『偽装不倫』第1話あらすじ・ネタバレ感想!宮沢氷魚のキュン死確定キラーワードが早くも炸裂

ドラマ『偽装不倫』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:Real Sound

32歳独身の派遣社員・鐘子しょうこ(杏)は、婚活に疲れて一人旅に。

その行きの飛行機の中で偶然年下のイケメンカメラマン・じょう(宮沢氷魚)と知り合いますが、なぜか鐘子は自分は結婚していると嘘をついてしまいます。

一方、鐘子の姉であるエリートの葉子(仲間由紀恵)は、完璧な夫・賢治(谷原章介)と幸せな結婚生活を送っていましたが…。

東村アキコの新作マンガをドラマ化。

嘘から始まる恋、揺れる女心を描くラブストーリーです!

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『偽装不倫』第1話あらすじ

32歳で独身の派遣社員・濱鐘子(杏)は、二世帯住宅の実家で両親と姉夫婦と同居するパラサイトシングル。

3年に渡り辛くむなしい婚活に励んできたものの、報われないばかりか巷に溢れるのは不倫ゴシップばかり。

勤務先での派遣契約が満了したその日、「どうせみんな不倫するんだから結婚に意味はない」、と婚活をやめる決意を固める。

ドラマ『偽装不倫』第1話あらすじ①

一方、鐘子の姉・葉子(仲間由紀恵)は一見地味で堅物だが、3年前に非の打ち所のない夫・賢治(谷原章介)と結婚したキャリアウーマン。

鐘子とは正反対の幸せな結婚生活を送っていた。

そんな葉子から「またお一人様旅行?」と非難されながらも、鐘子は“婚活さよならパーティー”の一人旅の荷造りを始める。

ドラマ『偽装不倫』第1話あらすじ②

翌日、博多旅行へ旅立った鐘子は、葉子に借りたワンピースのポケットになぜか結婚指輪が入っていることに気づく。

そして、機内に乗り込んだ途端、突然落ちてきたスーツケースが頭を直撃し、指輪を落としてしまう。

慌てる鐘子に指輪を差し出したのは、落ちてきた荷物の持ち主・伴野丈(宮沢氷魚)。

そのイケメンぶりに動揺した鐘子は、とっさに自分の結婚指輪だと既婚者のふりをしてしまう!

ドラマ『偽装不倫』第1話あらすじ③

お詫びとして丈から博多での食事に誘われた鐘子は、言い訳をこねくり回した末、『人妻』という嘘設定を引きずったまま丈について行くことに。

スペインでカメラマンをしているという7歳年下の丈との図らずも楽しいひと時に、心奪われていく。

婚活では自分を偽らないあまりにモテもせず恋もできず失敗を繰り返してきたのに、人妻と嘘をついた途端、なぜか年下のイケメンに恋をしてしまいそうな自分に焦る鐘子。

その夜、丈から「僕と不倫しませんか?」と誘われて……!?
出典:『偽装不倫』公式ページ

【ネタバレ】『偽装不倫』第1話の感想

婚活よ、さようなら

濱 鐘子はま しょうこ(杏)、32歳独身。職業は派遣社員。

世の中は不倫のニュースであふれかえっているけれど、自分は独身のまま。

とうとう派遣の契約も切れたので、鐘子は思い切って婚活をやめることを決意しました。

一人婚活さよならパーティーを博多でしようと思い立ち、準備をしていると、姉の葉子(仲間由紀恵)が平日におひとりさまなんて怪しまれるからやめろと言います。

姉・葉子は子供の時からエリートで、鐘子は何ひとつ勝てたことがありません。

せめて、結婚だけは先にしようと思っていたら、ある日イケメン商社マン・賢治(谷原章介)を連れてきて結婚すると言い出しました。

そして順調に事は運び、二人は結婚して二世帯住宅まで建て、鐘子はその家にパラサイトしているという状態です。

姉はのんびりしていないで早く結婚相手を見つけろと言いますが、何しろ鐘子は絶望的にモテないのです。

男の人に話を合わせることもできないし、モテ服も似合わないゆえに年より老けてみられたこともある…。

義兄の賢治さんは、

「そんな君を好きだという人が必ず現れるよ」

と、励ましなのかなんなのかよくわからない言葉で慰めてくれますが、鐘子はもう自分に期待はしていませんでした。

姉の結婚指輪

ラブラブカップルを横目に見ながら、福岡行きの飛行機に乗り込んだ鐘子。

保安検査場を通る時、姉に借りたワンピースに、姉の結婚指輪が入りっぱなしになっていることに気づきました。

落としてはいけないと収納場所を考えつつ、手荷物を入れると、隣の席の人の荷物がずり落ちてきて、鐘子の頭に直撃します。

ここで、杏さんの全力変顔が見られます。

杏さんにしてはとても珍しいシーンですが、今後も出てくるでしょうか?ちょっと楽しみです。

すると、衝撃で指輪が手から離れてしまいました。

慌てて探していると、隣りの席の人が拾ってくれました。

顔を上げると、そこには長身のイケメン(宮沢氷魚)が…!

イケメンは指輪を持って言います。

「どっち?」

そして、鐘子はとっさに返します。

「左?左…です」

指輪は彼によって左手薬指にはめられました。

って、私、なんで今嘘ついたーー!?

頭を抱えると、ぶつけた部分にたんこぶができていました。

それに気づいたイケメンは、CAさんに氷を頼んでくれました。

伴野 丈ばんの じょうです。あなたの名前は?」

鐘子は久しぶりに自分の名前を聞かれて感激してしまいました。

なぜなら、婚活パーティーならプロフィールカードを渡すだけで、名前なんて聞かれないからです。

丈は、たんこぶのお詫びに食事に誘いたいと言います。

丈はずっと海外で暮らしていましたが、子供の頃に博多に住んでいて、少しは詳しいのだということです。

「たんこぶを作った相手に、このままさよならなんてダメです。たとえ、誰かの奥さんでも。」

鐘子は色々な葛藤の末「旅の恥はかき捨てだ」と、丈と二人で食事に行くことにしました。

僕と不倫しませんか?

丈は昔馴染みのお好み焼き屋さんに連れてきてくれました。

店の人も丈のことを知っていて、本当に博多出身のようだし、悪い人ではなさそうです。

だから鐘子自身も思わず本名を名乗ってしまいました。

その後、お店のお客さんとひとしきり盛り上がって気がつけば夜になっていました。

旅先の夜道を一人にするわけにはいかないと、丈は鐘子が泊まるホテルまで送ってくれるといいます。

丈は、風景専門のカメラマンでした。

彼は博多の夜景をバックに鐘子を撮影しようとします。

「私みたいなおばさん撮っても面白くないですよ」

丈は不思議に思います。

日本では、鐘子さんみたいな綺麗な人が自分をおばさんというのはどうして?

若いことが正義だと叩き込まれた日本人の悪い癖ですね。

「結婚してるから?でも、今は結婚してても恋愛しているんでしょう?」

丈は、日本に戻ってきて日本にはそういうスキャンダルが多くてびっくりしたといいます。

「なんて言うんだっけ?」

「不倫?」

「それ。」

丈は、鐘子を見つめて言います。

「あなたは全然おばさんなんかじゃないです。だから、僕と不倫しませんか?」

第1話からとんでもないパワーワードが出てきました。

若いイケメンが今日会ったばかりの人に不倫しませんか…とは!

だから違うんだってば!

鐘子は心の中で否定しますが、でもこの嘘のおかげで若いイケメンと話をすることができ、やっと恋愛ができるのかもしれないと思い直し、この3日間だけでも楽しむことにしました。

一方、葉子の方は両親と賢治さんと仲良く鍋を囲んでいましたが、赤ちゃんの話題になると葉子は無表情になってしまいました。

葉子はときどき暗い表情を見せます。

何か隠し事がありそうな予感がします。

あなたが綺麗で可愛いからだよ

丈に年齢を聞くと、25歳でした。

鐘子にとっては「7歳も下」ですが、丈にとっては「7歳しか違わない」です。

「なんで私なんかと不倫したいの?」

鐘子は聞かずにはいられませんでした。

「綺麗だから。あなたが綺麗で可愛いからだよ。他に理由なんてある?」

またしても飛び出してしまいました、キラーワード!!

宮沢氷魚さんのその色素の薄いルックスに加え、実際に自身も海外生活が長く、少したどたどしい日本語が非常にマッチしています。

丈の言葉にすっかりほだされた鐘子は、ホテルの自室に丈と入ります。

そして、いざ!という時に、丈に着信が入り一時中断。

その間こんなイケメンと一夜を過ごすチャンスはもう二度とないと思いつつ、正気ではいられない鐘子は日本酒をがぶ飲みしてしまい、そのまま寝てしまいました。

翌朝昨日の服のままで目覚めた鐘子。

一生の不覚!と後悔していると、朝ごはんを買ってきたという丈が戻ってきました。

「天気が良いから外で食べよう」

仲良く肩を並べて朝ごはんを食べていると、丈がこんな言葉を口にしました。

「なんだかドキドキするね。いよいよ不倫って感じがしてきた」

それを聞いた鐘子は、丈はきっと不倫がしてみたいだけなのだと受け取ります。

それならば、嘘をついて正解だったかもしれません。

「そういう遊びなんだ。純愛じゃないんだ」

鐘子はなんだかがっかりしてしまいます。

「じゃあ、ダメだ。好きになっちゃダメだ」

そう思った時点で恋は始まっているもの。

とっさについた嘘がこんなことになるとは。

でも、泣いても笑ってもタイムリミットはあと24時間。

鐘子は偽の不倫を楽しむことにしました。

ジョバンニとカンパネルラ

二人で観光をしている間、鐘子の口からはどんどん嘘の話が出てきます。

こんな才能があったのかと自分でも驚きを隠せません。

観光中の会話の中で、鐘子の両親が岩手出身だという話から、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の話題に及びました。

ジョバンニとカンパネルラという二人の少年が、銀河鉄道に乗って本当の幸せを探しに行く物語です。

丈は、自分は海外では“ジョー・バンノ”だから、ジョバンニと一字違いだとにこやかに語ります。

しかし、鐘子は内心穏やかではありません。

「待ってやめて。神様。そういうのいらないから。だって私…」

実は、鐘子の名前はカンパネルラから取られたものだったのです。

カンパネルラはイタリア語で『鐘』という意味です。

ジョバンニとカンパネルラ。

思わず運命を感じずにはいられませんよね。

博多最後の夜、二人は屋台で思いきり博多らしいものを楽しみました。

鐘子はこんな私が年下の男の子と笑って楽しく話せるなんてと、自分の知らない自分を発見していました。

「東京でがんじがらめになっていた私を解放してくれたのは、君。私のジョバンニ。」

鐘子はすっかり丈に夢中になっていました。

恋に落ちた鐘子(杏)

結婚記念日が近づいて、賢治さんがお店を予約してくれて幸せでいっぱいのはずが、ときどき暗い顔を見せる葉子。

今日は賢治さんが早く帰るので料理をしてくれると言います。

一度は「楽しみ!」と返した葉子でしたが、会社を出た彼女は「急な接待で遅くなる」と連絡をし、別の場所へ向かいました。

そこは、とあるボクシングジム。

リングの中ではピンク頭のイケメン(瀬戸利樹)がスパーリングをしていて、葉子の姿を見つけるなり満面の笑顔で手を振ってきました。

葉子とピンク頭の子がただならぬ関係であることは、一目瞭然です。

さて、鐘子と丈はいよいよ一夜を共にしようとしていました。

「お願い、指輪をはずして。今夜だけは僕のものになって」

そう言って丈は鐘子の左手の指輪をはずします。

翌朝、寝坊してしまった鐘子は丈より先にホテルを出ることになりました。

連絡先は、聞かない方がいいということにします。

「でもきっと僕は君を見つけるよ」

しかし、鐘子はそっけない態度で部屋を出てきてしまいます。

なぜなら、引き止めてくれるかと思ったのに、引き止められなかったのがショックだったからです。

しょんぼりしながら飛行機の席に着くと、左手に指輪がないことに気がつきます。

同時に葉子も左手薬指に何もないことに気がつきます。

「指輪がない!」

指輪は、丈の手の中にありました。

『偽装不倫』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

次回は早々に葉子の不倫が発覚し、鐘子がジタバタすることになりそうです。

近頃、ラブコメでもキザでベタなキラーワードを聞くことが多くなってきましたね。悪くないです。

というか、もう次回が待ち遠しいです!

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