ユルくて、愉快、たまに激しく共感…面白すぎて最高だっ!
みんな面白さに気づきはじめた、激辛なツッコミがクセになる『女子高生の無駄づかい』。
声優さんも現場でクスクスを抑えるのが大変らしい。
作り手も楽しんでいるのが伝わってきます。
第2話は「まんが」というタイトルどおり、ヲタこと菊池茜のツッコミどころ満載の少女漫画に笑わされます。
でも、最後はちょっとハートフル…ヲタの夢を応援したくなっちゃいます。
そして、要所でワセダがいい味出してきて、ププッと吹いてしまうこと必至。
オチが秀逸で見ごたえ抜群、今週もかなり笑えますよ。
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目次
『女子高生の無駄づかい』第2話あらすじ
クラス全員にあだ名をつけるという田中の試みによって、菊池はヲタ、鷺宮はロボ、そして田中自身はバカというあだ名が定着したある日の日曜日。
ヲタはベッドに寝転びながら、低所得Pの新曲を聞いたり、アニメを観てみたり、漫画を読んでみたりと、週末を満喫していた。
バカから暇過ぎるからという理由で、大量に送られてくる自撮り写真を完全に無視して、趣味を謳歌するヲタは、いつか自分も有名になって夢の印税生活をしてやると奮起し、描きかけで止まっていた自らの漫画を描き始める。
【ネタバレ】『女子高生の無駄づかい』第2話の感想
「諦めたらそこで試合終了じゃね?」への辛辣なツッコミに笑う!
「いまからスゴイこと言ってイイ?」
田中望(通称:バカ)は終始、興奮気味です。
昨夜、酔っ払いのサラリーマンが電柱に向かい嗚咽して泣きながら言っていたセリフに激しく感銘を受けた…といいます。
めちゃくちゃその話を聞いて欲しそう感満載ですが、菊池茜(通称:ヲタ)と鷺宮しおり(通称:ロボ)は冷たくスルー。
それでもひるまず話しはじめちゃう望、空気を読まないのが、本当にバカっぽくて良いですよね。
自分が見出したかのように、昨夜初めて聞いたというまさかの『スラムダンク』の「諦めたらそこで試合終了じゃね?」を名言だと堂々と言い放ちます。
バカはあの超絶癒しの塊・安西先生を知らないらしい…何事にも無知であるのも、彼女の特徴です。
ヲタ曰く「イロイロ終了してるっぽいサラリーマン」の言葉…見知らぬ通りすがりのおっさんから元気をもらったと、痛く感動しまくっているバカに、ロボがトドメの一発を浴びせます。
「すごいと思う…すでに試合終了してるのに、そのセリフに感動できるあたり。」
的を射すぎているロボのひと言に、バカは何も言えず一瞬固まり、2人に置いてけぼりにされちゃいます。
「え?試合終了?…してるの?」
自覚一切ナシ…こう言うのが精一杯なバカなのでしたw
まさに女子高生の無駄使いだった…ヲタとバカとロボの休日
日曜日の菊池茜、夢であるまんが家を目指して「目指せ、有名になって印税生活!」と、意気込んでまんがを描こうとします。
しかし、お気に入りのボカロPの低所得Pのアップした新曲を堪能したり、バカが連投してくる「ヒマすぎて自撮り極めてる写真」にちょいちょい気を取られたり、ドラマをみて泣きじゃくったり。
やろうとはしてるんだけど手につかない…「休日あるある」に時間はあっという間に過ぎていき、しまいには豪快にいびきをかいて腹まで出して爆睡しちゃってました。
翌朝、バカは既読スルーに「無視すんなし。人が「男を落とす自撮り法」を研究してるときに!ヲタのせいで死ぬほどつまんなかったー。」と怒っています。
「そのまま死んでくれたらよかったのにな」とヲタは全然相手にしません。
バカは話をそらすように、ロボに土日何してたかを聞いてみます。
抑揚のないテンションで「金曜に寝て…起きたら月曜だった。」と淡々と答えるロボ…かなりミステリアスですよね。
担任教師・佐渡正敬(通称:ワセダ)と教え子のジワるやりとり。
❶担任・ワセダと重度の中二病者・山本美波(通称:ヤマイ)のやりとり
「おい、山本。なんだその金髪は?外国人にでもなりたいのか?」
「先生…だってボク、アルターニュ王国民とドラゴニア民族のダブルだから…。」
「そうか。では今度「戸籍謄本」を持ってきなさい。」
❷担任ワセダとヲタのやりとり
「菊池。前より髪色が明るくなっているし、スカートも短いんじゃないのか?」
「先生…だってぇー私、栃木県民とぉー北海道民のダブルだからぁー。」
「そうか。なら、仕方ない。」
「仕方なくねーだろ!ツッコめよ、そこは!」
❸担任ワセダとバカのやりとり
「田中。お前は…お前は…」
「うん?」
「諦めるな。」
ワセダの妙~な感じが会話の要所に出ていて、面白いですよね。
バカに言った、溜め気味の「諦めるな」には爆笑してしまいました!
同僚のやりにくいわ~という生徒に対する愚痴に、「まぁ、あの年頃には誰にでもあることです。彼女たちが立派な女子大生…ゴホッゴホッ。大人になるように見守るのが仕事ですよ。」と。
咳で誤魔化してましたが、さすがJD好き…教え子を「女子大生の卵」としか見ていないのか丸わかりです。
ごくごくたまに人の心を軽くする…バカが「ぼっち」を救う!?
バカから必死で逃げるヤマイを止めに入る、体と頭が弱い優等生・一奏(通称:マジメ)。
どうやら、ヤマイの服をバカが脱がそうとしているらしいのです。
「みせろよ~減るもんじゃないしぃ。」
彼女は嫌がってる、確かに裸は誰かに見られても実際に減ったりはしない…ですが、心の中の大切な「何か」がすり減ることだってあると言って、マジメが諭します。
でも、バカは「怪我してないのに包帯まいてるんじゃないか疑惑」を確かめたいと頑として譲りません。
ヲタ「彼女はメンタルに大ケガを負っているんだ…そっとしといてあげなさい。」
ロボは「きょうのB定食はパセリ丼」という情報で、見事にバカの気をそらします。
バカはすっかりスイッチが切り替わり「お前らもいこうぜ~」と、マジメ&ヤマイを自然にランチに誘います。
誘いに乗って素直に行くことにするマジメとは対照的に、ヤマイは「ボク群れるの好きじゃないから…それに下界の食べ物は僕の口には合わないし。」と言ってしまいます。
日陰でしょんぼり体育座り…ひとり寂しくSNSで「ぼっち飯なうww」と呟きながら、コンビニのサンドウィッチを食べるヤマイ。
内心、みんなとめちゃめちゃ一緒にランチしたかったみたい…思わず口に出た中二病発言を悔やみます。なんだか切ないですね…
気がつくと目の前に腹ばいになってこっちを凝視しているバカの姿がありました。
「なんだ、パンツはふつーかぁ。そこはお前シマパンだろうが!」と、ニーハイのシマ模様に合わせた下着コーデじゃないことに勝手に不満を示し「チッ」と舌打ちします。
「ぼっち」だったヤマイのところに絶妙なタイミングで登場、たぶん意図せぬ行動なのでしょうが、バカはごくごくたまに人の心を軽くします。
ヲタに意外と響いていた「諦めたらそこで試合終了じゃね?」
ヲタは「こんな無駄な時間を過ごしていていいのか…」としみじみ思ってしまいます。
そこで彼女の脳裏に思い出されたのは「諦めたらそこで試合終了じゃね?」と得意げに語るバカの言葉で…意外と心に残っていたあの言葉、夢の漫画家に向けて具体的に何かしなくては…とヲタは考えます。
結果、全裸になるくらい恥ずいけど、ロボに「自分の漫画を読んでもらい感想を聞いてみる」ことに。
バカに見せたら、散々いじられた挙げ句「先生!この歴史に残る名作を図書室に置いていいですか?」と言いかねないと予想…たぶん正解ですよねw
ヲタの少女漫画「マホウでdeまほ」をロボが読みます。
何とも言えないもじもじした時間を耐え抜き、ヲタがロボに感想を求めると…グサリと鋭い指摘ばかりでした。
- 隣り合わせで座った男女2人のシーン。座っているから動いていない場面なのに、奥に置いてある電子レンジが次のコマで接近してきている…
- 漫画最大の見せ場のラブシーンの場面で、ベッドに横たわる女性の上にいる男性にロボは注目し「この人、膝が曲がらない呪いにかかっているの?」と質問します。よく見ると、ヒザ神ことフルポン・村上ばりのピーンとささりそうな脚なんです…
プロの道は厳しい…もっともっと絵の練習しなくちゃと言うヲタを一気に応援したい気持ちになりました。
しかも、ヲタは「キュンキュン萌える」と顔が作画崩壊するという新特性も発覚、見ごたえありました。
茜、小学校4年のときの「初めて描いた漫画」を振り返り、ヤル気出る!
ストーリーもいまいち自信ない…作画はロボの指摘通り。
「私はもともと何が描きたかったんだっけ?」と見失ってしまいます。
そこで、小学校4年のときに初めて描いた漫画のノートをクローゼットから引っ張り出してきました。
やべぇ匂いがプンプンする漫画の題名は「きんぴらごぼう」。
高1のヲタは、小4の自分の漫画に対し思う存分ツッコんでみます。
息切れしながらも、一通りツッコむと、冷静に見られるようになりました。
小学生って自由すぎる…この頃から関節描くの苦手だったんだな~と、しみじみ振り返ります。
思った以上にひどかったーと感じつつも…昔の自分から見れば、今の描いている漫画は結構成長してることに気づきます。
なんかちょっとヤル気が出てきました。
このシーンには、ちょっとジーン…ギャグアニメと侮ってました。頑張れって思いました!
それでも、ヒザだけは成長しないヲタの漫画に最後は大ウケしました。
ワセダに呼び出しをくらうヤマイ
毎朝、同じ時間と場所で出会う猫っぽくない黒猫が、「選ばれしボク」にいつか話しかけてくると信じて疑わないヤマイです。
テストの裏に書いた中二病の妄想を担任・ワセダに見つかり、呼び出されました。
ヤマイは突然、黒猫が普通じゃなくて不自然だ…と意味が解らないセリフを言います。
「どう考えても不自然なのは、お前だな…山本。」
「きっと異世界から来た使者なんです。」
とヤマイ・ワールド全開の彼女は、どんどん語りはじめます。
「待て、山本。それ以上先生を置いて山頂をめざすな。」
そうなだめるワセダでしたが、ヤマイの妄想は底知れずヒートアップします。
「落ち着け…山本。」
「必殺技が必要じゃないですかっ!」
つまり、来たる日に備えて必殺技を考えたモノをテスト裏に書いていたらしいのです。
「…だとしてもだ。」
ワセダは低い声で、たとえその猫が異世界からの使者だとしても、なぜお前が選ばれるんだ?と質問します。
するとヤマイ、得意げに右腕の内側にあるホクロ4つをワセダに披露し「このホクロ“ドラゴンの紋章”に見えるでしょう?」と自慢してきます。
「牡羊座くらい無理があるだろ!」
とナイスツッコミが入りますが効力がありません。
咄嗟に出た必殺技が「南無」とかだったら立ち直れないと言うヤマイに、とうとうワセダは諦めの境地に達します。
「まぁ…あんまり思いつめるなよ。落書きはノートに、休み時間に書きなさい。」
「ありがとう、善良な市民…」の言葉に、くい気味で「やかましいわ!」と言ったワセダに笑ってしまいました。
結局、ワセダがヤマイを呼んだ一番の理由は…表の数学小テストが「4点」だったからでしたw
『女子高生の無駄づかい』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【📺放送終了しました📺】
第2話「まんが」
📺TOKYO MX
にて放送終了しました!!
皆さまいかがでしたでしょうか?来週も皆さんと楽しい30分を
過ごせればと思います😀膝が…曲がらないんだ…
次回の予告は月曜日の17:00に公開します!
お楽しみに🤩#jyoshimuda #女子無駄 pic.twitter.com/TFIhNlorfh
— TVアニメ「女子高生の無駄づかい」公式絶賛放送中!! (@jyoshimuda) 2019年7月12日
高校時代の夢ってなんだったっけ?
なんて考えさせられるどこか懐かしい想いが込み上げる内容でした。
バカだな~って、このアニメ観て笑えるのが楽しみになってきました。
ユルさに自然と肩の力がに抜けて…笑えて、癒されてます。
- 「諦めたらそこで試合終了じゃね?」バカが言ったただのおバカな発言が、ヲタの「まんが」に対する意欲を湧かせるキッカケを意図せず作る!
- 担任・ワセダの「女子高生を立派な女子大生に育て上げる」という野望と超ド級の猫舌、そしてメガネを外したらイケメンであるということが次々と発覚。
- 中二病がすぎるヤマイの「ホントは、ぼっちが寂しい」という生態に萌える…彼女の右腕には龍の紋章ホクロがあった!?
今回、時々メガネがズレて見え隠れするワセダの素顔が、かなりの「イケメン」なのを大発見しました。
ワセダ、超気になります!
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