やっくんブログがいつの間にか3位!
このままでは間もなく1位を取ってしまうと思うと桑野(阿部寛)は焦り出し、吉山(吉田羊)をせっつきつつ、やっくんと思われる人物・薬丸(デビット伊東)と直接対決!
この結末はもう、驚きしかありません。
そして、吉山のいとこの亮介(磯村勇人)が登場したことで、吉山の家庭内事情が明らかに。
吉山と桑野の関係を疑う亮介ですが、今週の桑野と吉山は衝突しっぱなしです!
目次
『まだ結婚できない男』第6話あらすじ
桑野(阿部寛)を悩ませる“やっくんのブログ”が、ついに検索ランキングの3位に浮上。
いまだ正体が分からず、このままでは1位になる日も近いと焦る桑野は、まどか(吉田羊)にいら立ちをぶつける。
2人がいつものように言い争っていると、そこへまどかのいとこ・亮介(磯村勇斗)が現れる。
亮介は弁護士を目指して勉強中で、忙しいまどかを手伝うために長野から上京してきたという。
しかし実は、同じく弁護士で、娘に自分の事務所を継いでほしいと願うまどかの母から、まどかが地元に戻らない理由を探ってくるよう、密命を受けていた。
そんな母の魂胆を見抜いたまどかは、かつて母親との間に何があったのか、自分の過去を亮介に打ち明けることに。
しかし、亮介を連れて有希江(稲森いずみ)の店に向かうと、間が悪いことに、そこには桑野の姿が。
案の定、まどかの話を聞いた桑野は黙っていられず、いつものように皮肉を連発してまどかを怒らせてしまう。
しかし、そんな2人のやり取りを見ていた亮介は、あることを思いついて……。
一方、以前から、同じジムに通う薬丸(デビット伊東)こそが“やっくん”ではないかとにらんでいた桑野は、英治(塚本高史)の手を借りて証拠集めに奔走する。
やがて、疑惑が確信へと変わった桑野は、ジムのサウナで薬丸を追いつめて…。
出典:『まだ結婚できない男』公式ページ
【ネタバレ】『まだ結婚できない男』第6話の感想
やっくんブログが3位!金メダルを阻止しろと騒ぐ桑野(阿部寛)が動き出す!
久しく更新されていなかったやっくんブログ。
久しぶりに開くと、なんと3位に大浮上!
あと25日もすれば1番上に出てきてしまう、これは金メダルを取られるもんじゃないかと思った桑野は吉山(吉田羊)の元を訪ね、早く動けよとせっつきます。
もともと時間がかかると話していたのですが、それでもグチグチと桑野が文句を言うもので、吉山も裁判所をせっつくことに。
金メダルを阻止したい桑野は、一番怪しいと思うジムの会員の薬丸(デビット伊東)に罠をしかけ、白状させようと試みることに。
偶然やっくんブログにやっくんと思われる人の腕が映り、そこには青い腕時計!
薬丸も青い腕時計をしていたことで、これでつながったと確信した桑野はサウナ室で二人きりになった時、薬丸を追い詰めました。
「どうですか?ずっと気になっていた私と2人きりになって」
この言葉に恐怖を感じた薬丸はサウナ室を飛び出して逃げ回り、最終的にゴミ箱に隠れ、桑野から逃げ切りました。
にしても、とっさにゴミ箱に隠れるって…スゴイ判断ですよ。
しかし、桑野の言い方は誤解を生みそうな言い方でしょう。そりゃ怖いですわ。
女子会の話を聞いてツッコミを入れずにいられない桑野(阿部寛)に女性陣激怒し、桑野が謝罪というレアな状況
桑野が夕飯を作っている時です。
隣の部屋で女子会をしている早紀(深川麻衣)が、お惣菜の余りを桑野のところへおすそ分けとして持ってきました。
「残飯係ですか」
もらっておいてこの一言は…。
怒った早紀は持って帰ろうとしますが、添え物にいいと思って桑野は受け取ります。
怒って帰って来た早紀に対し、まともに取り合わないのがいいとアドバイスをする吉山。
しかし、おすそ分けとして北京ダックを持ってきて、その場で皮を切りながら吉山の過去話をすると口を挟んできた桑野の言葉に激怒!
まともに取り合わない方がいいというのは簡単なんですが、どう考えても一番桑野に苛立っているのは吉山です。
母親と合わないから実家を出て来たというのに、何も知らずに「逃げて来ただけだ」と言われれば怒りますよ。
さすがの早紀も有希江(稲森いずみ)も謝った方がいいと言いますが。
「なぜ?」
桑野に罪悪感がなく、ふたりとも呆れるしかないのです。
しかし、珍しくこの事態を引きずる桑野。
悪いことをした自覚はないのですが、怒らせたのは確か。
あの桑野さんが珍しく吉山に謝罪。
ちょっと、嵐でも起きるんじゃないですかね?って思いました。
吉山(吉田羊)のいとこ・亮介(磯村勇斗)は吉山母からの差し金だった
吉山には亮介(磯村勇斗)といういとこがいます。
弁護士の資格を取るため司法試験の勉強をしつつ、今は吉山の事務所で手伝いをしているのですが、突然やって来たところを見ると折り合いが悪いという吉山の母から何らかの使命を受けて来たとわかるのです。
実際にそうで、亮介は吉山に結婚相手と思わしき人はいないのか、そして実家に帰ってくるように説得しろと言われてきたのです。
実は、吉山の母も弁護士。
景気が悪いのであれば、実家の弁護士事務所に行くのも悪くない話なのですが、彼女はこれを断固拒否!
吉山は小さいころから母の言いなりで、弁護士になったのもその通りでした。
そして、母がお見合い相手を連れてくると、吉山はこれに反抗し、別の人と結婚すると言い出したのです。
自分の結婚相手くらい自分で見つけて来れることを示したかったのと、いつまでも母の操り人形じゃないんだぞ!というところを見せつけたかったみたいなのですが、これがきっかけで母親とは絶縁。
吉山は単身で地元を離れ、弁護士事務所を構えるようになったのです。
ということは、吉山には結婚前提に付き合っていた人がいた?ということになるわけですが、その人とはどうなったの?となるわけです。
なんと悲しいことに、その彼は詐欺罪で逮捕。なんだその展開!
その弁護を吉山がやり、それで自然消滅したらしいです。
ここまでの話をカフェで話すと、ずっとだんまりを決め込んでいた桑野が言い出します。
「実家に戻れば仕事もあるし、親が適当な結婚相手を連れてきてくれるからいいじゃないか」
はい、また出ましたデリカシーのない発言!
どこまでも吉山を怒らせます。
こんなに吉山と対等に話すことができるならと、亮介は桑野に彼女を説得してほしいと頼みます。
そんなことを桑野が受けるわけがないのですが…なぜか自然と桑野は吉山を母と向き合わせる方向に向かわせてしまいました。
やっくんブログの正体が明らかに!犯人は薬丸(デビット伊東)ではなく…誰だお前は!?と言いたくなる人物でした。
吉山がせっついたことで、ついにやっくんブログの管理人の正体が明らかになりました!
やっぱりやっくんか!?それとも別の人物なのか!?
書類に書かれていた名前を見て、桑野は驚きます。
「大和貴史」
そんな奴は知りません!
全く知らない人が桑野の誹謗中傷ブログをしていたのです。
本当に心当たりはないのかと吉山は聞きますが、これが全くないのです。
間もなくして、その大和貴史(相田周二/三四郎)が吉山の事務所を訪れ謝罪を始めたのですが…動機を聞くとこれまた大変。
もともとは桑野の大ファンで、桑野のような建築士になりたくて勉強を続けていたらしいのです。
しかし勉強はうまくいかず、勉強ばかりしていたおかげで彼女は作れず、やっとできた彼女には良いように利用され、最後には浮気されておわり、次第に大和の脳内では「桑野がいたから自分の人生はめちゃくちゃになったんだ!」という思考回路になったのです。
余りにも杜撰な半生を語られ、怒りに震えていたはずの桑野も許すしかなくなっていました。
あの桑野が逃げようとするのは驚きますし、一緒にいた吉山も正直逃げたそうでした。
とにもかくにも、これでやっくんブログの謎は解決されたようで…最終回まで引っ張ることはしませんでした。
吉山(吉田羊)は母と向き合い、桑野(阿部寛)は薬丸(デビット伊東)に謝罪
大和が桑野に謝罪をしたことで、どれだけ嫌でもきちんと相手に向き合うことは大事なのかもしれないと思った吉山は、今度母親に連絡をしてみようかなと思うようになります。
「すぐにすればいいじゃないですか」
そう桑野に言われるのですが、いやそんなすぐにしなくても…。
しかし、桑野からド正論な言葉が帰ってきました。
「そうやってなんでも後回しにするから何も解決できない。あーわかるー。後でやろう、後でやろうって思っているうちに他のことで忙しくなって、忙しいを理由にやらなくなる奴ですよね。」
そこまで見透かされてムカつくしかできない吉山は、桑野がいるその場で母親に電話。
じゃっかん喧嘩をしたような口調で会話をしていたようですが、自然と亮介の望み通りにはなりました。
しかし、吉山はここで弁護士活動を悠々とやっています。経営的には厳しいですが。
なので実家に帰る気はないでしょうね。
これで一件落着?いえいえひとつ残っています。
ブログの犯人がわかったということは、疑った上に怖い思いをさせてしまった薬丸に謝罪をしないといけません。
弁護士の力を貸してほしいと言い出す桑野ですが、これは吉山と同意見ですね。それくらい自分でやりなさい。
薬丸を待ち伏せし、謝罪をしようとするのですが、近づく桑野の姿が怖く薬丸は背を向けて去っていきます。
追いかける桑野。逃げる薬丸。
走って走っての追いかけっこではなく、まるで競歩のようです。
路地に追いつけられてしまった薬丸は桑野に怯えるのですが、桑野からはさらっと謝罪の言葉。
ブログの件で誤解をしていたことをキチンと話しました。
しかも薬丸は、やっぱり勘違いしていたようで「私にそっちの趣味はない!」と言います。やっぱり勘違いしますよねー。
このことがきっかけで、桑野は薬丸のブログを教えてもらいます。
建物の合間から見える富士山が最高だと書かれる薬丸のブログ。
桑野は非常に楽しそうに見ているのです。
意外とこのふたり、変人同士で息が合うのかもしれません。
『まだ結婚できない男』第6話まとめ
#今夜9時からは第6話❗️#吉田羊 さん演じる弁護士のまどか
に憧れて司法試験合格を目指す💮
いとこの亮介 #磯村勇斗 さん📝表向きは #お手伝い。でも裏では
まどか母から頼まれて#まどかに恋人がいるのかを調査😎#桑野 は #やっくん 追いかけるし
今夜も波乱の予感…😳⚡️#まだ結婚できない男 pic.twitter.com/ODFVnJVPcP— 『まだ結婚できない男』公式 (@kekkon_ktv) November 12, 2019
第6話は、とにかく桑野と吉山の衝突が多かった気がします。
といっても、桑野に正論を言われることで吉山は怒るしかできなかったわけですが、だいぶ痛いところを突かれまくり、彼女自身も素直に慣れたのでしょう。最後にはすっきりした表情でした。
そしてやっくんブログの正体(笑)
ホント、誰だよ!って感じでしたし、あれだけ踏んだり蹴ったりの末の逆恨みだと、もう憐れむしかできません。
ああ、桑野にも人の痛みがわかるんだ…なんて、失礼ながら思ってしまいました。
気づけばもう『まだ結婚できない男』も折り返しなんですね。
残りの話で物語がどう展開されていくのか非常に謎です。
果たして次週はどんな物語になるのでしょうか?期待が高まります。
▼次回第7話も続けて読む▼