『呪術廻戦』第11話あらすじ・ネタバレ感想!奪われた命、これから奪う命。

『呪術廻戦』第11話

出典:『呪術廻戦』公式ページ

真人に追い詰められてしまった七海は、呪力の制限を解除して「十劃呪法・瓦落瓦落」を使い地下水路の壁を破壊し、がれきの雨を真人に食らわせて逃走します。

一方、虎杖は吉野と映画の話で意気投合し、偶然会った吉野の母親に家にまで招待されます。

夕飯を食べながら楽しい時間を過ごした虎杖と吉野。

吉野は虎杖との会話の末、自分に人は殺せないと再確認するのでした。

そんな中、夜中に目を覚ました吉野の母のもとには両面宿儺の指が…。

それにつられてきた呪霊に、母の命は奪われてしまいます。

大切な人を失った吉野の取った行動とは…!?

\\『呪術廻戦』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

『呪術廻戦』前回第10話のあらすじと振り返り

いじめっ子に散々ひどい目にあわされてきた吉野は、人間の美徳は無関心だと言います。

だけどそんな彼が欲しているのは復讐であり、矛盾しているかと悩む吉野に、真人はそんな吉野のすべてを肯定すると笑いかけます。

吉野の調査にあたることになった虎杖と伊地知。

作戦としては低級の呪霊に襲わせてその反応を見るというものです。

一方、七海は真人のアジトにたどり着き、正面から対峙します。

何度切ってもその魂が傷つかない限りは再生する強さを目の当たりにしてなお、七海は定時には上がると鋭く真人を見つめるのでした。

吉野の目の前に現れたのは学校の担任です。

険悪なムードになった瞬間、飛び込んできた虎杖がズボンを奪い去り、吉野を連れ出したのでした。

何度切っても再生してしまう真人に手こずる七海。

逃げ回るうちに、定時の18時を迎えようとします。

「ここからは時間外労働です」

そして、七海の呪力はどんどん増していくのでした。

【ネタバレ】『呪術廻戦』第11話あらすじ・感想

十劃呪法・瓦落瓦落

七海は呪力の解放をして、さらに自分の術式を真人に話し、開示することでさらに縛りをつけます。

全身を一気にばらばらにするのが最適だと、七海は「十劃呪法・瓦落瓦落」を使い、地下水路の壁を破壊します。

ほとんど相打ち覚悟の一斉攻撃だと真人は避けようとしますが、そこに七海はさらに足を切り落としにかかり、「一旦退きます」とその場を去るのでした。

あか

七海、あまりにもかっこいいです…!しびれちゃうな…!

夕焼けの河川敷

虎杖は吉野を河川敷に連れ出して、話を聞こうとします。

自分がどこまで聞いていいのかわからず伊地知に連絡を取ろうとしますが、電話に出ません。

吉野は真人から呪術師のことを聞いていて、仲良くしたほうがいいよと進言されていたのでした。

伊地知と連絡が取れない虎杖は、ストレートに吉野に映画館で何か見なかったかと問いかけます。

見てないよ、と答える吉野。

それに納得してもう聞くことないや、と笑いかけ隣に腰かける虎杖。

そこから映画の話で盛り上がります。

そして、今度おすすめあったら連れてってよと虎杖は連絡先を教えようとします。

そこに吉野の母親が通りかかり、明るい母親と気が合いそうな虎杖はすぐに打ち解け、夕飯に招待されるのでした。

あか

うわー、仲良くなってる…!何かのフラグじゃないといいなこのまま仲良くしてもらいたいです!

子どもの真人

真人はがれきの山の中からばらばらにすりつぶされても、魂が傷ついていないので元に戻れるようでした。

ようやく虎杖と連絡がついた伊地知は、監督立場としては大失態だと震えています。

七海は脇腹に傷を負ってしまっていたようで、すぐに戻って治療を受けようとします。

対峙した感覚からして、真人を子供だと判断した七海。

しかし、生きていたとしたら領域展開を会得するのも時間の問題だろう、一秒でも早く祓わないと取り返しのつかないことになると決意を固めるのでした。

あか

七海ケガしてるじゃないですか!やはり、それだけ真人は強敵ということですよね…!

命の価値

夕食の席で散々盛り上がる虎杖と吉野、それに吉野の母はうれしそうです。

いいお母さんだと笑う虎杖に、吉野は母との過去を振り返ります。

学校に行きたくないと言った吉野を、母は好きにしなと笑って許してくれた理解のある母なのでした。

吉野は、虎杖に「人を殺したことある?」と聞きます。

虎杖はないと答え、これから先もできるだけ殺したくないと言います。

一度殺してしまうと自分の選択肢の中に殺すという選択肢ができる、命の価値が曖昧になって自分の大切な人の価値までわからなくなるのが怖い、と言うのです。

人に心なんてないという真人に、確かに吉野は救われました。

でも自分が人を殺すことで母の魂が穢れてしまうのなら、僕に人は殺せないと吉野は思い直したのでした。

夜中に目を覚ました吉野の母。

その目の前には両面宿儺の指があり、それに引き寄せられた呪霊が真後ろで笑っていたのでした。

あか

あっ…えっ…そんな…悲しすぎる、あんないいお母さんがこんな形で…つらいですね。吉野のことを思うとやりきれないです…。

命の価値

吉野の母の遺体は下半身を失い、自室のベッドの上に寝かされ、失った下半身にはあるだけの保冷剤と氷嚢が敷き詰められていました。

七海に自分を連れて行ってくれと言い募る虎杖。

「自分が子どもだったから仲間のピンチに間に合いませんでしたなんてのはごめんだ」と言います。

しかし、それに七海ははっきりと「駄目です」と答えるのです。

改造した人間を使う相手。

いつか虎杖も人を殺さないといけない日がくる、それは今ではないと七海は説得します。

そうして虎杖は吉野の監視を任されるのでした。

吉野は、母の黒い服を着て家を出ます。

真人に両面宿儺の指について説明を受けた真人。

金と暇を持て余した人間に心当たりはないかい?と問われて、吉野は学校へ向かいます。

体育館では全校生徒が集められて表彰式が行われています。

真人は学校を包みこむように帳を張ります。

内からは出られないが呪力の弱い人間は外から入れるという代物です。

真人の目的は、虎杖に両面宿儺優位の縛りを課すのが目的のようです。

体育館の中では生徒たちが倒れ伏していきます。

吉野は担任だけを残して、証人とさせるつもりのようです。

吉野は自分をいじめていた主犯格に「あれをうちに置いたのはお前か?」と問いかけます。

しかし、返事を聞く気はないようで、吉野は質問の答えがイエスでもノーでも嘘を見抜く力はないので殺す気でした。

とどめを刺そうとしたところで扉が開き、虎杖が叫びます。

「何してんだよ順平!」

「引っ込んでろよ、呪術師」

吉野の背後に浮かぶクラゲは、壮絶な空間に似合わず静かに揺れるのでした。

あか

ああ!ほら!いやなフラグでしたね!せっかく仲良くなったのに結局ここで戦うことになってしまうのか…悲しい展開すぎて心が痛いです。

『呪術廻戦』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

こんなところで…こんな風にすれ違ってしまったらほんと悲しいですね。

次回は虎杖と吉野が真人の思惑通りになってしまうのでしょうか。

吉野、死なないといいんですが…。

次回のオープニングにまだ吉野はいてくれるのでしょうか、悲しくて怖いです。

でも続きは相当に気になりますね…!

\\『呪術廻戦』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

▼次回第12話も続けて読む▼