ドラマ『君と世界が終わる日に』第7話あらすじ・ネタバレ感想!ゴーレムに噛まれたミンジュンを助けるために響が下した選択は?

『君と世界が終わる日に』

出典:『君と世界が終わる日に』公式ページ

響(竹内涼真)が遭遇したのは、亡くなったはずの母・琴子(臼田あさ美)でした。

母の変わり果てた姿にショックを受ける響は、とどめを刺せずに逃げ出します。

一方、響を追って引き返してきた佳奈恵(飯豊まりえ)とミンジュン(キム・ジェヒョン)は、来美(中条あやみ)と勝利(田中奏生)と鉢合わせし、2人をテロリストだと思いこんだ来美はミンジュンを刺してしまいました。

足を負傷したミンジュンは、檻から抜け出した琴子のゴーレムに噛まれてしまいます。

御前崎(宇野祥平)に助け出され1度島に戻った響は、ミンジュンを助けるため、ワクチンを求めて再び横須賀駐屯地へと向かうことに。

そこで発覚した衝撃的な事実とは…?

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ドラマ『君と世界が終わる日に』前回第6話のあらすじと振り返り

結月(横溝菜帆)の喘息の薬を求めて、海路で横須賀に渡ることを決めた響たち。

途中停泊した無人島で、彼らは『刀集団』の坪井(小久保寿人)らと再び遭遇します。

限定的に島での滞在を許された響たちは、島の端にある小屋で謎の男・御前崎(宇野祥平)と出会いました。

その後、響は薬を坪井は武器を手に入れるために手を組み、横須賀駐屯地に潜入することに。

その横須賀駐屯地では、ワクチン開発を進めようとする首藤(滝藤賢一)の力が増していました。

響が死んだと思い、絶望に打ちひしがれている来美(中条あやみ)は、危険な人体実験に協力。

来美が副作用で意識もうろうとする中、等々力(笠松将)に連れ出されたところを響は目撃します。

見失った来美を探すために地下室に入った響は、『001』とタグがついた1人のゴーレムと遭遇しました。

それは、何年も前に亡くなったはずの響の母親・琴子(臼田あさ美)だったのです。

【ネタバレ】ドラマ『君と世界が終わる日に』第7話あらすじ・感想


母のゴーレム

来美(中条あやみ)を探して地下室に入った響(竹内涼真)。

見つけたのは、恋人ではなく鎖につながれた母・琴子(臼田あさ美)のゴーレムでした。

moyoko

腕には『001』というタグがついています。おそらく、1番初めのゴーレムということです。

目の前の信じがたい光景に、言葉も出ない響。

脳裏には、首藤(滝藤賢一)が来美ではない響と近い女性のデータは取ったと言っていたことが駆け巡っていました。

響は衝動的に近くにあった斧で、母の両手につないである鎖を切りました。

moyoko

何故近くに都合よく斧があったかは謎です。

自由になったゴーレムは、響を噛もうとします。

響は悲鳴をあげながら斧で頭を殴りつけようとしましたが、小さい頃に見ていた母の顔が浮かび、とどめを刺すことはできずに、そのまま逃げ出してしまいました。

ミンジュンの危機

変わり果てた母の姿を見て、パニックに陥った響。

その勢いで再び母のもとへ行こうとした時、御前崎(宇野祥平)に押さえつけられ鎮静剤で眠らされます。

「少し頭を冷やせ」

moyoko

パニックになるのも無理はありませんよね。

一方、響を助けるために再び駐屯地に入った佳奈恵(飯豊まりえ)とミンジュン(キム・ジェヒョン)は、ナイフを持ってテロリストを探す愛奈(新津ちせ)の兄・勝利(田中奏生)と遭遇します。

後を追ってきた来美は、勝利を守ろうとしてミンジュンの脚を刺してしまいました。

そこにミンジュンの血を辿って琴子が現れ、思うように動けないミンジュンは手首を噛まれてしまいます。

ミンジュンは咄嗟に琴子の頭に鋏を突き刺します。

琴子はそのまま動かなくなってしまいました。

moyoko

鎖さえ切らなければこんなことにならなかったのでは…。

首藤の思惑

その頃、首藤は「ワクチン開発に重要なサンプルのゴーレムが、テロリストによって放たれた」と避難者に伝えて、武装して自警団を作るべきだと彼らを扇動します。

来美も「自警団に参加したい」と首藤に直訴するなど、テロリストへの憎しみを募らせていました。

moyoko

駐屯地内の不穏な空気を感じている自衛官の桑田(浅香航大)には、首藤が共通の敵を作っているように見えています。

御前崎に助け出された響は、島に戻ってきました。

そこで響は御前崎から、遺伝子治療研究の中でゴーレムウイルスを開発した首藤が、琴子や他の生きた人間を実験台にしていた事実を聞きます。

御前崎が首藤と同じことをしていたと聞いた響は、思わず掴みかかってしまいます。

「殺したいなら殺せ」

moyoko

御前崎がお経を読んでいたのは、懺悔の気持ちからだったのです。

響、ごめん

離れた場所に自主隔離していたミンジュンは、1人でいる響のもとへ行き、自分が感染していることを告白します。

「僕はゴーレムになった響の母さんを殺した、ごめんなさい!」

ミンジュンは何度も「ごめんなさい」と言い続けます。

そして、その場に倒れ込んでしまいました。

甲本(マキタスポーツ)は、響が女を追ったせいでミンジュンがこんな目に遭ったのだと響を責めます。

「大体、本当に女を見たのか?」

自分が見た来美の姿が、確かなものだったかどうかは確証が持てない響。

「じゃあ、亡霊かなんかのためにミンジュンはゴーレムに噛まれたのか!」

moyoko

響は返す言葉もありません。確かに、響が戻りさえしなければ、そして鎖さえ切らなければ、この事態は防げました。

ジアンとの交渉

その時、ミンジュンの姉・ジアンが響たちの後を尾け、島にやってきたことがわかります。

ジアンは響にある条件を出しました。

それは響がテロリストとして投降すれば、ミンジュンのためにワクチンを渡して、他の仲間は見逃してもいいというものでした。

moyoko

しかし、ワクチンの開発は首藤1人が行っており、ワクチンが完成しているかどうかはわかりません。あまりにもリスクが大きい条件です。

「ワクチンが欲しければ、1人で駐屯地に来て」

そう言い残して去ろうとするジアンに、響は弟に会ってやってくれと頼みますが、彼女はそれを拒みます。

moyoko

ミンジュンのためにも一目会って欲しいですが、会って情が湧いてしまうのを恐れたのかもしれません。

ミンジュンの症状は、刻一刻と重くなってきていました。

責任を感じている響は、最後の望みを賭け1人で投降することを決めます。

「必ず戻ってくる!」

ジアンの計画

自衛隊によって拘束されていた等々力(笠松将)は、その精神力の強さを買われ、来美の見張りを命じられていました。

来美は、最後の治験で副作用が続く中、何かしないといられないと愛奈のために墓作りをしていました。

「響が死んでいてくれて良かった。こんな私を知られずに済んだから」

moyoko

来美は自己嫌悪に苛まれています。確かに、今の来美を見たら響は驚くでしょう。

駐屯地に到着した響は、ジアンに冷凍保存装置のある部屋に連れて行かれます。

そこで、響はジアンから意外な提案をされます。

その提案とは、響がジアンを襲ったことにして、ワクチンを奪って逃げるというものでした。

ジアンは最初から、ミンジュンを助けるために計画していたのです。

響は一緒に島に行こうと言いますが、ジアンは今の自分に弟に会う資格はないと言って自分の足を撃ちます。

そして、保存装置のハッチを開けようとしますが、それは首藤に信頼されているはずのジアンでも開けられないようになっていました。

未完成の治療薬

自分は首藤に信頼されていなかったと、呆然とするジアン。

そんな中、響は電源を破壊して、首藤が駆けつけるのを待ちます。

保存装置の温度が上昇するのを恐れる首藤は、慌てて保存装置のもとへやってきました。

響はジアンを人質にワクチンを出せと脅しますが、保存装置の中にワクチンは入っていなかったのです。

moyoko

フラグは立っていましたが、やはり!

保存装置の温度はどんどん上昇していき、首藤はパニック状態に。

混乱の中、ジアンは治験者から取り出したという未完成の治療薬を差し出し、響はそれを手にして島へ急ぎます。

途中、響は等々力が駐屯地にいることを知りました。

ミンジュンを刺した女

島では、症状が進んだミンジュンが苦しんでいました。

甲本はテコンドーの名手であるミンジュンが、負けるわけがないと悔し泣きしています。

「あの女が足を刺したから…」

佳奈恵は駐屯地にいた女に刺されたせいだと、甲本に明かします。

しかし、ミンジュンはそのことは響には絶対に言うなと口止めします。

moyoko

佳奈恵もミンジュンも、その女がもしかしたら来美かもしれないと感じ取っているのです。

一方の等々力は、駐屯地を出ようとする響に対し「俺の方が小笠原を守ってやれる」と宣言しました。

moyoko

今、それどころじゃないんですよ。

響が踵を返し走り出したその時、自衛官が響を銃撃します。

弾は響の脇腹に当たりました。

moyoko

響が倒れた時、数本あった治療薬の瓶が割れてしまい1本だけになってしまいます。なんてことを…。

不完全な薬

島では、もうこれ以上待てないという状況まで来ていました。

呻きながら暴れ出すミンジュンを、必死で押さえる甲本と佳奈恵。

「もう限界かもしれない…」

甲本はナタを握ります。

moyoko

まだゴーレムになったわけではないので、ちょっと待って!と誰もが叫んだことでしょう。

その時、満身創痍の響が小屋に現れました。

御前崎がミンジュンに薬を投与したもの、ミンジュンのゴーレム化の進行は止まりません。

薬は不完全なものだったようです。

「ごめん、何もできなくて…」

響が悔しさをにじませると、ミンジュンは「1つだけある」と言いました。

一方、研究室ではジアンがうつむく首藤にワクチンはどこかと尋ねると、首藤は血だらけの顔を上げ、声高に笑い出しました。

moyoko

ワクチンは存在しないということですよね…最悪です。滝藤さんの怪演っぷりには驚きました。

最期の夕日

響たちはミンジュンを海辺に連れていきました。

姉のジアンの帰りを待つ子供の頃のミンジュンは、日が落ちていくことが怖くて仕方ありませんでした。

こんな地獄のような状況の中、1つだけよかったことがあるとミンジュンは言います。

「1人にならずにいられた。いつもみんながいた。ありがとう」

危ないからもう離れて欲しいというミンジュンの側を、誰も離れることはありません。

moyoko

ミンジュンは「なんだか家族みたいだ」と嬉しそうです。泣けてきます。

ミンジュンはスマホで夕日の写真を撮り、ジアンに渡して欲しいと響に託した後、意識を失います。

ほどなくして、ミンジュンはゴーレム化して雄たけびをあげ始めました。

響は、ミンジュンの頭にナイフを刺しました。

moyoko

やりきれない気持ちでいっぱいです…。

もう愛していない

首藤は来美を研究室に呼び出し、こう尋ねます。

「今ここに間宮響が現れたらどうする?」

来美は「響は死にました」と答えます。

「もう愛していないと?」

「もう愛していません」

moyoko

来美の中で、何かが変わってきています。

ミンジュンを埋葬した後、響は来美の幻を見たのかもしれないと考え直しました。

「俺が全部間違っていた。もっと早く終わりにすれば良かった」

そして、唯一来美と繋がっていた無線機を海に捨てました。

甲本は、ミンジュンが犠牲になったのは響だけのせいじゃないと、ミンジュンを刺した女の存在を明らかにします。

「ミンジュンの恨みを晴らすとしたら、首藤とその女だ」

ドラマ『君と世界が終わる日に』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

悲しみと憎しみの連鎖が止まりません。

響と来美はお互いを知らないまま、完全に敵同士になってしまいました。

結局はゴーレムなどさしたる問題ではなく、それを作り上げた人間同士の憎しみ合いに発展しています。

首藤はワクチンではなく、何か別のものを保存装置に保管していたようです。

moyoko

それは一体何なのでしょう?首藤は何が目的でゴーレムウイルスを作ったのでしょうか?

そして、憎しみの連鎖は止まるのでしょうか…。

次回は、再び響と来美が再会します。

今度は敵同士として…次回も見逃せません!

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