『偽装不倫』第5話あらすじ・ネタバレ感想!岩手旅行に行けなかった二人。だけどお互い忘れられず…

ドラマ『偽装不倫』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

義理の兄を自分の夫だと勘違いされたまま、離れ離れになってしまった鐘子(杏)と丈(宮沢氷魚)。

丈はそのまま花巻に、鐘子は失恋したと思い込みどん底を味わっていました。

もう絶対に忘れると、何回目かの誓いを立てたのに、やっぱり鐘子は丈のことが忘れられません。

しかし、それは丈も同じでした。

2人の想いが再び交差した時、丈の身に変化が起きます。

一方、葉子(仲間由紀恵)と賢治(谷原章介)の間にも変化が訪れて…。

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『偽装不倫』第5話あらすじ

鐘子(杏)と行くはずだった岩手旅行に一人でやってきた丈(宮沢氷魚)。

東京駅で鐘子と一緒にいた賢治(谷原章介)が鐘子の夫だと思い込んでいる丈は、幸せな家庭を持つ鐘子を旅行に誘ったことを後悔していた。

そして鐘子も、丈が姿を消したのは不倫の厄介事から逃げるためだと思い、落ち込んでいた。

ドラマ『偽装不倫』第5話あらすじ①

心配したまさ子(田中道子)が訪ねてくるが、鐘子は小さなことでいちいち丈を思い出してしまう。

その頃、岩手の丈も鐘子のことを思っているのだが…。

葉子(仲間由紀恵)は、賢治の大阪出張の隙を狙って風太(瀬戸利樹)との休日デートへ出かける。

ドラマ『偽装不倫』第5話あらすじ②

賢治からの「帰りが遅くなる」という連絡に安心し、風太の練習まで付き合う葉子。

しかし、葉子の態度を不審に感じていた賢治は予定を変更し、観光を切り上げようとしていた!

一方、岩手の丈は、立ち寄った喫茶店の娘・カナエ(富田望生)に案内され宮沢賢治記念館を訪れていた。

ドラマ『偽装不倫』第5話あらすじ③

『銀河鉄道の夜』の結末でジョバンニとカンパネルラが離ればなれになることを思い出し、寂しく笑う丈。

その頃、まさ子と共に居酒屋でヤケ酒を煽る鐘子は、「丈のことを忘れる!」と宣言するが…。

そんな中、東京中央病院の外科医・一之瀬(眞島秀和)は、脳腫瘍を抱える丈が手術を受けようとしないことが気にかかっていた…。
出典:『偽装不倫』公式ページ

【ネタバレ】『偽装不倫』第5話の感想

すべて終わった

岩手・花巻に旅行へ行こうとした矢先、鐘子(杏)が旦那だと丈(宮沢氷魚)に紹介していた義理の兄と一緒にいるところを見られたことが原因で、結局旅行は中止になってしまった2人。

丈は1人花巻を訪れ、撮影の旅に出ていました。

その頃、鐘子は丈から連絡もなく「もう終わった」と家に引きこもっていました。

それを知った親友のまさ子(田中道子)は鐘子の家を訪れます。

「丈は今どこにいるのかな」

「それは気になるけど、探したらストーカーみたいじゃん」

鐘子は重い女になりたくなくて葛藤していました。

「今日できれいさっぱり忘れる!」

嘘の恋はもう終わりにする。

そう心に決めた鐘子ですが、岩手出身の母が張り切って用意したお昼ごはんはわんこそば。

忘れると言った先から、丈と食べに行こうねと話していたことが思い出されてしまい、忘れるのにはまだまだかかりそうです。

絶対勝つから、絶対来て

一方、葉子(仲間由紀恵)へのプレゼントを探しに風太(瀬戸利樹)と買い物に出かけた2人。

賢治さん(谷原章介)が大阪に出張に行っているので、葉子も少し気が緩んでいて、風太と外で手をつないで歩くなどしてデートを満喫していました。

試合が近い風太は、また自分の練習を見てほしいと葉子にジムについてきてもらいます。

風太の試合は今度の土曜日。

「絶対勝つから、絶対来て!」

「ありがとう。絶対行く」

葉子は、練習を見ている間、大阪にいる賢治さんに連絡をします。

「何時頃帰る?」

「観光していくから、遅くなりそう」

そう答えた賢治さんでしたが、葉子の挙動を不審に感じているため、実は東京に戻るつもりでいました。

とうとう隠密行動を初めてしまった賢治さん。

葉子と賢治さんの歯車は徐々に狂い始めているようです。

やりたいことはできるうちに

花巻にいる丈は、とある喫茶店に入り、そこの娘である少女(富田望生)と出会います。

丈は、天真爛漫なその少女に宮沢賢治記念館を案内してもらうことになりました。

そこで『銀河鉄道の夜』の展示を見て、2人はこの物語の最後について話します。

「この話の最後ってどうなるんだっけ。確か、どっちかがいなくなるんだ」

「そうだったね」

そう、『銀河鉄道の夜』は、旅の終わりにカンパネルラが汽車から消えてしまうというオチなのです。

この切ない物語に似ているという切ない関係の鐘子と丈。

ただし、2人の場合は消えてしまうのはジョバンニである丈の方です。

まさ子といつもの居酒屋に飲みに出た鐘子は、明るいうちから飲んだくれて、珍しく店にいるカップルに絡んだりしていました。

そこへ、姉の葉子から「お願いがあるんだけど」という恐ろしい前置きのメールを受け取ります。

「土曜日、私と一緒にボクシングの試合に行ってくれない?」

鐘子は、もうお兄さんには嘘をつきたくないから無理だと断りますが、葉子は2万円あげるから、バッグを買ってあげるからと買収を仕掛けてきます。

「お姉ちゃん…クズだな」

なんとか姉を振り切った鐘子ですが、そこから自問自答を始めます。

お兄さんに嘘をつきたくないと言ったが、自分はいいのか。

本当は丈に結婚していないと言いたいのではないか?

それを言えないのはなぜか。彼に迷惑をかけたくない?

「自分が傷つきたくないだけでしょ」

鏡の中の自分はそう言い切ります。

鐘子は丈に幻滅されたくないのです。

夕方、葉子は風太とのデートを終えてご機嫌の中で帰宅しました。そこには衝撃の光景が。

なんと、遅くなると言っていた賢治さんが帰ってきているではありませんか。

思わず悲鳴を上げ、挙動がおかしくなる葉子。

「そんなにおしゃれをしてどこに行っていたの?」

「大学時代の友達と急に会うことになって…」

あまりにも見えすいた嘘をつく葉子。

嘘をつくときはもっと上手に!と思わずにはいられません。

賢治さんは、大阪土産を受け取った葉子の左手に指輪がないことに気がつきました。

そして、着替えて戻ってきた時には指輪が戻っていることにも。

一緒に見たい風景

丈が病院で検査結果を聞きに行った時、丈は医師にあとどれぐらい生きていられるか聞きました。

しかし、脳腫瘍がどれぐらいの速さで大きくなるのかわからないと打ち明けられます。

そのため余命がどれほど残っているかはわからないとのことです。

丈は、喫茶店の少女と話す中で、

「やりたいことはできるうちにやらないと」

という合言葉を見つけて、少女とまた会う約束をして別れました。

1人になった丈は頭痛がして座り込みますが、大きく綺麗な夕日が差していることに気がつきます。

同じころ、鐘子も東京で綺麗な夏の夕日を見ていました。

その夕日を見ながら、自分が全然吹っ切れていないことに気がつきます。

「私、すっかり変わっちゃったよ」

以前は一人旅が好きだったのに、何を見ても何を食べても丈のことを思い出します。

今の綺麗な夕日も、丈と見たいと考えています。

「シャッターチャンスだよ、丈」

丈に会いたい気持ちが高まってしまった鐘子は、たまらず丈のSNSを開きます。

そこには、花巻の夕日の写真がアップされていました。

もしかしたら、丈も自分と同じ気持ちなのかもしれないと期待してしまいます。

鐘子はその足で明日の岩手行きの新幹線の予約をしました。

もし彼に会えたら

賢治さんは、葉子に今度の土日に熱海に旅行に行かないかと持ちかけます。

表向きは結婚記念日のリベンジということですが、賢治さんは明らかにカマをかけています。

今度の土日といえば、風太の試合の日です。表情が固まる葉子。

嘘をつくならもっと上手に!

葉子は鐘子の部屋に行って、熱海旅行の件を鐘子に話します。

「もちろんお兄さんと温泉に行くんだよね?」

「なんとかするわよ」

思いのほか、葉子は風太に入れ込んでいるようです。

思いつめた顔でこのダブルブッキングをどうにかしようとしている姉を見て、鐘子は決心します。

自分は姉のようなことはしたくない。

自分のついた嘘に振り回されるのはもうごめんです。

「もし彼に会えたら、結婚しているのは嘘だってちゃんと言う!」

だから神様、どうか彼に会わせてくださいと願いながら翌日東京駅に向かうと、なんと東北新幹線が終日運休になるという不運に見舞われました。

私はいつもこうなんだ…と自虐的になる鐘子。

しかし、これはなにがしかの力が働いていると考えても仕方がありません。

「これが現実だよ。全てが夢みたいに楽しかったのは、私があなたに嘘をついていた間だけ」

溢れる涙をこらえきれずにいると…。

「鐘子さん?」

そこには、会いたくてたまらなかった丈の姿がありました。

丈は、あのとき鐘子の前からいなくなったことを謝ります。

「あの場から去っておいてこんなことを言うのもなんだけど、あれからずっと鐘子さんのことを考えてた」

花巻の綺麗な景色を、鐘子と一緒に見たかったと言います。

丈も鐘子と同じことを考えていたのです。

鐘子は、本当のことを言おう言おうと構えていました。

すると、丈は鐘子にもたれかかってきます。

そこで、鐘子は思い切って打ち明けようとします。

しかし、丈はそのまま倒れ込んでしまいました。

『偽装不倫』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

せっかく2人の心が通いそうな時に急変してしまった丈。とても心配です。

一方、賢治さんも色々と実力行使に出て、目がビー玉のようになってしまっています。こちらはこちらで心配です。

鐘子や姉の灯里は、丈の病気を知ることになるのでしょうか?

次回も目が離せません!

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