『かくしごと』第7話あらすじ・ネタバレ感想!可久士、姫に犬を飼うことを許すが…

『かくしごと』第7話

出典:『かくしごと』公式ページ

かねてより犬を飼いたいといっていた姫。

一人っ子なら犬を飼ってもいいかと思うのですが、残念ながら里親募集はすでに終了。

姫以上に、アシスタントがショックを受ける事態に。

可久士が犬を飼いに出かけると、ランドセルを姫にあげたあの男から犬とピアノが送られます。

4代目と呼ばれる犬を可久士が飼うことになったことで、姫はもちろん、アシスタントたちも大喜び。

その時、可久士は芥子駆が勝手に可久士の家から持ってきた絵を見て激怒。

描かれていたのは姫と犬かと思いきや…。

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『かくしごと』前回第6話のあらすじと振り返り

ある日、後藤家の玄関の前に「だてなおとより」というメモが貼られたランドセルが。

ランドセルを買うのはもはや権利だと言う可久士は、自分たちも読者に丁寧に扱われたいがため、良い人間になろうと考えます。

そのせいで勢いでサイン会の仕事を受けてしまった可久士。

しかも、その日は姫と出かける予定があり、大ピンチ!

可久士は、姫が職業体験をしている間にサイン会をこなしますが、勢い余ってパネルを倒してしまい、姫に姿を見られてしまいます。

ついにバレたかと思いきや、普段と違う恰好だからということもあり、姫は気づきませんでした。

時は経ち、姫が箱の中身を見ると、そこにはつまらない漫画が。

しかし、そんな日常こそが一番の夢物語だと思う姫は、涙を流します。

【ネタバレ】『かくしごと』第7話あらすじ・感想

いぬほしき

子犬の里親募集のチラシを見せる姫。

いっぱい勉強した姫は、いぬの十戒まで暗記をしたと言うと、可久士は号泣し、翌日も職場で泣き続けます。

可久士が犬を飼うという話を聞くと、姫が学校にいるとき犬を職場に連れてくることになるじゃないかと思い、アシスタントたちは喜びます。

犬を飼うことと漫画を描くことは似ていて、始めたは良いが投げ出さず、終わらせるのはもっと難しいと語り始める可久士。

未完の作品に名作などないと声高らかに言ったうえで、自分は5本の作品を完成させたと自慢します。

そんなに似ているならと思った可久士は、今度は漫画家と読者の10の約束を作り始めてしまいました

  1. 漫画家は10年くらいしか続けられません。だからなるべく大切にしてください。
  2. 漫画をとばさないで下さい。それだけで幸せです。
  3. 連載と気長に付き合って下さい。
  4. 漫画家も人であることを忘れないで下さい。
  5. 急なテコ入れには理由があります。
  6. 漫画家にお手紙を下さい。反応がないと不安で泣いてしまいます。
  7. 漫画家を叩かないで下さい。みな、打たれ弱いのです。
  8. 連載が長期化しても読んで下さい。
  9. あなたは他の作品を読めますが、私にはこんなのしか描けません。
  10. 最終回まで読んで下さい。そして覚えていて下さい。

KAMUI

この人は仕事中に何を…若干甘えにも見えるお約束じゃないですか?

一人になって、改めて犬を飼うことを許すかどうかどうしようと悩んでいると、一子が犬と散歩をしているところに遭遇します。

中学の頃から飼っていて、一人寂しい時の心の支えになったと聞き、可久士は姫に犬を飼って良いと許可を出すのでした。

KAMUI

間違ってはいけないのが、一子は弟がいます。姫と違って一人っ子ではないそうです。

里親募集に電話をしたところ、すでに子犬の引き取り先は決まっていたため、可久士は残念と思いながらも一安心。

しかし、姫が外で犬に引きずられない訓練と言って、木に縄を繋いで引っ張っている姿を見ると心苦しく思います。

そしてなぜか、事務所では子犬を迎える準備が着々と進んでいました。

引き取り先が決まっていた話をすると、アシスタント一同が号泣。

中でもあの場にいなかった芥子駆が一番落ち込むのでした。

KAMUI

アシスタントたちがこれなら姫はなんて思うでしょうか…

学校からの帰り道、姫は近所のおばさまたちの話を聞き、自分たちしかいない家で犬を飼ったらかわいそうと思ったのです。

里親が決まった話をすると、姫自身が自分の思いを伝えます。

犬ぐらいうちでも飼える!そう思った可久士は、犬を飼いに家を飛び出します。

すると横に黒い車が!

そして「3代目だ」と言われ、犬が一匹出てきたのでした。

KAMUI

またあの「だてなおと」ですね。何者なのでしょう。そして3代目って?

事務所ではせめて絵を飾ろうと、芥子駆は一枚の絵を置きます。

それは、芥子が可久士の家に行ったときに見つけたもので、日本画のようなタッチで描かれた姫と犬の絵。

最近書かれたように見えるのに、日付は199○と…。

KAMUI

西暦の最後の数字は羅砂の指で隠れてしまっていました。またこれも伏線なんでしょうね。

その頃、可久士は犬を連れて帰宅。

犬が来たことで姫は大喜びします。

「どうしたのその子」

「姫が飼えないっていうなら、パパだけで飼うもん」

「無理だよ!お父さんだけで飼うの。私も手伝うよ!」

「どうしようかな?な、4代目」

「4代目」

その日は犬と一緒に寝ると姫が言い出すと、今度は父と娘の10の約束を考え始める可久士でした。

KAMUI

ん!?車から出てきたのは3代目。もらった子犬は4代目ということは、3代目の子供をもらった。そして可久士が描いた絵には3代目らしき犬が描かれています。可久士はこの犬を知っていたということでしょうか?

母子を継ぐ者

さっそく犬を事務所に連れて来た可久士。

まだ名前がついていないからと言って、アシスタントたちが勝手につけようとします。

が、それよりも可久士が気になったのは、飾ってある絵を誰が持ってきたかということ。

芥子駆が正直に名乗り出ると、可久士は怒ります。

どうやらこの画は姫ではなく、幼い頃の姫の母親で、描いたのはその父だと言うのです。

そしてやはり、絵の犬は3代目。

KAMUI

親子ならそっくりなのはわかるんですが…なぜそれが可久士の家に?

系譜の話になると、漫画家にも系譜があるという話になります。

どの漫画家のアシスタントをやっていたかで絵が似てくるものだと芥子駆が言うと、筧亜美と可久士がこれを否定!

アシが先生の絵に似るのではなく、それはアシの絵だからだ!と言います。

多くの作業に関わっている以上、原稿の7割がアシスタントの絵。

自分のやっていた作業のまま漫画を描くことで似てしまうということです。

しばらくすると、師匠の方が劣化し、弟子が上達すると言います。

KAMUI

アシスタントたちがデビューすれば、そのうちみんな可久士を抜いていくんですね~似てるから始まって。

家に帰ると、なぜかグランドピアノが届いていました。

犬とセットだと言って置いて行かれました。

KAMUI

文句言っても、犬を抱き上げてピアノを触る姫が可愛い!

また別の日、十丸院が元アシスタントがデビューしたと聞かされるも、可久士はその名前を見ても心当たりがありません。

しかし、絵だけはよく似ています。

好きすぎて似てしまうだろうと言うと、十丸院はありえないという蔑む眼差しを彼に送ります。

犬の散歩をしながら心当たりを探すも思いつかない可久士。

一子がやってくると「自分にそっくりな子が現れまして」「もしかして1回だけやった子かも」と話すと、彼女は動揺し始めます。

KAMUI

姫溺愛の可久士に他の女性の影があるわけはありません。が、一子としては嫉妬しますよねー。

「好きすぎて似てしまったのでは?」と一子も言います。

犬が飼い主に似ると言いますが、飼い主が犬に似ると聞いたことで、可久士は姫もそのうち自分に似てくれるのだろうかと考えたりもするのでした。

KAMUI

今のところ、姫は犬の真似をしてその兆しなしです!

結局、新人作家は元アシスタントではなく、編集指導のもとで絵を似せるよう言われてデビューをした様子。

しかし、人気作家の「後藤」を真似しろと指示したのに、人気のない後藤可久士を真似するというミス。

書き直す暇もなくそのまま掲載したことで、腐女子人気が爆発しているそうです。

女子受けしていると聞くと、可久士は向こうの絵に似せようとし始めます。

「青は藍より出でて 藍より青しなら 藍は青に寄せる」

アシスタントドン引きのことわざを言い切ったのです。

十丸院にアシスタントの追加をお願いしても、可久士の元ではデビューできないと言われて断られる始末。

漫画家・後藤可久士の系譜は一向に出来上がりません。

そして、アシスタントにデビューをしろと言っても、それでは人手が足りなくなるというジレンマを抱える可久士でした。

家に帰れば、姫はピアノのレッスンをマリオから受けることに。

しかし、マリオが変な曲を教えることで困ります。

娘にはやはり良い師匠をつけてあげたいと思っていると、その日の肉じゃがの味に懐かしさを感じます。

ナディラに見てもらいながら、母のレシピ帳を見て作ったと言います。

これも外来受け継がれる系譜か…と可久士はしみじみ思うのでした。

KAMUI

母の味というものですね。

大人になった同級生。そして大人びた一子

姫が箱を見つけて泣いているその時、外では同級生がこっそりと後をつけてきていました。

すると「同窓会をやるなら呼んでよ」と言って、一子もやってきます。

ジャージ姿でないことに驚く教え子たち。

そして一子は、「良いニュースと悪いニュースがある」と言うのでした。

『かくしごと』第7話まとめ

今回気になったのは、姫の母親が幼いころの絵です。

日本画で描かれたというその絵。

可久士は第6話で、日本画家・戒潟 魁吏いましがた かいりの展示会広告を見て「この作家の絵が自分の家にある」と発言していました。

もしかして、その作家と「だてなおと」に何か関係があるのでは?そんな風に思ってしまいます。

しかし、エンディングにずっと登場していた犬がついに登場したわけですが、まだ名前がついていません。

一体どんな名前が付けられるのでしょうか?楽しみです。

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