ドラマ『ゲキカラドウ』第9話あらすじ・ネタバレ感想!アメリカ相手の営業に苦戦する猿川たちは、激辛バーガーに挑戦するが…

『ゲキカラドウ』

出典:『ゲキカラドウ』公式ページ

猿川(桐山照史)の働く飲料メーカー『ロンロン』が独占契約していた『タンタン遊園』が、アメリカの大手企業に買収され、それによって契約を見直すことに。

『ロンロン』にとって主力であるこの契約を、逃すわけには行きません。

タンタン遊園担当の山崎(森田甘路)は、クライアントの責任者・タナカ(山田純大)から「他社より優れている点はどこか」と聞かれても答えることができません。

プレゼンが上手く行かず、すっかり諦めモードの山崎を、猿川は『打倒アメリカ!』ということで、ハンバーガー屋に連れていきました。

そこで出会ったのは激辛グルメバーガー。

2人が“仕上がった”先で見つけた『ロンロン』の強味とは?

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ドラマ『ゲキカラドウ』前回第8話のあらすじと振り返り

猿川(桐山照史)は、後輩の亮介(中村嶺亜)から実は激辛が苦手だと告白されます。

しかし、飲み会で知り合った香澄(武田玲奈)が激辛好きのため、何とか克服したいと悩んでいました。

すると、秋山(前川泰之)がモテるための激辛道『モテカラドウ』を指南し始めます。

今回は、激辛四川料理とゲキカラドウ史上最辛のスーパーアラビアータが登場。

秋山の説く『モテカラドウ』とは、激辛に挑む男らしさと、ドキドキ感で吊り橋効果を期待するというものでした。

香澄とのデートで、頑張って激辛アラビアータを食べた亮介ですが、香澄には辛いものが苦手ということがバレてしまいます。

ですが、香澄は亮介に幻滅することなく、逆に勇気をもらったと言います。

結局、付き合うにはいたりませんでしたが、亮介は彼なりのゲキカラドウを見つけたのでした。

【ネタバレ】ドラマ『ゲキカラドウ』第9話あらすじ・感想


買収されたタンタン遊園

猿川(桐山照史)たち『ロンロン』の営業促進室メンバーは、独占契約を結んでいる遊園地『タンタン遊園』が、アメリカの大手企業『SPICY』に買収されたことを知らせる説明会に来ていました。

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独占契約を結んでいる『ロンロン』は、売上アップが期待されると喜んでいるのですが…。

よく見ると、周りにいるのはライバル会社の営業ばかり。

その時、『SPICY』のプロジェクトリーダー・タナカ(山田純大)から重大な発表がされました。

遊園地のリニューアルに際し、飲料メーカーの契約の見直しを図るため、2日に分けて選考会を行うと言うのです。

説明会の後、『タンタン遊園』の元社長が、タナカに『ロンロン』を引き続きよろしくとお願いしてくれましたが、タナカとしては契約に前向きではない様子でした。

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タナカは英語交じりの日本語を使って、偉そうな態度を取る人物です。

最大のミッション

『タンタン遊園』は、『ロンロン』にとって主力のクライアントです。

絶対に落とすわけにはいきません。

室長(平田満)は、何としても勝ち取ってくれと猿川と山崎(森田甘路)に命じました。

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秋山(前川泰之)は、万が一の時のために穴埋めできる新規契約の開拓に動きます。何だか大変な事態になっています。

相手が相手なだけに、及び腰になっている山崎。

猿川は、やってみないとわからないと山崎を鼓舞します。

「うちにも世界に誇る商品があるはずです!」

そして、プレゼン初日。

この日は、試飲会が開かれました。

山崎と猿川は、お茶などの主力商品を持ってプレゼンに挑みますが、山崎が緊張してしまい、上手くアピールできません。

「御社には、他社より優れている点はありますか?」

タナカにそう聞かれても、山崎は答えることができませんでした。

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それには、山崎のあるトラウマも関わっていたようです。

山崎のトラウマ

「人より優れているところを教えてくれないかな。今のところ一つもないんだけど」

山崎は、メジャーメーカー『ハッスルコーラ』の面接で、こう言われたことを思い出していました。

「仕方ない。もう諦めよう」

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まだ明日もあるのに、山崎は完全にお手上げ状態です。

山崎は、担当が自分な時点で、すでにメジャーな『ハッスルコーラ』に負けていると思っていました。

快活でおしゃれな『ハッスルコーラ』の営業マンより、良いところなんかないと言います。

「ありますよ!」

猿川はそう返したものの、すぐに出てきませんでした。

「勝てるところなんてないんだよ。ロンロンにも僕にも…」

すっかり落ち込んでしまった山崎。

その時、山崎のお腹が鳴り出します。

2人は、ご飯を食べに行くことにしました。

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こんな時でもお腹は減ります。特に山崎の場合は。

打倒!アメリカ

2人は『激辛ストリート』にやってきました。

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東京の港区・芝にある商店街では、激辛を推していて、各飲食店で激辛メニューを置いているのです。

そこで猿川は、グルメバーガーのお店を見つけました。

アメリカにやられて来た山崎は、そんな気分じゃないと言いますが、猿川は逆に食べてやろうということで、2人はハンバーガーを食べることにしました。

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芝公園駅の近くにある『MUNCH’S BARGER SHACK』というお店です。トランプ元大統領が来日した際に、ランチで出されたバーガーがあることで有名です。

2人は『ブットジョロキア チリチーズバーガー』と『ガンボスープ』を注文します。

山崎が調べたところによると、チリビーンズにジョロキアパウダーが振りかけられているのが激辛ポイントとのことで、他に辛い物は入ってなさそうでした。

アメリカンヒーローとジョロキアパウダー

「大したことなさそうですね」

猿川は、余裕の表情。

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そんなこと言って大丈夫でしょうか?「ジョロキア」には気をつけた方がいいような…。

ほどなくして、バーガーが運ばれてきました。

「アメリカや…」

大きな口で一口頬張ると、強烈な肉の衝撃が口の中に広がります。

ふわふわなパン、ジューシーなトマト、シャキシャキのレタス、濃厚なチーズ…その全てがまるでアメリカンヒーローとなって集結しています。

「すげぇ。これがアメリカか!」

ここで突然、猛烈な辛さが襲ってきました。

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ジョロキアパウダーのことを、すっかり忘れていたのです。

パウダーと聞いて、大したことなさそうと完全にナメていた猿川は、ジョロキアパウダーのパワーに押し負けそうになります。

「あかん、辛すぎる!!」

バーガーの主役

これは食べられないかもしれない…と、猿川の心が折れそうになった時、ふと山崎を見ると、彼は平気な顔をして美味しそうにバーガーを食べていました。

そして、アメリカンヒーローたちを一瞬で飲み込んでしまいます。

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すごく美味しそうな顔をして食べています!

山崎はすかさずもう一つ追加しました。

「こういう時でもお腹は空くんだね」

そんな山崎を見て、猿川は自分も負けられないと、再度激辛バーガーに挑みます。

「それにしても、ジョロキアパウダーはなんて存在感や…」

ただのパウダーにすぎないのに、ヒーローたちがかすむ強烈な個性を出しています。

猿川は、このバーガーの主役は間違いなくジョロキアパウダーだと確信しました。

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ジョロキアパウダー、気になります!

山崎の良いところ

アメリカンヒーローたちをお腹に収めた2人は、笑顔で店を出ます。

「仕上がった~!」

少し元気が出たと言う山崎に、猿川はこの調子で明日のプレゼンも頑張ろうと言いますが、山崎はそれとこれとは話が別だと、プレゼンに関してはまだ自信を持てていません。

猿川は、ジョロキアパウダーのように、強烈な個性があれば、目立つことができると山崎を説きます。

「山崎さんの良いところ、僕知ってました」

それは、どんな激辛のものでも美味しそうに食べるところです。

山崎は、あまりピンと来ていない様子。

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美味しそうに食べるのは特技です。自信もっていいですよ!

猿川は、そんな商品が『ロンロン』にもきっとあるはずだ、と思っていました。

子供のころから好きだったもの

その時、『ロンロン』の自販機が山崎の目に留まります。

山崎は子供のころから好きで、この自販機を見かけると必ず買ってしまうものがありました。

その商品について、猿川も同じことを思ってました。

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2人はハッと目を合わせます。何か思いついたようです。

翌日、2回目のプレゼンが始まりました。

タナカたちはまるで消化試合というように、『ロンロン』に興味を示していません。

山崎と猿川はその空気に負けず、『ロンロン』の人気商品『おもしろサイダーシリーズ』を紹介します。

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『おもしろサイダー』とは、カラフルな色をしたシソやミルクなどちょっと変わった味のするサイダーです。

タナカたちは、そんなジョークに付き合っている暇はないと鼻で笑いました。

「そんなもので喜ぶのは子供くらいだろう」

「それじゃダメですか?」

子供のために

『ロンロン』は、始めから子供向けにこのサイダーを紹介しました。

何故なら、『タンタン遊園』を支えてきたのは子供たち、新しいテーマパークを一番楽しみにしているのも子供たちだからです。

「ぜひ試飲をお願いします!」

しかし、試飲会は昨日だったとしてタナカは、それを拒否します。

山崎は、その場で子供のころから好きだったミルクサイダーを、一気飲みして見せました。

タナカは、こんな古臭いドリンクが世界で通用するわけがないと言いますが、アメリカ人の社長は違いました。

「面白いね。孫が喜びそうだ」

社長は、こういうオリジナリティを求めて、選考会を開いたのです。

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一発逆転!これはうまくいきそうですね!

個性は強み

『ロンロン』は無事『SPICY』と契約を結ぶことができました。

ただし独占契約ではなく、『ハッスルコーラ』も契約を取りつけているとのことです。

室長は、それでも大健闘したと満足そうな顔をしています。

「個性とは恥じるものではない。むしろ自信を持つべきものだ」

激辛のように、その他を圧倒する存在は、時に強みにもなります。

「促進室もそうありたいものだな」

猿川は、これだけ個性的なメンバーが集まる促進室なら、きっとなれると断言します。

部屋を見渡すと、牛丼をおやつに食べる人、美顔ローラーをかける人、携帯ゲームをしている人、鏡を眺めている人…。

「個性的過ぎますかね…?」

ドラマ『ゲキカラドウ』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は、猿川と山崎がプレゼン相手のアメリカを倒すべく、激辛グルメバーガーに挑みました。

激辛のもとは、ジョロキアパウダー。

『ジョロキア』と聞いただけで辛そうですが、猿川はパウダーだからとナメてかかり、先制パンチを食らってしまいました。

しかし、食べたおかげで、マッチョなヒーローたちよりも、その個性で目立つことができるのだということに気がつきます。

個性は、時として強みになるということを、気づかせてくれるお話でした。

他を圧倒するジョロキアパウダー、とても気になりますね!

さて、次回から最終章に突入です。

猿川はどのようなゲキカラドウを見つけることができるのでしょうか?

最後まで見届けましょう!

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