『ヒプノシスマイク』第10話あらすじ・ネタバレ感想！明らかにされた中王区の狙いと乱数に迫られた選択

ついに始まったディビジョンバトル1回戦は、MAD TRIGGER CREWの勝利という結果に終わりました。

1回戦、2回戦とそれぞれのリーダーの間にはお互いに確執を持っている模様です。

1回戦に続き、2回戦の様子が描かれる第10話。

エピソードのタイトルは「Today is a good day to die.（今日は死ぬのに良い日だ）」と不穏な雰囲気です。

さっそくあらすじと感想を解説していきたいと思います。

『ヒプノシスマイク』前回第9話のあらすじと振り返り

出典:『ヒプノシスマイク』公式ページ

ディビジョンバトルの決勝戦への参加者が中王区に集い、Buster Bros!!!とMAD TRIGGER CREWによる1回戦が始まります。

両者一方も譲らない展開が続きますが、食らったダメージをそのまま自分の攻撃力として蓄積していくラップアビリティを持つ左馬刻に対し、起死回生のカウンターを狙う一郎の反撃は叶いません。

最終的に左馬刻の一撃に一郎が倒れ、MAD TRIGGER CREWの勝利が決定するのでした。

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【ネタバレ】『ヒプノシスマイク』第10話あらすじ・感想

乱数に迫られる選択

Fling Posseと麻天狼による2回戦を前に、Fling Posseの楽屋には乱数の姿が見えません。

同時刻、乱数は中王区の無花果と会っていました。

乱数は自分の働きによってかつてのチームメイトが結託しないよう防いでいること、そもそも4人の決裂を引き起こしたとを主張します。

無花果は、乱数の前にあるものを取り出します。

それは相手の精神に直接攻撃ができる反面、出力が強すぎるあまり使い手の命をも脅かす「真正ヒプノシスマイク」でした。

寂雷のラップアビリティを手に入れるため、無花果は乱数に真正ヒプノシスマイクを使って洗脳するように命じます。

出典:『ヒプノシスマイク』公式ページ

乱数は無花果が「自分よりも寂雷を選んだ」と思い、愕然とするのでした。

Fling Posseの楽屋に戻ってきた乱数は、幻太郎から顔色の悪さを指摘されます。

どこか浮かない顔の乱数に、帝統は「自分の運（ラッキー）をチップにして心の中に賭ける」というルーティーンの話をします。

1回戦でMAD TRIGGER CREWの勝利に賭けていたからラッキーがあると言う帝統、楽屋でも筆を走らせ、新たな短編小説を書いているという幻太郎。

そんな自由なふたりを見て、乱数はチームが自由であることを眩しく感じます。

その脳裏には、「どうせ死ぬなら寂雷もろとも死んでやる」と懐に真正ヒプノシスマイクを忍ばせるのでした。

Fling Posse vs 麻天狼

いよいよ2回戦開始時刻になり、Fling Posseと麻天狼がステージに集結。

出典:『ヒプノシスマイク』公式ページ

真正ヒプノシスマイクを使う覚悟を決めた乱数のただならぬ雰囲気に、撮影しようとカメラを向けていたトムは何かが起こることを察知します。

無花果のコイントスにより、先行は麻天狼に決定。

独歩が先陣を切りますが、緊張からラップはめちゃくちゃになり、失敗してしまいます。

Fling Posseのターンになり、畳み掛けるようなラップから独歩、一二三のふたりを圧倒する帝統。

初手でふたりに攻撃し、アドバンテージを取ったことに、観戦していた一郎は驚きを見せます。

幻太郎の時間差攻撃により、一二三に大ダメージを与え、瞬く間にFling Posseが優勢に。

出典:『ヒプノシスマイク』公式ページ

続いて寂雷と乱数の順番となり、寂雷の攻撃を受けた乱数は、懐に隠し持った真正ヒプノシスマイクに手をかけます。

しかし、そんな乱数を止めたのは、乱数らしく勝とうと言う帝統、新しい短編小説の主人公が乱数であることを告げる幻太郎でした。

ふたりの言葉を受け、乱数が懐から取り出したのは真正ヒプノシスマイクではなく、いつも手にしている棒付きキャンディでした。

いつものような乱数らしいポップなラップを披露し、一二三はまたしてもダメージを受けます。

出典:『ヒプノシスマイク』公式ページ

乱数の雰囲気が変わったと指摘した一二三に「あれこそが彼の本性」と話し、寂雷はラップアビリティによって回復させます。

反撃する余地も与えず、今度はFling Posse3人で攻撃をし、寂雷と一二三を戦闘不能直前まで追い込みます。

乱数が寂雷のことを「ヒモとパラサイト社員のお守り」と揶揄した瞬間、それまで戦意喪失していた独歩がため込んだ鬱憤を晴らすかのように怒涛の攻撃を繰り出し、Fling Posseの3人は場外に吹き飛ばされます。

勝負には負けたものの、Fling Posseの3人はどこか晴れやかな表情を見せます。

どこか吹っ切れたような表情の乱数は自分の選択を後悔した様子もなく、「死ぬにはいい日だ」と呟くのでした。

『ヒプノシスマイク』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

#ヒプアニ 第10話をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました🙇‍♂️
明日以降は
■MBS　12/5（土）26:08
■テレビ愛知　12/5（土）25:20
■アニマックス　12/19（土）23:00
にて放送です。
放送エリアの皆さま、どうぞお楽しみに🙌https://t.co/6diiqY2DGF pic.twitter.com/JKoN6JTfJt

— 【アニメ】『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima (@hypnosismic_RA) December 4, 2020

2回戦は、Fling Posseの勝利かと思いきや、独歩の攻撃による麻天狼の逆転勝利に終わりました。

勝負の行く末はもちろんですが、追い込まれた乱数と乱数を救ったふたりの関係性も印象的なエピソードだったと言えるでしょう。

また、1回戦で勝利した左馬刻が妹の合歓の姿を中王区で見かけるという展開も今後の伏線になりそうな予感。

さらに寂雷のラップアビリティを手に入れるために洗脳を企てるなど、中王区の狙いが徐々に明らかになってきました。

いよいよ次回はMAD TRIGGER CREWと麻天狼の決勝戦。

果たして優勝チームはどこなのか、結末を見届けましょう。

▼次回第11話も続けて読む▼

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