『かくしごと』第2話あらすじ・ネタバレ感想!娘溺愛の後藤可久士は社員旅行で臨海学校見学?

『かくしごと』第2話

出典:『かくしごと』公式ページ

姫が臨海学校へ行くと聞くなり、可久士は社員旅行と称して姫を見守ります。

姫がイジメられないようにと裏で手を回す可久士。

しかし、お米を洗っている時に「ママに教わらなかったの?」と言われるもスルー。

一見何も考えていない姫は、漫画家が現実逃避をするように現実逃避をしているのかもしれないと思える瞬間です。

さらに、姫が来た時のための避難訓練をすると、まさかの公安警察登場!

漫画家としての所有物でとんでもない疑いをかけられてしまいます。

そして、後藤家の押し入れにズラリと並んだ箱。

18歳の姫は、パンドラの箱の中に足を踏み入れると…。

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『かくしごと』前回第1話のあらすじと振り返り

娘・後藤姫が生まれた時、自分が下品な漫画を描いている漫画家だということを隠して生きようと決意した可久士は、スーツで出勤し、ラフすぎるくらいラフな格好にジョブチェンジして職場へ向かう日々を過ごします。

事あるごとに姫に漫画家であることが知られそうになる度に「姫に知られたらどうする!」と叫ぶ可久士。

編集者がTシャツの見本ができたと言えば、事務所ではなくTシャツを着て訪問。

可久士は姫に知られないように奮闘します。

偉くなってほしいという姫の望みを叶えようと奮闘するが、有名になれば姫にバレると気づくとまた頭を抱え、猫を助ければ、姫と友達たちで少年探偵団に追いかけられ、しまいには捨てられていた自分の作品の単行本を投げつけられます。

そんなドタバタな日々を過ごしながらも、家では姫とのほほんとした日々を過ごすのでした。

【ネタバレ】『かくしごと』第2話あらすじ・感想

現実逃避

新人アシスタントの芥子駆が出社すると、可久士と他のアシスタントは餃子づくりに夢中。

原稿の締め切りまで残りわずかだというのに、彼らは全員で現実逃避のため、餃子を作っていたのです。

漫画家は時に、現実逃避のために掃除をしたり、手の込んだ料理を始めたり掃除をする。

しかし、ゲームはやらない。

可久士たちにもその心理が働き、餃子づくりがスタートしたのです。

ですが、餃子づくりが完成し、焼く作業に入るのかと思いきや「原稿描いてからでもできるだろ」と言って芥子を一喝。

なんとか漫画が描きあがると、餃子を作らなければもっと早くできたのにと芥子が言うと、プロアシスタントの筧亜美が一言。

「餃子作ったから間に合ったんだろうが!このド素人が!」

そう言って全員突っ伏しますが、芥子は最後まで理解ができませんでした。

KAMUI

余計な一言で可久士を「けしかける」芥子駆けしかけるくん。一番の常識人に見えるんですが、この現場で通じるわけはないんですよねー(笑)

ビーサンとB4

締め切りが終わったことで、休みができた可久士とアシスタントたち。

すると、知り合い漫画家が鎌倉病に罹った時に建てた別荘でバカンスをすることに決定!

鎌倉病とは、締め切りに追われる漫画家が現実逃避として鎌倉の海の近くに別荘を建てることだそうです。

しかし、人が寄り付かないせいでアシスタントが来ないことや、潮風にさらされて仕事道具が錆びるなどの影響が及び、別荘を遊ばせることになるとか。

たどり着くも掃除が必要な別荘。

すると、アシスタントたちは現実逃避のように掃除を始めるのでした。

可久士がここへとやって来た理由は、ただのバカンスではありません。

臨海学校に行っている姫が心配、かつ寂しいからという理由でやって来たのです。

泳いだり、虫を捕ったり、キャンプファイヤーをしたりと楽しく語る姫に対し、可久士の脳内では、姫がサメに襲われそうになったり、蜂に襲われそうになったり、爆発で炎に襲われそうになる姫の姿でした。

KAMUI

どうしようもない心配性の上に過保護すぎる!ついには社員旅行にカモフラージュさせて来ますかね?溺愛具合いが半端ない!

姫の姿を近くで見守ろうとするたび、彼女の担任の六條一子がすかさず可久士を確保。

何をしているのかと聞けば「気になってしまって。やはり可愛いものですから」と答える可久士。

もちろん姫のことを言っているのですが、一子は自分のことだと勘違いし、頬を染めるのでした。

KAMUI

久米田作品と言えば、主人公が勝手に周りに惚れられていき、そのせいでエラい面倒に巻き込まれていくパターンがある気がするのですが…第一歩を踏み出しましたね!

一子からカブトムシ捕りが始まると聞けば、姫がカブトムシを捕れずにいじめられる事態を回避するため、芥子に大きなカブトムシを買ってくるように指示。

しかし、ヘラクレスオオカブトを購入されたことで、またも可久士は激怒。

「こんなのが見つかったら有名少女になって、インチキがバレて、姫が世間的に叩かれる!」

KAMUI

それは有名少女になる前にインチキがバレると思います。

カレー作りで味付け担当になっていると聞くと、可久士はインド人のカレー職人を呼び、姫の居ぬ間に味付けを変えます。

そして姫は米を洗うように言われるのですが、やり方がいまいちわからず、クラスメイトに「ママに教わらなかったの?」と言われます。

この光景を見ていた一子は、姫が余計なことをあえて考えないようにしているのではと感じるのでした。

KAMUI

母がいないこと、父の仕事が謎であること。本当なら疑問に思うでしょう。しかし、ぽけ~っとする姫。これが姫なりの現実逃避なのかもしれませんね。

姫がイジメられないようにとかかりっきりだったことで、別荘の掃除はアシスタントに丸投げ。

戻ってくると別荘は綺麗になっていましが、アシスタントたちからクレーム殺到。

「明日は遊ぶぞ!」と意気込むのですが、まさかの台風直撃!

KAMUI

台風の名前が「絶型」。どこまでも「さよなら絶望先生」を思わせる文字列が出てきますね。

停電になり、携帯の充電も切れてしまったことで、アシスタントたちは暗闇の中で暇を持て余します。

物がないと暇をつぶせないアシスタントと違い、可久士は木の木目を見てSMAPの誰の目に似ているかを考えたり、カーテンのしわを見て手に見えるものを探したりすると言うのですが、誰にも伝わりません。

ついにアシスタントたちは、紙とペンを見つけると、狂ったように漫画を描きはじめ、現実逃避をして楽しむのでした。

KAMUI

巡り巡って仕事をする漫画家とアシスタント。バカンスとは?息抜きとは?現実逃避とは(笑)

台風に巻き込まれないために先に家に帰ってきていた姫から、カレーが本格的な味で不評だったと聞かされると可久士は苦笑い。

やっぱりお父さんの甘いカレーが好きと言われ、可久士も満足気でした。

そして、可久士は姫に「パパに聞きたいことはないか?」と聞いてみると「カレーって何味?」と聞かれます。

やっぱり何も考えてないのかなと、可久士は思うのでした。

おかない かかない しあげない

突然の避難訓練。

部屋の内装と全員が服装を着替え、姫が来た時に漫画家をしていることを悟られないようにしています。

この年も、サイレンが鳴ると即行動を起こす可久士たち。

扮装は完璧でしたが、筧が用意した姫のお面に不満を抱く可久士。

じゃあ先生は描けるのかと言われたのですが、姫の可愛さを絵で表現することはできないと、自分で理解するのでした。

「おさない」「かけない」「しゃべらない」ではなく「幼い」「可愛い」「心配」。

そして別の日、姫と共に縁日を楽しんでいると、自身の作品「風のタイツ」の主人公のお面や綿菓子の袋が売られ、射的の景品になっていることに驚きます。

姫を人気のないところに待たせると、可久士は編集者の十丸院を呼び出し、許可を出していないと言わせますが、許可を申請した覚えもないと言われあっさり撤退。

姫に見られないようにするため、可久士はお面や綿あめを全部買い占めるのですが、業者は人気作品なのだと勘違い。

来年は10倍の量を作ろうと決意するのでした。

KAMUI

射的での回収…できるのか!?にしても、縁日でいくら使ったのか考えると恐ろしいですね。

そして、また別の日。

事務所のサイレンがなったことで、可久士たちは落ち着いて避難訓練の成果を見せます。

芥子は漫画臭を消臭剤で画材などの道具を見えないところにしまい込むのですが、やって来たのは姫ではなく、公安警察でした。

反社会的カルト集団の容疑で捜査に来た警官たちは、縁日で買い占めた大量の綿あめを白い粉と勘違いし、資料用で所持している銃・刀・ドローン・白タイツを見つけると余計怪しみます。

PCのデータを確認すると言われると、前回避難訓練でお面を作る際に「可愛い 幼女 描き方」と検索をしたことを思いだした筧が必死にしがみつきます。

探れば探るほど、国家転覆を企んでいる集団と疑う考案。

するとアシスタントたちまでもが、なぜか自分たちがそんなテロ組織だと思うようになり、自首を始めます。

可久士にも自首を促すアシスタントたち。

しかし結局、墨田が「きんたましまし」の単行本の作者紹介を見せて誤解を解いたことで、大事には至りませんでした。

KAMUI

見せられた写真の可久士、全裸だったんですけど…そっちはノータッチ。漫画描いているだけでとんでもない誤解に流されますか!?

箱の中には箱がありました

縁日での写真をプリントアップしているとき、姫にこんな浴衣があっただろうかと思う可久士。

すると、それは10歳の箱の中にあったと言います。

押し入れには10歳、11歳と、年齢が書かれた箱が16歳までずらり。

この時の姫は10歳なので、10歳の箱しか開けていないと言います。

KAMUI

押し入れいっぱいの同じ大きさの箱がこんなにずらりとあって、年ごとに分けられているこの光景、最初見た時はギョッとしました。これは誰が作ったのでしょう。謎です。

月日は経ち、18歳の姫は思います。

本当は父が隠していたのではなく、自分自身が知ろうとしなかったのだろうと。

知るのが怖かった姫。

可久士の仕事を知ることで、他のことも知ることになるのが怖かったと語ります。

10歳の頃に住んでいた家と瓜二つの家。

箱が入っている押入れを開けると、そこにも箱が!

しかも、18歳、19歳、20歳、21歳…。

KAMUI

続きがこっちにある!?本当に謎です!

『かくしごと』第2話まとめ

可久士の“かくしごと”は、どうやら漫画家ということだけではなさそうです。

そして、より意味深にするのがこの箱です!

避難訓練や現実逃避で大いに笑ったと思ったのに、ここで謎な部分が戻って来られると、一体なにが!?とどんどん引き込まれていきます。

原作を読もうにもまだ完結していないので、知りたいのに答えが見つからないモヤモヤ感!

今はただ作品を楽しむしかないので楽しんでいこうと思います。

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