『池袋ウエストゲートパーク』第2話あらすじ・ネタバレ感想!池袋に新たなカリスマが降臨して…?

『池袋ウエストゲートパーク』第2話あらすじ・ネタバレ感想!池袋に新たなカリスマが降臨して…?

出典:『池袋ウエストゲートパーク』公式ページ

「愛と平和の池袋」を守る池袋のトラブルシューター・マコト。

第2話では、そんなマコトの友人であり“Gボーイズ”を率いるカリスマ・キングの存在を脅かすように、もう1人のカリスマが降臨します。

“レッドエンジェルス”という組織を率いる尾崎キョウイチは、瞬く間にメンバーを増やし池袋で勢力を広げていました。

しかし、“レッドエンジェルス”には黒い噂があり…。

マコトとキングに、尾崎キョウイチがどのように関わっていくのか。

ストーリーがどう動いていくのかが楽しみです。

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『池袋ウエストゲートパーク』前回第1話のあらすじと振り返り

東京、池袋。

西一番街にある真島青果店の息子・マコトは、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど、警察では手出しできない問題を解決することで“池袋のトラブルシューター”と呼ばれていました。

そんなマコトのもとには日々やっかいな事件が持ち込まれますが、この日はマコトの友人であり池袋のカリスマである“キング”ことタカシがやって来ます。

タカシが連れてきた少女・ミオンは、違法ドラッグを使用した男が危険運転で事故を起こし、その被害者となった女性の娘でした。

ミオンは入院中の母親の仇討ちのため、違法ドラッグ販売店が入ってるビルに火をつけようとしていたところをGボーイズに保護されました。

ミオンと同じく「母一人子一人で育ったマコトなら、ミオンの気持ちがわかるのではないか?」と考えたタカシは、マコトに協力を依頼し、マコトはミオンと行動をともにすることになります。

マコトと旧知の仲である警察署長や地元の刑事から情報を得たり、仲間の天才ハッカーやGボーイズに仕事を頼んだりしてドラッグ販売店の裏を探ったマコトたちは、古びたアパートに辿り着きます。

アパートに潜入してみると、そこではドラッグのもととなる植物の栽培、いわゆるホームグローが行われていました。

マコトたちが証拠を掴んだことによって警察が合法的な捜査に踏み出せたため、ドラッグ販売店は姿を消し、無事にミオンの母親も退院しました。

事件は一件落着かと思われましたが、本当の黒幕はまだ顔を出していませんでした。

【ネタバレ】『池袋ウエストゲートパーク』第2話あらすじ・感想


ブラックバイト

ある日、池袋に1人のバレエダンサーが現れました。

突然、西口公園の野外劇場で踊り出した尾崎キョウイチは、その華麗なダンスで人々を魅了し“Gボーイズ”のキングに続く池袋のカリスマとして君臨するのでした。

キョウイチが率いる“レッドエンジェルス”は次々に仲間を増やし、あっという間に“Gボーイズ”と並ぶ組織に成長します。

しかし、“レッドエンジェルス”には黒い噂がありました。

その噂とは、「あるブラック企業に協力して働く若者を苦しめてるのではないか?」という疑惑でした。

「OKカレー」という飲食チェーンを展開している「OKホールディングス」は、安くて美味しくて満足いく量の食事を提供するために人件費を削減しています。

そのため、現場で働く若い社員やアルバイトたちは、低賃金のうえ厳しい労働環境に身を置く状況になっていました。

“Gボーイズ”のメンバーであり、「OKカレー」でアルバイトをしているマサルによると、「OKホールディングス」には憲兵と呼ばれる社員がおり、各店を回って問題のありそうなアルバイトたちに喝を入れていると言います。

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問題があるといっても、新人の小さなミスであったり、事情のある数分の遅刻であったり大したものではありません。

憲兵はそういったアルバイトを裏に呼び出し、体罰のようなことをしてました。

そして、残業代の未払いを訴えたり、退職しようとしたりと会社に歯向かうような人たちは、どこからともなく現れた屈強そうな男たちが集団で暴行を与えて黙らせると言うのです。

“Gボーイズ”の中にも「OKカレー」でアルバイトをしている者たちがいて、数々の情報が上がっていることもあり、タカシはマコトを連れて調査にあたることにしました。

その中でも気になるのが、暴行を担当している男たちが“レッドエンジェルス”なのではないかという情報です。

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マコトやタカシにとって、突如池袋で勢力を広げ始めた“レッドエンジェルス”は得体の知れない存在であり、彼らに疑惑を抱いてしまうのは致し方ないことでした。

マコトはマサルを連れて、“レッドエンジェルス”のもとへ向かいます。

“レッドエンジェルス”

マコトとマサルが“レッドエンジェルス”の根城に行ってみると、“レッドエンジェルス”の若者たちが目の前に立ちはだかります。

どうやらマコトのことを知っており、警戒しているようです。

一発触発の空気が漂う中、人懐っこそうな1人の男が出てきて、若者たちを制止します。

その男は他の若者たちとは違い、とてもギャングには見えない柔らかい風貌でしたが、“レッドエンジェルス”の2番手で天使長と呼ばれている磯貝トモミでした。

磯貝はマコトの名前や“Gボーイズ”のタカシと友人であることを知っており、何か用があるのかと気軽な様子で聞いてきました。

マコトは「凄いダンサーが池袋に現れたと聞いて会いに来た。」と言い、キョウイチとの接触を図りますが、キョウイチは不在だと言われてしまいました。

その場には緊張感が走るものの、マコトは何もなかったような雰囲気で帰って行きます。

そして、マサルはマコトと2人になると、会社への思いを語りました。

「ワルをしてきた自分が池袋に出てきて“Gボーイズ”に入り、やっと真面目に働くようになったことを喜んでいる家族を想うと、会社を敵に回す覚悟ができない。」と言うのです。

マコトもその気持ちには理解を示すのでした。

すると、近くで何か騒ぎが起きていることに気がつきます。

どうやら「OKカレー」のアルバイトが飛び降り自殺をしようとしているようです。

現場に駆けつけてみると、ビルの屋上に立っていたのは、マサルのバイト仲間で同郷の後輩であるミツキでした。

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刑事が引き留めようと呼びかけていますが、ミツキは耳を貸しません。

マコトの提案でマサルが呼びかけてみると、その必死な声に思いとどまろうかと表情を変えたミツキでしたが、近くで憲兵が見ていることに気づくと、ついに飛び降りてしまいます。

ビルの下で待機していた救急隊によって助けられ、命に別状はなく、無事に病院に運ばれていきましたが、一部始終を見ていたマサルは会社に立ち向かう覚悟を決めたのでした。

新たなカリスマとの邂逅

翌日、マサルが集団暴行に遭い、病院へ運ばれたと連絡が入ります。

マコト、タカシ、ヒロトの三人は、マサルのお見舞いのため病院へ向かいました。

マサルは複数の骨を折るなど大怪我を負っていましたが、元気な様子です。

隣のベッドには同じく入院中のミツキがおり、申し訳なさそうにしています。

マサルがミツキのことも“Gボーイズ”に入れてやってくれないかとタカシに話した矢先、あることが判明します。

それはミツキが“レッドエンジェルス”のメンバーであるということでした。

ミツキのお見舞いにキョウイチや磯貝、そして“レッドエンジェルス”のメンバーがやって来て、マコトやタカシは初めてキョウイチと顔を合わせます。

病室内には瞬時に緊張感が走りますが、マコトが磯貝に親しそうに話しかけたことで空気が変わり、両者は場所を変えて話をすることになりました。

実は、“Gボーイズ”が「OKホールディングス」と“レッドエンジェルス”の関係を疑っていたように、“レッドエンジェルス”もまた同じ理由で“Gボーイズ”を疑っていたのです。

それぞれがお互いに勘違いしていた事実を知り、自分たちを故意に仲違いさせようとしている存在がいると考えたマコトたちは、この件に関して結託することを決めました。

そして、マコトはマサルとともに「OKホールディングス」の記者会見に出向きます。

会見の内容は先日のミツキの自殺未遂騒動にはじまり、ブラック企業たる疑惑が続出しているといったものでした。

社長の大木は記者たちからの質問にしらばっくれ、過去に実際に自殺した社員の存在すら会社の美談として語りました。

記者として参加していたマコトとマサルは立ち上がると、マサルが暴行に遭ったことを暴露。

記者会見をかき回すことに成功します。

2人のカリスマ

その夜、マサルは再び屈強そうな男たちに囲まれます。

それはまさに先日暴行を加えてきた男たちでした。

1度暴行を受けたのにもかかわらず、記者会見をかき乱したマサルを潰しに来たようです。

しかし、これは予定通りの展開でした。

周囲の茂みに隠れていたマコトとタカシが率いる“Gボーイズ”、そしてキョウイチや磯貝が率いる“レッドエンジェルス”が、屈強そうな男たちを囲みます。

男たちの正体は、人間性の問題からどこのチームにも入れてもらえないフダ付きのワルでした。

“Gボーイズ”や“レッドエンジェルス”のようなカラーギャングを目の敵にしていた彼らは、むしろ意気揚々と戦いを挑んできます。

タカシ、キョウイチ、ヒロトや“レッドエンジェルス”のメンバーがそれぞれタイマンを張る中、1人の敵が刃物を振り回し、キョウイチの背後を狙いました。

それを見ていたミツキは松葉杖をかざして敵に襲いかかりますが、逆に刃物を向けられてしまいます。

最後はマサルがミツキを守ろうと敵に蹴りを食らわせ、ことなきを得ました。

タカシは勇敢な行動を取ったミツキに話しかけ、「“レッドエンジェルス”を辞めて“Gボーイズ”に入らないか?」と誘います。

するとキョウイチは、「ミツキは大事なメンバーなんだから冗談はよしてくれ。」と突っ込むのでした。

今まで居場所を感じられずにいたミツキは、キョウイチとタカシの言葉に感動します。

その後、「OKホールディングス」の憲兵達は逮捕され、社長の大木は急病で入院という理由で逃げ隠れしました。

とにかく1件落着し、この事件を通して交流を深めた“Gボーイズ”と“レッドエンジェルス”は、西口と東口をそれぞれ根城とし、池袋の街で共存することにしたのです。

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どこか緊張感をはらみながら…。

『池袋ウエストゲートパーク』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

“Gボーイズ”と“レッドエンジェルス”。

2つのチームが共存を決めた池袋の街。

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どこか緊張感をはらんだ関係性と、何かを危惧している様子のヒロトの表情が気になるエンディングでした。

マコトが磯貝から「いつでも“レッドエンジェルス”の根城に顔を出せるように。」と目印となるものをもらったことも、今後の展開に響くのか気になりますね。

次回第3話も楽しみです!

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