『女子高生の無駄づかい』最終回は大波乱。
テストの点数1ケタ台を叩き出すバカの留年危機が勃発し、次々と発覚するバカの習性と繰り出される珍回答に爆笑必至!
不眠不休、トイレ厳禁の地獄の試験勉強から逃げ出したバカは「女子高生を辞める!」と言い出します。
果たして、超絶お馬鹿さんのバカは、みんなと一緒に2年生になれるのか!?
桜舞う中を歩く後ろ姿にキュンとして、『女子高生の無駄づかい』らしいラストに嬉しくなっちゃいます!
▼動画の無料視聴はこちら▼
『女子高生の無駄づかい』第12話(最終回)あらすじ
年明け早々にワセダから、今度の期末で相当頑張らないと留年してしまうことを宣告されたバカ。
どうやら1教科でも赤点を取ったら本当に留年してしまうらしい。
落ち込むこともなく笑いながら、ワセダから留年するかもしれないと言われたことをヲタやロボに話すバカに対して、ヲタは一つも笑えないと返す。
さらにマジョからも占いの結果が良くないことを示していたと言われるが、どこ吹く風のバカ。
どうやら以前からとっておきの勉強法を実践しているから、何の心配もないと言うのだが……。
【ネタバレ】『女子高生の無駄づかい』第12話(最終回)の感想
的中率90%以上のまじょ占い、バカのヤバい占い結果にまじょ号泣!
九条翡翠(まじょ)の部屋、ミステリアスなBGMが流れる中、まじょが第11話に登場した癖強めのタロットカードで何かを占っています。
いつもとは違うスタートカット、最終回は何か起こりそうな予感がします!
“ティッシュ”、“醤油”、“座布団”、“おにぎり”と4枚のカードに囲まれた中心のカードを緊張した面持ちで2枚オープンすると、「靴下」と「入れ歯」が出ます。
「どうしよう…バカさんがぁ!」
不吉な占い結果を見たまじょは、目に涙を溜めて動揺し始めます。
まじょのタロットカードが独特すぎて占い結果が分からない感じが想像力を掻き立てます。
第11話のまじょ占い結果を参照すると、かなり参考になる田中望(バカ)の運命。
的中率90%以上のまじょ占い、ストーリーの中で感心すら覚えたジワる構成の面白さは見ごたえ抜群すぎます!
最強の大ピンチが訪れるバカの運命はいかに!?
まじょ占い驚異の的中!さっそく“ティッシュ”がバカの命を救う!?
冬ももうすぐ終わる3月の休日、菊池茜(ヲタ)家のリビングで、ダルそうにコタツでスマホを流し見するヲタと、時間を持て余しミカンで姫路城や豊臣家の系図を作成する鷺宮しおり(ロボ)、そして超絶暇すぎてオナラのことばかり考えているバカが映し出されます。
ティッシュで鼻をかむのを面倒がったバカが、鼻水垂れまくっているのを放置して「鼻水で溺れ死ぬ~」と言うとヲタがツボって大爆笑したり、命からがら鼻をかんだバカ&ロボが“鼻水かんだ後のティッシュ見る派”ということも判明します。
まじょ占い驚異の的中率“ティッシュ”が出てきましたね!
「平和だな…」
「平和ね…」
「私らってさぁ、10年後も同じ会話繰り返してそうだよなぁ」
バカ、ロボ、ヲタの3人に襲い掛かる試練を、この時はまだ知る由もありませんでした。
ワセダから告げられた留年宣告!バカには秘策あり!?
「何回言わせるんだ。今度の期末、相当頑張らないと進級できないぞ、割とガチで!というか、毎日のように口うるさく言ってただろうが。まさか冗談だとでも思っていたのか?」
「思ってた。」
「どついたろか…いいか、断言するが次のテストで1教科でも赤点とったら留年するぞ。」
職員室で担任教師の佐渡正敬(ワセダ)とバカのこんなやりとりがありました。
教室に戻ると、バカはヒャヒャと大爆笑しながらこの内容をヲタとロボに報告します。
「1つも笑えねぇ!自律神経大丈夫か?」
バカはみんなの心配をよそに「心配ない!だいぶ前から“とっておきの勉強法”をやってる」と得意気に言うのです。
「お前らさ。睡眠学習って知ってるか?」
“人の脳みそは寝ている間に学習する”というテレビから仕入れた情報を基に、12時間寝て実践していると言います。
すっかり勉強している気でいるバカはドヤ顔で高笑い、彼女を熟知しているヲタ&ロボはピンと来ます。
「あのさ…勉強した奴が寝てはじめて“睡眠学習”になるわけで、勉強してない奴なら“ただの睡眠”だから意味ない。そもそも寝すぎだ。」
鋭く指摘したヲタの意見に深く頷くロボを見て、バカは事態の深刻さに初めて気がつきます!
授業で聞いたことを寝ながら覚えられて楽できると思ったのに…と焦るバカに、授業中も寝てるだろ!とヲタの的確なツッコミが入ります。
睡眠たっぷりで無駄に肌艶が良い感じのバカ。笑えます。
「調子いい時で20点とかのウチが、全教科40点以上と…かなり無理じゃね?」
無謀すぎるチャレンジに、挑戦する前から心折れてしまうバカなのでした…。
珍回答に大爆笑!正攻法の勉強がうまくいかないバカに、マジメの画期的な勉強法
「学年が変わっても、たまに昼ご飯一緒に食べてください…パイセン」
こんな発言をして、すっかり諦めてしまったバカを見て、ヲタがブチ切れます。
「試験まで一睡もするな!」
目から赤いビームを放つヲタの圧に、バカは恐怖で青ざめ圧倒されます。
「日清戦争後の1895年に結ばれた条約は?」
「評判がよかった…。」
正攻法でバカに勉強させるのは、ダンゴムシに芸を教えるくらい無謀なようです。
次の試験に進級がかかっていることを知った優等生・一奏(マジメ)は、日頃の“秘密のバカ研究”から得た研究結果を活かして、バカに適した勉強法を考えて協力してくれます。
マジメ考案の画期的な暗記術、元素記号を“ストーリー仕立てのイメージ暗記法”で覚えるやり方が成功します。
「寝るんじゃねぇ!その一眠りが命取りになる!」
ヲタによる鬼教官ばりのスパルタ教育&付きっきり監視のおかげで、バカの脳内に少し改善の兆しが見えてきます。
二ノ宮金次郎スタイルで常に参考書を持ち歩き、寝ずに暗記に取り組みます。
バカ痛恨のミス!ウンコと一緒に記憶まで流してしまう…
この日、占いで出たのは“トイレ”は災いを暗示するカード、まじょは不吉な予感がします。
数々の犠牲者を出しながらも、バカは仕上がってきました。
これなら40点以上も夢じゃないとヲタはひと安心していると、バカが急に腹痛を訴えトイレに駆け込みます。
慣れない勉強のストレスで便秘になっていたバカは、すべてを体内から排出しスッキリしました。
やけにツルッとした顔をしてトイレから戻ったバカを見て、ヲタは嫌な予感がよぎります。
「まさか!脳みそまでツルッと?ウンコと一緒に記憶まで流してないよな?」
…流してました(笑)ここ数日で覚えたことを綺麗サッパリ忘れちゃっていました。
またしてもまじょの占いは当たってしまったのです。
ロボが再考してくれた“ギリギリ40点取れるスケジュール”は「トイレ厳禁!」「睡眠時間・ご飯食べる時間・風呂時間なし」の超過酷なもので、バカは絶望します。
「これは、死ぬか進級するかの戦いなんだよ!」
バカの瞳がウルッとし「ウチ、女子高生辞める!」と言って、彼女は教室を飛び出してしまいました。
バカのクラスメイト愛に胸アツ!女子高生辞めるの辞める!
それから3日間、バカは学校に来ませんでした。
「バカがいないと静かだよな。もしかしたらアイツとつるんでいるのは、“自分より下がいる”っていう安心感を得たいからじゃないかって。だとしたら私って嫌な人間だなって。けど、そうじゃなかったみたい。よかったわ、本当。」
ヲタの言葉を受け、ロボが微笑みます。
学校に来ずに養豚場で働いているバカの所へヲタとロボが向かうと、バカは豚たち1匹ずつにクラスみんなのあだ名を付けて話しかけていました。
「ヲタ、それ以上食うとくびれ無くなるぞ。もともと無かったわ!ハハハ」
「ロボは相変わらず感情死んでんなぁ!なのになんで地味にモテんだよ…無口キャラ好きだよな、男って奴は!」
「おぉ!ロリ、乗るか?肩?」
「リリィ、ウチが触ってもブツブツ出なくなったじゃん。この、自意識過剰め!」
「小難しいこと言うなよ、マジメ!お前の言ってること95%はわかんねぇし!」
「群れるのが嫌いって言ってる割に餌に釣られるチョロいお前嫌いじゃないぞ、ヤマイ。」
「明後日の方を見て無言やめろよ、まじょ…怖ぇーよ!」
人一倍クラスメイトへの想いが強いバカの気持ちが痛いほど伝わってきます。
ヲタとロボを見つけて「戻んないから!」とバカは言います。
「そう…もったいないわね。女子高生という最大の武器を自ら捨てようとするなんて。バカがいなきゃ“さい女”に通う意味がないわ。」
とロボが言うと、続けてヲタは、
「お前みたいなツッコミ甲斐のあるヤツ、滅多にいない!いなくなったら毎日ヒマすぎて死んじゃうじゃん!戻ってこい、いつもみたいにバカ話してくれ!」
と熱い想いをぶつけ、バカが答えます。
「どうせ同じ“辛い”なら、仕事より頑張って勉強する…それで、みんなと一緒に2年生になる!やっぱり、女子高生辞めるの辞める!」
この後、バカはヲタ豚とロボ豚に抱きつき感謝しますw
「そこは違くね?感謝する方…」
ナイスなヲタツッコミが入りました。
バカ留年危機の裏で本当にヤバいのはヤマイだった(笑)
一難去りましたが、バカの留年危機は未だ継続中です。
今度はロボが体で覚えるのよと言って英単語を顔や体に油性でびっしり書いたり、眠らないためといって寝ようとしたら強制的に瞼を引き上げ鼻フックになる装置を装着するなどエグめの秘策を編みだします。
テスト前日には白髪化したバカ、限界値オーバーの勉強地獄をさまよいます。
まじょは怪しい瓶に入った液体をバカに飲ませます。
まじょ曰く、割と色んなモノを致死量ギリギリまで配合したという“運命を変えるための精力増強剤”は効果てき面、みるみるうちにバカの髪色は元の毛色に戻っていきます!
「スッキリしてきた!まじょ最高!」
そう言って振り返ったバカは、目は充血しまくりの鼻血は大量噴出でした。
大変な状況ながらも相変わらずバカの周りには、みんなが集まりワイワイと楽しそうです。
「いい仲間を持ったな…アイツ!」
山本美波(ヤマイ)がその光景を見て呟きます。
「ある意味大丈夫ではないが、田中は大丈夫だろう。本当に問題なのは…お前だ、山本!」
ワセダが赤文字で<要注意!>と書かれた山本美波の成績表を見せてきます。
テストの点数はオール30点以下。生活態度欄も10点満点中/1点が目立つ低評価…唯一“生命尊重”という項目だけが9点という高得点なのが気になります(笑)
ワセダの「理由は分かるな?」という投げかけに、秒で「分かりません。」と答えるヤマイの面白さ。
この2人のやりとりにファンが多いのも頷けます。
教室が異世界化!?バカ&ヤマイが迷い込んだ場所とは?
桜満開の2学年初日、ヲタが開いた<漫画家になりたい!>と書かれた“小学校の卒業文集”には、「絶対になる!」と赤文字で付け足されていました。
その後が描かれながら、エンディング曲「青春リバーブ」がリンクします。
教室の椅子に座って、道で猫かと思って抱き上げたらカツラだったという馬鹿話をするバカに、これはマズイことになった…と言いながら教室の様子に異変を感じたヤマイが話しかけてきます。
「ここの奴ら、見覚えのない顔ぶれ…僕たちは異世界に転送されたのかも知れない。パラレルワールドって知ってるか?」
「1ミリも知らん!」
元いた世界とは似て非なる世界に迷い込んだというヤマイ、バカも真面目な顔で話を聞きます。
「その証拠に…見ろ!こっちの世界のワセダはひどく老けてしまっている!」
ヤマイの視線の先には頭頂部がハゲているおじいちゃん先生が立っていました。
「ワセダぁあ!」
嘆きの雄叫びを上げるバカ、完全にヤマイの話を信じ切っています。
そこへ、本物のワセダが登場すると「ワセダが…2人!?」とバカ&ヤマイはパニック。
「ウチのクラスの生徒がお騒がせしました。」
首根っこを掴まれた2人は2年2組担任のワセダに連行され、1年2組に間違って登校していたことに気がつきます(笑)
1年のとき学校の木に登って降りられなくなり、何度もレスキューを出動させたヤマイのお気に入りの木には<木登り禁止>の看板がかかっていました(笑)
『女子高生の無駄づかい』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【📺最終話放送終了📺】
最終話「なかま」TOKYO MX にて放送終了しました😭
皆さん楽しんで頂けましたでしょうか?
ビーノ先生はじめ、監督、スタジオの皆様、キャストの皆様、アニメに関わって下さった皆様、毎週応援してくれた皆さま
本当にありがとうございました🙇♀️#jyoshimuda pic.twitter.com/N6o1dxRrN2— TVアニメ「女子高生の無駄づかい」公式絶賛放送中!! (@jyoshimuda) September 20, 2019
ラストカットは「すごいこと言って良い?」から始まり、ロボの「サナッダムシ!」に3人が見つめ合って笑う姿が。
バカがヲタとロボの肩に手をかけながら楽しそうに歩いていきました。
ヲタが言っていた通り、10年後も3人でバカ話をしていてほしいなと思いました。
- バカが「今度のテスト40点以下なら留年!」と突きつけられる
- 勉強苦手なバカが勉強から逃げて養豚場で働くことにして、とうとう学校に来なくなってしまう
- バカよりヤマイの方が留年危機が深刻だった…2人は無事に進級するも、教室を間違えてワセダに連行される
バカバカしく笑えるって最高だ!と思わせてくれる作品でした。
とにかく何も考えずに爆笑したい人におすすめのアニメです!
▼動画の無料視聴はこちら▼