『これは経費で落ちません!』第1話あらすじ・ネタバレ感想!多部未華子がやり手の経理部として奮闘する

ドラマ『これは経費で落ちません!』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

多部未華子が主演を務めるお仕事ドラマ『これは経費で落ちません!』がNHKでスタート。

真面目でしっかりと仕事をこなす経理部員の森若沙名子(多部未華子)は、プライベートは一人で過ごしたいタイプ。

そんな森若が休み返上で会社の騒動に巻き込まれたり、経費について淡々と述べていきます。

また、営業部の若手エース、山田太陽(重岡大毅)の笑顔が眩しすぎて、非常に面白いです。

そして、営業部長の吉村晃広(角田晃広)vs経理部長、新発田英輝(吹越満)のマウンティングバトルがもうおかしくてたまりません!

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『これは経費で落ちません!』第1話あらすじ

「天天コーポレーション」の経理部は4人。

森若沙名子(多部未華子)は、佐々木真夕(伊藤沙莉)や田倉勇太郎(平山浩行)、新発田部長(吹越満)とともに経費審査の日々。

ある日、温泉とカフェが合体した、パラカフェという新規事業のチーフになった営業の山田太陽(重岡大毅)が、森若さんのもとにたこ焼き代の領収書の精算に来る。

打ち合わせ相手は、パラカフェの内装設計を委任しているデザイナーの曽根崎ミレイ(藤原紀香)。

ミレイは美魔女で、テレビにも出演する有名人。

太陽はその後、ミレイとリサーチに行ったというテーマパークのチケット代の領収書も持ってきた。

しかし一方で、太陽が同僚の女子社員と最近同じテーマパークへデートしたという噂話が舞い込み、森若さんは実は私用ではないかと疑うが…。
出典:『これは経費で落ちません!』公式ページ

【ネタバレ】『これは経費で落ちません!』第1話の感想

会社のお金を預かる仕事ゆえに、甘えは許しません

今回の多部未華子の役は、とっても堅物な経理部員の森若沙名子です。

石鹸メーカー「天天コーポレーション」の経理として、公私混同を認めない森若は、常に領収書や請求書をきちんとチェックし、経費で落とせないものは落とせないとはっきり言います。

「少しは甘く見てくれてもいいじゃないか」

なんて言ってくる社員もいますが、森若は認めません。

「これは、経費で落ちません!」

しっかり理由を述べて突き返します。

そんな森脇は、プライベートは一人で過ごしたいタイプ。

人といつまでも一緒にいようとはしません。

そのマイペースを崩さないでいようとするところが魅力的なのですが、不用意に怪しいと思うことに足を突っ込むと、なにかと厄介な目に遭うご様子。

ウサギを追うな!と心の中に念じるのですが、結果的に断れず…なんてことが出てきます。

しかしその中でも、経理としての自分の役割をしっかり果たしていくのです。

こういう人が会社にいると安心ですね。

はたまた政治家にもいてほしいタイプですね!

お金の出どころ、使った用途をしっかりとチェックし、管理する。

そうしなければ、色々な不祥事は出てこないのになぁーなんて思います。

若手エース山田太陽(重岡大毅)からの領収書は公私混同?

営業部若手のエースである山田太陽(重岡大毅)の領収書を見ていると、「たこ焼き代」という不思議な但し書きを発見。

それは、天天コーポレーションが新規事業として力を入れている「パラカフェ」の内装設計を担当するデザイナー・曾根崎ミレイ(藤原紀香)との打ち合わせやリサーチの経費だと書かれています。

たこ焼き?

と、とっても謎。

それ以外にも、頻繁にテーマパークなどに行った領収書が出ています。

これは本当に仕事?

しかも社用車まで出ているとなると、余計に気になる森若。

ウサギを追うなをモットー!

しかし、気づけば確かめに来ることになってしまったのです。

すると、太陽とミレイ、そしてミレイの娘の3人は、まるで親子のように仲良し。

これはまさか…不倫!?

そんな疑惑も浮かんできます。

太陽(重岡大毅)が不倫?噂でW部長が大騒ぎ

太陽の同僚の女性社員からのリークにより、太陽とミレイが不倫関係にあるとメディアに出てしまい、天天コーポレーションは大騒ぎです。

すると、経理部長の新発田(吹越満)は、会社の経費を私用に使っていたのではないかと疑いをかけます。

営業部長の吉村晃弘(角田晃弘)は太陽を信じ、不倫を否定するのですが、パラカフェが和風なのにも関わらず、ヨーロッパ村に足を運んでいるのはどういうことかと言われ、庇いきれません。

この新発田と吉村、社内でも非常に仲が悪く、いつも張り合っているみたいです。

しかし、ふたりとも似たような眼鏡をかけ、髪型も分け目が左右違うだけで、ほぼほぼ似ています。

経理は細かいと文句を言う吉村に対し、何でもかんでも印鑑を押す「ザル村」と文句を言う新発田。

このふたりの争いはどんぐりの背比べの如く、見ていて面白いです。

森若(多部未華子)、これは経費で落ちま…

太陽とミレイが一緒にいる現場を2度にわたって目撃した森脇は、この騒動の証言者として呼ばれます。

面倒ごとに巻き込まれるのが嫌だという顔をしつつ向かいます。

これが不倫デートのために使われたものならば、経費としては認めない!

そう思っていました。

しかし、太陽が領収書として出した入場料やたこ焼き代は、パラカフェ設計に尽力し、娘と過ごす時間も削って協力してくれたミレイへの労いのためだと知った森脇は言います。

「これは経費で落とせます。ただし、リサーチ費ではなく、交際接待費として申請するべきです」

経理部長の新発田、森若を連れてきて味方を増やしたつもりだったのですが、そんな忖度で動かない森若経理!

この真っ直ぐな感じがとてもいいです。

しかし、子どもを連れての接待はいいのか?

リスク管理室長、新島宗一郎(モロ師岡)がいうと、森若は言います。

「子供を連れての接待はいけないというルールは今のわが社にはありません。気になるのであればこれから作ればいいのでは?」

なかなか痛いところをつきます森若さん。

しかも円滑な取引で事業が成功するなら、不倫だろうが純愛だろうが、経費としては問題ありません。

あくまで経費のことを考えた意見!

深追いしないをモットーにする森若らしい答えだと思いました。

たこ焼き代も、ミレイの娘が太陽からもらったたこ焼きをいたく気に入り、それから手土産に持たせてくれた、そこから出てきたものみたいです。

そうして休みの日も接待をしていたということで、休日出勤扱いになる模様。

考え方次第で、物事ってずいぶん変わるんですね。

深追いするから森若(多部未華子)にチクリと刺される男たち

今回の件は、経費だということで円満に終わったのにも関わらず、吉村は森若に食って掛かりました。

君が余計なことをせずに経費として認めてくれればこんな騒動にはならなかったのに、と。

パラカフェが成功すれば、2億の収益が見込めます。

だからそこは目をつぶって見過ごせというのです。

しかし、森若は会社のお金を預かり、管理する身。

「5,500円のテーマパークのチケット代も36,364回目をつぶり続ければ2億円になります。これも売り上げに貢献してるってことですよね?」

「みなさんが稼いで来たお金を守ることが、私の仕事です」

私情を挟まず、守るべきものを守る森若の姿に太陽は救われ、ちょっと心惹かれ始めたんじゃないかと思えます。

しかも、ちゃんと休みは取れていますか?という森若の言葉にも胸を打たれた太陽。

しかしそれも、給料明細に関わることだから言ったまで!

ツンデレ発言ではなくマジ!

これは惹かれるしかありませんね。

ただ、ご飯に誘っても断られ、メールアドレスをどこからか入手しても「消してください」で一蹴。

どうやって連絡を取ればいいんですか?と聞けば、会社にいるときにどうぞ。

ああ、プライベートをきちっと守る女性ですね!

そして、不倫の事実を突き止めてこいと、森若にヨーロッパ村へ行くように言った新発田。

ポケットマネーから10,000円を差し出します。

気持ちとして取っておいてと言われますが、森若はこれを突き返したのです。

どういうことなのだろう?と思いましたら。

ポケットマネーだと休日出勤になりません。代休が申請できません!

交通費や必要経費を合わせると10,000円を超えているので、これでは足りません。

なので経費として請求します!

あーあ、新発田もこの森若には敵わないんですねー。

上司に花を持たせてくれても…なんていいますが、そんなことするわけないじゃないですか!?

ただただ良いキャラしてる!そう思うばかりです。

『これは経費で落ちません!』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

近年増えていますよね。

「絶対失敗しない女医」

「色々な資格を持ち、派遣先で成功を収める女」

そして、このドラマは経理の仕事に私情を挟まず、仕事のオンオフもしっかりやる女がここに!という感じです。

しかし、なんでもかんでも「経費で落ちません」と言うことはなく、考え方を変えてくれたりするので、見ていてスッキリします。

今後どんなことが森若に待っているのかが非常に楽しみになりました。

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