『偽装不倫』第3話あらすじ・ネタバレ感想!日本一愚かな不倫姉妹だけど鐘子は自分に正直にと割り切る

ドラマ『偽装不倫』第3話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

年下のイケメンカメラマン・丈(宮沢氷魚)から姉・葉子(仲間由紀恵)の指輪を返してもらった鐘子(杏)。

もう二度と会うつもりはありませんが、彼のことが忘れられません。

葉子は賢治(谷原章介)との結婚記念日を控える中、不倫相手の風太(瀬戸利樹)が怪我をして入院したと連絡をもらい、病院に行くために鐘子に協力を要請します。

嘘が嘘を呼ぶ、嘘だらけの第3話です。

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『偽装不倫』第3話あらすじ

またしても独身だと打ち明けられないまま、丈(宮沢氷魚)と幸せな時間を過ごして朝帰りした鐘子(杏)。

救急病院に行っていたと信じて心配する義兄・賢治(谷原章介)に、鐘子は、葉子(仲間由紀恵)の不倫のアリバイ作りに協力していた罪悪感から、なんとかその場を取り繕う。

ドラマ『偽装不倫』第3話あらすじ①

丈と約束した週末の岩手旅行に心躍らせる鐘子は、仕事中も丈とのメールのやりとりに浮かれる。

しかし突然丈からの返事が途絶える。

メールの内容が重かったのかも、と不安に襲われる鐘子だが、そのころ、丈は意外な場所にいた……。

ドラマ『偽装不倫』第3話あらすじ②

その夜、落ち込む鐘子から話を聞いた同僚のまさ子(田中道子)は、丈に会うために鐘子を連れて灯里(MEGUMI)が営むスペイン料理店へ押しかける。

既婚者なのに弟に近づいてくる鐘子を警戒する灯里だが、そこに丈が帰ってきて……。

丈に優しく迎えられた鐘子は、本当は存在しない“夫”について質問され、心を痛めながらも嘘を重ねてしまう。

ドラマ『偽装不倫』第3話あらすじ③

一方、休みの日にも会いたいという風太(瀬戸利樹)の願いを断れない葉子は、賢治の目を盗み風太と会う機会を狙っていた。

嘘を重ねる葉子の様子に、賢治は少しずつ違和感を抱き始めていた……。

そして鐘子と丈の岩手旅行当日。

丈が待つ東京駅へと向かった鐘子を想定外のトラブルが待ち受ける!!
出典:『偽装不倫』公式ページ

【ネタバレ】『偽装不倫』第3話の感想

日本一愚かな姉妹

鐘子(杏)が葉子(仲間由紀恵)の指輪を受け取って部屋を出て行ったあと、丈(宮沢氷魚)は激しい頭痛に見舞われ、慌てて鎮痛剤を飲みます。

かなり具合が悪そうで、心配です。

鐘子は、この指輪を姉に返してしまえば、丈とのことは全て終わってしまうとメランコリックに浸っていましたが、明日結婚記念日を控えた姉・葉子は、早く指輪を渡せと急かしてきます。

なんとか指輪を取り戻した葉子と夫の賢治(谷原章介)、そして鐘子と両親は葉子夫婦の3年目の結婚記念日をお寿司で祝っていました。

そんな時、葉子の不倫相手である風太(瀬戸利樹)から怪我をして念のため入院しているとの連絡を受けます。

「ね~、葉子さん来てよー。お願い!」

風太くんは随分と小悪魔的なキャラクターです。

葉子は会社からの連絡だと言いますが、事情を知ってしまっている鐘子は姉の嘘にすぐに気づき、気まずい時間を過ごします。

指輪を外して不倫をしている姉と、姉の指輪をつけて嘘の不倫をしている妹。

「愚かだ…日本一愚かな不倫姉妹だ!」

鐘子は頭を抱えます。

丈とは連絡先も交換していないし、もう会うことはないけれど、それでも鐘子は丈のことを忘れられません。

SNSにメッセージを送ったり、丈が住むスペイン料理屋に行けば会えるかもしれませんが、丈に会えば鐘子はまた嘘をつかなければならなくなります。

嘘をつくのはカロリーを消費します。

好きな人に対してのものならなおさらですよね。

協力要請

翌朝、鐘子は姉に「お願いがある」と呼び出されます。

そのお願いとは、風太のいる病院に行きたいから急病になってくれというものでした。

「私、友達いないから言い訳に使えるの鐘子しかいないのよ」

葉子は、結婚記念日のディナーを終えたら鐘子の急病を理由に病院に行くというのです。

「お義兄さんと上手く行ってないの?」

「共犯者になれっていうなら聞く権利あるよね」

葉子は不倫はしているけど、風太とのことは割り切った遊びで、賢治さんと別れるつもりはないと言います。

葉子は結婚相手を見つけたら、男性に対するハードルが低くなり、周りの男性が可愛く見えてきてしまったのだそうです。

「世の中にはもっと大きな嘘をついている人もいる。私は今の生活を崩さずに楽しむつもり」

開き直りにも見える発言です。

葉子の問題は、相手の風太も葉子が既婚者だと知らないところです。

賢治と風太、どちらも騙していることになるのです。

記念日ディナー

新しい派遣先に勤め出した鐘子と親友のまさ子(田中道子)。

まさ子は男性への種まきに余念がありません。

丈が東京にいることをまさ子に話す中、鐘子はやはり彼に本当のことを言うのはハードルが高いと感じます。

どんな言い訳も寒く聞こえるからです。

それに、いまどきの男子にとっては「実は人妻でした」というより「実は独身でした」と言われる方がホラーかもしれません。

鐘子はそんなことを考えると、自分を傷つけるだけだから丈とは会わないと決意します。

「私はお姉ちゃんみたいにはならない」

そう言い聞かせている時点で、同じ穴にいるように見えますが…。

夕方。賢治さんは仕事を早く切り上げて結婚式ディナーの前に「永遠の愛」の花言葉がある花を買います。健気な賢治さん。

姉に病院に来てくれと言われた鐘子は、言われた通り指定された病院に向かいます。

その時、丈とすれ違いましたが、鐘子は気がつきません。

気がつかないというより、幻覚を見たと思ってしまいました。

その頃、葉子夫婦は記念日ディナーをしていました。

葉子にとっては「とりあえずの」ディナーです。

そこで賢治さんは思いきって切り出します。

「そろそろ考えない?子供のこと」

しかし、葉子は今は仕事も忙しいので考えられないと言います。

「もう少ししたらチャレンジしてみてもいのかもしれない」

と、なんとも歯切れの悪い返答です。

そんなこと言っていますが、葉子はもう37歳です。

悠長なことは言っていられないのですが…。

賢治さんは仕事熱心で忙しい葉子と結婚したのだから、すれ違いの結婚生活は覚悟していたけれど、そろそろ夫婦としてゆっくり過ごしたいと考えています。

頑張って残業や休日出勤を無くすから、子供のことを考えてほしいと切実に訴える賢治さん。

「わかった、考える」

と葉子さんが答えると、とても嬉しそうな顔をしました。

賢治さん、子供が欲しいと思っていたんですね。お気の毒に。

デザートになる前に、予定通り鐘子から葉子へ電話がきました。

そして、鐘子が救急病院に行って診療代を立て替えないといけないから、デザートを食べたら病院へ行くと賢治さんに告げます。

優しい賢治さんはもちろん自分も一緒に行くと言いますが、葉子は大丈夫だと言って早々にデザートを終えて病院に向かってしまいました。

レストランに1人残され、デザートを食べる賢治さん。

不憫でなりません。

病院にて

鐘子は姉を待つ間暇を持て余していました。

スマホを手に取り、思わず「ジョー・バンノ」と検索しそうになりますが、ハッと気づいてスマホをしまいます。

「もう会わないもう会わないもう会わない…」

そう呪文のようにつぶやきながら自販機でいちごミルクを買うと

「ああ〜!いちごミルクがない!」

ピンク頭のイケメンが自販機の前にやってきました。

これはお姉ちゃんの不倫相手!

鐘子がドキドキしていると、天真爛漫な彼は気さくに鐘子に話しかけてきます。

お腹が痛くて病院に来たのだと説明すると

「お腹が痛いのにいちごミルクなんて飲んで大丈夫?あっちにあったかいお茶があるよ」

丈とは種類の違う優しさライセンスを持っている風太。

「はい、ほうじ茶!」

にこにこと鐘子にお茶を渡します。

「かわええええええ!」

タイプではない。

タイプではないけど、これは…

「天使!」

鐘子が風太の天使ぶりに翻弄されていると、葉子がやってきました。

そして鐘子が思わず「おにいさん」という言葉を出すと、葉子はすかさずもう一人兄がいると風太に説明します。

「結婚してるって言ってないんかい!」

鐘子が葉子に詰め寄っていると、鐘子の元へ賢治さんから電話がかかってきました。

賢治さんはやはり心配だから病院に行くと言いますが、葉子はなんとか誤魔化して賢治さんを家に帰しました。

鐘子は、お姉ちゃんはこんなに女の幸せを全部手に入れてリア充なのに、何が不満なのかと疑問をぶつけます。

「だけど、私は幸せにはならなかった」

それに気づいた時に、葉子は風太に出会ってしまったのだといいます。

「信じられない。お姉ちゃんがカップラーメン持って彼氏のところに駆けつけるなんて。どうしちゃったの?たった今ディナー食べてきたんでしょう?」

「こっちの方が美味しいのよ。困ったことに」

本当に困ったことです。

でも、いつもと違う自分になってしまう。

それが恋であり、鐘子もよくわかっているはずです。

鐘子は病室で風太と楽しそうにラーメンをすする葉子の姿を見て、姉のあんな幸せそうな顔を久々に見たと思います。

でも、嘘をついて不倫をするのは絶対にダメ!と思い直します。

すると、もう一人の自分が自分に問いかけます。

「自分だって嘘をついているくせに」

「騙しているのは彼だけ?」

そう、葉子は相手に嘘をついてはいますが、自分に正直に行動しています。

しかし、鐘子は自分にも嘘をついているのです。

「本当の私は丈に会いたい」

僕と旅に出よう

自分の気持ちに正直になった結果、鐘子は思わず丈のSNSにメッセージを送っていました。

「会いたい」

返事なんて来るはずもないと思っていたら、

「おいで」

と返事がきました。

鐘子はその足で丈の部屋へ駆けつけます。

会って、結婚なんてしていないと本当のこと言おうと心に決めて。

丈は、日本に帰ってきたら絶対にやりたかったこととして、そうめんを茹でて振る舞ってくれます。

「鐘子さんはやりたいことある?人生で絶対にやりたいこと」

そう言って、行ったことがある場所の話をします。

鐘子がハワイに行ったことがないとわかると、丈は旦那さんとは行かないのかと聞きます。

「今だ!言え、言うんだ鐘子!」

と本当のことを言い出そうとした瞬間、丈は「旦那さん忙しくて時間取れないって言ってたもんね」と1人で納得してしまいました。

それで鐘子は、またさらに嘘で誤魔化してしまいます。

そんなことは構わず言ってしまえば良かったのに、もどかしいです。

鐘子は旦那とは旅行なんてしていないと話すと、

「じゃあ僕と旅に出よう」

と、週末だけ運行しているという岩手の銀河鉄道に2人で乗りたいと誘われました。

丈はジョバンニとカンパネルラとして銀河鉄道に乗る。

それがやりたいことの一つになったと話します。

鐘子は、また流されてしまうと考えながらも、丈の誘いを快諾します。

「だって、好き。好きすぎる。」

「旦那さんにはなんて言うの?」

「私、嘘つくのうまいから大丈夫」

本当は全部嘘なのです。悪いことなんてしていない。

でも、自分はなんの魅力もない女だから、嘘をアクセサリー代わりにして自分を演出しているのです。

再び丈と結ばれたこの日、鐘子は嘘をつき続けることに決めました。

「私は、彼が私に飽きるまで楽しみたい。彼が言うように、色んなことをする、ただそれだけ」

翌朝、鐘子と丈は今度こそ連絡先を交換しました。

丈の部屋のテーブルには、脳神経外科でもらった検査結果の書類が置いてありました。

やはり丈は重い病気を抱えているようです。

『偽装不倫』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

コメディタッチで第3話まで来たこのドラマですが、この先少し重い展開になりそうな予感がします。

次回は早々に葉子の嘘がバレてしまいそうです。

鐘子の旅行はどうなるのでしょうか?

いずれにしても、やるならうまくやってくれ~!と思わずにはいられません。

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