強大な呪霊「花御」から逃げる加茂、伏黒、狗巻。
少しずつ距離を詰められ、追い詰められてしまいます。
そこに真希が現れて、伏黒とのコンビネーションで何とか倒れてしまった加茂や狗巻から距離は取ったものの、2人も相当なダメージを負わされてしまいます。
そんな中、東堂と虎杖が合流し、虎杖は「黒閃」を習得するために花御へと向き合うのでした。
目次
アニメ『呪術廻戦』前回第18話のあらすじと振り返り
加茂と激しい戦いを繰り広げる伏黒。
加茂は、同じ御三家の家に生まれたものとして、伏黒にシンパシーを感じているようです。
しかし、妾の子である加茂は道を違えるわけにはいかず、御三家の立場からしても虎杖は殺すべきだといいます。
そんな中、巨大な樹木が狗巻とともに現れ、3人は一時停戦、一旦樹木を操る呪霊「花御」から逃げることになります。
異変に気がついた教師たちが救出に向かいますが、張られた帳は五条を跳ね除けてしまう代わりに、他の全てが出入り自由というものでした。
森を体現したかのような強大な呪霊。
独自の言語を築くほどの知性を持った呪霊に、加茂、伏黒、狗巻の3人が立ち向かうことになるのでした。
【ネタバレ】アニメ『呪術廻戦』第19話あらすじ・感想
遊雲
狗巻の呪言を使い足止めしつつ、加茂と伏黒で攻撃して距離をとり、3人はひたすら帳の外を目指します。
まずは学長たちと合流を目指しますが、教員との連絡を取る手段もなく、花御が呪言の対処法を得たら崩れてしまう均衡の逃走劇です。
伏黒は鵺を差し向けますが、狗巻の喉に限界がきてしまい、鵺も破壊されてしまいます。
さらに一撃食らっただけで、加茂は意識を失ってしまいました。
強い言霊を使っているわけではないのですが、花御は狗巻の喉が潰れてしまうほどの格上ということです。
最後の力を振り絞り、「ぶっ飛べ!」と言霊を繰り出し倒れた狗巻。
あか
そこに畳み掛けるように真希が合流し攻撃しますが、持っていた武器では刃が立ちません。
伏黒は影から武器を取り出し、真希に手渡します。
それはあらかじめ真希が伏黒に預けていたもので、5億円はくだらないという業物でした。
呪具にも呪術師と同じ様に等級が分けられており、その三節昆「遊雲」は特級に分類されるものです。
かなりの攻撃力を誇る遊雲。
さらに、伏黒の式神は完全に破壊された場合、二度と顕現することができません。
その代わり、破壊された術式と力は残された式神に引き継がれるのです。
力を引き継いだ玉犬を差し向け、花御へダメージを入れていきます。
遅れてきた2人
さらに真希と伏黒の抜群のコンビネーションで攻撃しダメージを与えますが、一瞬で反撃されてしまいます。
伏黒には呪力を吸い取る芽を撃ち込まれて、呪力を使うほど奥に根が生えてしまいました。
真希も腕を突かれて怪我を負ってしまいます。
それでも必死に応戦しますが、先程までのキレはありません。
伏黒は腹が裂けても呪力を振り絞ろうとしますが、それを真希が止めます。
「選手交代だ」
そして現れたのは、東堂と虎杖。
この最強の2人が、花御の前に降り立ったのでした。
あか
ベストフレンド
パンダも追いついたようで、真希と伏黒を連れて帳を出ろという東堂の指示に従います。
伏黒は不安げに声をかけますが、虎杖は「大丈夫」と穏やかに笑うのでした。
そして、伏黒は「次死んだら殺す」と言い残し、パンダに連れられてその場を後にしました。
東堂は戦いには参戦せず、虎杖を見守るようです。
「黒閃」が出せなかったら見殺しにするという東堂に、虎杖は構わずやる気を見せます。
花御は東堂の呪力の大きさは自分より弱いはずなのに下手に動けないことから、余程の術式を持っているものだと推察します。
花御が言葉を話せることに気がついた虎杖。
真人の仲間であると確信した虎杖は、怒りのままに花御に攻撃を繰り出していきます。
手加減した打撃で油断させ、ガラ空きになった胴体に黒閃を打ち込もうとしますが、簡単に躱されてしまいます。
それを見た東堂は虎杖の頬を叩き、怒りに染まった呪力を乱さないように諭します。
その怒りは虎杖に余る、今は収めろともう一度頬を叩き、虎杖の曇りを晴らしたのでした。
あか
黒閃
「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み。威力は平均で2.5乗」
それが黒閃です。
本来呪術師は打撃に呪力を載せて攻撃するので、打撃と呪力のタイミングは多少ずれてしまいます。
それが大幅にずれていたのが今までの虎杖、それはそれで奇をてらっていた為に効果的でしたが、東堂はそうではなく、打撃とまったく同じタイミングで呪力を乗せさせようとしているのです。
それが狙ってできる術師は存在しないといいますが、経験したものとそうでないものでは天と地ほどの差があるといいます。
凄まじい集中力で攻撃のタイミングを図る虎杖。
そして、その誤差0.000001秒以内に呪力が衝突すると、呪力は黒く光るのです。
故に「黒閃」、それは花御にダメージを与えるに十分な代物でした。
あか
戦いを楽しむ花御
黒閃を知った虎杖。
それは呪力の味を理解したということ。
口に入れたことのない食材を鍋に入れて煮込んでいるような状態だったところから、呪力の味を知り、シェフとして3秒前の自分から違うステージに立つほどに成長を遂げたのでした。
花御はくらった攻撃も、あっという間に呪力で回復させます。
花御も多少本気を出したほうが良さそうだ、と隠していた腕を開放します。
巨大な樹木を操って、広い攻撃範囲で2人を翻弄する花御。
襲い来る樹木を避けつつ、虎杖も東堂も花御を攻撃していきます。
しかし、足場となっていた樹木は一瞬でかき消されてしまいます。
元からあるものを操っていたのではなく、全て花御の呪力で顕現していたものだったのです。
空中に投げ出されてしまった2人にさらに攻撃を仕掛けてくる花御ですが、2人は空中でも息を合わせてその攻撃を躱します。
花御は今まで、戦いを楽しんだことはありません。
しかし、2人と対峙している今、確かに戦いを楽しんでいるようでした。
あか
アニメ『呪術廻戦』第19話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
TVアニメ『#呪術廻戦』第19話「黒閃」をご覧頂きありがとうございました!
追い詰められる伏黒・狗巻・加茂だったがそこに真希が参戦する。しかしそれでもなお、花御の圧倒的な戦闘力を前に窮地に立たされる。そこに、虎杖と東堂が割り込み…⁉次回第20話「規格外」もお楽しみに! pic.twitter.com/vlUD6kTvsQ— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) February 19, 2021
今回も相当なクオリティの戦闘シーンでした!
まだまだ各地で戦闘が続きそうなので、様々な戦闘が見られそうですね!
さらに盛り上がる『呪術廻戦』。
ますます目が離せません!
▼次回第20話も続けて読む▼