『彼女、お借りします』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!和也と千鶴の関係は進展するのか!?

『彼女、お借りします』第12話(最終回)

出典:『彼女、お借りします』公式ページ

レンタル彼女の千鶴を予約していたのはマミでした。

マミの目的とは…?

二人はどんなデート(?)をするのでしょうか。

偶然にも二人は和也の働くカラオケ店へ。

千鶴とマミの組み合わせに戸惑う和也は、二人の様子を窺い…。

アニメ『彼女、お借りします』最終回、和也と千鶴の距離は縮まるのでしょうか!?

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『彼女、お借りします』前回第11話のあらすじと振り返り

千鶴からの頼みで、和也は墨という新人レンタル彼女とデートをすることになりました。

墨は極度の人見知りで、お客さんとうまく接することができないのだと言います。

和也はその練習台として千鶴直々にお願いされたのです。

千鶴の頼みとあらば、断る理由はありません。

墨とデートをしますが、想像以上の人見知りレベルに困惑します。

それでも、自分を変えたいという墨の気持ちを汲んだ和也は、力になれるよう尽力します。

しかしその最中、なんとマミに遭遇してしまいます。

墨のフルネームを教えてしまったために、マミは墨がレンタル彼女であることを突き止めました。

千鶴がレンカノの仕事で待ち合わせ場所に向かうと、そこで待っていたのはマミだったのです。

【ネタバレ】『彼女、お借りします』第12話(最終回)あらすじ・感想


和也の決意も揺らぐ二人の影

瑠夏から1本の電話が。

それはデートの誘いでした。

一瞬悩む和也でしたが、決意したようにその誘いを受けます。

瑠夏は少し束縛が強いところはありますが、可愛くてまっすぐで、一生懸命和也に恋をしています。

そんな女の子にいつまでもなぁなぁな態度ではいけないと、ようやく和也もしっかりしなければと思うようになりました。

いつまでも千鶴に甘えていてはいけない。

恋くらい、一人でできるようにならなくちゃ、と。

バイト中、瑠夏に話があると空いている部屋に呼び出します。

「お試しって約束だったけど、やっぱ俺と正式に…」

ここまで言いかけたところで、ドアの外にマミが通りかかるのが見えました。

その後に続いて歩くのは千鶴です。

その妙な組み合わせを不審に思う和也。

meriko

まさか二人が和也のバイト先に来るなんて!なんという恐ろしい偶然…。

異様な空気

カラオケの一室に入っていった千鶴とマミ。

まずはマミがレンタル代として千鶴に現金を差し出します。

受け取れないと拒否する千鶴ですが、マミは無理やり鞄の中にお金を押し込みました。

マミが千鶴のレンタル彼女のことを知ったのは一週間前です。

サイトを見て、千鶴の人気ぶりを褒めつつ、カラオケでは何を歌うのかと質問をします。

千鶴は、お客の層に合わせて変えていると真面目に答えます。

千鶴は何のために自分を呼んだのかとマミに問いますが、マミはそれには答えず「歌って」とマイクを渡します。

meriko

マミの甘ったるい声がかえって怖いです。

やっぱり二人が気になる和也

二人のことが気になって、和也は部屋の前でこっそり様子を覗いていました。

連絡先を交換しているとも考えられない二人が一緒にカラオケに来るなんて、普通に考えたらあり得ないのですから。

ばったり会ったとしてもカラオケに来るかと疑心を持つ和也は、レンタル彼女のことがバレたのではないかとヒヤヒヤします。

部屋の中では、マミが「和くんとはどんなとこ行ったのー?」と、いつものゆるい口調でにこにこと話していました。

和也は気になりすぎて、二人のいる部屋のドアを少しだけ開けて盗み聞きをします。

すると千鶴がお金は受け取れないと話しているところでした。

meriko

盗み聞きすな!と言いたいところですが気になりますよね。だってこの二人仲良さそうに見えないですもの!

マミがずばっと言う!

マミは、1年間も和也の彼女を演じ続けていたことに感心しました。

「すっかり騙されたよー」

マミは千鶴の仕事にケチをつけるつもりはないと言った上で、「でも一個だけ」と声のトーンを下げます。

「もう恋人ごっこはやめて」

そう言ってマミは続けます。

大学のみんなも信じているし、これ以上は見ていられない。それに、和也も可哀そうだと。

レンタル彼女がいる限り、本当の彼女もできない。

お金を払って和也が千鶴を彼女だと言い張るのも、千鶴の嘘を張り付けた笑顔もうんざりしていると。

meriko

でもマミの言うことにも一理あるというか、傍から見たらその通りですよね。レンタルなのに本当の彼女の振りして、みんなを騙していると言っても過言ではないのですから。

放っておけない!

マミと千鶴が帰っていったあと、瑠夏が和也の元へ来てさっきの続きを促します。

しかし和也は、マミと千鶴のことで頭が混乱しているため、それどころじゃなくなってしまいます。

責められるべきは千鶴ではなく自分なのです。

あんな光景を見てしまった以上は、千鶴のことを放っておけません。

和也は、テーブルの上にあった酒を一気飲みし、わざと嘔吐します。

体調が悪い振りをして、バイトを早退することに成功しました。

そして急いで二人を追いかけます。

歩道橋を上がっていく千鶴とマミを見つけます。

二人は端の上で話をしています。

和也は陰に隠れて、様子を窺っていました。

meriko

ただ口で体調不良を訴えるんじゃなくて体を張って…!それはちょっとすごいなと思いました(笑)

千鶴の必死さはどこから?

今まで一方的にマミから千鶴へ話をしていましたが、最後に千鶴が口を開きました。

「あなたはどう思ってるんですか。和也さんのこと」

しかしマミは、それには答えずに「あなたは?」と聞き返しました。

1年も彼女の振りをしていれば、本当に好きになったりしないのかと追及します。

千鶴は、「彼氏です」と答えました。

その答えに呆れたマミは千鶴を相手にせず帰ろうとしますが、千鶴はマミの手を掴み食らいつきます。

「まだ話は終わってない!」

人の恋心はすごく尊いことで、誰かを好きになることは実は難しい。

マミは和也の気持ちに本気で向き合ったことはあるのか。

和也の恋心を真剣に受け止めようとしたことはあるのか。

「この人が私を一生幸せにしてくれる人かもしれないって、考えたことありますか」

マミは小さな声で「うざい」と呟き、マミの手を振り払います。

「私と和くんの問題でしょ」と冷たく言い放って、去って行ってしまいます。

話を聞いていた和也は、涙が止まりませんでした。

meriko

千鶴が和也のためにここまでする理由なんて一つしかないと思うんですけど…!

溢れる想い

千鶴がアパートに帰宅すると、和也が外に出て待っていました。

和也は千鶴に「ありがとう」と呟きます。

二人のやり取りを見ていたことを白状すると、千鶴は驚きながらも「ごめんなさい。あなたに彼女を作ってあげられなかった」と言います。

レンタルでもないのに千鶴が真剣に考えてくれることに、和也は感情が溢れ出してきます。

千鶴が好きだという気持ちが、むくむくと湧きだします。

千鶴は未練も一つの想いだとか、マミにもう一度告白してみるのもいいだとか、和也がマミのことをまだ好きだと考えて疑いません。

和也は、その間千鶴との今までのことを思い出し、千鶴の好きなところを挙げ、千鶴が彼女だったらどんなに幸せだろうかと考えていました。

ついに和也は口に出してしまいます。

「…いい。君がいい!君が!」

meriko

おおー!言ってやりました!和也!

告白の行方

せっかく和也が素直な気持ちを言えたのに、「レンタル彼女として」と付け足してしまいます。

和也は誤魔化しながら逃げるように部屋へ戻りました。

マミに必死になっている千鶴を見て、感情が爆発してつい言ってしまった本音。

しかし、逆にはっきりしたことがありました。

千鶴はいい奴で、自分のことを好きじゃないということ。

千鶴がレンカノをやめれば、それっきりだということ。

一方、千鶴は和也の「君がいい」発言を思い出し、玄関に座り込んでいました。

顔を赤く染めて「ばーか」と独り言したのでした。

meriko

千鶴のこの反応は絶対に脈アリ…!もう早くくっついてほしくてうずうず…というところで最終回を迎えてしまいました!

『彼女、お借りします』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ついに和也が千鶴に男を見せた!とドキドキしながらエンディングを見たのですが…。

結局そうなるんかい!レンカノとしてかい!告白せい!とツッコまずにはいられませんでした。

今後の二人が気になりますよね。

原作をチェックしたくなりますね!

レンタル彼女という恋愛に一番近くて一番遠い存在。

そこに恋が生まれるのか。生まれた恋は実るのか。

すごくハラハラドキドキする題材で、可愛い女の子に囲まれる主人公が羨ましくなっちゃいました!

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