ドラマ『ゲキカラドウ』第10話あらすじ・ネタバレ感想!成績が悪い亮介を、猿川は育てようとするが…

『ゲキカラドウ』

出典:『ゲキカラドウ』公式ページ

飲料メーカー『ロンロン』では、そろそろ人事異動の時期です。

営業促進室のメンバーから亮介(中村嶺亜)の成績が悪いと聞き、谷岡室長(平田満)からは後輩を育てるようにと言われた猿川(桐山照史)は、一緒に営業に行こうと亮介を誘います。

そして、老舗料亭へ飛び込みの営業に向かいますが、女将(松下由樹)に追い返されてしまいます。

それなのに平然としている亮介に、猿川は思わず怒ってしまいます。

その夜、仕事終わりに猿川は亮介を飲みにつれて行きました。

そこで出てきた激辛わさび丼を、涙を浮かべながら食べる2人。

ここで猿川が亮介に伝えたかったこととは?

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ドラマ『ゲキカラドウ』前回第9話のあらすじと振り返り

猿川(桐山照史)の働く飲料メーカー『ロンロン』が独占契約していた『タンタン遊園』が、アメリカの大手企業に買収されてしまい、契約が見直されることに。

『ロンロン』にとって主力であるこの契約を、逃すわけにはいきません。

タンタン遊園担当の山崎(森田甘路)は、クライアントの責任者タナカ(山田純大)から「他社より優れている点はどこか」と聞かれても、答えることができません。

プレゼンが上手く行かずにすっかり諦めモードの山崎を、猿川は「打倒アメリカ!」ということでハンバーガー屋に連れていきました。

そこで出会ったのは激辛グルメバーガー。

2人が“仕上がった”先で見つけた『ロンロン』の強味。

それは、子供が喜ぶ独創性でした。

おかげで『ロンロン』は独占ではないものの、契約を継続することができたのでした。

【ネタバレ】ドラマ『ゲキカラドウ』第10話あらすじ・感想


亮介の成績

ある日、秋山(前川泰之)がタブレットを見つめてため息をつきます。

「亮介の成績が悪すぎるな…」

秋山は、このままだとみんなで一緒に働けなくなるかもしれないと言います。

「成績を上げるしかないな」

もう月末なので、今月中に結果を出さないといけないと大河内(泉里香)も言いました。

「そうじゃないと亮介はジ・エンドだ」

それを聞いて大慌ての猿川。

moyoko

亮介がクビになってしまうということでしょうか!?

そんな時、谷岡室長(平田満)が猿川を別室に呼びました。

近々、人事異動があるから話そうと思ったと言うのです。

後輩を育てろ

「組織にとって、一番大事なことは何かわかるか?」

猿川は、こういう切り出し方をする時の室長は、ゲキカラドウの話をしているのだと思い込み、みんなでチゲ鍋を囲むことだと答えました。

しかし、今はそういう話じゃないと言われます。

moyoko

珍しく、真っ当な話のようです。

室長は、一番大事なことは後輩を育てることだと言いました。

これまで会社が続いてきたのは、人が育ってきたからこそ。

そんな自分を支えてくれる存在を育てるのが大事だと言うのです。

猿川は、大学時代に引退する応援団の先輩に言われたことを思い出しました。

「先輩じゃなくて後輩を見ろ!最後に救ってくれるのは後輩やからな」

moyoko

室長と先輩は、奇しくも同じことを猿川に伝えました。

激辛老舗料亭

猿川は、さっそく亮介を営業に誘います。

やってきたのは、明治時代から続く老舗料亭「栃木家」。

最近、女将が変わって新規の業者を探しているとのことで、飛び込み営業に来たのです。

moyoko

いかにも激辛度が高そうな、敷居の高いお店です!

猿川たちはまず、店の手伝いをして相手の懐に入る作戦に出ました。

女将(松下由樹)は、すぐに2人が営業マンだと見抜きますが、手伝ってくれたからと話を聞いてくれることになりました。

猿川は亮介を先頭に立たせ、ウーロン茶のプレゼンをさせます。

しかし、亮介は資料をそのまま読むだけで、まともにプレゼンをすることができませんでした。

女将は、資料の言葉ではなく自分の言葉で教えて欲しいと言います。

「このウーロン茶を仕入れるとどんな未来が描けるのか、あなたの頭の中を教えて」

moyoko

これは、亮介にとっては大変ハードルが高そうです!

それでいいのか!?

女将に突っ込まれた亮介は、当然うまく答えることができません。

まともに営業ができないまま、2人は追い返されてしまいました。

促進室に帰った亮介は、わかりやすくうつむいています。

moyoko

さすがの亮介もショックだったのでしょうか?

猿川が心配して慰めようとすると、亮介は顔を上げました。

「あ~枯れちゃった~!」

実は、亮介は落ち込んでうつむいていたのではなく、大河内から教えてもらったという唐辛子育成ゲームをしていただけでした。

moyoko

やはり、亮介は亮介でした。

営業を失敗したことについては、ご縁がなかったと平然としています。

亮介は、別に仕事で好成績を取りたいと思っていませんし、まずまずで良いと思っているのです。

「何でそんな平然としてられんねん。何のために仕事してんねん!」

猿川は、おもわず亮介を怒鳴ってしまいました。

自分で気づくしかない

猿川は、亮介がどうしたら仕事に愛情を持つようになるだろうかと考え込みます。

moyoko

逆に、猿川の方が落ち込んでしまいましたね。

山崎(森田甘路)は、自分で気がつくしかないと言います。

続けて山崎は、谷岡室長もよく「激辛の良さは自分で気づくしかない」と言っていると言いました。

「周りはきっかけを与えるしかない。でも、きっかけは与えられる」

moyoko

室長は、そうやって見どころのある人をゲキカラドウに引き込んでいるのです。ということは、亮介も見どころがあるということですよね。

猿川は、その夜に亮介を飲みに誘います。

やってきたのは、住宅街の中にある小さな居酒屋。

moyoko

東京・新宿区牛込柳町にある『つず』というお店です。店構えだけで美味しそうです。

猿川が転勤したばかりの頃、室長に連れてこられてから、ちょくちょく通っているお店だということでした。

入社の理由

2人はまずビールで乾杯し、『まぐろの背びれ焼き』『ポテトサラダ』『玉子焼き』『あなご煮』などをいただきます。

moyoko

玉子焼きは中にいくらが入っています。どんなものか気になりますね!

猿川は、亮介が何故『ロンロン』に入ったのか聞いてみます。

亮介は、コネで入社できたと答えました。

もちろん、営業促進室を希望したのではなく、もっとゆるい部署希望だったとのことです。

「でも、マイペースでやれるので居心地はいいっす」

moyoko

さすが亮介。肝が据わっていますね。

猿川が入社した理由は、本気で頑張っている人を飲み物で応援したいからです。

特に理由もなく入社した亮介には、猿川の熱さにあまりピンと来なかったようでした。

その時、「わさびめし」が運ばれてきました。

moyoko

窯炊きのご飯に、北海道の白い山わさびが添えられています。

涙のわさびめし

2人はご飯に山わさびを混ぜ、醤油をたらして海苔をちらします。

「この見た目なら、そこまで辛くなさそうっすね」

亮介は、そう言ってご飯を頬張ります。

すると、ツンとした辛さが鼻を突きぬけ、亮介は顔をしかめました。

猿川は、鼻で息を吸って上を向き、口で息を吐くように教えます。

moyoko

なるほど、これがわさびの辛味を抑える方法なんですね。

辛さに弱い亮介はその辛さに驚きますが、わさびめしの美味しさに感動しました。

猿川もご飯を頬張りながら目に涙をためています。

猿川は、この涙のために店に通っていると言っても過言ではないと言います。

本気には本気で返す

猿川が大学1年生の夏。

応援団に入って初めて野球の試合の応援に出たものの、あまりの暑さに途中から勝ち負けは関係なくなり、猿川は早く試合が終わって欲しいと思いながら応援していました。

しかし、試合後に野球部のキャプテンから試合に負けたことを謝られたのです。

全く頑張っていなかった自分が、本気で頑張っていたキャプテンに謝られたことで、反省した猿川は本気には本気で答えないといけないと考え始めました。

「この店で涙を流すと、あの時のことを思い出すんだ」

「なんか、青春っすね」

moyoko

コメントが軽いですね(笑)

自分なりの正解

わさびで涙が出るのは、辛み成分が鼻に抜けて涙腺を刺激されるからです。

涙は、人の感情を刺激されても出ます。

理由は人それぞれですが、本気の自分を見つけた時に人は涙をするのだと、猿川は語りました。

「僕にもそういうの見つかりますかね…」

「きっと見つかる」

ただ、正解は人それぞれです。

亮介には亮介なりの正解があると、猿川は伝えました。

店を出た2人。

仕上がったのは猿川だけでした。

「自分の正解を見つけないと、仕上がりません!」

亮介は明日『栃木家』で会おうと、猿川に言い残して帰っていきました。

moyoko

亮介も、少し本気を出したみたいですね。

亮介の本気

亮介と猿川は再び栃木家を訪れました。

従業員は女将には時間がないと追い返そうとしますが、亮介の本気の目を見た女将は、断るわけにいかないと再び話を聞いてくれることになりました。

亮介は、まずウーロン茶の歴史からこんこんと話し始めます。

それから、やっと『ロンロン』のウーロン茶の説明を始めました。

黙って聞いていた女将は、亮介が話し終わったのを見て拍手を送ります。

moyoko

あれ?女将には亮のプレゼンが響いたのでしょうか?

「こんなに伝わらない話は初めて」

moyoko

あ、やっぱり…。

「ただ、あなたみたいに本気で来る子嫌いじゃないわ」

女将も、昔は余計なことを言って、よくお客さんを怒らせていたと言います。

でも、女将はなりふり構わずに本気で話すからこそ、人の気持ちを掴めるのだと思っていました。

女将は、また今度話を聞いてくれることになりました。

moyoko

亮介の本気が伝わって良かったですね!

一緒に働けないワケ

亮介が本気を出してくれたおかげで、猿川は何とか異動は避けられるかもしれないと胸をなでおろします。

今日も亮介はスマホを見ています。

「ゆまパイセン、今週成績良すぎですよ!」

「あんたが悪すぎるのよ。すぐに枯らすんだもん」

moyoko

枯らす…?

何と、猿川以外のメンバーは同じ唐辛子育成ゲームをしており、成績が悪すぎる亮介は、同じ農場で働けなくなるというのです。

moyoko

秋山が「一緒に働けなくなる」と言っていたのは、ゲームの中のことでした。

「ええ~!」

自分の焦りが杞憂だったことに猿川が驚いたのはもちろんですが、そもそも自分だけこのゲームに招待されていなかったことにショックを受けるのでした。

その頃、室長は誰かに電話をかけ、「成長が著しい」と報告をしています…。

ドラマ『ゲキカラドウ』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

営業促進室でちゃらんぽらんにしている亮介の成績が悪いと聞いて、異動させられると焦った猿川は、急いで亮介を育てることにします。

猿川の本気を見て、亮介も一念発起して激辛な料亭に挑んでいきました。

しかし、成績が悪いというのはオンラインゲームの話…。

結局は、猿川の杞憂に終わったわけですが、そのおかげで亮介がさらに成長できそうで良かったですね。

成長といえば、室長が誰かに電話をしていました。

おそらく猿川のことを報告したのだと思いますが、これから猿川にどんな未来が待ち受けているのでしょうか?

最終回目前の次回は、室長の家で激辛ホームパーティーが開かれます!

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