いつも通りギャンブルで散財したり、他人に金をゆすろうとしたりとクズ丸出しの邪神ちゃん。
メデューサの持ってきたリンゴを口にすると、人生で初めて恥を知ることに…。
魔界に帰れるかどうか花占いを始める邪神ちゃんが何気なく本棚を覗くと、そこには魔導書の下巻が!
ついに魔界に帰ることができるのでしょうか!?
目次
『邪神ちゃんドロップキック’』前回第8話のあらすじと振り返り
魔界のお祭りのため、メデューサたちがしばらく人間界に来ておらず、邪神ちゃんは元気がありません。
そんな邪神ちゃんを見て、ゆりねはゆりねなりに邪神ちゃんを心配し、励まします。
それが功を奏して、邪神ちゃんに元気が戻ってきます。
すると、魔界のお祭りを終えたメデューサたちが帰ってきました。
邪神ちゃんの心からの笑顔を見ることができたゆりねも嬉しそうに頬を緩めるのでした。
【ネタバレ】『邪神ちゃんドロップキック’』第9話あらすじ・感想
邪神ちゃん、錬金術師になる!?
今月の食費を競馬に費やしてしまった邪神ちゃん。
家族旅行に出掛けたメデューサが邪神ちゃんのために置いていった10万円が、たった3日で2,000円になってしまったのです。
金がないなら作ればいいと、自らを錬金術師と名乗り向かった先は、パチンコ屋。
そして案の定負け、邪神ちゃんに残ったのは飴ちゃん3つ。
店前でうなだれているところに、キョンキョンが通りかかりました。
「どうせまた負けたんでしょ」「ギャンブルって、胴元が勝つようになってるんだよ」と正論を言うランランに苛つく邪神ちゃんは、「飴ちゃんでも舐めて黙ってろ」とランランとキョンキョンの口に飴を放り込みます。
邪神ちゃんがゲスい心でキョンキョンにお金をせびろうとした途端、ランランに異変が起きます。
キョンキョンの胸元から飛び出したランランは、パンダの呪いが解け、元の姿に戻っていました。
きっといちごミルク飴が呪いを解いたのだと推測する二人に、邪神ちゃんはまたもゲスい心で、自分のおかげだからお礼、つまり現金10万円を寄こせと言い出します。
疑念を抱きもしない清い心のランランとキョンキョンは財布から10万を取り出そうとします。
しかしその瞬間、ランランがパンダの姿に戻ってしまいます。
もう一つ持っていた飴をランランに食べさせますが、今度は何も変化が起きません。
それでも「10万円を所望する」としつこい邪神ちゃんを無視してキョンキョンはランランを抱えて歩き出し、邪神ちゃんは錬金術に失敗するのでした。
meriko
恥を知る邪神ちゃん
雑誌に載っている服を見て「かわいい」と感嘆をもらすゆりねに、邪神ちゃんは「服を着るやつは弱い。弱いやつは恥ずかしい。つまり服を着るやつは恥ずかしい」と持論を掲げます。
そこにメデューサが注文しても数百年待ちは当たり前のエデンのリンゴを持ってやってきました。
さっそく切って食べてみる3人。
しかし、邪神ちゃんが突然「恥ずかしいですの」と震えだします。
服を着ていないことに恥を感じ始めたのです。
ゆりねは、リンゴが原因だと推測します。
服を着て再び登場した邪神ちゃんからは「服を着ていないやつは馬鹿だ」と、先ほどまでの自分を全否定する発言が飛び出しました。
その言葉にゆりねがツボに入ってゲラゲラと笑い出します。
さらに「生きていること自体が恥ずかしいですの」と恥ずかしがる邪神ちゃんに、ゆりねは大爆笑。
恥から逃れるために自害することを考え、メデューサを道連れにしようとする邪神ちゃんを「ゆりねちゃんドロップキック」で止めます。
そして邪神ちゃんを土に埋めると、不思議なことに恥なんて知らない服を着ない元の邪神ちゃんに戻りました。
meriko
聖なる日の天使たち
子供たちのクリスマス会のサンタ役としてアルバイトに来たぺこらでしたが、予算が足りず泣く泣く中止になったことを知らされます。
子供たちのためになんとかクリスマス会を開いてあげたいぺこらは、貯金箱を壊し有り金を確認しますが、15,000円では足りません。
そこで街に出たぺこらは、歌を歌って募金活動をするグループを見つけました。
天界で聖歌隊に入っていたぺこらは、これなら自分にもできると駅前で歌を歌いお金を募りますが、1円も集まりません。
そこにぽぽろんがやってきて、ぺこらは協力を仰ぎますが、どうして知らない子供のためにそんなことをしなきゃいけないのかとぽぽろんは断ります。
ぽぽろんの帰宅途中、ぺこらの言っていた児童養護施設を通りかかると、中から女の子が出てきて、ぽぽろんのことを「のえるちゃん」と呼びます。
アイドルを目指す女の子は「のえるちゃんみたいにみんなを笑顔にしたいの」「なれるかなぁ、アイドル」と目を輝かせます。
そんな少女の笑顔を見たぽぽろんは、ぺこらの元へ戻り、チャリティーライブと称して自分の曲を歌います。
そしてぺこらとぽぽろんは、管いっぱいになったお金を持って児童養護施設に寄付をしに行くのでした。
meriko
ついに邪神ちゃんが魔界に帰れる…?!
「帰れる、帰れない」と花占いをする邪神ちゃん。
ゆりねは帰還の呪文の載った魔導書・下巻を探してくれないし、今の邪神ちゃんの力ではゆりねを殺すこともできない。
魔界に帰りたくても帰れない邪神ちゃんは、一人悶々としていました。
ゆりねを殺せるほどの力を手に入れたい邪神ちゃんは、とりあえず本を読んで頭を鍛えることにしました。
本棚を見ると、なんとそこには魔導書の下巻が並んでいました。
中身を確認すると、帰還の呪文も書いてあります。
すぐにメデューサたちを召喚しました。
なぜゆりねはこのことをすぐに言わなかったのかという疑問が浮かび、驚かせようと出し惜しみしていたのではないかと予想する邪神ちゃんに対し、メデューサはゆりねは邪神ちゃんのことが大好きだから帰ってほしくないのだと考えます。
ミノスに「ゆりねちゃんとの暮らし、気に入ってんだろ?」と言われ、これまでのことを思い出しながら赤面する邪神ちゃん。
「私は」と言いかけたところでゆりねが帰宅しました。
テーブルの上にある魔導書を見て「それ見つけちゃったか」と呟いたゆりね。
ここで「次回、果てしない衝撃ととてつもない感動の最終回」というナレーションが入って終わりました。
meriko
『邪神ちゃんドロップキック’』第9話まとめ
1期再放送から半年かけてお届けしてきた邪神ちゃんも来週がいよいよ最終回!最後まで応援よろしくお願いいたします!#邪神ちゃんドロップキック #jcdk pic.twitter.com/CsYwtrdJH4
— 【6/6は666サバト】邪神ちゃんドロップキック (@jashinchan_PJ) June 1, 2020
次週、どうなってしまうのでしょうか!
邪神ちゃんは帰還の呪文によって魔界に帰ってしまうのでしょうか……!
悲願達成となりますが、それはそれで寂しいです。
魔導書を手にしたことを言わなかった本当の理由は何なんでしょうかね!?
気になることが満載です!
▼次回第10話(最終回)も続けて読む▼