『かぐや様は告らせたい?』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!携帯が壊れ、思い出を失ったかぐやは…

『かぐや様は告らせたい?』第12話(最終回)

出典:『かぐや様は告らせたい?』公式ページ

学校案内のパンフレット制作のため、被写体になるよう言われる生徒会メンバー。

しかし、かぐやだけは四宮家よりNG。

本当はみんなと一緒に写真を撮りたいと思うかぐや。

すると校長が気を利かせ、オフで記念撮影をすることに。

校長に手渡そうとしたその時、携帯は風に吹かれて屋上から地上に落下。

古いタイプの携帯だったことにより、メモリの移動は不可であるかぐやの携帯。

中には白銀や藤原、生徒会の面々との思い出が詰まっているのに、これを捨てなければいけないことにかぐやは悲しむのでした。

新しい携帯をスマホに変えて喜ぶ生徒会。

しかし、かぐやの心は暗いまま。そんな時、白銀がやったこととは…。

かぐやの心を救う最終回?いや、本当に最終回か!?

そんなふうに思える最後かもしれません。

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『かぐや様は告らせたい?』前回第11話のあらすじと振り返り

体育祭中盤、応援団の一味として仲間とパフォーマンスで盛り上がり、充実感を味わう石上の前に現れたのは、中学の時に他校へと転校していった大友京子。

石上のせいで恋人だった萩野と別れたことを今でも恨む京子に嫌味を言われたことで、石上は過去をフラッシュバック。

正義感を振りかざし、萩野の悪事を暴いたものの、口止めに京子をやると言われて頭にきた石上は彼に暴行。

自分は京子のストーカーだということ、加害者だという濡れ衣を着せられた石上は休学。

納得のいかない反省文を何度も書かされながら、後ろ指をさされながら生きてきました。

しかし、高等部に上がり、白銀たち生徒会が事件を捜査し、萩野の事件の真実と石上が頑なに口を閉ざしたことを言い当てる白銀が、石上の反省文に「うるせえバァカ!!」と書いたことを思いだしたことで、石上はようやく過去を振りはらい、自分はおかしくないと前に進むのでした。

そして、ちゃんと見れば誰も自分に後ろ指など刺さず、むしろ温かく見守ってくれていると知るのでした。

【ネタバレ】『かぐや様は告らせたい?』第12話(最終回)あらすじ・感想

生徒会は撮られたい

学校案内のパンフレットを作るため、校長が生徒会の面々を撮影しに、カメラを持って登場。

しかし、かぐやは四宮家の方針により、メディアに出ることは許されていないためNGです。

結果、残りの4人で撮影を開始。

ミコと石上の被写体としての雰囲気があまり良くないと言うと、校長はかぐやに石上の髪のセッティングを頼み、ミコには髪を解くよう指示。

KAMUI

最終回にして「誰!?」と思うほど雰囲気が変わる2人でした。

そして、今度は藤原と白銀の番。

ぎこちない2人に対して、校長は「恋人同士という設定」を追加し、撮影を続行。

いい雰囲気で撮影が進み、校長のテンションがUPする中、かぐやは1人校長を睨み、嫉妬の炎を燃やします。

「四宮家がどれだけの融資をこの学園にしていると思っているの?来年も好調でいられると思わないことね」とどす黒い思いが沸き上がるのでした。

最後はみんなで屋上で撮影となった時、かぐやはまたも遠くからみんなを見ています。

寂しそうなかぐやの姿を見た白銀は、オフ撮影ということにして、生徒会全員で撮影をすることに。

これに喜んだかぐやは、自身の携帯を校長に。

すると突風により、携帯はふたりの手から滑り落ち、校舎の下まで落下してしまうのでした。

確実に故障したであろうと思いながらも、かぐやは1人携帯を探しに地上へ。

見事に壊れてしまった携帯を握りしめ、かぐやは涙するのでした。

5歳の頃から持たされていた古い携帯。特に使い道などありませんでした。

しかし、白銀に会い、かぐやは生徒会に入ってから写真を撮って思い出をその中に収めていたのです。

古い機種であるためにデータの移動は不可能。

かぐやの思い出は、携帯の故障と共に消えてしまったのでした。

KAMUI

楽しい思い出が一気になくなった瞬間。また増やせばいいと思うかもしれませんが、かぐやにとっては初めても思い出だからこそ辛かっただろうなと…痛みが伝わります。

生徒会は撮らせたい

早坂と共に携帯ショップへと行くかぐや。

やはり相当古い機種のため、データの移動は不可能。

機種変を余儀なくされたわけで、ついに念願のスマホデビューとなったのですが、意気消沈のかぐやは早坂にどのスマホにするか聞かれると「会長のと同じのにする」と返します。

「そんなことをしたら会長に「お可愛いやつめ」と言われるのでは!嫌なんですけど!」と早坂は言います。

早坂の冗談に付き合う余力もないかぐやは、結局白銀の持っているタイプの最新モデルを購入。

それでもかぐやの心は晴れることはありませんでした。

ついにスマホを買ったことで藤原は驚き、涙を流しながら「ようこそ現代社会に」と言って喜びます。

世はIT時代。かぐやはさっそく藤原とLINEの交換をしますが、白銀にとっては緊張の瞬間。

LINEの交換は告白も同然。頭を悩ませる白銀でしたが、かぐやの方からIDの交換を願い出てあっさりと…。

自然な流れで交換をしたことで、白銀は驚愕するのでした。

KAMUI

しっかりとQRコードが!もしかしてこれを読み込んだら私もかぐや様とお友達に…と思ったら、LINEスタンプ購入画面に!?芸が細かくはございませんか!?

かぐやの様子は明らかにおかしい。

しかし、四宮家のご令嬢であるかぐやは、人に言えないこともたくさんある身。

ここで何があったと聞いてはさらに困らせるかもしれないということで、面々は静観を選択します。

そして、白銀は改めてかぐやのLINE画面をじっとみて、ある行動を起こすのです。

かぐやのLINEに表示されたのは「秀知院生徒会連絡網」というグループライン。

白銀はかぐやがスマホを手にするまでは作らないと決めていたのですが、今がその時と思って作成。

すると、藤原は共有のアルバムを作成し、石上やミコ、藤原はどんどん自身の携帯のフォルダにある写真をアルバムに贈るのでした。

データを移すことができなかったかぐやの携帯。

しかし、すでに新しい携帯には、失ったはずの思い出がどんどんと…。

本当に大切なものは、相手も大切にしたいものだったことを知ったかぐやは、元気を取り戻すのでした。

「かえって前よりいっぱいになってしまいました」

KAMUI

かぐや様のこの笑顔最高!

そして、かぐやの携帯には「笑顔検出がある」と石上が言ったことで、みんなで試しに記念撮影。

新しい思い出がまた一つ増えるのでした。

本日の勝敗、かぐやの勝利。スマホデビューのため。

藤原千花は膨らませたい

「何回でもシコシコしてよくて、でも最低1回はシコってしなくてはいけなくて、限界に達した人が負けっていうゲームしませんか!?」

藤原、満面の笑顔で突然の提案。

かぐやは疑問を抱き、ミコは照れます。

乗り気の石上、白銀の男子2人でしたが、ふたりの想像するものではありません。

KAMUI

むしろそうだったら藤原千花を止めてください。一応お嬢様なんですから!ってか、そんな最終回嫌ですよ(笑)

用意されたのは風船と空気入れ。

つまり、順番に空気を入れていき、風船が割れるまで続けます。

やると言ってしまったために、生徒会全員が強制参加。

至近距離で破裂させないよう、白銀、かぐや、石上、藤原、ミコの順で空気を入れることになるのですが、藤原が一気に空気を入れたことで、1巡目からすでに恐ろしい事態に…かなり巨大になりました。

割れたら絶対腰を抜かすと恐れる白銀。

そんなことをしたら、きっとかぐやに「お可愛いこと」と罵られる…。

それを恐れながらも、白銀はへっぴり腰で空気を入れていきます。

風船を故意的に割るという感覚がかぐやにはないものの、心の中では大慌てです。

ルーティーンで冷静さを保とうとしますが、両手じゃなければ膨らませられないことで「やるって言わなきゃよかった」と心の中で嘆き、藤原に対してさらに私怨を膨らませます。

次のターンである石上は、恐れることをやめた男。

よく見れば何も怖くないと言って風船を見つめますが、結局怯えます。

1シコで終了すると、次のターンの藤原はがっかり。

ここでかぐやは藤原にみかんを食べるよう促します。

みかんの皮の汁に含まれるリモネンはゴムを溶かす作用があることを知っているかぐやは、なんとか藤原に風船を割らせようと考えるのです。

しかし、藤原はそんな罠には引っかかりません。

1シコ空気を入れて、今度はミコのターンです。

すると藤原は、ミコはまだ行けると煽ると、他の面々もミコを応援します。

KAMUI

全員が敵。先輩ながらなかなかに卑劣!これが生徒会!

限界ギリギリまで空気を入れて交代したミコ。

続いて白銀のターン!自分のターンに持ち込む前にどうにか割らないといけないと考えたかぐやは、紙の吹き矢を用意!

これは頭脳戦だと言って吹き矢を打つも、ミコに当たって終了。

そんなかぐやの姿を見た白銀は、かぐやにターンを回して良いものかと考えます。

「愛する女が困っていたら、なんとしても守ってやれ。そのためならどんな困難にも立ち向かえ」

父の言葉を思い出した白銀は…「じゃー次、四宮の番!」と言って交代。

そして四宮が恐怖しながらも風船に近づくと、「あ、みかん頂きますね」と言って藤原がみかんの皮をむき、その汁が風船に…。

風船は大爆発!すると学園中の生徒も飛んでいき学園がまっさらに…。

倒れる白銀とかぐや。ここでまたふたりの闘いが…。

かぐやに手を差し伸べる白銀。

闘いはまだまだ、まだまだ続く!

KAMUI

続くのか!続くのか!

『かぐや様は告らせたい?』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

最終回らしく、綺麗に終わるんだなぁと思ったら…最後のゲームは何だったんだ!?と驚かされましたが、これが本当の終わりではないということで一安心です。

そう、まだまだ闘いは続くのです。それが非常に嬉しくてたまりません!

いつ訪れるのでしょうか第3期!すでにワクワクですね!

この第2期は白銀父の存在も明確になって来たわけですが、もしかしたらこの先、四宮家の人たちも巻き込んだ話になっていくのでは!?そんな期待も沸き上がっています。

何はともあれ、第2期これで終了!楽しかったです!

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