『まだ結婚できない男』第5話あらすじ・ネタバレ感想!桑野の結婚不要論が炸裂する!

ドラマ『まだ結婚できない男』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『まだ結婚できない男』公式ページ

吉山(吉田羊)、有希江(稲森いずみ)、早紀(深川麻衣)の3人が鎌倉へ女子旅に出かけると、なぜか一人旅をしている桑野(阿部寛)と遭遇。

女3人で寂しいですねと言われないため見つからないように動くが、結局見つかります。

また、吉山の高校時代の後輩のエリカ(野波麻帆)に遭遇すると、どうやら結婚相手を探している様子。

好みのタイプを聞いてみると、真っ先に思いつく男が桑野!

エリカと桑野を引き合わせた女性たち!その結末は予想だにしないものとなりました。

また、女性陣3人の魅力的な浴衣姿はご利益ありそうです。

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『まだ結婚できない男』第5話あらすじ

かねてから鎌倉の仏像を愛してやまない、まどか(吉田羊)は、1泊2日の鎌倉旅行に有希江(稲森いずみ)と早紀(深川麻衣)を誘う。

縁結びにご利益がある神社に参拝し、おいしいものを食べようと盛り上がる3人。

しかし桑野(阿部寛)に知られると皮肉の一つも言われかねないと、女子旅は桑野に内緒で決行することに。

ドラマ『まだ結婚できない男』第5話あらすじ①

ところが、現地に着いた3人が楽しく観光していると、とある神社で“一人鎌倉”に来ている桑野の姿が!

何とか気づかれないようその場を去ることに成功した3人だが、宿泊先の旅館の廊下で、なぜか一人不気味に写真を撮りまくる桑野と出くわしてしまう。

ドラマ『まだ結婚できない男』第5話あらすじ②

縁結びのために来ていることを見透かされた上に、皮肉とウンチクをさんざん浴びせられ楽しい女子旅は台無しに。

翌日、まどかは偶然、高校時代の後輩・エリカ(野波麻帆)と再会する。

絶賛婚活中だと言うエリカが好みの男性のタイプを熱弁し始めると、まどかたちは、ふとある男の顔を思い出し、顔を見合わせる。

意外にも、桑野がその条件に当てはまっていたのだ!そうは言っても相手はあの桑野。

ドラマ『まだ結婚できない男』第5話あらすじ③

紹介することに迷いを感じつつも、エリカの婚活への熱意に負けたまどかは思い切って桑野を紹介してみることに。

そんなこととはつゆ知らず、桑野は英治(塚本高史)たちを巻き込んで、ブログに桑野の悪口を書きつづっている“やっくん”の正体を暴こうと躍起になっていた。

ドラマ『まだ結婚できない男』第5話あらすじ④

するとそこへ、まどかから電話がかかってきて…。
出典:『まだ結婚できない男』公式ページ

【ネタバレ】『まだ結婚できない男』第5話の感想

吉山(吉田羊)の提案で鎌倉女子旅がスタート。目的は縁結びの神様!

仕事に追われて疲れがたまってきた吉山(吉田羊)。

最近は特に桑野(阿部寛)へのフラストレーションのせいで、よりお疲れです。

飲食店の譲渡契約について知りたいと言われて説明をしますが「こんな夜遅くに、デートもせずに仕事ですか?」と余計なことも言われます。余計なお世話すぎる(笑)

そんな吉山の心の拠り所は、実は鎌倉の仏像。

「大柄で~ちょっと猫背で~」って阿弥陀如来の画像を見せてくる吉山にさすがの有希江(稲森いずみ)も唖然。

そして鎌倉女子旅を提案する吉山。

恋愛成就の「結岡神社」の例大祭に合わせていこうと言われ、有希江は賛同。

さらに早紀(深川麻衣)も、ちょうど舞台が終わる日程だったので乗りました。

ただ!吉山は言います。

「桑野さんにだけは知られないように」

なんで?って顔をされますが、そんなこと聞きつけられたら確実に嫌味を言われますからね!仕方がないです。

一方の桑野は、会社の売り上げがかかったコンペに乗り出し、大忙し。

もともとは英治(塚本高史)の案件でしたが、利益率が高いと聞けば、やる気満々です。

女子三人旅と男一人旅、果たしてどちらが楽しいか?

鎌倉へとやって来た吉山、有希江、早紀は3人旅を満喫するのですが、行くとこ行くとこでなぜか桑野に遭遇!

どうやら、コンペを成功させるため日本の古い建築物のリサーチに鎌倉へとやって来たのです。

カメラ片手にあちこち向かう桑野。

外国人とも仲良く交流!吉山たちは開いた口が塞がりません。

さすがに宿まではかぶらないだろうと思ったでしょうが、しっかり同じ宿です!

桑野が建物の写真を撮っている中、偶然に逃げた吉山の足がカメラに映り、バレました。

なんか、若干ホラーを感じる瞬間です。

鎌倉を熟知する男は魅力的な3人の浴衣姿には目もくれず「明日の例大祭は早朝から行かないと大変ですよ。」

旅行プランもモロバレ!

しかも桑野の持論としては、人が押し寄せるところにご利益があるとは思えないのです。

しかし、桑野は知る人ぞ知る小さな神社に行く予定。

「どこですか?」と聞いても「教えません」と笑顔で言う桑野。

教えないなら言うなよ…女性3人は不機嫌です。

しかし、鎌倉を熟知している桑野の意見は正しかったです。

吉山たちがチェックアウトしようとしてたその時、結岡神社での参拝は5時間待ち!言う通りにしていれば…。

結局3人は桑野の後を追って、秘密の神社に付いて行こうとするのですが、大変な山道でクタクタ。

一方、桑野は途中の茶屋で団子を堪能。

3人で和気藹々と旅をするのと、1人で黙々と旅をするのでは、どちらが楽しいか一目瞭然。

結婚できない男は、もうおひとり様のプロフェッショナルです!

鎌倉に関する雑学も豊富で、ここは三方を山に囲まれた場所だからこそ攻められにくく、その利点で幕府が開かれた場所。

鎌倉大仏は、奈良の大仏殿にあったものが移動してきたものだと教えてくれます。

ですが、「鎌倉に来ていたら常識です」というこの一言が、結婚できない所以です!

旦那探しのエリカ(野波麻帆)に桑野(阿部寛)を紹介するとエラいことになりました

目的の神社に参拝を終えた桑野は、山を下りて早々に東京に帰還。

悔しい思いしかしていない3人はとりあえずお参りをし、おみくじを引いて下山。

この時の吉山は小吉を引き、そこにはこんなことが書かれていたのです。

「思わぬ苦労を背負う恐れあり」

これがドンピシャ当たる事態が…起きました。

やっとの思いで下山したあと、結岡神社にお参りに行っていた吉山の後輩・エリカ(野波麻帆)と遭遇。

まだ若いのですが結婚願望があり、そのお相手探しに必死みたいです。

毎月のように例大祭に行っているらしいのですが…それって本当にご利益微妙なのでは?と思えてしまいます。

エリカにどんな相手がいいのかと聞いてみると、「背が高くて真面目で、仕事熱心で常識がある人。」

それを聞いた3人は一人の男に辿り着いてしまいました。

心当たりがあることを知ると、エリカは「紹介してください!」と全力で言ってきます。

吉山たちは思い切ってエリカと桑野を引き合わせてみたのですが…これがもう!

見た目的にはエリカのタイプです。しかし中身はそうは行きません。

微笑みかけるエリカ。桑野は視線をそらします。

「建築家のお仕事って大変そうですね」

「まぁ、そうですね(どや顔)」

「きっと桑野さんを支えている奥様って素敵な方なんでしょうね?」

「いません」

「え!どうして!?」

「結婚していませんので」

「どうして?だって素敵な方だし。建築家っていう立派なお仕事をされていて。仕事が忙しくてそれどころじゃなかったんですか?」

「必要がなかったんですよ」

「でもパートナーがいなければ、毎日の食事とか健康管理とか大変じゃないですか?仕事にも張り合いが出るじゃないですか」

「張り合いは1人でも出ています」

「そんな余裕でいられるのは、桑野さんに将来に不安がないからじゃないですか?」

「将来の不安?」←どうやらこの言葉が、桑野のスイッチを押してしまったみたいです。

「私みたいな普通の人間は、桑野さんみたいな特別な才能があるわけじゃないですし、年を取って一人で生きていけるかどうか自信が…」

「どうせ人間は、いつ死ぬかわからないんです。それに結婚後の災難をどう考えますか?」

「…災難?」

「結婚すればパートーだけじゃなく、親と親戚が倍になるんですよ。そしてありとあらゆるお節介をやいてくる。特に女性の方は、やれ子供はまだかとか仕事はいつまで続けるんだとか、挙句の果てはみそ汁の味の伝授までしてくるんですよ。そういう輩が一生覆いかぶさってくるんですよ!」

桑野は止まりません。

妹の圭子(三浦理恵子)と良雄(尾美としのり)夫妻の家族写真を見せるとまだまだ続けます。

写真だから良さそうですけど実際はそうじゃない。

いいですか、昔こういうことを言った人がいます。

動物がつがいを作るのは子供を育てることが目的で、子供が巣立つ頃にはつがい関係は崩壊してしまう。

これを人間に当てはめると、乳離れをするまで約4年。

その間だけ夫婦関係が持続するようにプログラムされているんです。

実際夫婦の離婚は、4年目が多い。ほら、教会の結婚式で牧師に永遠の愛を誓わされるでしょ。

あれは逆に考えると、過去のほとんどの愛が、無様に短く崩壊してきた歴史を代弁させられているんです。

そして過去の偉人たちもみんな、結婚の愚かさを謳っている。

例えばショーペンハウアーは、結婚とは権利を半分にして義務を倍にすることだと言っています。

それからもう一人オスカーワイルド。結婚とはまさしく双方の誤解に基づくものである。

それから…

何分続くよ。めちゃくちゃ熱いし。

おかげでエリカも心を折られ「私が間違っていたかもしれません」と言って、店を飛び出していきました。

人の夢を壊して楽しいですかと吉山に言われるんですが「あれくらいで壊れてなにが夢ですか?」と。

デリカシーもなければ愛もないといい、吉山も怒って帰ってしまいました。

そして、さすがの有希江もちょっと失望の眼差しです。

しかし、桑野の言葉のおかげでエリカは結婚を急ぐことはないと思い直すのです。

結婚結婚言ってるのは馬鹿みたいだと思い直し、さらにエリカは調べました。

トルストイの言葉「結婚は果物と違って季節外れになることはない」

その結果、自分をしっかり持って、結婚しなくてもOKくらいに思うことにしたみたいです。

桑野に対しては感謝をしているみたいですが、もう二度と会いたくないとのことでした。

しかも後輩エリカは、「先輩も焦らなくていいんですよ」と吉山も焦っているように思われていました。

あれだけこてんぱんに言われれば…そうなるかもしれません。

人に対して愛のない桑野(阿部寛)に、ご利益なんてあるわけが…。

デリカシーもなければ愛もないと文句を言う吉山。

しかし、桑野は「どうかな?」とドヤ顔です。

実はしっかりご利益はあったのです。

なにも桑野が鎌倉で行ったのは恋愛成就の神社ではなく、商売繁盛!

おかげで桑野はコンペを成功させました!

その上、早紀はテレビのドラマ出演が決定。とんでもないご利益です!

ちょっとそれどこですか?私も行きたいです。

『まだ結婚できない男』第5話まとめ

改めて、桑野の知識量がえげつないですね。

しかも、桑野の言葉を聞けば聞くほど、結婚したいなぁという気持ちが失せます。

結婚に固執せず、まずは自分ひとりの人生を充実させることはとても大事だなぁと思うのです。

また女三人旅は楽しそうに見える反面、早紀はちょっと難しそうにしていましたね。

年齢差のせいなんですが…あれはツライです。

そして浴衣姿の3人が綺麗でした!それぞれ別の浴衣を着て似合っていたなぁと思います。

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