屯地にいることを確認し、響が向こうに行ってしまうかもしれないと不安を募らせていました。

紹子は、そんな佳奈恵に野草を摘んだら詳しく話を聞かせて欲しいと言って、草むらに出かけていきます。

その時、1人で島を歩く勝利と鉢合わせてしまい、慌てた勝利は紹子に向けて発砲してしまいます。

moyoko

恐れていた最悪の事態が起きてしまいました!

報復と応酬

銃声を聞いた佳奈恵は、急いで紹子の元へ行き、逃げる勝利の足を弓矢で攻撃してしまいます。

同じく銃声を聞きつけた自衛隊グループは倒れている勝利を見つけ、近くに弓矢が落ちていたことからテロリストの仕業だと断定します。

来美は、子供をこんな目に遭わせる人を許せないと怒りに震えます。

moyoko

みんな落ち着いて!

自衛隊に島のことを知られてしまったことで、坪井たち刀集団は猿島を捨てることを決めました。

響は、逃げるのかと坪井を責めます。

すると坪井は、逃げるのは自衛隊からではなく、響からだと言います。

「あんたの目は血を欲するゴーレムにそっくりだ。俺はあんたとは違う」

moyoko

痛いところを突かれた響。この言葉は今の彼に届いたでしょうか?

やらなきゃやられる

自衛隊グループは、等々力を救助するという名目で、テロリストの潜む小屋へ向かいます。

響たちも、島を捨てるか自衛隊を迎え撃つかの選択を迫られていました。

甲本も佳奈恵も、逃げるつもりはありませんでした。

そして佳奈恵はミンジュンを刺した女を見たと響たちに告げます。

「ミンジュンを刺したあの女を許さない!」

御前崎(宇野祥平)は、今響たちがやっているのは報復だと諭しました。

しかし、響は、御前崎のように手を合わせて人々を救えるなら、こんな世の中になるはずがないと言います。

「今、俺が信じられるのはやらなきゃやられるってことですよ」

moyoko

響はすっかり人が変わってしまったかのようです。

響たちは、バリケードを作り始めました。

出会ってしまった2人

桑田は来美を小屋近くの雑木林で見張りをさせ、自衛隊員だけで救出に向かいました。

そして響たちは、甲本と佳奈恵が等々力を人質に自衛隊員の気を引いている間に、響が敵の後方に回り込む作戦を立てます。

響が雑木林に入ると、小屋に向かって銃を構えている女の姿がありました。

響は彼女がミンジュンを刺した女だと確信します。

そして、「動くな」と弓矢を構えます。

moyoko

後ろ姿だけじゃわからないものですかね?極限状態では判断できないのかもしれません。

「お前がミンジュンを刺した女か?」

来美は、男の声が響のものであることを確信します。

「響!」

来美が振り向いた瞬間、響は矢を放ちます。

その矢は、来美の胸に突き刺さり、来美はその場で倒れ込みます。

響は、探し求めていた恋人に矢を射ってしまったことに気がつき、呆然と立ち尽くすのでした。

ドラマ『君と世界が終わる日に』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

響が来美に矢を放つという最悪の事態が起きてしまいました。

しかし、来美は桑田から「動くものは考えずに撃て」と言われ、響にも「動くな」と言われ、動いたら攻撃されることがわかっていたはずです。

なのに何も言わずに振り向いてしまったら、そりゃ攻撃されますよ…。

響と来美は少し考えなしの部分がありますね。

果たして、来美は死んでしまったのでしょうか?

それは次回に持ち越しです。

響と来美が敵対し、とうとう本格的に人間同士の争いになってしまったこの世界は、一体どうなるのでしょうか?

地上波版は次回、いよいよ最終章に突入です!

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