全世界で興行収入7億ドル超え、日本でも興行収入22億円超え、観客動員数約169万人と大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
ホラー映画興行収入歴代No.1!社会現象にもなりました。
続編とも完結編ともいえる『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』も公開されたこの機会に、子供時代のキャストたちを復習しておきましょう。
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目次
- 1.『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』主要キャスト
- 1.1ジェイデン・マーテル / 役:ビル・デンブロウ
- 1.2ソフィア・リリス / 役:ベバリー・マーシュ
- 1.3フィン・ウルフハード / 役:リッチー・トージア
- 1.4ジェレミー・レイ・テイラー / 役:ベン・ハンスコム
- 1.5ジャック・ディラン・グレイザー / 役:エディ・カスプブラク
- 1.6ワイアット・オレフ / 役:スタンリー・ユリス
- 1.7チョーズン・ジェイコブス / 役:マイク・ハンロン
- 1.8ビル・スカルスガルド / 役:ペニーワイズ
- 1.9ジャクソン・ロバート・スコット / 役:ジョージー・デンブロウ
- 1.10ニコラス・ハミルトン / 役:ヘンリー・バワーズ
- 1.11ステファン・ボガルト / 役:ミスター・マーシュ
- 1.12モリー・アトキンソン / 役:ソニア・カスプブラグ
- 2.『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の監督/脚本/スタッフ
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』主要キャスト
映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は『IT』の前編でもあり、子供たちが主役です。
中心は負け犬クラブことルーザーズクラブの7人と、殺人ピエロのペニーワイズ。
ここでは少年時代のルーザーズクラブメンバーと、そのほか演じた若い俳優を順にご紹介したいと思います。
ジェイデン・マーテル / 役:ビル・デンブロウ
- 弟のジョージーが行方不明になったことで、自らを責め続けている少年。
- 意志が強く、心の優しい少年で、ルーザーズクラブのリーダー的存在。
- 吃音をからかわれたりと、学校ではいじめのターゲットにされています。
ビルを演じるのは、ジェイデン・マーテル。
2003年生まれ、アメリカ・フィラデルフィア出身です。
日本では劇場未公開だった2014年の映画『Playing it Cool』で、主演クリス・エバンスの少年期を演じてスクリーンデビューしました。
出世作は同年公開の映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』で、その後『アロハ』『ミッドナイト・スペシャル』を経て、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のビル役で、世界的にも有名になったジェイデン。
ダニエル・クレイグ主演のミステリー映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』にも出演していて、日本上陸は2020年1月31に決定しています。
ソフィア・リリス / 役:ベバリー・マーシュ
- ルーザーズクラブ唯一の女の子。
- ボーイッシュでチャーミング、度胸もあり、負け犬たちにも優しいため、ルーザーズクラブの少年たち(特にビルとベン)も好意を寄せています。
- しかし、学校ではいじめのターゲットであり、家庭でも父親から虐待を受けているという、過酷な境遇に身を置いています。
演じているソフィア・リリスは、2002年生まれ。ニューヨーク出身。
いくつかの短編映画に出ていたソフィアは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が初の大作映画への出演でした。
今作で知名度が急上昇したソフィアは、アメリカで長年愛され続けている児童小説「少女探偵ナンシー」の新しい実写化映画『Nancy Drew and the Hidden Staircase(原題)』で、主役のナンシー役に抜擢されています。
フィン・ウルフハード / 役:リッチー・トージア
- ビルの親友で、とにかくよくしゃべるお調子者。
- 一度話始めたら止まらなくなるため、仲間たちに怒られるほど。
- 分厚いレンズの大きな黒縁メガネがトレードマークで、勉強は得意。
- 実はピエロが怖かったりします。
演じているのはフィン・ウルフハード。
ラストネームはウォルフハルド、ウルフハルドとも表記されます。
2002年生まれの、カナダの俳優兼ミュージシャンでNetflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でマイク役で大ブレイクしました。
フロントマンを務めていたバンド、カルプルニアは残念ながら解散することが発表されたばかり(2019年11月現在)。
細身で長身、手足も長いため、モデルとしても活動中。
お兄さんのニックも声優、俳優として活躍しています。
ジェレミー・レイ・テイラー / 役:ベン・ハンスコム
- ちょっと太めの転校生。
- 勉強や本が好きで、街の歴史を調べています。
- ベバリーに仄かな恋心を抱いていて自作の詩を送りますが、ベバリーは詩の書かれたラブレターを、ビルからのものだと勘違いしています。
- 身体的に一番酷いいじめに遭っています。
演じたジェレミー・レイ・テイラーは、2003年生まれのアメリカ人俳優。テネシー州出身。
『42 〜世界を変えた男〜』や『アントマン』『ジオストーム』などに出演。『アントマン』ではいじめっ子役でした。
日本では劇場未公開のホラー映画『グースパンプス 呪われたハロウィーン』では、主演を務めています。
ジャック・ディラン・グレイザー / 役:エディ・カスプブラク
- 喘息持ちで、潔癖症。かなりの怖がりの少年。
- 肥満で心配性の上、過干渉の母親が悩みの種です。
- やはりいじめに遭っています。
演じたジャック・ディラン・グレイザーは2003年生まれのアメリカ人俳優。ロサンゼルス出身。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で一躍有名になり、その後『シャザム!』では主役のビリーの親友となる足に障害のあるフレディ役を好演。
『ビューティフル・ボーイ』では、ティモシー・シャラメの少年時代を演じました。
ワイアット・オレフ / 役:スタンリー・ユリス
- ユダヤ系の少年で、ラビ(ユダヤ教の指導者で、優れた学者でもある場合も多いです)の息子。
- 猜疑心が強く、強迫性障害の気があります。
- ユダヤ人という理由で、いじめのターゲットになっています。
演じたワイアット・オレフは、2003年生まれのアメリカの俳優。シカゴ出身。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで、ピーター・クイルの少年期を演じています。
チョーズン・ジェイコブス / 役:マイク・ハンロン
- 両親が火事で亡くなったため、家業でもある祖父の屠殺業を手伝っています。
- 黒人であることで、いじめのターゲットになっていましたが、ビルたちに助けられたことでルーザーズクラブのメンバーになります。
演じたチョーズン・ジェイコブスは、2001年生まれのアメリカの俳優。マサチューセッツ州スプリングフィールド出身。
海外ドラマ『Hawaii Five-O』では、メインキャラクターであるルー・グローヴァーの息子・ウィルを演じています。
レギュラーではないものの、準レギュラーとも言える出番はあり、主役の一人ダニー・ウィリアムズの娘・グレイスとシーズン7から交際中のキャラクターです。
ビル・スカルスガルド / 役:ペニーワイズ
- メイン州デリーの下水道に潜み、27年周期で街に現れては事件を数多く起こしている殺人ピエロ。
- 子供たちにしか、姿は見えません。
- 子供がターゲットにされるのは文字通り恐怖を食い物にするためで、子供たちの方が大人より想像力があるため、恐怖をより感じるからとも言われています。
- 赤い風船をよく使い、子供たちを騙すのも上手いため、多くの子供が犠牲になっています。
- その本当の正体が明らかになるのは『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』までのお楽しみ。
怖ろしいピエロのペニーワイズを演じるのは、ビル・スカルスガルド。1990年にスウェーデン生まれました。
父親は名優のステラン、兄はターザンことアレクサンダーとグスタフ(ドラマ『ヴァイキング』のフロキです)、弟のヴァルダーも俳優で妹のエイヤも元モデルという、最強芸能一家スカルスガルド家の四男坊。
お兄ちゃんたちはこの弟が大好きで、プレミアなどではいつもニコニコして弟に構ってます。
北欧出身だからか透き通るような白い肌と、どこか憂いを帯びた容姿でもあるビル。
192センチという長身で、スタイルも抜群、大きなグリーンの瞳も美しいのです!
不気味なペニーワイズの中身は驚きのイケメン俳優なわけですが、演技力も当然素晴らしものがあり、演じる役の振り幅もかなり大きく、これからの活躍が楽しみな一人です。
ジャクソン・ロバート・スコット / 役:ジョージー・デンブロウ
- ビルの弟で、ある雨の日、黄色のレインコートを着て折り紙の船を持って遊びに行き、行方不明になりました。
- ペニーワイズの犠牲者。
- お兄ちゃんが大好きな、可愛い少年。
ニコラス・ハミルトン / 役:ヘンリー・バワーズ
- ベンやマイクたちに酷い暴行を加えている、不良グループのリーダーで警官の息子。
ステファン・ボガルト / 役:ミスター・マーシュ
- 娘を虐待している(性的虐待も示唆されていますが)ベバリーの父親。
モリー・アトキンソン / 役:ソニア・カスプブラグ
- 息子であるエディを精神的に束縛し、執着している太った女性。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の監督/脚本/スタッフ
監督:アンディ・ムスキエティ
アルゼンチンの映画監督で、1973年生まれ。
2008年に製作した短編ホラー映画『Mama(原題)』がギレルモ・デル・トロ監督の目に止まり、デル・トロ監督の製作総指揮で長編映画化した『MAMA』で、2013年ハリウッドで監督デビューを果たしたばかり。
世界的にも大ヒットしている少年漫画『進撃の巨人』の実写化ハリウッド版で、監督に抜擢されています。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の制作には姉であるバルバラの名前も。
脚本:チェイス・パーマー、ゲイリー・ドーベルマン
チェイス・パーマーは、今作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本が初クレジットのようですね。
対して、とにかくホラー映画の脚本が多いのがゲイリー・ドーベルマン。
大ヒットホラー『死霊館』のスピンオフ『アナベル』シリーズや、『死霊館』シリーズの始まりを描いた『死霊館のシスター』などの脚本を担当。
『アナベル 死霊博物館』ではメガホンも取っています。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』も、ゲイリー・ドーベルマンは脚本を担当しています。
脚本:キャリー・フクナガ
一度は監督に決まっていながら、製作費もろもろの折り合いが付かず、降板することになったキャリー・フクナガ。
チェイス・パーマーと共同で脚本を執筆していたそうです。
映画監督であり、脚本家であり、作家で撮影技師。
父親が日系アメリカ人三世、母親方にスウェーデン系の血が流れているそう。
英語、フランス語、スぺイン語に堪能な、俳優になれるんじゃないかというほどのイケメンです。
テレビシリーズ『TRUE DETECTIVE』シーズン1の監督を務め、一躍時の人に。
くりす
2020年公開の『007』映画第25作目である『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも、監督を務めます。
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
ドイツ系ユダヤ人で、イギリスの作曲家で指揮者。
2004年に映画音楽作曲家としてデビュー、2015年頃からの活躍がめざましいです。
『シャザム!』や『ヘルボーイ』『バニシング』、そして『ブレードランナー2049』などなど。
『ブレードランナー2049』はハンス・ジマーとの共作。
ハンス・ジマーが主宰する作曲家グループ「リモート・コントロール・プロダクションズ」に所属しています。
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