『ゲキカラドウ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!絶好調の猿川に良い気づきを与えた激辛料理の奥深さ

『ゲキカラドウ』第6話

出典:『ゲキカラドウ』公式ページ

飲料メーカー『ロンロン』東京支社 営業促進室で、ある日妻と喧嘩をして会社で寝泊りしていた谷岡室長(平田満)が、寝言で「ユカたん」と呟いたことからメンバーは不倫を疑い始めます。

その後、猿川(桐山照史)が室長から言われて営業に行った老舗銭湯の経営者は、なんと友香(朝加真由美)という名前でした。

大河内(泉里香)は、友香を室長の不倫相手と疑います。

友香はその見た目とは違う、激辛店主でした。

猿川は室長に連れられ、メキシコ料理屋に連れられ、そこで見た目とは違う激辛料理と出会うのでした。

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『ゲキカラドウ』前回第5話のあらすじと振り返り

突然残業がなくなったある日、猿川(桐山照史)は秋山(前川泰之)に連れられて『営業のトレーニング』と称してキャバクラへ。

次の日、秋山に命じられた猿川は営業に向かいますが、店長の牛島(板尾創路)に門前払いされてしまいます。

その後も猿川は店に通い攻略のヒントを探る中、牛島はナンバーワンのアカリ(水崎綾女)からアフターに誘われ、そこで連れて行かれたのは下町のお好み焼き屋。

猿川はそこでまさかの激辛お好み焼きと出会いました。

激辛お好み焼きとアカリの『自分の常識を疑え』という言葉によって“仕上がった”猿川は、酒ではなくお茶を店に勧めることで契約にこぎつけることができました。

このまま10辛まで行く!と張り切る猿川ですが、室長はそうは思っていないようです。

次なるゲキカラドウはどんな道になるでしょうか?

【ネタバレ】『ゲキカラドウ』第6話あらすじ・感想


「ユカたん」

飲料メーカー『ロンロン』東京支社 営業促進室の営業マン猿川(桐山照史)は、近頃絶好調。

辛口のクライアントを次々と新規開拓をしていました。

「新規開拓のコツ、掴んだかも」

moyoko

調子に乗りやすい猿川ですから、少し心配です。大丈夫でしょうか?

谷岡室長(平田満)に報告をしようとすると、室長の姿が見えません。

よく見ると、室長は床で寝ていました。

なんでも奥さんと喧嘩をしたらしく、会社に泊まったと言うのです。

その時、室長が寝言を呟きます。

「ユカたん…」

室長が不倫!?

室長がまさかの寝言で女性の名前を言ったのです。

しかし、室長の奥さんの名前は『一美』のはず。

moyoko

それでは「ユカたん」とは誰のことでしょうか?

大河内(泉里香)は、室長の不倫相手に違いないと断定しました。

そんな話をしていると、室長が目を覚まします。

そして、起きるなり猿川に『別腹編』と言って新しいミッションを言い渡しました。

猿川はさっそく大河内と共に営業に向かいます。

相手は老舗銭湯の経営者。

資料を見ると『磯部友香』という名前です。

moyoko

まさか不倫相手でしょうか!?

辛口銭湯

もしその経営者が不倫相手だとして、なぜ自分たちを行かせるのか、猿川は不思議に思いました。

「ドMなのよ」

大河内によれば、激辛好きの男性は9割9分ドMであるから、部下を営業に行かせてスリルを楽しんでいるのだということです。

moyoko

激辛好きはドMだということはわかりますが、本当にそういう理由なのでしょうか?

近頃絶好調の猿川は、「余裕余裕」と言いながら正面突破することにしました。

まずは、相手の懐に入るためにお風呂をいただくことに。

moyoko

掃除が行き届いた広いお風呂は、とても気持ちよさそうです!

2人は風呂上がりに、牛乳以外のものを置いてみないかと営業をかけます。

「自分にお疲れ様の一杯が欲しい人もいると思うんです」

しかし、江戸時代から240年続いてきたこの銭湯では昔ながらということにこだわっていて、牛乳以外は置かないことにしていると断られてしまいました。

moyoko

猿川たちが去った後、友香さんは室長に電話をかけていました。やはり何らかの関係があるようです!

景気づけのメキシコ料理

無双状態を誇っていた猿川は、話さえ聞いてもらえず『大爆死』したことですっかり落ち込んでしまいました。

室長は、そんな猿川をとあるメキシコ料理店に連れて行きます。

moyoko

今回2人が訪れたのは、東京・四谷にある『エルアルボル』というお店です。どんな料理が出てくるでしょうか?

「メキシコ料理って、初めて食べます!」

猿川にとって、初メキシコ料理となったのはビーフタコスと煮込みです。

「最近頑張ってるからな。しっかり食べてパワーをつけるんだ」

室長は静かに瓶ビールを飲んでいます。

猿川はトルティーヤに辛いソースをつけ、肉と野菜を挟んでパクリ。

煮込みもよく煮込まれていて、いくらでも食べられそうです。

猿川は、自分が辛い物が得意になったように思いました。

moyoko

そうは問屋がおろさないのが『ゲキカラドウ』ですよね…。

悪魔の実・ハバネロ

次に運ばれて来たのは、プチトマトのような野菜の肉詰めと、エビとマッシュルームのグリルです。

どちらも美味しそうですが、猿川はまずトマトの肉詰めの方を食べてみます。

中にはひき肉の他にチーズも入っていて、ジューシーさが口に広がります。

その時、「辛っっっっっ!」

もはや、『辛い』という日本語ではおさまりきらないほどの辛味が猿川の口内を襲います。

猿川はもう一つの料理で紛らわすことにしました。

moyoko

エビの方も絶対辛いですよ?

「どうだ?ハバネロは」

moyoko

トマトだと思った赤い実は、世界一辛いとも言われたハバネロだったのです。室長の薄い笑みが恐ろしいです。

案の定、エビのグリルにも唐辛子の赤いのがちりばめられていました。
猿川は、一瞬ハバネロ色の三途の川が見えたと思うぐらい衝撃を受けました。

猿川(桐山照史)の敗北

「猿川くん、慢心だな」

余裕で食べられると油断した時から、猿川の敗北は決まっていたと室長は言います。

「激辛は見かけによらない。学校で習わなかったか?」

moyoko

どこの学校ですか…?

室長は続けます。

激辛料理とは、いつも真剣勝負でなければならない。

己とハバネロと対話をした時、相手をみくびった瞬間ハバネロは牙をむくのだと。

「私だって油断すれば寝首をかかれることもある」

moyoko

さすがの室長もハバネロ相手では辛そうにしています。恐るべしハバネロ!

室長はおもむろに飲み物を頼みました。

猿川は、さすがの室長もここでは水分補給をするのだと思いましたが、やってきたのはなんとハバネロ入りのテキーラでした。

激辛ボーナスタイム

室長はテキーラでさらに自分を追い込み、辛いものを食べていなくても舌がジンジンすることを『激辛ボーナスタイム』と呼んで堪能しています。

「至福の時だ」

moyoko

ここまで来ると、完全に変態ですね…。

そして、室長は唐辛子の歴史について話し出します。

唐辛子の発祥の地は実はメキシコ。

人々は9000年も前から唐辛子を栽培していたということです。

そしてハバネロは果実以外は辛くないため、とても繊細で作るのが難しいとのこと。

先人たちは、それを大事に育ててバトンを繋いで来たのです。

室長は、猿川にその歴史まで味わえと言います。

moyoko

そう言われたら、食べるしかないですね!

赤船来航

猿川は、トルティーヤを取り出し、ハバネロの肉詰めを挟みます。

辛さより先にやってくるのはひき肉とチーズのうま味ですが、油断をすると辛さがウサイン・ボルト並みの全力疾走をしてくるので気をつけなければいけません。

でも、突き刺すような辛味とひき肉とチーズのうま味が相まった『辛旨さ』が後を引きます。

エビもトルティーヤで巻きます。

思わず先ほど出された牛乳に手を伸ばしたくなりますが、ここは我慢。

メキシコから太平洋を抜けてやってきた黒船ならぬ『赤船』が口の中に来航しています。

moyoko

猿川も室長のようにうまいことを言い出しました。

そして、それをハバネロテキーラで流すと激辛ボーナスタイムに突入です。

食事後、店を出た猿川に仕上がりの風が吹き抜けます。

「きっと、メキシコからの風だな」

再び銭湯へ

翌日から、猿川は銭湯についての勉強をはじめました。

「気づいたんだ。激辛も銭湯も一緒だって」

大河内は全く意味がわかりません。

その後、再び2人で銭湯を訪れます。

そして猿川は、銭湯の歴史を調べた上で、かつて江戸時代は銭湯はお茶を飲んだりお菓子を食べたりする憩いの場だったことを知り、この銭湯にもその活気を取り戻そうと提案をしました。

「一番大切な歴史を守るために、攻めの変化が必要だと思うんです」

友香は、その話を微笑みながら聞いていました。

手ごたえがあったかと思いましたが、彼女の口からは意外な言葉が出てきました。

「ただ、少し遅かったわね」

友香は今月いっぱいで銭湯を閉めることに決めていると言うのです。

moyoko

時すでに遅し!というわけですね。

ご先祖様へ

240年続いてきたこの銭湯も年々客足が遠のいてきてしまい、自分の代で終わらせることにした友香は「ご先祖様になんと言えばいいのか」と目を伏せます。

「何も言わなくていいんじゃないですか?」

猿川は笑顔で言います。

前回風呂に入った時、猿川は長い歴史があるのに浴場がピカピカなことに注目していました。

それは、友香がここを大事に繋いで来たからに違いありません。

「この銭湯を見て、ご先祖様もきっと喜んでいると思いますよ」

友香は笑顔になり、自分へお疲れ様の一杯を飲みたいと、猿川がおすすめするタピオカミルクティーを手に取りました。

すると、どこからともなく拍手の音が聞こえます。

振り向くと、室長がやってきていました。

moyoko

いちいちドラマチックな表現をする室長です。

完熟・猿川(桐山照史)

「猿川くん、熟したな」

「唐辛子は熟せば熟すほど辛くなる。いわば今の猿川は完熟状態だ」と室長は言いますが、猿川の頭の上には「?」が飛んでいます。

moyoko

要するに、室長は『成長した』と言いたいのです。

室長は、実は最近猿川の慢心が目に余ったので、友香に一芝居打ってもらったと言います。

「ええ~~~~!!」

さらに、友香は『ゆか』ではなく『ともか』だということが判明し、もちろん室長の不倫相手でもなんでもありませんでした。

室長が『ユカたん』と言ったのは、唐辛子発祥の地・メキシコのユカタン半島のことでした。

moyoko

一体、どんな夢を見ていたのか気になりますね。

でも、銭湯が閉まってしまうのは本当のことです。

「どんなに辛い唐辛子も、人生の世知辛さには敵わないってことか」

猿川はそんな室長の上手いこと言ってる感をよそに、ゲキカラドウはまだ道半ば、ドラマで言ったら第6話くらいだとフンドシを締めなおしたのでした。

『ゲキカラドウ』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は別腹編ということで、調子に乗っていた猿川を注意するため、とうとう唐辛子そのものの料理が登場しました。

見た目はプチトマトのようなソレは、あの室長でも「辛い」というハバネロでした。

猿川はその激辛料理によって歴史を重んじることと、『激辛は見かけによらない』という気づきを得ました。

それにしても辛そうな料理でした!

でも、ビーフタコスはとっても美味しそうでした。

次回は激辛ブテチゲが登場します。

どんな激辛が猿川を襲うのか、楽しみです!

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