白衣の天使に憧れて看護師になった元ヤンの新米ナース・立花はるか(中条あやみ)と、婚活に必死のベテランナース・三原夏美(水川あさみ)が織りなす、ドタバタでハートフルな痛快お仕事ドラマ『白衣の戦士!』がスタートしました。
白衣の天使が懸命に頑張る白衣の戦士かと思いきや、主人公の立花はるかはバリバリの元ヤンです。
これはどちらかというと、戦士が白衣を着たという方が正しいのでは…そう思いました。
しかし、立花はるか、三原夏美の2人が、恋に仕事に頑張る姿は、まさに『白衣の戦士!』といえるでしょう。さっそく、第1話をレビューします。
目次
『白衣の戦士!』第1話あらすじ
はるか(中条あやみ)は、四季総合病院・外科病棟で働き始めたばかりの新米ナース。
実は“元ヤン”で、度胸と根性には自信があるはるかだったが、やる気が空回りしがちで、指導係の夏美(水川あさみ)から叱られてばかり。
しっかり者の同期・斎藤(小瀧望)とは差がつく一方だ。
そんなはるかが初めて担当することになった患者は、腸閉そくで入院中の高校生・潤也(鈴木仁)。
潤也は、病院でタバコを吸おうとしたり、医師の柳楽(安田顕)の指示を無視して固形物を食べようとしたりと、問題行動ばかり起こしていた。
はるかは思わず潤也とバチバチになるが、看護師長の本城(沢村一樹)から、潤也の母・智子(富田靖子)がほとんど面会に来ていないことを聞かされる。
潤也の反抗的な態度の原因が母親にあるのではないかと思ったはるかは、智子の職場へと乗り込んでいくが……。
一方、「35歳までに結婚退職!」を目標に婚活に励んでいた夏美は、ハイスペックなお見合い相手・里中(田中幸太朗)からデートに誘われて有頂天に!
「結婚したら仕事は辞めて家庭に入ってほしい」という里中の言葉に、二つ返事で承諾してしまう。
そんな中、潤也が病院からいなくなってしまった!!
出典:ドラマ『白衣の戦士!』公式ページ
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【ネタバレ】『白衣の戦士!』第1話の感想
ナースだって人間です
念願のナースになった立花はるか(中条あやみ)は、自由奔放で非常に前向き積極的なのですが、大いに失敗を繰り返し、三原夏美(水川あさみ)をはじめ、周囲のナースに怒られまくります。
こういうところは、過去のナース系お仕事ドラマでもありました『ナースのお仕事』とかをすぐに思い浮かびますよね?
ではどこが違うのでしょうか…そう、立花はるかは元ヤン。
そのせいで、許せないことがあると、髪が逆立ってキレちゃいます。
こういうところを見ると、新しい感じがしますね。
そんな元ヤンは職場で彼氏などできることはない!と、はるかは言います。
それどころか、はるかは同期の優秀な男性新米ナースの斎藤光(ジャニーズWEST 小瀧望)に敵意メラメラで恋愛どころじゃありません。
一方、立花はるかの教育係をしている夏美は、ナースの仕事をしながら、婚活に全力投球しています。
結婚相談所に通い、やっといい人と巡り合うことができ、そのままナースの仕事を辞めようとさえ思っています。
なんとなくですが…きっとうまくいかないんでしょうね。
看護師長の本城昭之(沢村一樹)が夏美に恋心を抱ているのは、外科医の柳楽圭一郎(安田顕)の突っかかり具合からわかります。
夏美がデートをすると分かれば、ナース仲間の小野貴子(鈴木紗理奈)や村上真由(片瀬那奈)は根ほり葉ほり聞こうと詰め寄ります。
白衣の天使と呼ばれたナースも、怒りますし恋もしますし、人の恋路が気になったり、できる人をライバル視するものなのですよね。
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すれ違う母と子
入院患者の1人、細川潤也(鈴木仁)はいわゆる不良生徒だったみたいです。
そのせいで、はるかがイラッと来るようなことを言ったり、病室から抜け出して仲間とタバコを吸おうとしたりし、ナースたちを困らせていました。
当たり前ですが、病院でタバコを吸おうと誘ったり、そこを飛び出してご飯やカラオケに連れ出し「早く抜け出して来いよ」という友達は、友達ではありません。
潤也が問題を起こす一端には、旦那が家を出ていってしまったことで、女手ひとつで自分を育てる母親・細川智子(富田靖子)との葛藤があります。
入院の手続き以来、智子は潤也の見舞いに来ないことで、はるかは冷たい親だと思い込み、ひとこと言おうと職場に足を運びました。
しかし、息子に冷たい母親ではなく、入院費や生活費を稼ぐため、仕事を掛け持ちして必死に働いていることを知り、はるかは智子に対しての認識を改めます。
そして潤也も、そんな母親の姿を見て、自分が母親から大切にされていることを知り、涙を流すのでした。
これもドラマではよくある親子愛の形です。またこれか…と思うことはありません。
子を想う母の姿は不変することはないんですよね。
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人の命を預かる重要な仕事です
入院患者の田中佐和子(立石涼子)は、穏やかな年配の女性です。
しかし、入院生活が長いのでしょう。外に咲いた桜を見るまで、殺風景な院内で何となく元気がありませんでした。
その田中さんがある時、点滴を自分で早く落とし、発作を起こすという騒ぎを起こしてしまいました。
最後に点滴を取り換えたはるかは、点滴を落とすペースをちゃんと確認していなかったことを疑われ、はるかも確実にしたと言えない状態でした。
急変したときも、はるかは動揺して何もすることができません。そして命を預かる大変な仕事だと、夏美に厳しく怒られます。
実際にいたら大変なナースです。訴訟問題になります。ドラマだから許されることですね。
では、はるかに対していつも笑顔を見せていた田中さんがどうしてこのような行動をとったのでしょうか。
娘夫婦が孫を連れて見舞いに来ることがわかっており、点滴があると孫を抱っこすることができないから、これを早く終わらせるために早めたみたいです。
結局はるかは、これを自分のせいのままにしておこうとします。
たまたまこの会話を聞いた本城は、このことを夏美に話すと、夏美もはるかに「ナース失格」とまで言ったことを反省。
しかし、はるかは落ち込むことなく、また前向きにナースの仕事に取り組んでいきます。
確かに大変な仕事です。しかし、それは看護師という仕事に限りません。
大事なのは、失敗をきちんと反省し、成長してまた頑張ろうという「心意気」だなあと思わされました。
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まとめ〜人にありがとうと言われる仕事〜
✨🏥#白衣の戦士 第1話🚑✨
ご覧いただきありがとうございました‼️
病室シーンの撮影の合間、3人で仲良く記念撮影しました🎵✨
次週4/17(水)放送の第2話もお楽しみに❣️#中条あやみ #水川あさみ #鈴木仁#日テレ #水ドラ #水曜よる10時 pic.twitter.com/xx5WnfjwL9— 【公式】水曜ドラマ「白衣の戦士!」4月水曜よる10時スタート (@HAKUI_ntv) 2019年4月10日
細川さんや田中さん、色々な患者さんがこれからもたくさん出てきます。
その人たちとどう向き合い、ナースとして成長し、元ヤンという特徴を生かした活躍をしていくのか、今後の立花はるかに期待大です。
また、三原夏美は無事に婚活を終えることができるのか、ラブストーリーとしても必見といえます。
次週の第2話も楽しみです。
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