『初めて恋をした日に読む話』第9話あらすじ・ネタバレ感想!順子への告白ラッシュ…選ぶのはどっち?

ドラマ『初めて恋をした日に読む話』第9話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『初めて恋をした日に読む話』公式ページ

火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』ドキドキの第9話。

センター試験まであと2ヶ月を切り、匡平(横浜流星)の受験もいよいよ大詰め。

第8話でロシアへの転勤を言い渡された雅志(永山絢斗)もついに動き出します。

そして匡平がついに18歳の誕生日を迎えるのです!

それではさっそく第9話のレビューを書いていきたいと思います。

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『初めて恋をした日に読む話』第9話あらすじ


順子(深田恭子)は、匡平(横浜流星)が休んでいた遅れを戻すため、順子の部屋を開放して美香(吉川愛)、牧瀬(高梨臨)と一緒に勉強会を開いていた。

そこに突然雅志(永山絢斗)が現れた。

いつになく思いつめた様子の雅志に、順子は匡平のこと、牧瀬のことを聞き出そうとするが…。

『初めて恋をした日に読む話』第9話あらすじ①

12月になり、親戚の結婚式があり久しぶりに親戚が集合し、帰りに春見家に立ち寄った。

話すことは、30歳過ぎていまだ未婚の順子と雅志の結婚話に…。

いたたまれなくなった順子と雅志は、順子の部屋へ避難するが、そこで雅志は順子に決死のプロポーズをする。

新年を迎え、新学期になった南高校には、心機一転し受験に本腰を入れた匡平が登校してきていた。

山下(中村倫也)は、匡平の受験に向かう姿勢を褒め励ますが、匡平は前から気がかりだったある事を山下に聞いてみる。

いよいよセンター試験まであと7日となった。

センター試験前の塾での授業を終えた順子は、匡平と美香に連絡先を教える。

『初めて恋をした日に読む話』第9話あらすじ②

一方、「ハングリージャングル」で匡平と美香に勉強対策をしていた牧瀬の勉強会も最後の日となった。

しかし牧瀬が席を外した時に、ゴリさん(皆川猿時)から雅志と順子が結婚すると聞いた匡平は…。
出典:『初めて恋をした日に読む話』公式ページ

【ネタバレ】『初めて恋をした日に読む話』第9話の感想

ポンコツ雅志(永山絢斗)の覚醒

他の2人にすっかり差をつけられてしまっている雅志さん(永山絢斗)は、ロシアへの転勤を言い渡され、さらにピンチを迎えます。

もはやモタモタしている場合ではありません。

一方、山下くん(中村倫也)は、学校で由利くん(横浜流星)の父親の菖次郎さん(鶴見辰吾)に頭を下げられていました。

山下くんは、

「俺じゃなくて匡平くんと本音で話してください。彼が子供でいられるのはあと少しです」

と伝えます。

順子さん(深田恭子)と由利くんは休んでいた分を取り戻すだけでなく“大逆転”するために、えとみか(吉川愛)や牧瀬さん(高梨臨)と共に順子さんの家で補習をすることになりました。

牧瀬さんはこれまでのぶりっ子キャラをやめて鬼講師に豹変し、由利くんをビシビシ指導します。

そんな時に雅志さんが順子を訪ねてきます。

「実家でもいとこなら連れ込めるのか……」

そんな牧瀬さんのつぶやきに、早生まれでまだ17歳の由利くんは気が気でなりません。

補習はお開きになり、順子さんと雅志さんは二人きりになります。

「牧瀬さんとはその後なにもないの?雅志にはあれぐらいはっきりした人が似合う」

と話している順子さんに雅志さんは突然のキス!

ついに雅志さんが目覚めました。

その後の順子さんがナイスリアクションです。

「わ~!悪霊退散!雅志から出ていけ!」

とピコピコハンマーで雅志さんを叩く順子さん。

なんてかわいらしいのでしょうか。

「俺は正気だ!順があまりにも気づかないから…」

順子さんは事態を把握できません。

順子さん「一旦寝よう。何かの間違いだ」

雅志さん「間違いでもなんでもないから」

雅志さんは順子さんを抱きしめてから帰っていきました。

帰っていく雅志さんを目で追いながら順子さんは唖然としたまま一言。

「……誰?」

視聴者側も同じ意見です。

それができるなら最初からやっておけば良かったのに!

父子の時間

由利くんが帰宅するとお父さんが待っていて、

「お母さんのこと、お前にはしなくていい想いをさせてすまなかった」

と頭を下げられます。由利くんはビックリ。

「だが、仕事でも何のことでも厳しい選択をしなければならない時があるんだ」

というお父さんに由利くんは

「俺は両方取りに行く」

とまっすぐな目で宣言します。

がんばれ由利くん!

雅志(永山絢斗)の告白

センター試験まで34日。

雅志さんと順子さんは親戚の結婚式に参列していました。

もちろん話題は2人の結婚の話ばかり。

とうとう2人が結婚すればいいという話にまでなりました。

独身アラサーには地獄の親戚の集まり。

順子さんは自分の部屋に逃げ込みます。

そこへ雅志さんも避難してきました。

雅志さんは「この間はごめん」と謝りつつも、自分の気持ちを順子さんにぶつけます。

「ロシアに一緒に来て欲しい」

「とにかく順が誰かのものになるかと思うと気が狂いそうなんだ」

「誰にも渡したくない。好きだ」

「好きだ、結婚してくれ」

怒涛の告白&プロポーズです!

何も言葉が出てこない順子さんに対して

「返事は今じゃなくていい。少しは俺で悩め。」

と言い残して部屋を出て行きました。

この話を西大井さん(浜中文一)とのデート中に聞きつけた美和さん(安達祐実)は、デートを切り上げて順子の元へ駆けつけます。

“ヘタレポンコツ仙人間近の男”がキスしてプロポーズまでしたことに、美和さんはテンション高めです。

「八雲に死期でも迫ってんのかな?」

と、心配する美和さん。

なんとなく気持ちわかります。

雅志さんとどういう顔をして会ったらいいのかわからない、親戚付き合いもしにくくなるし…という順子さんに美和さんは喝を入れます。

「相手のこと考えるフリなんかしないで、正直に接すればいいじゃん!八雲だってあの山下くんだって相手は捨て身で向かってきたんだよ。ちゃんと気持ちに応えたいって思ったことないの?」

確かに、まっすぐに気持ちを向けられただけでなく、2人は順子さんのためにたくさん身を費やしてきました。

「しっかり悩んで、しっかり選びな。どっちにするのか。

ここは、雅志さんと由利くんの“どっち”にするのかという意味ですね。

そろそろ順子さんも考える時です。

牧瀬さんには、由利くんに対してにんじんをぶら下げて夢見させてやる気を出してあげればいいと言われます。

順子さんさえ本気にならなければいいと。

順子さんにはなかなかハードルが高い手法です。

体調管理も受験勉強のうち

1月3日。

センター試験まであと15日。

順子さんと由利くんは初詣に出かけます。

3日なら神社に人も少なく、風邪をもらう心配も少なくて済みます。

由利くんはこの日のために年末は外に出ずに勉強していました。

順子さん「本当がんばったね、ゆりゆり」

由利くん「全部、春見のおかげ」

順子さん「東大に行くって決めたゆりゆりがすごいんだよ。逃げることだってできたのに。何を選ぶのかで人生決まるんだよね。」

由利くん「俺は、春見を選んだんだよ」

出ました。由利くんのキラーワード!

17歳が発していると考えると、末恐ろしいです。

順子さんは、由利くんの目を騙すことなんてできないと感じます。

運命のセンター試験

学校が始まり、山下くんから、あの夜順子さんとは何もなかったと聞かされ、懸念事項が一つ解消されたのもつかの間、放課後に順子さんが雅志さんからプロポーズを受けたと聞かされ由利くんは動揺してしまいます。

その順子さんと雅志さんはレストランで食事をし、順子さんは雅志のことは“ただの一度も”そういう風に考えたことはなかったけど、ちゃんと考えるからもう少し時間が欲しい、と正直に打ち明けます。

雅志さんは俺のことを考えてくれるのが嬉しいと喜びます。

不憫な雅志さん。

順子さんが帰宅すると、由利くんから今すぐに会いたいと留守電が入っていました。

着信から何時間も経過していました。

塾に駆け付けると、由利くんが寒空の下で待っていました。

具合が悪そうで、なんと発熱していました。

「結婚するって本当?」

由利くんはそれだけを確かめたくて待っていたのでした。

あんなに気をつけていたにも関わらず、由利くんはセンター試験直前に体調を崩してしまったのです。

いよいよセンター試験が始まります。

試験問題を見る限り、由利くんは合格ラインを突破できそうですが、彼の体調は万全ではありません。

心配した順子さんが会場に迎えに行く中、山下くんも駆けつけました。

「あいつなら大丈夫だ。もしダメでもその先の人生どう生きて行けばいいか、春見を見てきていればわかるはずだ。」

山下くんも相変わらず順子さんに優しい言葉をかけます。

試験を終えた由利くんを出迎えて、あまり手ごたえを感じていない様子の彼にも山下くんは、

「”がんばった”でいいんだよ、こういう時は。」

と優しく声をかけます。

由利くんはとても良い先生たちに恵まれました。

自己採点の結果は、去年の足切りラインギリギリの点数でした。

ゆりゆり(横浜流星)18歳の誕生日

2月3日、ついに由利くんが18歳の誕生日を迎えました。

順子さんとお父さんや仲間たちが由利くんのためにサプライズパーティーを開いてくれ、久しぶりに由利くんの顔に笑顔が浮かびます。

パーティーの後、順子さんはプレゼントとして鬼の面をつけゲン担ぎとして豆をまけと言います。

実際の33歳がやったら痛いだけですが、順子さんならただかわいいだけです。

しかし、由利くんは豆を投げずに順子さんに近づき…

「好きです。好きです。先生のことが、好きです。」

と、告白します。

順子さんはお面をかぶって立ったまま。

由利くんはそのまま順子さんを抱きしめます。

すると、順子さんの手も由利くんの背中に回りました。

「絶対合格して。」

そしてそのまま部屋を出て行きました。

順子さんは“にんじん”ではなく自然に手が動いたのです。

ちゃんと、気持ちに応えたいと心から思ってのことでした。

順子さんも覚醒しつつあるようです。

そして2月13日センター試験一次選抜発表の日。

由利くんは無事に通過していました。

東大二次試験

2月25日。

いよいよ二次試験の時がやってきました。

この日、雅志さんもロシア行きに向けて大事なレセプションを迎えていました。

雪でも嵐でも由利くんを会場まで連れて行くと言っていた順子さん。

時間になっても赤門の前に来ません。

すると、美和さんからの連絡で順子さんがバイクにはねられ病院に搬送されたとのこと。

命に別状はないものの、どういう状況かわからないから由利くんの判断に任せると言われます。

由利くんはここにきてとてつもない究極の選択を迫られました。

雅志さんは病院に駆けつけます。

順子さんはまだ手術中でした。

しかし、由利くんは自分を東大に合格させるために尽力してきた順子さんのことを考え、受験会場に向かったのでした。

まさか病院に行くのではとハラハラさせられましたが、順子さんのことを想うと受験することに決めてくれて良かったですね。

『初めて恋をした日に読む話』第9話まとめ

次回ついに最終回を迎えます。

由利くんは東大に合格できるのか?

順子さんをめぐる恋の行方は?

気持ちは由利くんに傾いていそうですが、どっちを選ぶのか気になりますね。

絶対に見逃せません!

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