『グランメゾン東京』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!運命のミシュラン発表!

ドラマ『グランメゾン東京』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『グランメゾン東京』公式ページ

『グランメゾン東京』の最終回は、ミシュランの審査です。

マグロ料理を押していきたい尾花(木村拓哉)に対して倫子(鈴木京香)も魚料理を提案します。

果たして、グランメゾン東京は三つ星を獲得することができるのでしょうか。

それでは、ドラマ『グランメゾン東京』第11話(最終回)をネタバレありでレビューしたいと思います。

『グランメゾン東京』前回第10話のあらすじと振り返り

リンダ(冨永愛)が3年前の事件でナッツオイルを混入させたのが祥平(玉森裕太)だと雑誌で取り上げてしまい、祥平はフランス料理界から去らなければいけなくなりました。

尾花(木村拓哉)は祥平をグランメゾン東京に誘いますが、倫子(鈴木京香)や相沢(及川光博)は憤りを隠せず、祥平が戻ることに反対しています。

結果として、京野(沢村一樹)や尾花の説得もあり、一旦はゴーストシェフとしていてもらうことに。

リンダは、行方がわからなくなっていた祥平はグランメゾン東京にいると推測し、尾花に改めて忠告をしに来ました。

そこで尾花は新しいメインを食べに来てほしいとリンダを招待します。

当日になり、リンダの元に新しい料理を運んだのは祥平でした。尾花の指示だったのです。

リンダは、祥平がいる店には星は絶対につけさせないと譲りません。

それでも祥平は、尾花やみんなに今の想いを聞かれ、グランメゾン東京でみんなと働きたいと涙ながらに懇願します。

そして、祥平の想いを聞いた尾花たちは受け入れるのです。

ドラマ『グランメゾン東京』第10話あらすじ・ネタバレ感想!祥平がグランメゾン東京の一員に!?

【ネタバレ】『グランメゾン東京』第11話(最終回)あらすじと感想

マグロ料理との格闘

ミシュランの審査まで2週間となった時、尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)たちは寿司屋にいました。

尾花はどうしても禁断と言われているマグロをフランス料理に使いたいのです。

フレンチは加熱することが基本なので、鉄分と酸味、いわゆる血の旨みでできているマグロは不向きなのです。

倫子は、「難しいし何度も失敗しているならばもうやめよう」と尾花に言います。

どうしても三つ星が欲しい尾花は、独創的で今までにない料理と思わせることが大事だと主張します。

そのせいで他の料理は相沢(及川光博)や祥平(玉森裕太)に任せきりになってしまい、尾花のアイデアが入らなくなっています。

みんなで考えて最高の調理法を生み出し、最高の料理を提供することがグランメゾン東京のコンセプトのはずですが、尾花は聞く耳を持ちません。

そして、尾花は祥平に「お前がスーシェフになれ」と言います。

さらに尾花は、まぐろ料理に集中したいために倫子に魚料理を考えるように言い、倫子はその挑発に乗りました。

倫子が使用するのはハタです。

自分の料理に自信がなかった倫子ですが、試作料理を尾花たちに食べてもらい自信がつきました。

尾花は倫子がここまで成長していることに驚きました。

ミルトモライター

尾花が少し涙を目に溜めながら笑っていた姿が良かったです。

顔は上げませんでしたが、尾花は倫子に「そのハタの料理で三つ星が取れると思う?」と問いかけると、倫子は分からないと言いました。

首を傾げた尾花は、1つ星と2つ星の時はハタの料理でいくと言いました。

しかし、3つ星の審査の時には尾花のまぐろ料理を出すと言うのでした。

gakuの危機

galiのオーナー江藤(手塚とおる)は、丹後シェフ(尾上菊之助)を解雇して新しいシェフを雇いましたが、それが裏目に出て不協和音が生まれ始めていました。

今まで丹後の元で料理をしていた人たちは、新シェフ結月(馬場徹)の指示には従うことができません。

江藤にも不満が出てきてしまい、しかも結月は勝手に新しいスーシェフも連れて来ました。

そして、とうとうミシュランの審査まで7日間となった時に、gakuの従業員が全員辞めてしまったのです。

追い詰められた江藤でしたが、なんと丹後が土壇場で帰ってきてくれました。

残りの期間でミシュランの審査に間に合わせないといけませんが、丹後が戻ったことによりgakuは再び一体感を取り戻し、勢いを取り戻すのでした。

尾花(木村拓哉)の転機

グランメゾン東京に、ある日電話がかかってきます。

閉店後でしたので驚きましたが、電話の主は尾花が元々在籍していた料理店のランブロワジーからでした。

内容は、東京オリンピックに間に合わせてランブロワジーが姉妹店を作るため、そこで尾花にシェフをしてもらえないかという話だったのです。

尾花は3年前の事件で、ランブロワジーから見放されていました。

しかし、ナッツオイル混入が尾花の失敗ではなかったということがリンダの記事で広まったため、手のひらを返して誘ってきたのです。

尾花は「行かない」と京野(沢村一樹)に伝えました。

ミルトモライター

マグロのためだと言いますが、尾花は本当は行きたい気持ちを我慢していようにも見えます。

ミシュランの審査

ミシュランの審査まで残り数日となった時、京野があることに気づきました。

1つ星の審査の時にやってくるのは初来店のおひとり様のはずなのに、予約が入っているのは常連さんだけなのです。

このことを聞いた尾花は、すぐにリンダの仕業だと気づきました。

そこで尾花は、リンダのいるホテルに出向き、改めて説得します。

本来のリンダは、自分の舌に自信を持ち、必ず舌で確認するという人なのを尾花は知っています。

それなのにリンダはなぜそこまでして忖度するのか、尾花は問いただします。

実は、リンダのオーナーがナッツオイル混入事件に関与している人物が普通にフランス料理に関わっていることに怒り、リンダに重圧をかけてきていたのです。

尾花は、逃げずにグランメゾン東京の料理を食べに来てほしいとお願いします。

リンダは最近、今まで以上に感動した料理にしばらく会えていませんでした。

尾花は、No.1の感動する料理を出すことを約束します。

必死に説得してきた夏樹の想いにこたえて、リンダはグランメゾン東京に訪れました。

一通りのコース料理を堪能したリンダは涙を流し、グランメゾン東京の料理に感動したのです。

ミルトモライター

リンダの涙は初めて見ましたし、この瞬間にグランメゾン東京を認めたことが画面越しに伝わる良いシーンでした。

倫子は「星を取れるか?」と聞くと、リンダは自信満々に「取れる」と言い切りました。

それから少しして、ミシュランの審査員と思われる人の予約が入りました。

一方のリンダはオーナーの怒りを買ってしまい、業界から追放されてしまいました。

それでもリンダは「私が正しいことはグランメゾン東京が証明する」と強気の姿勢を崩さずに去っていきます。

ミルトモライター

最後の最後でリンダがかっこよすぎる!

尾花は3つ星の審査の時に出すマグロ料理を完成させていましたが、トラブルが重なり倫子は自分のハタの料理を出すことにしました。

尾花に「その料理で3つ星が取れると思っているのか?」と質問されると、倫子は「取れる」と言いす。

その言葉を聞いた尾花は、「俺はもうここの人間じゃない。勝手にしろ。」と言い捨て、グランメゾン東京を去りました。

ミシュランの発表会

ミシュラン発表会の当日、尾花は会場に来ませんでした。

ですが、倫子たちに内緒で裏側から尾花は会場に来ています。

星を獲得した店舗が発表されていく中、いたたまれない表情で尾花でしたが、歓喜の瞬間が待っていました。

3つ星のお店の発表の時、gakuが呼ばれることはなく、なんと最後にグランメゾン東京が呼ばれたのです。

夏樹も涙を流し、受賞した倫子は尾花の元に急ぎ抱き合いました。

ミルトモライター

もらい泣き必至!尾花の感極まった涙は胸がギュッと掴まれました。

『グランメゾン東京』第11話(最終回)まとめ

尾花は倫子に対して放った、二人で他のお店や世界のお店で星を奪っていかないかという言葉はプロポーズに感じました。

今まで尾花は告白こそしなかったものの、本当の気持ちは料理でずっと伝えてきていたのかなって感じました。

本音を言い合える二人だからこそ、この先の続編や映画化を希望する声も多いです。

ぜひそうなってくれると嬉しいですね。