『池袋ウエストゲートパーク』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!混沌に陥った池袋に愛と平和は戻るのか?

『池袋ウエストゲートパーク』第12話(最終回)

出典:『池袋ウエストゲートパーク』公式ページ

「愛と平和の池袋」を守る池袋のトラブルシューター・マコト。

何者かによって事件の犯人に仕立てられ追われる身となりましたが、抗争を裏で操っているのは関西の組織・京極会だという情報を掴みます。

一方、抗争中の若者たちは武器を手に取り、西口公園での最終決戦へと着実に準備を進めていました。

タイムリミットが迫る中、マコトは真の黒幕に接触を図ります。

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いよいよやって来た最終回、シリアスな雰囲気で迎えることになりましたね。

物語の行方はもちろん、あるキャラクターの声を担当したスペシャルゲストの正体にも注目です。

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『池袋ウエストゲートパーク』前回第11話のあらすじと振り返り

ここ最近、Gボーイズとレッドエンジェルスの小競り合いが、池袋のあちこちで起きていました。

事態を収束させるため、マコトがトップ同士の会談を進言。

タカシとキョウイチも話し合いでの解決を望んでいましたが、レッドエンジェルスのメンバーが刺殺されたことで事態は急変します。

2チームの縄張りの境界であるサンシャイン通りを中心に抗争が始まろうとしていました。

マコトとタカシは現状を把握するために密会しますが、そこにレッドエンジェルスの若手で2人と顔馴染みのミツキがやって来ます。

明らかに様子のおかしいミツキは突然拳銃を取り出すと、タカシのことを撃ち抜きました。

血を流して路上に倒れるタカシに駆け寄ったマコトは、ミツキから奪い取った拳銃を片手に持っておりその瞬間を何者かに撮影されてしまいます。

この写真が出回ったことをきっかけで、犯人に仕立て上げられたマコトは池袋の街を逃げ回ることに。

タカシや母親など大切な人が倒れていき、昨日まで味方だった人々が敵になっていく中、マコトは真の黒幕の姿を追って奔走するのでした。

【ネタバレ】『池袋ウエストゲートパーク』第12話(最終回)あらすじ・感想


池袋を狙う組織

レッドエンジェルスの若手メンバーが殺害される事件が起きた直後、Gボーイズのトップであるキングことタカシが銃撃され、両チーム間で紛争が始まりますます混乱に陥る池袋の街。

何者かによってタカシ銃撃の犯人に仕立て上げられたマコトは、相変わらず数々の見張りの目から逃げ回っていました。

街中の監視カメラに映ることも避けながら、何とか公衆電話に辿り着きます。

日高組の構成員をしている友人のサルに連絡をすると、タカシを失ったGボーイズが日高組と組むというデマが出回っており、レッドエンジェルスがその対抗策として拳銃を仕入れているという話に。

さらに、裏の世界の事情に詳しいリンに調査を依頼すると、レッドエンジェルスに武器を流しているのは、関西系の組織・京極会だということがわかりました。

今までマコトが請け負ってきた事件の裏にいたのも、この京極会。

頭の吉松はずっと池袋の街に介入することを狙っていたようです。

どうやらマコトのそばには以前から京極会の人間が潜んでおり、現場工作員として動いていたようでした。

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リンが言うところの数ヶ月前とは、このアニメ開始時点の頃のようです。

マコトは自分を庇って車に轢かれた母親と、母親を見守ってくれている義妹・クゥの無事を知ると安堵しますが、あえて伝言などは頼まず2人の身の危険だけは回避するようリンに頼みます。

現場工作員が誰なのか目星がついているマコトは、拳を握り込み険しい顔で空を見上げました。

動き出す現場工作員

マコトは事故が起きた時のままの状態の実家に向かいます。

現場はGボーイズによって監視されていますが、その時はミツキと友人同士であるマサルが見張り番をしていました。

他の見張りが来る前にマサルと話したマコトは、その後もミツキが行方不明であることを知ります。

そして、未だ意識を失ったままのタカシが目覚めるのを待つことなく、Gボーイズのメンバーがチームごとに好き勝手に動いていることを聞かされました。

さらに、レッドエンジェルスだけでなくGボーイズにも拳銃が回ってきていることが判明。

出どころもわからず仕入れられた拳銃で武装し、今夜西口公園で最終決戦が行われると知ったマコトは胸を痛めました。

見張りが交代する時間になり、急いで店から逃げ出したマコトですが、後ろ姿を目撃されGボーイズのメンバーに取り囲まれてしまいます。

間一髪のところでマコトを助けに入ったのは、元Gボーイズのヒロト。

側近のクロウと共に活動の拠点を蒲田に移していたヒロトは、シャドウにやられた脚が完治してないにも関わらず、古巣の抗争が気になり手助けに来てくれました。

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シャドウを雇ったのがマコトだとわかっていながらも加勢してくれたヒロト、成長した姿で再登場しました。

一方その頃、レッドエンジェルスのメンバーたちは京極会の吉松から直接拳銃を受け取っていました。

実は、トップのキョウイチは武装することを良しとしていない様子で乗り気ではありません。

しかし、吉松の口車と磯貝のアドバイスに乗せられるかたちで、仲間を守るためにと受け入れようとしていました。

そんな中、磯貝のもとに公衆電話から連絡が入ります。

磯貝は電話の主が自分の予想通りマコトだとわかると、嬉々とした様子で話し始めました。

マコトはタカシと話し合いをすると伝えますが、場所は絶対に知らせません。

同席したいという磯貝を制止し、ただスマホだけ借りたいと頼みました。

磯貝はその依頼に快く応じ、2人は密会することに。

電話を切ると、磯貝はニヤリと口角を上げました。

天使長の素顔

人気のない場所で顔を合わせたマコトと磯貝。

磯貝はマコトのためにスマホを用意してくれていました。

マコトはありがたくスマホを受け取りますが、タカシとの話し合いに同席したがる磯貝を疑ってかかります。

そして、借りたスマホをゼロワンに教えてもらった通り手早く操作し、自身のスマホに仕込まれていたスパイアプリと同じものが入っていることに気づきました。

すると、磯貝は途端に表情を変え、マコトに拳銃を向けます。

マコトはすぐに応戦しましたが、磯貝は反対の手にスタンガンを持っておりマコトの首に押し付けました。

その場へ倒れ込んだマコトに、磯貝は再び拳銃を向けます。

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磯貝の正体は京極会の工作員でした。

もともと池袋の街に住んでいたという磯貝は、荒れた学校に通っており、いじめに遭い不登校になったそうです。

関西に流れ着いたのちに京極会に拾われましたが、学生時代の恨みは晴れず京極会に池袋を狙うよう促したのも磯貝だといいます。

レッドエンジェルスのメンバーの中には当時磯貝をいじめていた張本人たちもいるそうですが、本人たちは気づくはずもありませんでした。

Gボーイズとレッドエンジェルスをぶつけ合い、共倒れにさせようという作戦の1つとして、タカシやトラブルシューターのマコトを消すように命じられたと語る磯貝。

タカシやキョウイチよりもマコトを買っていると話す磯貝は、自分と組まないかと持ちかけます。

しかし、マコトがその誘いに応じるはずもなく、ついに磯貝は銃を発砲しました。

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磯貝の素顔が明かされ、マコトは倒れて昏睡状態に陥ります。

マコトが撃たれたその時、病院ではタカシが目を覚ましました。

「マコトはどこだ」

身体を起こすなり、そう言い放ったタカシは西口公園の最終決戦へと向かいます。

愛と平和の池袋

Gボーイズとレッドエンジェルスが一堂に会した西口公園。

まだ入院中なはずのタカシが現れたことで、その場は一時騒然とします。

タカシはキョウイチに向かって自分を撃ったのはレッドエンジェルスのミツキだと伝えました。

そして戦いを挑みますが、キョウイチは怪我人とやり合うつもりはないと冷たくあしらいます。

すると、タカシはキョウイチの顔面に一撃を先制し、2人は殴り合いを始めました。

聴衆が異様な盛り上がりを見せる中、野外ステージ上の巨大モニターが突然映像を流し出します。

その映像は、磯貝がマコトに素顔を明かし、京極会の工作員として池袋に来た経緯やいじめに遭っていた過去を話した現場を収めたものでした。

マコトが撃たれた場面も流れ、タカシやキョウイチ、その場にいた面々は驚きを隠せません。

正体が明かされてしまった磯貝も驚きの表情でステージを見上げます。

何よりの驚きは映像内で撃たれたマコトがその場に現れたことでした。

ステージ上で戦いをやめるよう語るマコトに、磯貝は再び拳銃を向け発砲します。

実は、磯貝の拳銃はマコトが撃たれる場面の直前にすり替えられており、弾丸は血糊が入った偽物になっていました。

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マコトは自分が参加した自主制作映画の監督をしていた友人に小道具の調達、そして以前依頼を受けたことのある動画クリエイターに撮影を頼み、あの場を切り抜けていました。相当な策士ですね。

裏切られたことがわかったキョウイチは磯貝を叩きのめそうとします。

マコトはそれを止め、再び一同に戦いをやめるよう語りかけました。

池袋署長の横山から西口公園に機動隊が向かっていると連絡を受けますが、「ガキだけで解決しないと意味がない」と時間稼ぎを頼みます。

一同はマコトの熱い声に心動かされ、武器を置こうという雰囲気に傾き始めました。

しかし、1人の少女が刃物を持って現れます。

紛争の中で兄が怪我を負ったことを恨んでいる少女でした。

彼女は泣きながら真っ直ぐにこちらへ走って来ます。

そんな彼女を優しく抱きしめるように受け止めたのは、タカシでした。

腹部に刃物が刺さり、タカシはその場に崩れ落ちます。

自分がダメだった時は、マコトがGボーイズの新たなトップとなるよう言い残して…。

機動隊が西口公園に到着すると、すでに人気がなくなっていました。

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空っぽの西口公園が戦いの終わりを示していました。

紛争が終結し、レッドエンジェルスは解散。

キョウイチは池袋の一線から退きました。

ミツキは監禁されていたところを発見され、無事だったようです。

磯貝は逮捕され、京極会の吉松も日高組にシメられた様子。

マコトの母親は無事に退院し、クゥと共に店頭に立っています。

そして、タカシも軽傷で済み、Gボーイズは存続。

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マコトのもとには、今日も新しい依頼人が現れます。こうして、「愛と平和の池袋」が戻って来たのでした。

『池袋ウエストゲートパーク』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

愛と平和の池袋で巻き起こる事件の数々、ここに1件落着です。

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バトルあり、コメディありの社会派アニメとなりましたね。

ラストシーンに登場した依頼人の声を担当したスペシャルゲストは、ドラマ版『池袋ウエストゲートパーク』でキングを演じた俳優の窪塚洋介でした。

みなさんはすぐに気づきましたか?

過去回に出てきたキャラクターやエピソードもたくさん登場し、最後まで楽しませてくれたアニメ版に拍手を送りたいです。

またいつか池袋のトラブルシューターと会える日まで…。

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