『極主夫道』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!余命3ヶ月?の龍がやりたいことを町のみんなが叶える

『極主夫道』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!余命3ヶ月?の龍がやりたいことを町のみんなが叶える

出典:『極主夫道』公式ページ

龍(玉木宏)は、向日葵の誘拐犯に指定された山小屋に辿り着きました。

誘拐犯は龍を恨んでいる渡瀬一家の仕業だと思われます。

龍は向日葵(白鳥玉季)のために命を投げ出す覚悟でした。

しかし、龍の前に現れた犯人は意外な人物で…。

後日、龍は熱を出して寝込んでしまいます。

熱は次の日に下がりましたが、今度は腹痛に襲われました。

龍は病院で精密検査を受けることになります。

偶然にも診察を待っていた田中会長(MEGUMI)は、龍の診断結果について「持ってあと3ヶ月」という医師の話を聞いてしまいました。

龍が余命3ヶ月だと聞いた火竜町は大騒ぎに。

住民たちは龍の「やりたいこと」のために立ち上がるのでした。

心温まるラストが待つ最終回です!

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『極主夫道』前回第9話のあらすじと振り返り

ある日向日葵(白鳥玉季)は、クラスメートをケガさせたり、学校をサボったりするなど突然ヤサグレ始めます。

それが龍と向日葵の間に遠慮がちになってしまう壁があることが原因だとわかった美久(川口春奈)は、雅(志尊淳)に協力してもらい『令和2年 向日葵愛情物語』作戦を開始しました。

その頃龍は雲雀姐さん(稲森いずみ)から、かつて龍が壊滅させた極道一家が火竜町に来ているとの噂を聞きます。

そんな時、向日葵がいなくなったとの連絡を受けた龍は必死で向日葵を探します。

そして向日葵は狂言ではなく本当に誘拐されてしまいました。

犯人から「曽山の麓に来い」と言われた龍は、自転車を爆走させます。

果たして向日葵は無事なのでしょうか?

【ネタバレ】『極主夫道』第10話(最終回)あらすじ・感想

誘拐犯

向日葵(白鳥玉季)が誘拐され、犯人から「曽山の麓の山小屋へ来い」という脅迫電話を受け取った龍(玉木宏)は、自転車を飛ばして山小屋で向かいます。

山小屋に到着すると、向日葵が小屋の外で座り込んでいました。

周りには誰もいません。

「チャカで狙ってるんやな…」

龍は、向日葵のためなら命も投げ出す覚悟でした。

「娘のためやったらこの命くれたらぁ!!!」

向日葵はそんな龍を見つめています。

すると、小屋の中から意外な人物が現れました。

「な?言った通りだったろ」

「いい覚悟だったね」

江口元会長(竹中直人)と雲雀姐さん(稲森いずみ)です。

向日葵は美久(川口春奈)の計画に気がついていました。

そして、向日葵が2人の本当の気持ちを知りたいことを知った会長は、協力を申し出て、向日葵を誘拐したのです。

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ちなみに、大城山組が電話をしていたのは、害虫駆除業者でした。

本当の気持ち

「大人がよってたかって馬鹿みたい」

気まずい向日葵は、憎まれ口を叩きます。

すると、龍は向日葵の頬を叩いた後、きつく抱きしめました。

「お前は俺の大事な娘や!」

龍は、次に自分の番だと頬を差し出します。

そして、ママを取られた気がしたのだろうと向日葵を慮ります。

「お前と同じくらいママを好きになってもうたんや。堪忍な」

向日葵は思い切り龍の頬をビンタしました。

そして、3人はギュッと抱き合いました。

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ちょっとジーンとしてしまうシーンです。3人の絆が深まりましたね。

今回の事で元会長を見直した姐さんですが、会長がキャバクラの名刺をたくさん持っていたのを発見し、ブチ切れます。

そして誘拐計画を立てた雅(志尊淳)は、木に縛りつけられ、龍に『御礼』されてしまいました。

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雅だけのせいではありませんが、まぁ、仕方ありませんね。

パパになってくれてありがとう

龍の家はまた平穏が戻ってきました。

美久は向日葵に龍のことをそろそろ『パパ』と読んであげたら?と言いますが、向日葵は『タツ』の方が呼びやすいからとそれを断ります。

しかし、向日葵は龍に手紙を書いていました。

「タツへ。パパになってくれてありがとうね」

手紙を受け取った龍は、主夫をやってて良かったと感激するのでした。

季節はクリスマスが近づいてきています。

雅は、ゆかり(玉城ティナ)を誘いますが、今年は友達と約束があると断られてしまいます。

「じゃあ来年は?」

「じゃあ来年ね」

雅とゆかりは、来年のクリスマス19時に原宿で待ち合わせをしたのでした。

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来年でいいんだ!と、思いますが、雅は嬉しそうなので良しとしましょう。

ウイルスのカチコミ

ある日、龍は掃除中に喉にエヘン虫がいることに気がつきます。

龍の身体の中で、ウイルスがカチコミをかけてきます。

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ウイルスのボスは蝶野正洋さんです。最後の無駄に豪華ゲストです。

龍は蜂蜜やレモンなどでビタミンたっぷり特製ドリンクで身体を温め、ウイルスと戦います。

しかし、熱が出てきてしまい、本格的に風邪を引いてしまいました。

気がつくと、美久と向日葵が枕元で心配そうにしています。

美久は、冷蔵庫にあるもの全部をミキサーにかけた特製ドリンクで龍を元気づけようとします。

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その激マズドリンクを飲んだ龍の身体の中は爆発し、ウイルスは飛んでいきました。

翌朝エヘン虫はいなくなっていましたが、今度は激しい腹痛に襲われます。

龍は、病院に行くことにしました。

龍、病院へ

「何故、睨まれているんでしょうか」

医師(眞島秀和)は、冷静に質問をします。

「先に言うとく。注射は絶対せんで!」

ドスには何度刺されても平気な『不死身の龍』ですが、注射は嫌いなようです。

医師はそんな龍を軽くあしらい、龍をベッドに寝かせようとしますが、注射をされると思い込んだ龍は激しく抵抗します。

「大人しくしないと浣腸ですよ!!」

すると、龍は何故か大人しくなり、ベッドに横になりました。

医師は、お腹の張りが気になると、CTを撮ることにしました。

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ここにも無駄豪華ゲストが登場です。無駄に眞島秀和さんに「浣腸ですよ!」と言わせています。

後日、検査結果を聞きに行った龍。

次に診察を待っていたのは、偶然にも田中会長(MEGUMI)でした。

余命3ヶ月!?

会長が診察室に入ろうとすると、中から医師の話が聞こえてきました。

「いかんなぁ。持って3ヶ月か…あの人にはもうダメだってちゃんと伝えないとな」

龍が余命3ヶ月だと知った田中会長は、すぐに美久に伝えます。

何も知らなかった美久はショックを受けます。

龍の噂はたちまち町中に知れ渡ることとなりました。

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史上最大となる大いなる勘違いが街を駆け巡ります。誰も龍に確認をとっていません!

美久は、龍にノートを渡し、主夫として自分の時間を犠牲にしてきた龍のやりたいことを書いて欲しいと頼みます。

龍は、自分の時間を犠牲にしているつもりは毛頭ありませんでしたが、美久は強引にやりたいことを書かせました。

美久の呼びかけ

次の日、美久は町の人たちを呼び、自分と向日葵のために頑張ってくれている龍のために、最期にやりたいことをやらせてあげたいと協力を呼びかけます。

しかし、龍がやりたいことを全て実行するとなるとかなりお金がかかります。

その時、雲雀姐さんが資金のことは気にするなと札束を出してきました。

それは、会長のへそくりと、雅の車を売ったお金です。

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会長と雅は文句を言いますが、調教済みの2人は結局「2人の金は雲雀のもの!」「雲雀の金は雲雀のもの!」と言わされ、うやむやになるのでした。

「あんたら家族だろ。龍の最期くらい花咲かせてやろうじゃないか!」

その週末さっそく『龍のやりたいことその1』であるキャンプに行くことになりました。

家庭環境に恵まれず、学校にも行かなかった龍はこういう普通のことをやったことがなかったのです。

龍は、前日眠れなかったほどはしゃいでいました。

そんな楽しそうな龍を見て泣けてきてしまう美久なのでした。

龍のやりたいこと

次にやりたいことは『喫茶店の経営』です。

マスターは龍に一日店を貸しました。

そこに警官の2人とスーパーの店長が龍のオムライスを食べに来ます。

美味しいオムライスを食べながら皆しんみりしてしまっていました。

オムライスにはケチャップで「マッポ」「手錠」「安売」と書かれています。

店長はチップとして福引券を置いていきました。

龍は、さっそく福引をすると、なんと一等の高級温泉旅館が当たりました。

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もちろんこの福引は龍だけのために開かれたものです。福引会場を任されたのは、くっきーさんです。

美久と向日葵は実家に行くというので、温泉には元天雀会のメンバーと行くことになりました。

温泉では「タマの取り合い」こと卓球の真剣勝負をするなど、思う存分楽しんだ一行。

その夜、息子の寝顔を見る会長と姐さんは、できることなら代わってあげたいと涙にむせぶのでした。

クリスマスの日

龍のやりたいことラストは『サンタクロース』です。

町内会でクリスマスパーティーが開かれ、龍と雅は極道サンタになって子供たちを喜ばせました。

龍が用意したプレゼントは『蟹』など、独特のサンタではありますが…。

パーティー後、龍と雅を見送った婦人会。

佳世(田中道子)は、神様は何故あんな良い人を連れて行ってしまうのかと泣き出します。

田中会長は笑いなさいと励まします。

「人って笑うと元気になるでしょ!」

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田中会長良いことを言っていますが、元はといえばあなたの…いえいえなんでもありません。

パーティーの帰り、龍は飯を食っていけと雅を誘いますが、今日は家族水いらずの時間を邪魔してはいけないとそれを断ります。

「兄弟、お前も家族やがな」

それを聞いた雅はとうとう泣き出してしまいました。

泣き虫の雅

「なんや、最近よう泣くなぁ。しっかりせぇ!」

龍は雅を励ましますが、雅の涙は止まりません。

そこへ虎二郎(滝藤賢一)が現れ、龍に新作のチキンとチョコレートとパチパチするお菓子のクレープを無理矢理押し付けます。

「メリークリスマスじゃ!」

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虎の新作クレープ、めちゃくちゃマズそうです。

雅は泣きながら、思いを伝えます。

「兄貴、ありがとうございました!」

龍は来年もよろしゅうと言って帰っていきます。

虎は、泣きじゃくる雅の肩を叩き、龍がいなくなった後は自分が面倒を見ると約束しました。

羊かんの話

美久と向日葵は、クリスマスプレゼントとして『主夫ナメたらあかんで』『おつとめごくろうさん』と書かれた小刀を龍に渡します。

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2人のプレゼントも蟹と同じくらい独特です。ただ龍は大喜びしていますが。

夕食後、美久はテラスで1人龍との思い出を噛みしめていました。

龍はそんな美久に温かいココアを出してくれます。

「たっちゃん、私と一緒になってくれてありがとう。向日葵のこともありがとう」

龍も、それはこっちのセリフやと美久に感謝を伝えます。

そして、龍は羊羹を出してきました。

検査結果を聞きに行った時、医師に渡そうとしたら受け取ってもらえなかったので、こっそり置いていったが結局返されてしまったのだそうです。

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「持って3ヶ月」とは、羊かんの賞味期限のことでした。ちゃんちゃん。

主夫ナメたらあかんで!

龍の検査結果はどこも悪いところはありませんでした。

壮大な勘違いだとわかってホッとした美久。

「たっちゃん、どこにも行かないでね」

龍は、家族を放ってどこにも行くわけがないと言います。

「主夫ナメたらあかんで!」

後日、龍は住民の皆を集めます。

舞台に現れた3人はバッチリ着物を着こんでいました。

龍は口上で、知らぬこととはいえ、皆に迷惑をかけたことを謝り、周囲のぬくもりを受け取ったことを伝えます。

「皆さまが良いお年を迎えられますように。ほな皆さん来年もきばって行きましょう!」

火竜町の面々は、『極道体操』で2020年を締めくくりました。

『極主夫道』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

物語は龍の景気の良い言葉で終わったものの、いつもはオープニングで流れる体操シーンがラストに流れ、やっぱりゆる~い感じで終わった『極主夫道』。

最後までふざけ通して『筋』が通った作品でした。

何も考えずに観ることができる日曜日の夜にふさわしかった今作ですが、何気に『龍ロス』が襲ってきそうな予感です。

毎回楽しく観させていただいました。

約3ヶ月お疲れさまでした!

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